【春季高校野球】富士市立がタイブレークを制す!
春季高校野球は昨日中止となったが上位決定戦が行われました。裾野球場の知徳対富士市立は、タイブレークまでもつれこむ熱戦となりました。
[上位校決定戦]
富士市立 6-4 知徳(延長10回タイブレーク)
富士市立は延長10回、表の攻撃で4番・滝口陽喜(3年)がライト前へタイムリーを放ち、2点を勝ち越します。その裏、先頭打者にレフト前安打を浴びたものの、藤原善司(3年)のホームへの好返球で二塁走者を封殺。初回から投げ続けてきた臼井遥都(3年)は「これで自分の気持ちも上がった」と、後続をきっちりと抑えると、ナインと抱き合いました。
両校は3月に練習試合を実施し、富士市立は連敗。その悔しさもあり、臼井は「今度こそは」という強い思いでマウンドに上がったそうです。右スリークオーターから、初速と終速の差の少ない伸びのあるストレートに、多彩な変化球を織り交ぜるのが持ち味。「初回から飛ばし過ぎた」と中盤に球威が落ちかけましたが、戸栗和秀監督から常日頃言われている「逆境に強くなれ」という言葉を思い出し、最後まで投げ抜きました。
高校入学時は内野手だったものの、1年秋から本格的に投手へ転向。「三振がとれるようになってきている」と自信を深めている右腕は「県大会では夏のシード権を必ずとる気持ちで投げます」と、さらなる飛躍を誓ってくれました。
富士市立にとっては県大会に向けて弾みがつく大きな1勝。戸栗監督も「今日は選手たちが引かなかった。こういう試合をしていきたい」と、手応えを口にしていました。(編集部・栗山)
<写真/最後の打者を打ち取り、笑顔を見せる臼井遥都(富士市立)>
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