静岡県の高校野球

2018年8月 8日 (水)

「48(ヨンパチ)ベースボールカップ」は浜松西が2連覇!

◆48(ヨンパチ)ベースボールカップ<決勝リーグ>
浜松西 11-1 焼津水産(5回コールド)
焼津水産 4-1 伊豆中央
浜松西 10-0 伊豆中央(5回コールド)

08081
 愛野球場にて5日、「第2回48(ヨンパチ)ベースボールカップ」の決勝リーグが行われました。

 県内の昭和48年生まれの指導者同士の交流が深まり、昨年から開催されている大会。今年は6校が参加し、伊豆中央、焼津水産、浜松西の3校が決勝リーグに残りました。
 昨年に続き優勝したのが浜松西。2試合ともにコールド勝ちを収めました。近年、強力打線を形成している同チームですが、今年はもうワンランク上がり、破壊力があるイメージです。
 なかでも、2試合で4安打(二塁打2本)を放った4番打者・西尾龍治(1年)が印象に残りました。パンチ力のある打撃に加え、キャッチャーとしても強肩が魅力。2試合目にマスクをかぶり、5イニングの間で4盗塁を防止しました。
08082 投手陣も豊富で第1試合は182センチの長身右腕・井川迪紀(2年)が好投すると、第2試合は平野駿(2年)が力強いストレートを武器に5回を無失点に抑えました。
 「他にもいいピッチャーがいるので全員で力を合わせて秋は東海大会優勝を目指している」という平野。一人ひとりの選手たちの顔つきも良く、旋風の予感がしました。

 敗れはしましたが、伊豆中央は右腕・星谷尚輝(2年)も楽しみな投手。178センチの身長があり、134キロをマークしました。普段はもう少しスピードは出ているとのこと。まだ粗削りな面を残しますが、何か一つのきっかけで大きく成長しそうな可能性を感じました。
 また焼津水産では3番打者の鈴木脩馬(2年)のシャープなスイングが光っていました。(編集部・栗山)

<写真/5回を無失点に抑えた平野駿(浜松西)>

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2018年7月30日 (月)

静大出身指導者による「横山杯」が開催されました!

 夏の大会が終わったばかりですが、すでに新チームはスタートし、各地でローカル大会が開催されています。
 昨日は静岡大硬式野球部出身の指導者による「横山杯」を見てきました。
 この「横山杯」は今春まで40年以上に渡って静岡大の監督を務めた横山義昭氏(現総監督)の苗字を冠にした大会。今年で3年目を迎えるそうです。実行委員長を務める内藤英伍氏(富士宮北部長)が「横山杯」の意義をこう語ります。
「秋の大会を前に静大出身の指導者の高校が集まって力をつけることはもちろんですが、この横山杯は現役の静大生が裏方として働いてくれるんです。審判やボール拾いなど積極的に行ってくれる。指導者を目指す大学生の勉強の場にもなると思うんです」
 今年は5チームが参加。台風の影響で28日(土)は中止になりましたが、29日(日)は静岡大グランドで3試合が行われました。

★1回戦 三島南10-6湖西(延長10回タイブレーク)
★準決勝 浜松北5-4三島南
★準決勝 富士宮北2-0御殿場
※決勝戦の浜松北対富士宮北は9月24日(月)に御殿場南グランドで11時30分から開催されます。

 07301_2球場に着くと、湖西と三島南の試合が行われていました。試合は三島南のリードで進みますが、終盤に湖西が同点に追いつく白熱した展開に。両チームともにレベルが高く、この時期の試合とは思えませんでした。
 タイブレークが採用された10回表、三島南は満塁の場面で打席に2番・植松鳳太(2年)を迎えます。鋭いスイングから放たれた打球はライト後方に向かって一直線。試合を決定づける満塁本塁打となりました。
 僕は見ることができませんでしたが、植松は5回にも本塁打を放っていたそうで、その飛距離が半端なかったとか。静岡大はライトフェンスまで90メートルありますが、おそらくは110メートルくらいは飛んでいたとのことでした。
 植松は1年夏から5番打者として出場している強打者。この夏も初戦で三塁打を含む3安打を放っています。秋の大会でもマークしていきたいです。
 07302一方の湖西は、3番手で登板した熊谷翔輝(2年)の好投が光りました。前チームの水野喬日のような速球派ではないのですが、変化球を絡ませて質の高い投球を見せてくれました。「新チームは継投で考えている」という齋藤哲男監督。湖西には、1年生を含めてまだ他にも好投手がいるようなので、今後も目が離せません。(編集部・栗山)

<写真上/この日、2本塁打を放った植松鳳太(三島南)>
<写真下/バランスのいい投げ方の熊谷翔輝(湖西)>

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2018年7月28日 (土)

常葉大菊川が2年ぶり6度目のV!

 常葉大菊川が劇的なサヨナラ勝ちで2年ぶり6度目の甲子園出場を決めました。

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★7月28日 夏の静岡大会決勝 草薙球場 晴   

  チーム
島田商 0 0 0 0 1 0 2 1 1 5
常葉大菊川 0 0 1 0 1 0 1 2 1 6

(島)小林-斎藤
(常)漢人-根来
▽二塁打=菊地(島)、鈴木、伊藤、奈良間、根来(常)

07282  先制したのは常葉大菊川。3回、4番・根来龍真のタイムリーで1点を挙げる。同点となった5回には3番・鈴木琳央のタイムリーで勝ち越す。一方の島田商は7回、2死二三塁から1番・菊地涼が漢人友也の高めのスライダーをとらえて2点タイムリー二塁打。逆転に成功した。
 しかし、常葉大菊川はその裏にすかさず同点に。1点を追う8回には根来のタイムリーなどで再びリードを奪った。
 それでも島田商は9回二死から驚異の粘りを見せる。3連打で同点に追いついた。そして、迎えた9回裏、常葉大菊川は2死満塁から2番・東虎之介がショートへのライナー性の打球が内野安打となり、サヨナラ勝ちを飾った。

常葉大菊川・高橋利和監督
「去年の秋、静岡高校さんに逆転負けことが生きた決勝戦だった。決して、こういう展開に慌てることはなかった。甲子園では(常葉大)菊川らしい野球を見せられるように頑張りたい」

島田商・池田新之介監督
「ここまで本当によく頑張った。胸を張って、高校野球野球人生をやりきったと言える子たち。今は『おめでとう』と言いたい。9回の攻撃は最後まで誰一人、終わっていないという気持ちだった。みんなでつないでくれた。必ず、この悔しさが新チームにつながると信じている」

<写真/2本のタイムリーを放ったプロ注目の根来龍真(常葉大菊川)>

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2018年7月25日 (水)

夏の静岡大会準決勝(7月25日)~草薙球場レポート

★7月25日 夏の静岡大会準決勝 草薙球場 晴   

 チーム
掛川西 0 1 0 0 0 1 1 0 4 7
島田商 4 2 1 0 0 3 0 8 × 18

(掛)川合、夏目、近藤-飛騨野
(島)太田、小林-斎藤
▽二塁打=山村、川合(掛)斎藤、増田、菊地(島)
▽三塁打=杉山、菊地(島)

07251_2  島田商が77年ぶりの決勝進出を決めた。池田新之介監督が「大仕事をやってくれた」と褒めたたえたのが先発した太田晏光だった。エース・小林史弥が前日211球を投げてベンチからスタート。この試合のために準備してきたという太田は初回の満塁のピンチを切り抜けると、5回まで掛川西打線を1失点。6回から小林にバトンを託した。
 打線は初回に6番・山本新、7番・斎藤朝陽のタイムリーで一挙4点を先制。2回には4番・杉山竜勢のタイムリーで2点、3回にも1点を追加した。その後も攻撃の手を緩めず、8回には5安打を集中して大量8点を奪った。
 なお、準決勝の第2試合は常葉大菊川が9対0で浜松城北工を下した。

島田商・池田新之介監督
「子供たちに昨日の疲れはほとんどなく、昨日の勢いのまま試合に入ることができた。元々力のある子たち揃っているわけではないが、試合を重ねるごとに成長している。ファイナルステージに向けて、準備していきたい」

<写真/5回を1失点に抑えた太田晏光(島田商)>

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2018年7月24日 (火)

夏の静岡大会準々決勝(7月24日)~清水庵原球場レポート

<清水庵原球場>

常葉大菊川 11-0 静岡商
浜松城北工 6-4 浜松修学舎

 第1試合は好調の常葉大菊川打線が爆発した。初回に1点を先制すると、2回には打者一巡の猛攻で6点を追加。さらに、3回には2番・東虎之介が本塁打を放ち、リードを9点に広げた。投げてはエース・漢人友也が5安打完封。低めに伸びるストレートが冴え渡った。

 07251第2試合は浜松城北工が逆転勝ちで創部初の準決勝進出を決めた。3点を追う6回、相手エラーなどで同点とし、なおも無死一三塁から1年生の岩﨑航太のタイムリーで勝ち越す。その後、7回に6番・鈴木裕登、8回には1番・志賀大暉のタイムリーで加点した。先発の則竹雅斗はランナーを出しながらも、チェンジアップを効果的に使い、最後まで粘り強い投球を見せた。

常葉大菊川・高橋利和監督
「1回から9回まで攻め続ける姿勢を見せることができた。漢人もスイッチが入っていた。特に、7回、8回あたりは球が伸びていた」

浜松城北工・羽切政人監督
「5回裏に2点を失い嫌な展開だったが、『積極的に振っていこう』と6回は送り出した。嫌な展開だったが、よく逆転してくれた。則竹は1球1球集中して投げてくれている」

<写真/準決勝進出を決めて喜ぶ則竹雅斗(浜松城北工)>

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2018年7月22日 (日)

夏の静岡大会4回戦(7月22日)~磐田球場レポート

★7月22日 夏の静岡大会4回戦 磐田球場 晴   

チーム
湖西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
掛川西 0 0 1 0 0 0 2 0 × 3

(湖)水野-外山
(掛)川合-飛騨野
▽二塁打=尾崎(湖)福田、三浦(掛)

 07221_2県ナンバーワン右腕・水野喬日が4回戦で姿を消した。前日の3回戦からの好調を維持して、立ち上がりからストレートが走る。しかし、3回に1点を失うと、7回も2失点。それでも、8回裏には「疲れがあったが目いっぱい投げた」と、ギアをマックスに上げて、プロ注目らしく剛球で掛川西打線を無失点に抑えた。試合後、水野は報道陣に囲まれると涙が止まらなくなった。「本当に悔しいです…。でも、この仲間と一緒に戦えたことはいい経験になりました」。将来については「上に行けるなら行きたい」と話し、さらなる飛躍を誓った。
 07222_3一方の掛川西は川合勇気が3安打完封。力強いストレートがコーナーに決まり、完ぺきな投球を見せた。打線は水野に対し、粘り強く攻撃。2回に3番・石川優星のタイムリーで先制すると、7回には9番・三浦幹大のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。

掛川西・大石卓哉監督
「水野君と川合のエース対決。いい投手戦だった。その中で、最後まで全員が集中力を切らすことなく、粘っこくプレーしてくれた。一戦一戦、戦うごとにベンチの雰囲気が良くなってきている」

<写真上/初戦から4回戦までの4試合を一人で投げ抜いた水野喬日(湖西)>
<写真下/3回に先制タイムリーを放った石川優星(掛川西)>

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2018年7月21日 (土)

夏の静岡大会3回戦(7月21日)~草薙球場レポート

★7月21日 夏の静岡大会3回戦 草薙球場 晴   

 チーム
静岡高 1 2 0 0 1 0 1 0 0 5
常葉大橘 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3

(静)鈴木翔-黒岩
(常)市川、河村、永田-夏目
▽二塁打=山本(静)
▽本塁打=紅林(常)

 07211静岡高は2点を追う2回、2番・黒岩陽介のタイムリーで同点。さらに5回には無死一三塁から相手のエラーで勝ち越すと、7回には5番・小林晃輝の犠飛で1点を加えた。投げては先発の鈴木翔也が初回こそ球が高めに浮くも、2回以降は持ち味の緩急を使った投球を展開。バックの好守も光り、2回から9回を無失点に抑えて完投した。
 一方の常葉大橘は初回に1番・紅林史也の本塁打などで3点を挙げたが、静岡高のスキのない野球に苦しんだ。

静岡高・栗林俊輔監督
「鈴木翔也はギリギリのところで粘って良く投げれてくれた。やはり黒岩の働きが大きかった」

常葉大橘・夏目大(4打数無安打に終わる)
「番狂わせを起こしたかったのですが…。いい場面で打席に回ってきましたが役割を果たせず、情けないです。(進路について)将来はプロが目標ですが、これからじっくり考えます」

<写真/攻守に活躍を見せた主将の黒岩陽介(静岡高)>

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2018年7月16日 (月)

夏の静岡大会2回戦(7月16日)~掛川球場レポート

 今日の掛川球場第1試合は地元の2チームが激突。内野席は超満員となり、外野席も開放されました!
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★7月16日 夏の静岡大会2回戦 掛川球場 晴   

チーム
掛川西 0 0 0 0 3 0 0 0 2 5
掛川東 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

(西)川合-飛騨野
(東)野元、鈴木-赤堀
▽二塁打=山村、福田(西)敦賀(東)

07161 先制したのは掛川東。2回、4番・敦賀壱咲の2塁打を足掛かりに1点を挙げる。先発の野元優作は上々の立ち上がり。打者の手元で伸びるストレートとスライダーを武器に、4回まで無失点に抑える。
 しかし、掛川西は5回に反撃。1死二三塁のチャンスから9番・三浦幹太がしぶとくセンター前へ。2者が生還し、逆転に成功する。投げてはエース・川合勇気が尻上がりに調子を上げ、3回以降は力強いボールが低めに決まる。
 すると9回、掛川西は2番・髙林幸汰の2点タイムリーでダメを押した。

掛川西・大石卓哉監督
「苦しみながらも、応援していただいた皆様の前で勝つことができたことが良かった。勝つことで自信をつけていきたい」

<写真/川合勇気(掛川西)>

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2018年7月15日 (日)

夏の静岡大会2回戦(7月15日)~島田球場レポート

<島田球場>

富士市立 5-1 榛原
相良 6-5 三島北

07151  第1試合は富士市立の1年生・青島佳太朗が先制タイムリーを放つ活躍。初回、1死一三塁の場面で打席が回ってくると、4球目の低めのストレートをセンター前に弾き返した。山梨・身延シニア出身。高校入学後、能力の高さを買われてゴールデンウィーク前からレギュラーに。戸栗和秀監督は「技術はもちろん、心がしっかりして将来が楽しみ」と期待し、夏の大会も初戦からスタメンで起用した。「監督から『1年生だから思い切りいけ』と言われていました。大事な場面で打てて気持ち良かったです」(青島)。投げてはエース・瀧大和が1失点完投勝利。手元で伸びるストレートに加え、変化球も低めに集まった。次戦の静岡商に向け、「攻める投球をしていきたい」と表情を引き締めた。

 07152第2試合は相良のリリーフ、大塚竜之介の好投が光った。大塚は大会前、清水桜が丘を完封するなど20イニング以上を無失点。その好調さを維持し、4回途中からマウンドに上がり、三島北打線を4安打に抑えた。右サイドから繰り出すスライダ―が武器。「自信を持って試合に入ることができた」と胸を張った。

<写真/「5番サード」でデビューした1年生の青島佳太朗(富士市立)>
<写真下/好リリーフを見せた大塚竜之介(相良)>

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2018年7月14日 (土)

夏の静岡大会1回戦(7月14日)~浜松球場レポート

 今日は一回戦屈指の好カード、湖西対浜松商を取材しました!

★7月14日 夏の静岡大会1回戦 浜松球場 晴   

  チーム
湖西 0 3 0 3 0 1 0 0 0 7
浜松商 0 0 0 0 2 0 0 1 0 3

(湖)水野-外山
(浜)細田、太田、小柳-藤本
▽二塁打=山田、尾崎、高柳(湖)
▽三塁打=尾崎(湖西)2、山本真(浜)

07141 ドラフト候補の水野喬日を擁する湖西が浜松商を撃破した。プロ8球団のスカウトが見守る中、水野は浜松商相手に3失点完投。スピードは最速の145キロに及ばない139キロ止まりも、変化球を使いながら打たせて取る投球を展開。8回には無死満塁のピンチを迎えるも、好打者・望月勇哉を併殺に仕留めて勢いをつけた。
 水野の頑張りに打線も奮起。2回に2番・尾崎和弥の3点タイムリーで先制点。4回にも尾崎のタイムリー2塁打などで3点を追加した。

 07142また、第3試合では、浜松開誠館の捕手・宮下凌にもプロの熱視線が注がれた。二塁送球タイムが1・8秒台という強肩捕手。「今日はうまく乗り切れなかった」というものの、投手陣を巧みにリード。チームは9対4で勝利した。「高校からそのままプロに行きたい」と意気込むだけに、2回戦以降も注目が集まる。

湖西・齋藤哲男監督
「選手たちには、相手が浜商さんという先入観を持たせないようにした。水野は後半に状態を上げていく予定だったと思うが、やはりこの暑さに苦しんだ。それでも、最後までよく投げてくれたと思う」

<写真上/浜松商を下して初戦を突破した水野喬日(湖西)>
<写真下/強肩を誇る宮下凌(浜松開誠館)>

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