【秋季高校野球県予選】韮山・栗田が甲子園出場の兄から刺激で好投!&知徳・沖野が圧巻の8者連続三振
秋季高校野球県大会予選の5日目。裾野球場では、韮山が富岳館を下し、2年ぶりの県大会出場を決めました(8対1)。
公式戦初先発を任されたのは1年生右腕の栗田全です。23日の県代表決定戦では2番手で登板したものの、制球に苦しみ、チームは敗戦。その反省を生かし、この1週間は下半身を意識した練習に取り組み、投球の安定感を高めてきたそうです。
3回に1点を失いましたが、その後は丁寧な投球を続け、8回を投げ切りました。最速は126キロながら、178センチの長身から投げ下ろすストレートにカットボール、スライダーを織り交ぜ、相手打線を抑えていきました。
兄の陸は今夏、関東一(東京)のメンバーとして甲子園に出場。「刺激をもらっています」と話します。自身は「勉強も頑張りたかった」と韮山への進学を決めました。発展途上の右腕だけで、彼の成長が韮山の県大会での戦いに厚みを加えそうです。
また、知徳は苦しみながらもサヨナラ勝ちを収めました(2対1)。伊豆総合の好投手・山口秀彪の前に5回まで無得点。6回に同点に追いつきますが、その後も一進一退の展開が続きます。9回裏、相手のミスからサヨナラ勝ち。初鹿文彦監督は「この1勝は本当に大きい」と安堵の表情を浮かべていました。
最速143キロ右腕・沖野祥汰は5回までノーヒットピッチング。「状態が良かった」という言葉通り、ストレートと縦のスライダーを駆使し、初回2死からなんと8者連続三振を記録しました。6回まで投げ、被安打1、13奪三振の快投です。
2日前には、今夏甲子園準優勝の健大高崎(群馬)と練習試合で対戦。雨の影響で1回で終了となりましたが、1失点した一方で三振を奪えたことが自信につながっているそうです。「球速的には来年の夏まで150キロを出したい。まずは県大会では粘り勝ちできるようなピッチングをしていきたい」と、次のステージに向けて気持ちを高めていました。
<写真上/県出場に導く好投を見せた栗田全(韮山)>
<写真下/力強い投球で圧倒した沖野祥汰(知徳)>
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