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2026年3月

2026年3月30日 (月)

磐田東、明秀日立と練習試合で熱戦!

 今日は磐田東と昨夏の甲子園出場校・明秀日立(茨城)との練習試合を取材しました。

【30日・磐田東グラウンド】
明秀日立 7-6 磐田東(7回制)

03301_20260330184301  磐田東は序盤に7点のリードを許しましたが、流れを変えたのは2番手で登板した板橋一心(新2年)でした。最速121キロながら、スライダー、チェンジアップを巧みに操り、5イニングを無失点に抑える好投を披露しました。栃木・小山ボーイズ出身で、兄が盛岡大附(岩手)でプレーしていた縁から赤堀佳敬監督に誘われて磐田東へ。もともとは野手として入学しましたが、昨年秋から投手に転向。冬の期間に球質と制球力を磨き、右スリークオーターから丁寧に投げ込むスタイルが光っています。
 今春の県予選では浜松北との県代表決定戦に先発し、4回2/3を無失点。「今日は自信になりました。春は県優勝を目指していきたいです」と力強く話してくれました。
03302_20260330184501  一方、打線は新2年生を中心に、この冬で体が全体的に一回り以上大きくなった印象です。6回には4点を奪い返し、1点差まで詰め寄りました。反撃の口火を切ったのは4番・駒橋一吹(新2年)。迫力のあるスイングからレフト方向へ二塁打を放ち、パンチ力のある長距離砲として今後も注目したい存在です。(編集部・栗山)

<写真/上から板橋一心、駒橋一吹(ともに磐田東)>

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2026年3月29日 (日)

【春季高校野球】県大会出場の39チームが決定 静岡市立・小西が目覚めの一発!

 春季高校野球は県大会出場の39チームが決まりました。

知徳/富士市立/三島北/沼津東/加藤学園/富士宮西/日大三島/富士/常葉大橘/静岡/清水桜が丘/藤枝明誠/静岡商/静清/藤枝東/駿河総合/磐田南/袋井/浜松日体/磐田東/浜松商/掛川西/掛川東/聖隷クリストファー/浜松学院興誠/常葉大菊川/沼津商/飛龍/富士宮北/桐陽/焼津中央/島田樟誠/東海大静岡翔洋/静岡市立/島田工/浜松工/浜松開誠館/遠江総合/浜松大平台


 

03291_20260329185601  草薙球場では静岡市立が静岡学園を下し、敗者復活から県大会出場を決めました。
 2点を先制し、1点差に迫られた4回、1死から注目スラッガー・小西祐大に待望の一発が飛び出します。カウント3-2から真ん中高めのストレートを完璧に捉え、レフト方向へ。打球はグングンと伸び、スタンドイン。これが公式戦初本塁打で、高校通算4本目です。
 前日の駿河総合との県大会出場をかけた試合では、自らのミスが敗戦に直結。「キャプテンとして切り替えないといけない」と言い聞かせ、きょうの試合に臨んだといいます。「今までは『打ちたい、打ちたい』と気持ちが先走り、消極的になっていましたが、今日は思い切り振ることができました」と笑顔を見せました。 腰の手術を乗り越え、ようやく万全の状態で迎えたこの春。ここからのさらなる爆発に期待が高まります。
03292_20260329185601  投げては今春公式戦初登板となった左腕・大居丈浩が好投を披露。3回、満塁のピンチで前日に完投したエース・池谷冴虎からバトンを受けると、「点を取られても、きっと取り返してくれると思った」と全力で腕を振り抜き、投手ゴロ、セカンドゴロで切り抜けました。
 少し体を捻るプチトルネード気味のフォームから伸びのあるストレートを投げ込み、独特のカーブも効果的。最後まで安定した投球を見せました。「県大会でも、1球1球を楽しめるようなピッチングがしたいです」。静岡市立にとって、県大会へ向け大きな収穫となる一戦でした。(編集部・栗山)

※静岡市立・小西祐大選手については現在発売中の『静岡高校野球2026春号』でも詳しく紹介しています。

<写真上/本塁打を放ち、スタンドに向けてガッツポーズの小西祐大(静岡市立)>
<写真下/好投を見せた大居丈浩(静岡市立)>

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2026年3月28日 (土)

【春季高校野球】愛鷹球場でプロ注目対決&富士高は稲木監督のラストを飾る!

 春季高校野球県予選3日目。愛鷹球場の第3試合には、プロ9球団のスカウトが集結しました。

03281_20260328191901  注目の沼津商・後藤幸樹は「2番キャッチャー」で出場。第1打席にレフト前安打を放つと、肩の強さを見せたのは6回でした。無死一塁、バント処理で素早くキャッチし、すかさず二塁へ矢のような送球。一塁走者を封殺しました。さらに7回の第4打席でもライト前安打。チームは敗れたものの、高いポテンシャルを示しました。
 相手の知徳・渡邉大地もプロ注目の長身左腕。後藤は「いいピッチャーが相手ほどワクワクするし、そこで打てばスカウトにもアピールになると思った」と振り返り、「明日こそ勝って県大会に行きます」と力強く話してくれました。
08282_20260328192201  試合は知徳が2点を追う展開から、8回裏に同点に追いつくと、さらに2死一二塁で2番・大久保秀飛がレフトオーバーの2点タイムリー。「大地が頑張って投げていたので、ここで一本を打たないといけない」と覚悟を決めて、結果で応えました。知徳は今年に入って高校生相手の練習試合で負けなし。13連勝と勢いに乗っており、まずは県大会出場を決め、春の目標である東海大会進出へ第一関門を突破しました。


 第1試合では富士高が桐陽を1対0で下しました。エース左腕・渡邉伸哉が相手打線を2安打に抑える快投で、公式戦初完封。8回にスクイズで奪った1点を守り抜きました。
 4月1日より韮山に異動となる稲木恵介監督は試合後、「子供たちがよく頑張ってくれた」と涙を浮かべました。2022年4月から富士高を率い、昨春はベスト16進出で24年ぶりの夏シード獲得へ導いた指揮官。渡邉は「これからも自分の成長を見守っていてほしい」と思いを語りました。(編集部・栗山)

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<写真上/攻守でアピールを見せた後藤幸樹(沼津商)>
<写真中/勝ち越しタイムリーを放ち、喜びを爆発させる大久保秀飛(知徳)>
<写真下/ベンチ前で稲木恵介監督を囲む富士高の選手たち>

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2026年3月27日 (金)

駿河台大・山下陸人ミニインタビュー<背番号6への決意>

 高校野球、プロ野球に続き、全国各地で大学野球のリーグ戦開幕も近づいてきました。
 一昨年、掛川西の主将としてチームを甲子園へ導いた駿河台大・山下陸人選手(新2年)に今シーズンにかける意気込みを伺ってきました。

03271_20260327181501 ――昨年はいきなり開幕戦から出場。春は打率.250、秋はフル出場して打率.257をマークしました。手ごたえがあったのではないでしょうか?
山下 個人としては力の足りなさを痛感した1年でした。
――どんな部分でしょうか。
山下 高校までは得意だと思っていたことが発揮できませんでした。特に、打球スピードが高校とはまったく違いました。それ以外でも1球の重み、1つのミスで負けてしまうという野球の厳しさを感じた1年でした。
――阪神にドラフト1位で入団した創価大の立石正広選手とも対戦しました。
山下 打球の上がり方も全く他の選手と違いました。自分とはバッターのタイプが違うと思いますが、参考にできる部分もありました。
――秋は10打数0安打と苦しんだ時期もあったそうですね。
山下 なかなか調子が上がりませんでした。その中で、形はどうであれ、気持ち的に変えないといけないと思った部分もありましたし、松浦(健介)監督のアドバイスもあって、徐々にヒットが出るようになっていきました。
――今年は背番号「6」を背負います。
山下 嬉しさもありますが、それ以上に責任を感じています。
――冬から春にかけて取り組んできたことを教えてください。
山下 守備も打撃も、精度を上げることを意識してやってきました。そのために、キャンプでは反復練習を繰り返しました。
――シーズンに向けての意気込みをお願いします。
山下 まずはレギュラーとしてしっかりと試合に出場し、今年はタイトルを獲りたいと思います。チームとしては、リーグ戦優勝、全国出場、日本一を目指していきます。

03272 ◆山下陸人(やました・りくと)
2006年7月28日生まれ、静岡県浜松市出身。小学1年時に「篠原グリーンズ」で野球を始め、3年時から「浜松南リトル」でプレー。中学時代は「浜松南シニア」に所属し、3年春・夏の全国大会に出場。掛川西では主将を務め、甲子園に出場した。169センチ75キロ、右投右打。

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2026年3月26日 (木)

【岐阜野球フェア】常葉大菊川、中京に完敗も…意地の白星つかむ

 岐阜県高野連主催の「令和7年度高校野球フェア」で25日、常葉大菊川が中京(岐阜)と対戦しました。

03261_20260326100701  第1試合は初回、3番・石田琉士音(新3年)の右中間二塁打で好機をつくるも無得点。その後は相手の強力打線に押し込まれ、1対11で5回コールドで敗れました。
 気持ちを切り替えて臨んだ2試合目は、初回に1点を失いながらも、その裏、トップバッターの小川優人(新3年)の二塁打と石田のライト前安打で同点に追いつきます。6回に勝ち越しを許した直後も、石田のタイムリーで再び同点。7回には昨秋ベンチ外だった大石玲央斗(新2年)がセンターオーバーの勝ち越し打を放ちました。そして、再び同点で迎えた9回裏、相手バッテリーミスからサヨナラ勝ちを収めました。

 この日2試合で3安打2打点と存在感を放った石田。これまでのシャープさに加えて力強さが増した印象で、オフ期間に「バッティングをガラッと変えた」と明かします。打撃マシンを160キロに設定して打ち込むことで、コンパクトなスイングから相手のストレートに力負けしない、引っ張りの強い打球が飛ぶようになっています。
 1試合目の大敗を受け、試合後は長時間のミーティングを実施。石田も「このままではダメ。すべての面で考え方を変えなければいけない」と神妙な表情で語り、「春は県で優勝して、もう一度、中京さんと戦いたい」と強い決意を残して球場を後にしました。
 常葉大菊川は、28日の春季大会県予選の初戦に臨みます。(編集部・栗山)

<写真/石田琉士音(常葉大菊川)>

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2026年3月24日 (火)

浜松ブライトヤング、勝負の春へ。ジャイアンツカップ予選に挑む!

 今月29日から中学野球のジャイアンツカップ予選がスタートします。2023年に結成された浜松ブライトヤングは、今年、初めて3学年が揃う節目の年を迎えます。同じヤングリーグ所属の浜松インフィニティヤングとの初戦に向けて、チームは気持ちを高めながら準備を進めていました。

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03242_20260324141501チームの中心的存在の榑松晄士、愛知星、大塚翔斗(左から)

 高校野球を見据え、個々の能力向上を主眼に置く榑松直記監督は、「レギュラーも補欠もない。誰にでもチャンスがある」と語り、選手の競争心を引き出しながらレベルアップを図っています。新3年生は、1学年上に団員がいなかったこともあり、下級生の頃から多くの経験を積んできたそうです。
 注目はこの冬から春にかけて急成長を見せている大塚翔斗です。この日の打撃練習では、レフト方向へ豪快な打球を連発し、持ち前のパワーを存分に発揮していました。主将の榑松晄士はキャプテンシーに優れ、長打力も魅力。3番を打つ愛知星は、シャープなスイングで広角に打ち分ける好打者です。 
 打撃力は十分な一方で、これまでの公式戦では守備のミスが響き、勝ち切れない試合が多かったといいます。榑松は「守りのミスを減らし、チーム一丸となって戦っていきたい」と気を引き締め、「春に全国へ進む浜松北ボーイズさんや静岡裾野シニアさんと、公式戦で対戦してみたい」と目を輝かせていました。
 チーム名の“ブライト(輝き)”の通り、選手たちは新年度のスタートを輝く1年にすべく、力強く踏み出していました。(編集部・栗山)

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2026年3月21日 (土)

【春季高校野球】伊豆伊東が春初勝利 金指が攻守で存在感! 

 春季高校野球県予選2日目。裾野球場では伊豆伊東が韮山を下し、創部以来の春初勝利を飾りました(2対1)。
  
03211_20260321200001  伊豆伊東は3回、2死からチャンスを作ります。1番・金指敢太(新3年)が右中間を破る二塁打で出塁すると、2死一、二塁から3番・荒子健太(新3年)が左翼オーバーの2点適時打を放ち先制しました。
 投げては先発の土屋柊真(新3年)が6回まで無失点の好投。7回からは金指がマウンドに上がります。最終回に1点を失ったものの、ベース上での力強いストレートが光り、3イニングで6奪三振をマークしました。
 投打で将来性を感じさせる金指。高校通算10本塁打を記録する打撃は、スイングスピードが群を抜いています。また、高校から始めたという投手としても成長途上です。制球面に課題があり、冬場から試行錯誤を重ねてきたフォームも、今週に入りしっくりくる腕の位置をつかみ、この日の投球に結びつけました。指にかかったボールは唸りを上げていました!
 伊豆伊東の中山裕介監督は4月1日付で長岡中への異動が発表されています。選手たちにも19日に伝えられ、「この2日間の練習は、いつも以上にみんなで盛り上げり、負けられないという思いで取り組んだ」と金指。次戦・日大三島戦へ向け、さらに気持ちを高めていました。
 また、相手の韮山・武井淳監督も沼津工への異動となります。就任してからの8年間、きめ細かな野球でチームをまとめ上げ、夏の大会は全て初戦突破(2020年代替大会を除く)に導きました。その歩みは、確かな足跡としてチームに刻まれていくことでしょう。(編集部・栗山)

<写真/最終回のピンチを切り抜けて吠える金指敢太(伊豆伊東)>

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2026年3月20日 (金)

【春季高校野球】富岳館が御西を撃破&常葉大橘は落合が全打点!

 春季高校野球静岡県予選が本日、開幕しました。

03201_20260320182501 ちゅ~るスタジアム清水では、富岳館が昨秋ベスト8の御殿場西を撃破しました(3対1)。 試合後、髙田晋松監督もスタンドに向けて両手で大きなガッツポーズをつくり、喜びを表現。「まさかこんな相手に勝てるとは。やりたいことが全部できた」と興奮気味に話してくれました。
 ヒーローは、強打の御殿場西打線を1失点に抑えた左腕・稲葉優(新3年)です。バランスのいいフォームから投げ込むストレートは球速こそ120キロ台ながら、内角を思い切って突き、変化球とのコンビネーションも冴え渡りました。なかでも、髙田監督から伝授されたカットボールが効果的。実は髙田監督の息子・琢登(現オイシックス新潟)が投げていたボールで、それをそのまま教わったとのことです。「後半は少しバテてしまいましたが、周りのみんなに助けられた」と感謝も忘れませんでした。
 打線は1対1で迎えた4回、9番・植田司龍(新3年)のタイムリー二塁打で勝ち越し。さらに8回には、5番・工藤大河(新2年)のタイムリーで貴重な追加点を挙げました。全員が最後まで集中力を切らすことなく、チーム一丸でつかんだ金星でした。


 

03202_20260320182501 また、1回戦屈指の注目カードとなった島田商対常葉大橘は3対0で常葉大橘が勝利しました。3点、全てを叩き出したのは5番・落合琥太郎(新3年)です。
 初回、3番・指名打者の中原皓太(新2年)が二塁打で出塁し、2死一、二塁のチャンスを演出。ここで落合はストレートに力負けすることなく振り抜くと、打球はセンターオーバーへ。先制の2点タイムリーとなりました。さらに5回にはタイムリー三塁打も放ちました。大会前の紅白戦から打撃が好調だったという落合。冬の期間は、形状の異なる練習用バットで振り込み、その成果を発揮しました。
 投げては西村柚希(新2年)が7回途中まで無失点に抑える好投を披露。あとを受けたのが、公式戦初登板となった杉本亮太(新3年)でした。「最初は緊張があったけど、後輩が粘り強く投げていたので、あとは自分に任せろという気持ちだった」と振り返ります。先頭打者に四球を許したものの、強い腕の振りから投げ込む勢いのある球で最後まで無安打に抑えました。
 常葉大橘中時代はエースとして活躍した杉本。高校入学後、自分の生きる道を探す中で、2年生の4月にオーバースローからサイドスローへ転向しました。冬場の地道なトレーニングの成果で少しずつ球速も上げ、この日は134キロを計測。「どんな場面でも0点に抑え、チームを勝たせるピッチングがしたいです」。この春、県ベスト4以上を狙う常葉大橘に、大きなピースが加わりました。(編集部・栗山)

<写真上/富岳館は金星を上げ、主将の角谷惇(左)と稲葉優(右)が喜びを分かち合う>
<写真下/全3打点を叩き出した常葉大橘の落合琥太郎>

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2026年3月18日 (水)

後輩のセンバツ出場に刺激 静岡大の野口壱矢、次は自らが全国へ!

 昨日は静岡大と四日市大のオープン戦が西ケ谷球場で行われました。
03181_20260318134801  静岡大は俊足強打の野口壱矢(新2年)が実力を発揮しました。「1番ファースト」で出場すると、6回1死一塁で迎えた第3打席にライトフェンス直撃の二塁打を放ち、相手投手に苦しんでいた打線に流れを呼び込みます。さらに、第4打席でもライト前安打を放つと、すかさず盗塁に成功。第5打席では犠牲フライを放ち、打点も挙げました。ヘッドスピードの速さは、静岡大の先輩・佐藤啓介(広島)を彷彿とさせます。
 試合後に話を聞くと、オフ期間は「追い込まれてからでも長打を打つこと」に取り組んできたとのこと。その成果を発揮し、今季の進化を感じさせてくれました。
 母校の日本文理(新潟)は今春、12年ぶりにセンバツ出場を果たしました。自身は高校3年夏に3番打者として出場するも、ベスト8止まり。それだけに、「めちゃくちゃ刺激になっている」と後輩たちの頑張りに目を細めていました。
 もともと国公立大志向の中で、「野球も頑張っている環境」に惹かれて静岡大へ進学。1年時からリーグ戦に出場し、すでにチームを引っ張る存在となっています。
 「個人のタイトルよりも、どんな形でもいいので勝ちたい。全国に行きたい」と語る野口。その言葉通り、チームを勝利へ導く一打が増えていけば、静岡大の躍進が見えてきそうです!

<写真/四日市大とのオープン戦で2安打1打点の働きを見せた野口壱矢(静岡大)>

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2026年3月16日 (月)

静岡葵ボーイズが細野豪志杯制覇&島田ボーイズは山内が好投!

 ボーイズリーグの第4回細野豪志杯交流戦が14、15日に開催されました。4連勝で優勝したのは静岡葵ボーイズ。2008年の加盟後、初のタイトル獲得となりました。優勝の瞬間、マウンド上に選手たちが集まり、喜びを爆発させました。

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03162  MVP級の活躍を見せたのは、リードオフマンの青木善です。14日の駿東ボーイズ戦では7回にセンターオーバーの逆転満塁ランニング本塁打。さらに最終戦となった15日の試合でも2安打を放ちました。左右両方向へ広角に打ち分け、50m走6.3秒の脚力で盗塁も量産。「この大会は絶対に優勝したくて、チームを盛り上げるバッティングをしたいと思っていました」と振り返りました。
 投げてはエースの佐野光星が2日目の第1試合で3回無失点の好投。続く2試合目では、コールドを決める最後の1人の場面でマウンドに上がり、きっちりと締めました。オフ期間には1日10キロのランニングをこなし球速アップ。今大会では愛鷹球場のスピードガンで131キロを計測しました。「優勝は自信になりました。次の中日本予選では、浜松北ボーイズを倒して優勝したいです」と力強く語りました。

03163  一方、その中日本大会静岡県支部予選(3月28日開幕)で静岡葵ボーイズと初戦で対戦する島田ボーイズも順調に仕上がっています。昨日は強豪・豊橋ボーイズと練習試合を行い、6対3で勝利しました。
 光ったのは3回からマウンドに上がった山内仁。身長180センチから投げ下ろすストレートには角度があり、常にストライク先行でリズムを作り、5回1安打無失点の快投を見せました。こちらも「浜松北ボーイズ打線を抑えたい」と、絶対王者との対戦へ向けて燃えていました。
 島田ボーイズは今年1月、元プロの浮島徹士(元ロッテ)が監督に就任したばかり。王座奪還へ向け、チームは引き締まっていました。(編集部・栗山)

<写真上/優勝した静岡葵ボーイズの選手たち>
<写真中/俊足好打ぶりを発揮した青木善(静岡葵ボーイズ)>
<写真下/本格派として将来が楽しみな山内仁(島田ボーイズ)>

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2026年3月12日 (木)

【オープン戦】専修大・山本和輝が2安打!ラストシーズンへアピール

 昨日はヤマハと専修大のオープン戦がヤマハ豊岡球場で行われました。

03121 ヤマハは大エースの佐藤廉が先発。緩急自在の圧巻の投球を見せました。
 その佐藤廉から2安打を放ったのが、「8番セカンド」で出場した静岡高出身の山本和輝(新4年)。第1打席で二塁内野安打、続く第2打席では変化球をとらえてレフト前安打。レギュラー獲りへアピールしました。
 専修大は今年2月、町田公二郎監督が就任。打撃投手を務める町田監督のボールを打つ中で、山本は下半身の使い方をこれまで以上に意識するようになり、状態を上げてきているそうです。
 静岡高時代は2年夏の甲子園に出場。大学入学後は1年春からリーグ戦に出場したものの、昨年までは完全なるレギュラーと言い難い状況でした。大学ラストシーズンにかける思いは強く、試合後は「佐藤さんから打てたことを自信にして、春のリーグ戦では1部昇格に貢献できるように頑張りたい」と抱負を語ってくれました。
 また、専修大は常葉大菊川出身の橘木千空(新1年)が早くも「5番ファースト」で出場。この日は佐藤廉の前に2打数無安打に終わりましたが、チーム合流後のオープン戦では初打席で本塁打を放つなど、高いポテンシャルを感じさせています!(橘木についてはこちらでも紹介しています!→(http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2026/01/post-059f90.html)。
 一方のヤマハは専修大OBの矢幡勇人がスタメン出場し、2打数2安打(2塁打1本)をマーク。今年36歳になるベテランが健在ぶりを示しました。(編集部・栗山)

<写真/2安打を放った山本和輝(専修大)>

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2026年3月 9日 (月)

【シニア春季大会】静岡裾野シニア、全国に弾みをつける優勝!

 シニアの春季大会静岡ブロックの決勝戦が行われ、静岡裾野シニアが優勝しました!

★3月8日 町田商店カップ2026南関東支部春季大会静岡ブロック決勝  富士球場

チーム 1 2 3 4 5 6
静岡裾野 0 0 0 0 0 0 0 2 2
浜松南 0 0 0 0 0 0 0 0 0

<延長タイブレーク>

(静)大竹、梶-勝又
(浜)栗野、加藤、宮野統栗田
▽二塁打=土屋(静)

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 試合は投手戦となりました。静岡裾野シニアは大型右腕の大竹煌毅が圧巻の投球を披露します。初回、先頭打者に死球を許したものの、その後は三振の山を築いていきます。6回を無安打に抑えて11奪三振。試合後は「調子は良くなってきた」と振り返っていましたが、最速130キロのストレートをストライクゾーンの四隅に投げ分ける見事な内容でした。
03092_20260309102601  一方、今大会しぶとく勝ち上がってきた浜松南シニアも負けていません。左腕の栗野徹真が体全体を使った躍動感のあるフォームからキレのあるストレートを投げ込み、鍛え抜かれた堅い守備でバックも盛り立てます。
 試合は0対0のまま延長戦に突入。8回表、静岡裾野シニアは途中出場の小西颯翔がセンター前へ2点を先制するタイムリーを放ちます。 「絶対に打ってやろうという気持ちで打席に入りました。チームに貢献できて嬉しいです」。もともとは守備固めで出場するケースが多い選手。それでもここ一番で結果を出すところに、静岡裾野シニアの層の厚さを感じます。そしてその裏は、7回からマウンドに上がっていた速球派の梶暖登が投手ゴロ、二ゴロに打ち取り試合を締めました。
03093  3月25日に開幕する日本リトルシニア全国選抜野球大会に向けて弾みをつける1勝。エースとして期待される大竹は「打たれても要所を締めるピッチングをして、全国優勝を狙っていきます」と力強く語ってくれました。(編集部・栗山)

<写真上/タイムリーを放った小西颯翔(静岡裾野シニア)>
<写真下/好投を見せた栗野徹真(浜松南シニア)>

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2026年3月 7日 (土)

【しんきんカップ】入野中が45年ぶり決勝進出&浜松開誠館中はタイブレーク制し初の決勝へ

 中学野球のしんきんカップ静岡県中学選抜野球大会。決勝戦は入野中と浜松開誠館中のカードとなりました。

<準決勝>
入野中 4-2 富士宮四・二・芝川中
浜松開誠館中 2-1 磐田東中 

03071_20260307175601  準決勝の第1試合。入野中はエース右腕・井口蒼大が6回まで無失点の好投を見せました。序盤こそ「ボールが高めに浮いてしまった」とピンチを作ったものの、持ち味の修正能力の高さを発揮。回を追うごとにキレのあるストレートとカーブのコンビネーションが冴え渡りました。
 打っても7回に右中間へのタイムリー二塁打を放つ活躍。コントロールの良さを買われ、昨年の新チームから本格的に投手となったばかりの井口が、入野中を45年ぶりの決勝進出へ導きました。

03072_20260307175901  準決勝の第2試合は、タイブレークの末に浜松開誠館中が初の決勝進出。試合を決めたのは扇の要・縣慶一郎の一打でした。延長8回裏、先頭打者で打席に立つと、外角のストレートをセンター方向へ。打球はぐんぐんと伸び、走者が生還。縣は喜びを爆発させました。全国大会に出場した前チームでも「1番・キャッチャー」として活躍。今日はエース右腕・山田雅仁のあとを受け、リリーフとしても好投を見せました。試合後は「これでホッとすることなく、明日も勝って最後に喜ぶことをイメージしている」と決勝へ気持ちを切り替えていた縣。キャッチング技術と肩の強さも光り、将来が楽しみな捕手です。(編集部・栗山)

<写真上/投打で活躍した井口蒼大(入野中)>
<写真下/サヨナラ打を放った縣慶一郎(浜松開誠館中)>

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2026年3月 5日 (木)

【オープン戦 静岡産業大vs中京学院大】山口が5回途中1失点&ルーキー・島田も堂々の投球

 今日は静岡産業大と中京学院大のオープン戦を取材しました。

03052_20260305180101  静岡産業大の先発・山口真弥は順調な仕上がりをアピールしました。昨年に比べて力強さを増したストレートがクロスファイヤーに決まり、曲がり幅の大きい変化球とのコンビネーションで、5回途中まで相手打線を1点に抑えました。ここまでのオープン戦では名城大、帝京大、神奈川工科大戦に登板。「1試合1試合テーマを持ちながら投げている」と語り、着実なステップアップを感じさせます。「今年はベストナインを獲りたい」という言葉からも、強い意気込みが伝わってきました。
 03051_20260305180201 5回2死二塁でマウンドに上がったのが、新1年生の島田航佑です。ピンチの場面に「点を取られてもいいので思い切り投げることを意識した」と角度のある球でいきなり三振を奪うと、6回以降も安定した投球を披露します。8回には相手の1番打者に本塁打を浴び、「甘いボールが失点につながってしまった」と反省しましたが、4回3分の1を1失点と上々の内容でした。
 山口と同じ加藤学園出身。高校時代は層の厚い投手陣の中で公式戦の登板機会が少なく、3年夏の背番号は19でした。決して派手さはありませんが、持ち味のコントロールの良さを武器に、どんな場面でも動じない安定感が光ります。
「チームの役に立って、山口さんのように新人王を狙っていきたいです」
 王座奪還を狙う静岡産業大に頼れる右腕が加わりました。(編集部・栗山)

<写真/好投を見せた山口真弥(上)、島田航佑(下)の加藤学園出身コンビ>

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2026年3月 4日 (水)

『静岡高校野球2026春号』の取り扱い書店についてのご案内

 『静岡高校野球2026春号』が6日、県内書店で発売となります。今回は、以下の計88店舗の書店さんで扱っていただけることになりました。いよいよ球春到来ですね。ぜひ書店で手に取って、今年の静岡の野球を一緒に楽しみましょう!

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📖 目次はこちらからご覧いただけます →http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2026/02/post-4f3160.html

<西部地区>

戸田書店リブレ菊川店/宮脇書店掛川店/明屋書店掛川西郷店/谷島屋書店磐田店/江崎書店袋井店/宮脇書店磐田浅羽店/アマノ三方原店/TSUTAYA袋井国本店/谷島屋本沢合店/精文館書店豊田町店/アマノ有玉店/TSUTAYA佐鳴台店/未来屋書店浜松市野店/えみたすアピタ浜北店/谷島屋三方原店/谷島屋サンストリート浜北店/谷島屋アピタ磐田店/谷島屋ららぽーと磐田店/明屋書店渡瀬店/精文館書店領家店/高久書店/谷島屋浜松本店/ジャンボTSUTAYA浜松中央店/アマノ布橋店/JACK/谷島屋イオンモール浜松店/アマノ書店高丘店/明屋書店イケヤ高丘店/アマノ入野店/ブックスかわむら/明屋書店イケヤ磐田東店/豊文堂(三ケ日)/天竜谷島屋(二俣)/菊川佐塚書店/谷島屋連尺店/ブックセンター豊文堂豊岡店/三原屋書店中央店/ぶっくす三峰下石田本店/谷島屋医大病院売店           

<中部地区>

静岡谷島屋新流通店/MARUZENジュンク堂新静岡店/吉見書店長田店/島田書店花みずき店/焼津谷島屋登呂田店/戸田書店藤枝東店/谷島屋書店パルシェ店/えみたす焼津店/藤枝江崎書店駅南店/戸田書店江尻台店/焼津谷島屋アピタ島田店/焼津谷島屋吉田店/TSUTAYAグランリバー大井川店/江崎書店イトーヨーカドー静岡店/TSUTAYA藤枝瀬戸新屋店/谷島屋マークイズ静岡店/TSUTAYA清水辻店/江崎書店ベイドリーム清水店/未来屋書店焼津店/未来屋書店/大和文庫不二見店/万栄堂本店/大和文庫本店             

<東部地区>

ひまわりBOOKS御殿場店/谷島屋富士店/三島ブックセンター/マルサン書店駅北店/谷島屋富士宮店/長倉書店サントムーン店/くまざわ書店三島店/谷島屋書店ららぽーと沼津店/TSUTAYA三島店/文教堂大仁店/TSUTAYA御殿場店/富士江崎書店/マルサン書店サントムーン店/焼津谷島屋アピタ大仁店/未来屋書店富士南店/大垣書店イオンモール富士宮店/TSUTAYA函南店/くまざわ書店沼津アントレ店/えみたすピアゴ香貫店/えみたすアピタ富士吉原店/TSUTAYA本吉原店/文盛堂書店/サガミヤ広野店/岩上書店/芹沢百貨堂

<関東地区>

書泉グランデ(東京都千代田区神田神保町1丁目3−2)
https://www.shosen.co.jp/grande/


📦 Amazonでも購入できます(発売日:3月11日予定)
➡️https://www.amazon.co.jp/dp/4991252695

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2026年3月 3日 (火)

【シニア春季大会】掛川打線が11得点爆発!三島の好左腕・橋本は復調アピール

  3月1日はシニア春季大会の敗者復活戦へ。
 第1試合は掛川シニアが大量11点を奪い、コールド勝ち。準々決勝では浜松南シニアに敗れていただけに、価値ある1勝となりました。鈴木盛弘監督によると、ようやく打線の状態が上向いてきたとのことです。
03031_20260303090001  初回、主将で5番の高橋昴生が右中間へ2ラン本塁打を放って先制。さらに2回の好機では左中間へタイムリーを放ち、計3打点の活躍でした。この日4安打をマークした1番・杉村笑とともに打線をけん引。身長179センチのスケール感に加え、ミート力もあります。「広角に長打も単打も打てるところが自分の持ち味です」という言葉通りの好打者ぶりを発揮しました。
 掛川シニアは昨秋の関東大会に出場するも2回戦で敗退し、春の全国大会出場を逃しています。高橋は「春にもう一度関東まで行き、夏は全国に出ることが目標です」と力強く誓ってくれました。
03032_20260303090201  第2試合では三島シニアの左腕・橋本健吾に注目しました。序盤はストライクとボールがはっきりし、走者を背負う場面もありましたが、要所を締めて無失点。エンジンがかかってきた3回にはストレートが走り出し、三者連続三振を奪いました。「投げ急いでいる感じがあったので、しっかりと軸に乗せることを意識しました」と話し、修正能力の高さも披露しました。
 今大会の初戦はインフルエンザに罹患して欠場。前週に復帰登板し、「高めで空振りが取れるようになってきました」と、少しずつ手応えを感じている様子でした。カーブとチェンジアップのコンビネーションも光る、楽しみなサウスポーです。(編集部・栗山)

<写真上/2ラン本塁打を放って喜ぶ高橋昴生(掛川シニア)>
<写真下/3回を無失点に抑えた橋本健吾(三島シニア)>

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