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2026年10月

2026年10月 8日 (木)

ドラフト直前企画① 岐阜聖徳学園大・孫俊郎/伸びのあるストレートで勝負!

 プロ野球ドラフト会議が迫ってきました。今年は10月22日に開催、志望届は本日8日、締め切られます。今年も県関連の注目候補たちを紹介していきます。第1回は岐阜聖徳学園大の孫俊郎(島田樟誠出身)です。

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10081_20261008154401 ★プロ相手に毎回三振
 今年8月14日、中日2軍対東海地区大学野球選抜の交流戦。東海地区大学野球選抜の先発を任されたのは、岐阜聖徳学園大の孫俊郎だった。3イニングを投げて4失点も、プロを相手に毎回の3三振を奪った。
「今日はアピールの場だと思って投げました。ストレートで空振りやファウルがとれて、左バッターにもカットで空振りが奪えたことは良かったと思います」
 高校時代よりも体が一回り大きくなり、この日は球速も球場のスピードガンで143キロを計測した。
 本人にとっては、「ようやく、ここまで戻ってきた」という感覚だった。

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バッテリーを組んできた榛村元気(左)と孫俊郎(右)。榛村は卒業後、軟式でプレーを続ける

★故障を乗り越え、先発の柱へ
 幼少期を中国で暮らし、高校は島田樟誠へ。3年夏はエースとしてベスト16入りを果たした。
 しかし、大学入学後はケガに苦しむ。1年春からリーグ戦で登板するも、ヒジの疲労骨折から離脱。ようやく2年秋に復帰するも、今度はヒジの靭帯を故障し、思うような結果を残せない日々が続く。
 そんな中でも、「できることをやろう」と下半身を中心に鍛え抜いた。
 迎えた今秋のリーグ戦では先発の柱として投げ抜き、3勝をマーク。10月3日の中部学院大戦では9三振を奪い、1失点完投を飾った。バッテリーを組んできた榛村元気(掛川東出身)は、孫の成長をこう語る。
「1年生の頃から球が強かった反面、コントロールがバラバラでしたが、それが年々良くなってきて。球のスピードだけじゃない、キレもある本当に頼もしいピッチャーになったと思います」

★夢は中国代表のユニフォームで世界へ
 今年に入り、進路はプロ1本に定めた。「育成でも行きます」ときっぱり。孫にはもう一つの大きな夢もある。中国代表のユニフォームを着て、世界大会のマウンドに上がることだ。前回のWBCでは、候補として呼ばれたものの、実際には出場のチャンスがなかっただけに、「可能性があるんだったら出たい」と思いを寄せている。
 躍動感のあるフォーム、打者の手元で一段階伸びるストレート。プロの世界で本当の意味で完成度が高まったとき、夢はきっと正夢になるに違いない。

■孫俊郎[そん・としお]
2004年10月1日生まれ、愛知県東郷町出身。小学5年時に「御岳シャークス」で野球を始める。中学時代は「TKクラブ」でプレー。3年時は「名東野球道場」で学ぶ。島田樟誠では1年夏からベンチ入り。2年夏はチームを42年ぶりのベスト16に導く。大学入学後は1年春から登板する。179cm79kg、左投左打。

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2026年10月 4日 (日)

【大学野球】静岡大、9季ぶりのリーグ制覇! 4年生の力でつかんだ頂点

 大学野球の秋季静岡リーグは、静岡大が9季ぶりとなるリーグ優勝を果たしました。

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10042_20261004183701  ともに8勝2敗で並ぶ日大国際関係学部と静岡大。勝った方が優勝となる大一番は、終盤までもつれ込むシーソーゲームとなりました。

 日大国際関係学部が1点リードして迎えた8回表。静岡大は4番・漆畑穣のタイムリーで同点に追いつくと、なおも2死二、三塁のチャンスで4年生の橋本創志が登場します。高山監督から「好きなように打ってこい」と送り出された橋本。カウント3-2からの7球目、ストレートを強振すると、打球はライト前へ。2人の走者を迎え入れる勝ち越しの2点タイムリー。土壇場で試合を決める4年生の意地の一打でした。

 投げても4年生の頑張りが光りました。先発した最速148キロ右腕・團原希都は5回まで1失点に抑える好投。力強いストレートを武器に、試合を作りました。
  全国ベスト4を目指すチームは、夏から実戦経験を積み重ねてきました。オープン戦では亜細亜大、上武大に加え、社会人のかずさマジックや東海理化とも対戦。強豪との試合を重ねることで、練習への取り組み方や戦う姿勢を学んできたそうです。

10043  さらに、高山監督が「大きかった」と振り返るのが、2人のアナライザーの存在です。2年生の杉澤未羽さんと1年生の牧野憲太郎さんが相手チームを分析し、得られた情報をチームに落とし込んできました。相手の特徴や傾向をチーム内で共有し、それを実際の試合で生かす。目に見える選手たちの活躍だけでなく、陰で支えた2人の存在も、9季ぶりの優勝を後押ししました。

 もっとも、静岡大の戦いはまだ終わりません。次に見据えるのは、今月16日に開幕する東海地区秋季選手権大会、その先には北陸、愛知を交えた三連盟代表決定戦が待っています。リーグ優勝を足掛かりに、静岡大が全国の舞台に向けてどこまで進化を遂げるのか。さらなる飛躍に期待がかかります。(編集部・栗山)

<写真上/2022年春以来となるリーグ優勝を飾った静岡大の選手たち>
<写真中/代打で勝ち越しタイムリーを放つ橋本創志(静岡大)>
<写真下/優勝に貢献した静岡大のアナリスト。左から牧野憲太郎さん、杉澤未羽さん>

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2026年10月 3日 (土)

【シニア南関東支部秋季大会】静岡裾野が決勝進出! 沼津も強豪相手に奮闘

 シニアの南関東支部秋季大会準決勝に県勢2チームが出場するということで、南足柄球場へ向かいました。

10031_20261003190901  第1試合は静岡裾野シニアが神奈川綾瀬を6対0で下し、決勝進出を決めました。
 攻守にわたって勝利に貢献したのが、「2番ショート」の土橋星斗です。第1打席に先制点につながる中前打を放つと、チャンスで迎えた第3打席には「狙っていた」というストレートを右前へ運ぶタイムリー。貴重な追加点をたたき出しました。
 「自分はバッティングよりも守備の選手」と話す土橋。その言葉通り、守りでは動ける範囲が広く、確実性の高さが光りました。打球への一歩目が速く、難しい打球にも対応。「ショート近辺に打たせておけば、必ずアウトにしてくれる」という安心感がありました。
 佐藤裕徳監督によると、前チームのようなタレントがそろっているわけではない分、組織力を重視して戦っているとのこと。土橋も「一人ひとりが役割を果たし、チーム一丸で優勝を狙いたい」と力を込めていました。
 続く第2試合は、沼津シニアが湘南寒川シニアと対戦。3点を追う2回に2点を返し、再び3点差となった3回にも2点を奪いましたが、4対7で敗れました(6回途中2時間の時間切れ)。
 すでに関東大会への出場を決めている沼津シニア。高校生でもなかなか見ない強肩ぶりを発揮する「3番キャッチャー」の岸本拓磨や、「4番ショート」で二塁打を放つなど3打席すべてで出塁した強打の柴田桜雅ら、実力のある選手がそろっています。関東大会で、彼らがどんなプレーを見せてくれるのか注目です。(編集部・栗山)

<写真/シャープにバットを振り抜く土橋星斗(静岡裾野シニア)>

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