【秋季県予選】日大三島の右腕・山本詠太 投手転向1カ月で堂々の好投!
秋季高校野球県予選3日目は裾野球場へ。第3試合は日大三島が星陵を12対2(6回コールド)で下しました。
チームを救ったのは、新エースとして名乗りを上げる山本詠太(2年)です。初回のピンチで緊急登板し、犠飛による1失点に抑えると、2回以降は無失点の好投。「今日はあまり自分のピッチングができなかった」と反省も、リズム良く投げて攻撃の流れを呼び込みました。
山本が本格的に投手となったのは約1カ月前。北浜中時代は内野手で、3年夏の「浜松選抜」では1番ショートとして活躍しました。それが今は背番号「1」を背負い、堂々とマウンドに立つ姿が印象的です。公式戦初登板となった沼津商との初戦では完封。その試合では自己最速となる139キロを計測しました。一方で本人が自信を持つのは変化球で、どの球種でもストライクを取れるのが強みです。「秋は勝ち上がる中で140キロ中盤までスピードを上げていきたい」と意気込みます。タイプは違えど、先輩・小川秋月の最速(148キロ)に近づけば、変化球もより効果を発揮するでしょう。
永田裕治監督によると、50m走は5.8秒で駆け抜けるとのこと。身長178センチ、体重65キロとバランスの良い体型に加え、身体能力の高さを考えると、投げるごとに球速が増していくイメージが持てます。さらに制球力やフィールディングの良さ、相手との駆け引きの上手さも兼ね備え、勝てる要素を数多く持つ投手です。
気持ちの面でも変化があり、今は野手ではなく投手一本で勝負すると決意しました。「1番は誰にも渡したくない。1人で試合を作れる投手になりたい」と県大会に向けて誓ってくれました。(編集部・栗山)
<写真/山本詠太(日大三島)>
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