静岡県の高校野球

2026年5月 4日 (月)

【春季高校野球】知徳が初優勝を飾る!

 春季東海大会の決勝は、知徳が浜松商を下し、春夏秋を通じて初優勝を飾りました。

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 今大会県大会初登板となった沖野祥太(2年)が5回を無安打に抑える快投。3回には髙橋舵真(3年)が2試合連続となる特大の2ラン本塁打を放ち、主導権を握りました。最後はエースの渡邉大地(3年)が登板。打者8人に対して4三振を奪い、試合を締めくくりました。

05042_20260504082201  楽しみな存在として目を引いたのは、背番号18の吉田蒼馬(3年)です。高校で野手から投手に転向したとのことですが、まず目を引くのは投手らしい体のシルエット。試合中盤、ベンチ横で投げている段階から気になる存在でした。3番手として7回のピンチでマウンドに上がると、伸びのあるストレートで三振を奪取。8回は四球と安打を許しましたが、決勝の舞台での登板は大きな経験となったはずです。バランスのいいフォームと体の柔らかさが際立ち、腕も振れます。上のステージでさらなる球速アップも期待できる、将来性豊かな原石でした。(編集部・栗山)

<写真上/初優勝を飾って喜ぶ知徳の選手たち>
<写真下/3番手でマウンドに上がった吉田蒼馬(知徳)>

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2026年4月26日 (日)

【春季高校野球】知徳16年ぶりベスト4 渡邉大地が2日間267球の熱投!

春季高校野球県大会は準々決勝が行われ、ベスト4が決まりました。

[準決勝]
知徳-聖隷クリストファー
浜松商-日大三島

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 知徳が静岡高を破り、16年ぶりとなるベスト4進出を決めました。
 前日の常葉大菊川戦で延長12回を投げ抜いた左腕・渡邉大地は、この日も先発のマウンドへ。初鹿文彦監督は、その経緯をこう明かします。「もちろん、投げさせるかどうか迷いはありました。ただ、本人から今朝『いかせて下さい』という言葉があり、そこは止めることができませんでした。一度しかない高校野球。夏のことは春が終わってからまた考えようと。まずはこの春にすべてをかけるつもりです」。
 そんな指揮官の思いに応えるように、渡邉は尻上がりに調子を上げていきます。3回に1点を失ったものの、「昨日より無駄な力みがなく、逆に良かった」と、連投の疲れを感じさせない投球で試合をつくりました。
04262_20260426171201  1対1の同点で迎えた8回には、「静岡裾野シニア」時代からバッテリーを組む後輩・松本星碧が援護します。1死二、三塁から前進守備の二遊間の頭を越える2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功しました。「みんながつないでくれたチャンスだったので、絶対に決めるという気持ちで打席に立ちました」。
 9回、最後の打者を三振に斬って取ると、渡邉は左手で力強くガッツポーズ。2日間で267球を投げ抜き、「今はやり切ったという感じです」と、清々しい表情を浮かべました。
 いよいよ準決勝では、150キロを計測した聖隷クリストファーの髙部陸と対戦します。「チームとして勝つことを意識したいです」と渡邉。東海大会出場を懸けた大一番。知徳は、大きな壁に挑みます。 (編集部・栗山)

<写真上/試合後、ハイタッチを交わす渡邉大地と松本星碧(知徳)>
<写真下/勝ち越しタイムリーを放つ、ガッツポーズの松本星碧(知徳)>

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2026年4月19日 (日)

【春季高校野球】浜松商・成長株の右腕・小幡が流れを引き寄せる!

 春季高校野球は夏のシード校が決定しました。

<シード校>

常葉大菊川/知徳/静岡/加藤学園/聖隷クリストファー/静岡商/磐田東/富士市立/掛川西/浜松商/常葉大橘/東海大静岡翔洋/浜松開誠館/日大三島/藤枝東/袋井

04191_20260419173801  浜松球場では浜松商が富士を7対3で下し、3年連続でシード権を獲得しました。
 試合は浜松商が2点を先制し、その後富士が同点に追いつく展開となりました。流れを引き寄せたのは、2番手で登板した小幡隼也(2年)でした。
 「負けられないという思いでした」と、6回からマウンドに上がると、被安打1本に抑える好投。地肩の強さを感じるフォームから、8回には自己最速となる138キロをマークし、力強いストレートで相手打線を封じました。
 浜松商出身の叔父・大輔さんの影響で、「浜松ボーイズ」から浜松商へ進学。本格的に投手へ専念したのは昨秋からと遅かったものの、投げるたびに球速を伸ばしている成長株です。 「3年夏には140キロ台後半を投げたいですし、変化球も磨いていきたいです」
 そう語る小幡の存在は、2000年以来の甲子園出場を目指す浜松商にとって、大きな追い風になりそうです。(編集部・栗山)

<写真/2番手で好投を見せた小幡隼也(浜松商)>

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2026年4月18日 (土)

【春季高校野球】藤枝東が創部初のシード獲得!

 春季高校野球静岡県大会が本日開幕しました。
 ちゅ~るスタジアムの第2試合では、藤枝東が磐田南を破り、創部80年目で初となる夏のシード権を獲得しました。

<ちゅ~るスタジアム>
浜松大平台 4-2 焼津中央(延長10回)
藤枝東 3-2 磐田南(延長11回)

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 藤枝東は2回、8番・井上翔馬(3年)の適時打などで2点を先制しました。県予選で2試合連続完封のエース・山下陽斗(3年)は、3回と7回に失点したものの、8回1死三塁のピンチでは連続三振を奪う気迫の投球を見せます。延長11回裏には相手バッテリーのミスでサヨナラ勝ちを収めました。
 「自信を持って投げ切ることができました」と山下。最速を2キロ更新した131キロのストレートはベース上での伸びがあり、70キロ台のカーブとのコンビネーションも抜群。勝負どころでベストボールを投げ込むメンタルの強さも光りました。
 4月1日に就任したばかりの中村匠監督は選手たちをこう讃えました。
 「前任の大石(泰広)先生が本当にいいチームを作ってくれました。粘り強さを感じています」
 春の目標だったベスト16入りを達成。中村監督は「このチームだったら甲子園を狙っていいと思います」と話します。創部初のシード権獲得を追い風に、さらなる躍進を予感させる勝利となりました。
 
04182_20260418161901  また、第1試合の浜松大平台対焼津中央もタイブレークにもつれ込む接戦となりました。試合を決めたのは2年生の4番打者・近藤悠斗です。延長10回表、2死満塁の場面で「絶対に打ってやろうと思った」と初球を捉え、ライトオーバーの走者一掃二塁打を放ちました。
「浜松ボーイズ」ではクリーンアップを打った左の強打者。「直井(勇人)監督のもとで野球がしたい」と浜松大平台に入学しました。打席での雰囲気の良さと、力強いスイングが魅力。「4番として流れを持ってくる打撃がしたいです」と、明日の試合へ闘志を燃やしていました。(編集部・栗山)

<写真上/ベスト16入りを達成して喜ぶ藤枝東の選手たち>
<写真下/タイムリー二塁打を放ち、塁上でガッツポーズを作る近藤悠斗(浜松大平台)>

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2026年4月11日 (土)

【春季高校野球】聖隷クリストファーの髙部が8回1失点&鈴木が攻守で活躍!

 聖隷クリストファーの髙部陸が侍ジャパンU-18候補選手強化合宿に参加した影響で、本日、1試合のみ上位決定戦が行われました。

[上位校決定戦]
聖隷クリストファー 7-1 掛川東

04111_20260411212101 先発の髙部は立ち上がりの2回に1点を失ったものの、徐々にエンジンがかかります。変化球を軸に試合を組み立てる、大人の投球を展開していきます。
 一転、味方が同点に追いついた直後の5回表でした。2死から走者を許したものの、「流れを作りたかった」と、追い込んでから髙部らしい唸りを上げるストレートで狙って三振を奪います。
 すると6回、打線が一挙6点を奪って勝ち越し。髙部は8回を投げて1失点。「この春はチーム全体として成長できる大会にしたい。自分としては、県大会の準決勝、決勝あたりで150キロを投げられるように。そのための準備をしていきます」と抱負を口にしました。
04112_20260411212201 野手陣では「2番センター」で出場した鈴木悠陽が攻守で存在感を発揮しました。2回のピンチではファインプレーでチームを救うと、第4打席の好機ではレフトへあわや本塁打の大飛球のあと、大振りすることなく、きっちりセンター前へ運び、2点タイムリー。走攻守三拍子そろった、将来が楽しみな存在です。(編集部・栗山)

<写真上/「代表合宿では色々な選手から刺激を受けた」という髙部陸(聖隷クリストファー)>
<写真下/6回にタイムリーを放った鈴木悠陽(聖隷クリストファー)>

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2026年4月 5日 (日)

【春季高校野球】富士市立がタイブレークを制す!

 春季高校野球は昨日中止となったが上位決定戦が行われました。裾野球場の知徳対富士市立は、タイブレークまでもつれこむ熱戦となりました。

[上位校決定戦]

富士市立 6-4 知徳(延長10回タイブレーク)

04051_20260405174901  富士市立は延長10回、表の攻撃で4番・滝口陽喜(3年)がライト前へタイムリーを放ち、2点を勝ち越します。その裏、先頭打者にレフト前安打を浴びたものの、藤原善司(3年)のホームへの好返球で二塁走者を封殺。初回から投げ続けてきた臼井遥都(3年)は「これで自分の気持ちも上がった」と、後続をきっちりと抑えると、ナインと抱き合いました。
 両校は3月に練習試合を実施し、富士市立は連敗。その悔しさもあり、臼井は「今度こそは」という強い思いでマウンドに上がったそうです。右スリークオーターから、初速と終速の差の少ない伸びのあるストレートに、多彩な変化球を織り交ぜるのが持ち味。「初回から飛ばし過ぎた」と中盤に球威が落ちかけましたが、戸栗和秀監督から常日頃言われている「逆境に強くなれ」という言葉を思い出し、最後まで投げ抜きました。
 高校入学時は内野手だったものの、1年秋から本格的に投手へ転向。「三振がとれるようになってきている」と自信を深めている右腕は「県大会では夏のシード権を必ずとる気持ちで投げます」と、さらなる飛躍を誓ってくれました。
 富士市立にとっては県大会に向けて弾みがつく大きな1勝。戸栗監督も「今日は選手たちが引かなかった。こういう試合をしていきたい」と、手応えを口にしていました。(編集部・栗山)

<写真/最後の打者を打ち取り、笑顔を見せる臼井遥都(富士市立)>

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2026年4月 4日 (土)

【春季高校野球】藤枝明誠が逆転で上位校決定戦を制す!エース松下が気迫の完投勝利 

春季高校野球が上位決定戦が行われました。藤枝明誠は清水桜が丘に逆転勝ちを飾りました。

[上位校決定戦]

藤枝明誠 2-1 清水桜が丘

04041_20260404180001  藤枝明誠の左腕・松下歩叶(3年)が、実力を証明する投球でチームを勝利へ導きました。初回、先頭打者への四球から先制点を許したものの、2回以降は本来のリズムを取り戻します。最速131キロのキレのあるストレートに加え、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜ、相手打線を翻弄。8回無死一、三塁の大ピンチでは「何が何でも抑える気持ちで投げた」と気迫を見せ、無失点で切り抜けました。終わってみれば9奪三振、1失点の完投でした。
 試合後は「無駄なフォアボールを出してしまった」と反省しながらも、初回の失点のあとにはブルペンに向かい、自身の生命線であるカーブを投げて感覚を取り戻したのはさすがです。「課題を潰しながら、軸となるピッチャーとして負けないピッチングがしたい」と県大会へ向けて気持ちを切り替えていました。
 春先の練習試合では東海大甲府(山梨)や名古屋たちばな(愛知)といった強豪相手にも好投したとのこと。県大会でのブレークに期待が高まります。
 打線は8回裏、3番・青木豊将(3年)のタイムリーで同点に追いつくと、5番・篠田舜(3年)がレフトオーバーの二塁打を放ち、勝ち越しに成功。明誠らしい粘り強さを発揮しての逆転勝ちとなりました。光岡孝監督は「公式戦でこういうゲームを獲れたのは大きい」と収穫を語っていました。(編集部・栗山)

<写真/完投した松下歩叶(藤枝明誠)>

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2026年3月29日 (日)

【春季高校野球】県大会出場の39チームが決定 静岡市立・小西が目覚めの一発!

 春季高校野球は県大会出場の39チームが決まりました。

知徳/富士市立/三島北/沼津東/加藤学園/富士宮西/日大三島/富士/常葉大橘/静岡/清水桜が丘/藤枝明誠/静岡商/静清/藤枝東/駿河総合/磐田南/袋井/浜松日体/磐田東/浜松商/掛川西/掛川東/聖隷クリストファー/浜松学院興誠/常葉大菊川/沼津商/飛龍/富士宮北/桐陽/焼津中央/島田樟誠/東海大静岡翔洋/静岡市立/島田工/浜松工/浜松開誠館/遠江総合/浜松大平台


 

03291_20260329185601  草薙球場では静岡市立が静岡学園を下し、敗者復活から県大会出場を決めました。
 2点を先制し、1点差に迫られた4回、1死から注目スラッガー・小西祐大に待望の一発が飛び出します。カウント3-2から真ん中高めのストレートを完璧に捉え、レフト方向へ。打球はグングンと伸び、スタンドイン。これが公式戦初本塁打で、高校通算4本目です。
 前日の駿河総合との県大会出場をかけた試合では、自らのミスが敗戦に直結。「キャプテンとして切り替えないといけない」と言い聞かせ、きょうの試合に臨んだといいます。「今までは『打ちたい、打ちたい』と気持ちが先走り、消極的になっていましたが、今日は思い切り振ることができました」と笑顔を見せました。 腰の手術を乗り越え、ようやく万全の状態で迎えたこの春。ここからのさらなる爆発に期待が高まります。
03292_20260329185601  投げては今春公式戦初登板となった左腕・大居丈浩が好投を披露。3回、満塁のピンチで前日に完投したエース・池谷冴虎からバトンを受けると、「点を取られても、きっと取り返してくれると思った」と全力で腕を振り抜き、投手ゴロ、セカンドゴロで切り抜けました。
 少し体を捻るプチトルネード気味のフォームから伸びのあるストレートを投げ込み、独特のカーブも効果的。最後まで安定した投球を見せました。「県大会でも、1球1球を楽しめるようなピッチングがしたいです」。静岡市立にとって、県大会へ向け大きな収穫となる一戦でした。(編集部・栗山)

※静岡市立・小西祐大選手については現在発売中の『静岡高校野球2026春号』でも詳しく紹介しています。

<写真上/本塁打を放ち、スタンドに向けてガッツポーズの小西祐大(静岡市立)>
<写真下/好投を見せた大居丈浩(静岡市立)>

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2026年3月28日 (土)

【春季高校野球】愛鷹球場でプロ注目対決&富士高は稲木監督のラストを飾る!

 春季高校野球県予選3日目。愛鷹球場の第3試合には、プロ9球団のスカウトが集結しました。

03281_20260328191901  注目の沼津商・後藤幸樹は「2番キャッチャー」で出場。第1打席にレフト前安打を放つと、肩の強さを見せたのは6回でした。無死一塁、バント処理で素早くキャッチし、すかさず二塁へ矢のような送球。一塁走者を封殺しました。さらに7回の第4打席でもライト前安打。チームは敗れたものの、高いポテンシャルを示しました。
 相手の知徳・渡邉大地もプロ注目の長身左腕。後藤は「いいピッチャーが相手ほどワクワクするし、そこで打てばスカウトにもアピールになると思った」と振り返り、「明日こそ勝って県大会に行きます」と力強く話してくれました。
08282_20260328192201  試合は知徳が2点を追う展開から、8回裏に同点に追いつくと、さらに2死一二塁で2番・大久保秀飛がレフトオーバーの2点タイムリー。「大地が頑張って投げていたので、ここで一本を打たないといけない」と覚悟を決めて、結果で応えました。知徳は今年に入って高校生相手の練習試合で負けなし。13連勝と勢いに乗っており、まずは県大会出場を決め、春の目標である東海大会進出へ第一関門を突破しました。


 第1試合では富士高が桐陽を1対0で下しました。エース左腕・渡邉伸哉が相手打線を2安打に抑える快投で、公式戦初完封。8回にスクイズで奪った1点を守り抜きました。
 4月1日より韮山に異動となる稲木恵介監督は試合後、「子供たちがよく頑張ってくれた」と涙を浮かべました。2022年4月から富士高を率い、昨春はベスト16進出で24年ぶりの夏シード獲得へ導いた指揮官。渡邉は「これからも自分の成長を見守っていてほしい」と思いを語りました。(編集部・栗山)

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<写真上/攻守でアピールを見せた後藤幸樹(沼津商)>
<写真中/勝ち越しタイムリーを放ち、喜びを爆発させる大久保秀飛(知徳)>
<写真下/ベンチ前で稲木恵介監督を囲む富士高の選手たち>

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2026年3月21日 (土)

【春季高校野球】伊豆伊東が春初勝利 金指が攻守で存在感! 

 春季高校野球県予選2日目。裾野球場では伊豆伊東が韮山を下し、創部以来の春初勝利を飾りました(2対1)。
  
03211_20260321200001  伊豆伊東は3回、2死からチャンスを作ります。1番・金指敢太(新3年)が右中間を破る二塁打で出塁すると、2死一、二塁から3番・荒子健太(新3年)が左翼オーバーの2点適時打を放ち先制しました。
 投げては先発の土屋柊真(新3年)が6回まで無失点の好投。7回からは金指がマウンドに上がります。最終回に1点を失ったものの、ベース上での力強いストレートが光り、3イニングで6奪三振をマークしました。
 投打で将来性を感じさせる金指。高校通算10本塁打を記録する打撃は、スイングスピードが群を抜いています。また、高校から始めたという投手としても成長途上です。制球面に課題があり、冬場から試行錯誤を重ねてきたフォームも、今週に入りしっくりくる腕の位置をつかみ、この日の投球に結びつけました。指にかかったボールは唸りを上げていました!
 伊豆伊東の中山裕介監督は4月1日付で長岡中への異動が発表されています。選手たちにも19日に伝えられ、「この2日間の練習は、いつも以上にみんなで盛り上げり、負けられないという思いで取り組んだ」と金指。次戦・日大三島戦へ向け、さらに気持ちを高めていました。
 また、相手の韮山・武井淳監督も沼津工への異動となります。就任してからの8年間、きめ細かな野球でチームをまとめ上げ、夏の大会は全て初戦突破(2020年代替大会を除く)に導きました。その歩みは、確かな足跡としてチームに刻まれていくことでしょう。(編集部・栗山)

<写真/最終回のピンチを切り抜けて吠える金指敢太(伊豆伊東)>

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