【秋季県大会】聖隷クリストファーが3季連続優勝!
秋季県大会は決勝戦と3位決定戦が行われ、東海大会には聖隷クリストファー、掛川西、常葉大菊川の出場が決まりました。
<決勝>
聖隷クリストファー 3-1 掛川西
<3位決定戦>
常葉大菊川 10-1 浜松日体(7回コールド)
聖隷クリストファーが春夏に続き、3季連続で県優勝を果たしました。決勝戦もマウンドに上がったのはエースの髙部陸。上村敏正監督は、ここまで全試合をフルイニングで投げてきたことによる疲労を考慮し、「他のピッチャーを投げさせる予定だった」と明かします。それでも髙部は「自分が最後まで投げます」と直訴。1年夏と秋に掛川西に敗れていただけに、「何としても」という気持ちがあったそうです。3回には同点タイムリーを浴びたものの、ここからが髙部の真価。試合中に修正しながら徐々に自分のペースに持ち込んでいきます。特に変化球が冴えわたり、終わってみれば13奪三振、1失点完投。打っては4回に自ら左中間へタイムリーを放ち、貴重な3点目を叩き出しました。「東海は勝ちにこだわっていきたい」と昨夏に続く甲子園出場に向け、さらにギアを上げていくことでしょう。
3位決定戦でもエース左腕が躍動しました。常葉大菊川の佐藤大介です。先発として5回1失点の投球を見せ、それ以上にインパクトを残したのがバッティング。今日はバットに当たれば全部ヒットになるというイメージで、4打数4安打3打点。鮮やかなバットさばきでセンター方向に快音を響かせました。特に印象的だったのは3回の三塁打。「アウトコースのスライダーを素直に打ち返せた」と左中間へ運びました。準決勝で聖隷クリストファーに敗れた悔しさを胸に、「東海大会ではそのリベンジをしたい」と燃えていました。(編集部・栗山)
<写真上/完投してガッツポーズを作る髙部陸(聖隷クリストファー)>
<写真下/投打で存在感を示した佐藤大介(常葉大菊川)>

















