【中学総体】牧之原市・吉田が優勝! 編集部が注目した選手たち
静岡県中学校総合体育大会軟式野球の部の準決勝、決勝が30日に行われ、牧之原市・吉田が頂点に立ちました。準優勝の駿河セントラルとともに、8月6日からしずてつスタジアム草薙とちゅ~るスタジアム清水で開催される東海中学校総合体育大会軟式野球大会への出場を決めました。
<準決勝>
駿河セントラル 2-1 入野中
牧之原市・吉田 5-3 菊川市中学校野球部
<決勝>
牧之原市・吉田 9-5 駿河セントラル
決勝は駿河セントラルと牧之原市・吉田の対戦。一進一退の攻防が続く中、2対2で迎えた5回、駿河セントラルは3番・杉山士朗のランニング本塁打で2点を勝ち越します。
しかし、牧之原市・吉田は直後の6回に反撃。9番・黒田晃希のセーフティースクイズなどで同点に追いつくと、再びリードを許して迎えた7回、一挙5点を奪って試合をひっくり返しました。
「粘り強く、我慢強く戦ってくれた」と清水一臣監督。準々決勝では3点差を逆転し、準決勝も逆転勝ち。決勝でも終盤の勝負どころで底力を発揮し、機動力を生かした組織力で栄冠をつかみ取りました。
「1番・遊撃」で主将を務める植田絋太は「練習から大会のような雰囲気をつくることを意識しています」と、日頃の取り組みを明かします。東海大会へ向けては「やるべきことをやり、チーム全員で勝てるように準備していきたい」と力強く抱負を語りました。
ここからは今大会で印象に残った選手を紹介します。
準優勝の駿河セントラルでは、1番打者の望月景司が際立つ活躍を見せました。バットを長く使うスイングには迫力があり、逆方向にも強い打球を打ち返せるのが魅力。準決勝ではレフト方向への三塁打を放ち、高い打撃センスを披露しました。同チームでは、決勝戦で3番手として登板した山本瑞季も印象的でした。右の本格派タイプで最速126キロを計測。高校で大きく伸びる可能性を感じさせる素材です。
初戦で敗れた常葉大橘中では山崎昴が西ケ谷球場のスタンドへ本塁打を放ちました。テークバックからフォロースルーまで無駄のないスイングで力強さも十分。将来性を感じる打者でした。
中部・丸塚中の嶺野颯葵はキャッチャーらしいキャッチャー。スローイングでヒジがしっかり上がり、二塁へ正確な送球。打撃でも甘く入った一球を逃さず仕留める集中力が印象に残りました。
伊東市合同野球部の田代二涼は、高い野球センスを感じさせる選手です。遊撃手兼投手としてプレーし、マウンドではバランスがとれたフォームが目を引きました。
菊川市中学校野球部の遊撃手・青山一颯は、軽快なグラブさばきが持ち味。難しいバウンドにも柔らかく対応し、安定してアウトを奪っていました。打席でもボールの見極め方に落ち着きがあり、好打者の雰囲気を漂わせていました。(編集部・栗山)
<写真/上から表彰を受ける牧之原市・吉田の選手たち、迫力のあるスイングを見せる望月景司(駿河セントラル)、スタンドに放り込んだ山崎昴(常葉大橘)>
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