ドラフト直前企画① 岐阜聖徳学園大・孫俊郎/伸びのあるストレートで勝負!
プロ野球ドラフト会議が迫ってきました。今年は10月22日に開催、志望届は本日8日、締め切られます。今年も県関連の注目候補たちを紹介していきます。第1回は岐阜聖徳学園大の孫俊郎(島田樟誠出身)です。
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★プロ相手に毎回三振
今年8月14日、中日2軍対東海地区大学野球選抜の交流戦。東海地区大学野球選抜の先発を任されたのは、岐阜聖徳学園大の孫俊郎だった。3イニングを投げて4失点も、プロを相手に毎回の3三振を奪った。
「今日はアピールの場だと思って投げました。ストレートで空振りやファウルがとれて、左バッターにもカットで空振りが奪えたことは良かったと思います」
高校時代よりも体が一回り大きくなり、この日は球速も球場のスピードガンで143キロを計測した。
本人にとっては、「ようやく、ここまで戻ってきた」という感覚だった。
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★故障を乗り越え、先発の柱へ
幼少期を中国で暮らし、高校は島田樟誠へ。3年夏はエースとしてベスト16入りを果たした。
しかし、大学入学後はケガに苦しむ。1年春からリーグ戦で登板するも、ヒジの疲労骨折から離脱。ようやく2年秋に復帰するも、今度はヒジの靭帯を故障し、思うような結果を残せない日々が続く。
そんな中でも、「できることをやろう」と下半身を中心に鍛え抜いた。
迎えた今秋のリーグ戦では先発の柱として投げ抜き、3勝をマーク。10月3日の中部学院大戦では9三振を奪い、1失点完投を飾った。バッテリーを組んできた榛村元気(掛川東出身)は、孫の成長をこう語る。
「1年生の頃から球が強かった反面、コントロールがバラバラでしたが、それが年々良くなってきて。球のスピードだけじゃない、キレもある本当に頼もしいピッチャーになったと思います」
★夢は中国代表のユニフォームで世界へ
今年に入り、進路はプロ1本に定めた。「育成でも行きます」ときっぱり。孫にはもう一つの大きな夢もある。中国代表のユニフォームを着て、世界大会のマウンドに上がることだ。前回のWBCでは、候補として呼ばれたものの、実際には出場のチャンスがなかっただけに、「可能性があるんだったら出たい」と思いを寄せている。
躍動感のあるフォーム、打者の手元で一段階伸びるストレート。プロの世界で本当の意味で完成度が高まったとき、夢はきっと正夢になるに違いない。
■孫俊郎[そん・としお]
2004年10月1日生まれ、愛知県東郷町出身。小学5年時に「御岳シャークス」で野球を始める。中学時代は「TKクラブ」でプレー。3年時は「名東野球道場」で学ぶ。島田樟誠では1年夏からベンチ入り。2年夏はチームを42年ぶりのベスト16に導く。大学入学後は1年春から登板する。179cm79kg、左投左打。









