【夏の静岡大会】第2シード・浜松商が接戦を制して4回戦進出&静清・藤浪ムサシもエースの意地
夏の静岡大会3回戦。第2シード・浜松商が静清を2対1で下し、4回戦進出を決めました。
「投手陣がよく投げてくれた」と戸塚和也監督。エースナンバーを背負う片山颯人が5回を1失点に抑えると、6回からマウンドに上がった原煌雅が4回を2安打無失点に抑える好リリーフを見せました。
今年の浜松商は片山、原に加え、小幡隼也の2年生トリオがしのぎを削っています。今大会初登板となった原は「片山が1失点に抑えてくれたので、自分も無失点でつなぐ気持ちでした」と振り返り、伸びのあるストレートを軸に打者を押し込みました。春からから夏にかけては瞬発系のトレーニングを取り入れ、最速139キロを誇る小幡をライバルに球速を136キロまでアップ。「最速だけでなく、アベレージも上がってきました」と手応えを口にし、力強さと安定感を兼ね備えた本格派右腕へと成長を遂げています。次戦の相手は優勝候補の常葉大菊川。「粘りのピッチングで頑張ります」と、気持ちを切り替えていました。
一方、静清はエース・藤浪ムサシが2失点完投。敗れはしたものの、最後までマウンドを守り抜き、意地を見せました。 「5回から足と手がつってしまい、耐えるのに必死でした」。苦しいコンディションの中でも、ランナーを背負いながら粘り強く投げ続けた姿は、まさにエースそのものでした。
中学時代は「島田ボーイズ」でプレーし、ボーイズリーグ中日本選抜の一員として世界大会優勝を経験。しかし、高校入学後は肩の痛みに苦しみ、フォームを試行錯誤しながら最後の夏を迎えました。
試合後は「このメンバーと野球ができて幸せでした」と仲間への感謝を口にし、「もう一段階体を大きくして臨みたいです」と大学野球での飛躍を誓っていました。(編集部・栗山)
<写真上/伸びのあるストレートとフォークが冴え渡った原煌雅(浜松商)>
<写真下/9回を一人で投げ抜いた藤浪ムサシ(静清)>
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