ドラフト直前企画③ オイスカ浜松国際・大橋令和/覚醒期待の快速ショート
いよいよドラフト会議まで1週間。志望届を提出した静岡関連の注目ドラフト候補を紹介する企画。第3回はオイスカ浜松国際の大橋令和選手です。
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運命の瞬間が近づき、「緊張しています」と顔はこわばる。だが一旦グランドでの練習に加わると、途端に楽しそうに動き回る。 明らかに夏よりも動きが洗練されていた。シートノックでは打球に素早く追いつき、軽く投げたように見えても球は一直線に一塁へ伸びていく。「夏大のときにエラーしてしまったので、ゴロ捕りの基礎からやってきました」
プロ9球団が集結した夏の初戦。初回から足がつりかけ、内野安打の1本のみに終わった。進路をプロ一本に絞り、2日後から練習を再開。体力不足を補うため、トレーニングに加えて食事量を増やし、体重を約5キロ増やした。
魅力は何と言っても身体能力の高さ。特に50メートル5.9秒で駆け抜ける脚力には誰もが目を奪われる。永井浩二監督は「体にバネがあって、ショートはもちろん、外野だってできるし、キャッチャーをやってもピカイチ」と、そのポテンシャルを高く評価する。
調査書が届いているのは3球団。プロの世界に入ってどのように覚醒していくのか。行く末を見届けたくなる原石だ。
■大橋令和[おおはし・れお]
2007年7月2日生まれ、静岡県焼津市出身。小学2年時に「和田野球少年団」に入団する。和田中では投手、捕手、遊撃をこなし、3年時に「焼津選抜」に選出された。高校入学後、1年夏から遊撃のレギュラー。走攻守の三拍子が揃い、今春からプロが注目する存在となった。177cm74kg、右投右打。
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コメント
頑張って大橋君✊❕
投稿: | 2025年10月18日 (土) 13時28分