常葉大静岡キャンパス・漢人琉登 場外弾で見せた開花の証
昨日は大学野球・静岡リーグへ。松前球場で行われた上位4校の戦いも気になりましたが、どうしてもチェックしたい選手がいて、浜岡球場に足を運びました。お目当ては、春のリーグ戦で本塁打王に輝いた常葉大静岡キャンパスの漢人琉登(3年)です。 この日は第1打席でレフト前安打を放ち、第3打席では打球が風に乗ってぐんぐん伸び、なんと浜岡球場の場外へ消えていきました。今シーズン2本目の特大アーチです。そして、第5打席はセンター前安打。身長180センチ体重70キロとまだ細身ながら、スイングスピードの速さは圧巻。トップでの「間」や、見逃し方にもセンスを感じます。
漢人は「菊川ボーイズ」から常葉大菊川へ進学。しかし、層の厚いチームで3年夏はベンチ外に。それでも高校通算10本塁打を記録しているのは驚きです。大学入学後は週2回の限られた練習環境の中で打撃を磨き、今年ついに実力が開花しました。「高校のときに教わった、内転筋を使って打つことを意識してやってきました。今はボールがよく見えています」と本人が話すように、下半身での爆発力が上半身に伝わっている振りです。
増田達樹監督も「今まで見てきた中で別格の選手。欲を持って取り組めば、上のステージを狙える」と期待を寄せる原石です。8月には県選抜の一員としてくふうハヤテとの交流戦にも出場。結果は2打数無安打でしたが、「レベルの高いピッチャーと対戦できていい経験になった」と刺激を受けました。
同じスラッガーとして注目される静岡産業大の渡邉笑生は、昨日の試合で1試合2本塁打を放ち、今シーズン通算3本に。2季連続で本塁打王を狙う漢人が、残り4試合でどんな一発を見せてくれるのか。ここから先、トレーニング次第でさらに高みを目指せる漢人からも目が離せません。(編集部・栗山)
<写真/場外本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する漢人琉登(常葉大静岡キャンパス)>
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