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2025年8月 4日 (月)

悔しさをバネに、北陸の舞台で輝く――富山国際大・佐野淳之介(星陵出身)の覚醒

 今年6月の全日本大学選手権で、北陸リーグの強豪・福井工大が準優勝を果たしました。その同じリーグに所属し、この春、1部に昇格した富山国際大で活躍する県出身選手がいるという情報を聞きつけ、先日、本人に会ってきました。

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08041_20250804185701  星陵出身の佐野淳之介(4年)。「富士シニア」では控え捕手で、高校は3年夏に一塁手のレギュラーとして出場しましたが、初戦でコールド負け。自身も3打数0安打に終わる。「夏前にファーストの選手がケガをして、その穴埋めで出た感じで。他の選手と比べたら、大したことのない選手だったと思います」と振り返る。
 大学でプレーを続けたいと思ったのには2つの理由があった。1つは父・康太朗さんの存在。野球を始めたときから、「大学野球は華がある。そこでやる姿を見たい」と言われ、心に刷り込まれていた。もう1つは、高校野球をやり切れなかったという悔しさだった。「だから大学ではとにかく試合に出たいと思い、父と一緒に全国の大学を探しました」。全国各リーグにおいて、1部と2部を行き来しているチームに照準を定め、ピタリと当てはまったのが富山国際大だった。
 大学入学後は1年春からリーグ戦に出場。その年の秋からレギュラー捕手としてマスクをかぶってきた。この3年半での一番の成長ポイントは肩だ。キャッチボールから低い送球を意識し、風呂場では桶を使ってスナップを強くして、2塁送球タイムは1.9秒台まで上がった。「自分はずば抜けているものがないのですが、スローイングでもバント処理でも、無駄なミスが少ないことが持ち味だと思います」。
 さらに打撃面も飛躍した。この春は打率.400をマーク。金沢工業大とのプレーオフでは1対2で負けていた9回裏、二死から同点に繋げる二塁打を放ち、その後の入れ替え戦(対富山大)でも安打を量産した。
08042_20250804185901   その活躍が評価され、北陸大学野球連盟選抜に選出された。7月6日に行われた北陸地区社会人選抜選手との「第14回北陸アマチュア野球オールスター戦」に出場。安打も記録する一方で、「1部の選手は三振するにしてもスイングが速いし、レベルの違いを感じました」と刺激を受けた。
 5季ぶりとなる1部昇格。秋のリーグ戦に向けて、こう意気込みを語る。「大学で野球を続けて本当に良かったです。何より楽しかったです。秋はその積み重ねてきたすべてを出して、ベストナインを狙います。もちろん、福井工大にも勝ちたいです」。
 野球人生の集大成と位置付ける秋が、もうすぐ始まる。

◆佐野淳之介(さの・じゅんのすけ)
2004年2月12日生まれ、静岡県静岡市出身。小学2年で野球を始め、4年時から「焼津リトル」に所属。中学時代は「富士シニア」でプレーした。星陵では3年夏に背番号3。大学入学後、1年春からリーグ戦に出場し、今春は2部の敢闘賞を獲得した。169cm63kg、右投右打。

※プレー写真=本人提供

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