« 【秋季県大会】聖隷クリストファーが3季連続優勝! | トップページ | ドラフト直前企画② 掛川西・石川大峨/逆境を乗り越えた長距離砲 »

2025年10月 6日 (月)

静岡産業大・山口真弥がリベンジ完投!

 大学野球の静岡リーグは春に続き、秋も日大国際関係学部が優勝を飾りました。2位までが10月17日から草薙球場で開催される東海地区大会へ出場。静岡産業大と東海大静岡キャンパスが11勝3敗で並んだため、8日にプレーオフが行われます(草薙球場)。

10061

 王者・日大国際関係学部に昨日、初黒星をつけたのが静岡産業大。1年生左腕の山口真弥が気迫の投球で4失点完投を飾りました。春のリーグ戦で新人王を獲得したものの、この秋は決して状態が良くありませんでした。前日の試合では9回のピンチの場面でマウンドへ上がり、サヨナラ犠飛で敗戦。その瞬間、日大国際関係学部の優勝が決まりました。
 「やり返したかった」と臨んだ昨日の試合。130キロ台のストレートと変化球を駆使して5回まで1失点。6回に3点を失いましたが、そこからズルズル崩れないのも山口の長所。9回に最後の打者を打ち取ると、渾身のガッツポーズで喜びを表現していました。球速はこの日、自己最速の138キロを計測。「今シーズン中には140キロを出したいですね」と笑っていましたが、山口にはその球速数字では測れないスピード感があり、打者はとらえたと思っても外野の頭を越えていきません。球の出どころの見づらさ、手元でのキレが最大の武器です。
 一方、日大国際関係学部で存在感を発揮したのが「1番・センター」で出場した石川蒼(3年)。軽くセンター方向中心に弾き返して3安打を放ち、3盗塁を決める俊足を披露しました。東海地区大会での活躍も楽しみです!(編集部・栗山)

<写真/静岡産業大・山口真弥(左)は完投勝利を飾り、勝ち越し本塁打を放った渡邉笑生(右)とハイタッチを交わす>

|

« 【秋季県大会】聖隷クリストファーが3季連続優勝! | トップページ | ドラフト直前企画② 掛川西・石川大峨/逆境を乗り越えた長距離砲 »

大学野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【秋季県大会】聖隷クリストファーが3季連続優勝! | トップページ | ドラフト直前企画② 掛川西・石川大峨/逆境を乗り越えた長距離砲 »