「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が開幕しました!
「第6回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が本日、草薙球場で開幕しました。
<第1日目・草薙球場>
中京大 7-6 慶應義塾大
中京大 3-0 清水東
第1試合は中京大の川瀬譲二(藤枝明誠出身・2年)&狩俣藍生(掛川西出身・1年)の静岡出身コンビが勝利に貢献しました。下級生主体とはいえ、相手は今秋の明治神宮大会を制した慶應義塾大。「負けたくなかったです。勝ちにこだわりました」(川瀬)。「あの上級生と一緒に練習している選手。いい刺激をもらいたかったです」(狩俣)。ともに気持ちが入って試合に臨んだそうです。まず、3番に入った狩俣は初回、走者を三塁に置いて、きっちりと左翼に犠飛を放ってチームに先制点をもたらします。続く4番の川瀬は技ありの右翼前タイムリーで続きました。
そして7回でした。1点を追いかける中、2死から狩俣が中堅前安打で出塁すると、川瀬が左翼線へタイムリー二塁打。狩俣は9回にもサヨナラ勝ちに繋げる右翼前安打を放ちました。
2人はこの秋、リーグ戦に出場するもチームは最下位。今回のオータムリーグでの経験を来年のブレイクに繋げてほしいと思います。
第2試合、中京大の先発を任されたのは植松麟之介(三島南出身・1年)でした。高校2年春以来の草薙球場のマウンド。凱旋登板で成長した姿を見せてくれました。ほぼ全球ストレート勝負で3回を投げて無安打。外野に一球も打球が飛びませんでした。草薙球場のスピードガンで最速は137キロでしたが、明らかに高校時代よりに腕が振れて、球が力強くなっていました。大学入学後、力を入れてきたというウエイトトレーニングの成果が出ている様子で、今秋はメンバー入りの一歩手前までいったとのこと。「来年の春はリーグ戦のベンチに入るだけでなく、戦力として活躍したいです」。プロ野球選手を目指したいという気持ちも出てきているとのこと。140キロ台を投げる変則右腕は希少。今度はリーグ戦で投げる姿を見に行きたいと思います!(編集部・栗山)
<写真上/勝利に貢献した中京大の川瀬譲二(左)と狩俣藍生(右)>
<写真下/凱旋登板で好投した中京大の植松麟之介>