静岡県中部地区

2021年8月28日 (土)

秋季中部地区大会3日目(8月28日)~草薙球場レポート

<草薙球場・上位決定戦>
城南静岡 14-8 島田
清水東 14-1 焼津水産(5回コールド)
静岡大成  11- 1 榛原(8回コールド)

08281 第1試合は、城南静岡が乱打戦を制し、創部初の秋県大会出場を決めました。
 序盤に4点のリードを許しますが、5回に反撃。相手のミスに乗じて同点とすると、なおも満塁から代打・中村直斗のライトオーバーのタイムリー三塁打で3点を勝ち越しました。劣勢をひっくり返しての勝利に船川誠監督は「練習のたまものかな」とホッとした表情。ただ、投手陣が19安打を浴びて8失点。「県ではもっと自分たちの力を発揮してほしいよね」と手綱を締めていました。

08282  また、静岡大成も秋の県大会初出場です。2回から小刻みに得点を挙げると、4回途中からマウンドに上がった寺尾湧吾が好投。安定した制球力を武器に4回3分の1を無失点に抑えました。「力はないが、ひたむきに頑張ってくれた成果が出た」と横山力監督。そんなチームで一際目立っていたのが「3番キャッチャー」の大石莉樹。打ってはライト前に2安打、さらに視野の広いリードでチームに貢献しました。逞しい腕っぷしからの強肩強打。県大会でも注目していきます!(編集部・栗山)

<写真/中村直斗(城南静岡)、寺尾湧吾(静岡大成)>

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2021年6月24日 (木)

島田商・杉本冬弥が投打で活躍!

 島田商と静岡高が練習試合が昨日無観客で行われました。静岡高はプロ注目の髙須大雅が3回を投げ、許した安打は1本のみ。球速は最速となる145キロをマークしました!
06241_20210624094501  試合は島田商が4対3で勝利。活躍したのは「6番センター」で出場した杉本冬弥です。3試合連続本塁打中と絶好調で、この日は4回に左中間を破るタイムリー二塁打を放ちます。さらに、7回にピンチを迎えると、中堅からマウンドに走ります。先頭打者に四球を許したものの、三者連続三振。8回、9回も無失点に抑える見事な火消しぶりでした。130キロ台中盤のストレートに変化球もキレッキレ。かなり気持ちも入っていました。
 元々は投手として入学も、この春までは外野手として活躍した杉本。島田商はエースの新木柊が万全ですが、夏の大会を見据えて「柊を助ける働きがしたい」と自ら名乗り出たそうです。180センチと上背があり、身体能力に長ける好選手。夏に大暴れしそうな予感がしました。(編集部・栗山)

<写真/杉本冬弥(島田商)>

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2021年6月22日 (火)

注目右腕・丸山颯人(静岡市立)が順調な仕上がり!

 最速140キロ右腕の静岡市立・丸山颯人が今日の清流館との練習試合で登板し、順調な仕上がりをアピールしました。

06221_20210622235601  4回に2番手としてマウンドに上がった丸山。先頭打者に二塁打を浴びたものの、後続をきっちりと抑えます。3イニングを投げて無失点。サイド気味の角度から強いストレートを武器に4三振を奪いました。「今日は真っすぐで空振りがとることができて自信になった」と丸山。5月中旬から練習試合ができなくなりましたが、その間に走る量を増やしたことで体のキレが出てきた様子。腕がぶっ飛んでしまうかと思うほど、猛烈に振れていました。また投げるだけでなく、脚力にも驚きました。出塁した際、50m5秒9の俊足を生かして塁上を駆け抜けたのですが、躍動力がすごい。バネの塊のような感じでした。
 夏の大会に向けて「勝てるピッチングがしたい」と本人が話せば、安井信太郎監督は「あと2週間でまだまだ良くなる」と期待。パワフルな投球で静岡の夏を沸かせてほしいです。
 
 6月24日発売の「静岡高校野球2021夏直前号」では丸山のインタビューを掲載。そちらも読んで頂けると嬉しいです!(編集部・栗山)

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2021年4月 3日 (土)

春季中部地区大会準決勝(4月3日)~草薙球場レポート

<草薙球場・準々決勝
静岡高
8 -7 島田工
島田商 3-1 清水桜が丘

04031  第1試合は静岡高がサヨナラで勝利。4月1日に就任した池田新之介監督の初陣を白星で飾りました。4回までに7点のリードを奪うも、9回表に同点に追いつかれる苦しい展開に。直後、池田監督は「こういうことは野球にはあること。みんなで1点を取りにいこう」と選手に声をかけ、その裏、池田惟音(3年)のセンター前タイムリーにつなげました。「いい面も悪い面も出て、今日の試合で見えてきたものがある」と池田監督。一方で投手陣は先を見据えてプロ注目・髙須大雅(3年)、左腕の舩橋龍右(3年)の2番看板をベンチに置き、2年生の鈴木脩矢法月彰弘の2人で投げ切ったことを評価していました。

04032  続く第2試合も新監督が勝利しました。横山崇監督を迎えた島田商は初回に杉本冬弥(3年)のタイムリー二塁打で2点を先制。投げては先発の新木柊(3年)が好投します。一冬で体重が5キロ増え、パワーアップした右腕。130キロ台中盤のストレートに鋭いスライダーを絡ませて終盤になっても球威が衰えませんでした。横山監督は「今日は新木に頼りすぎていたが、個々の能力が高くこれからが楽しみ」と期待を寄せていました。(編集部・栗山)

<写真上/ベンチ前で選手にアドバイスを送る池田新之介監督(静岡)>
<写真下/1失点完投を飾った新木柊(島田商)>  

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2021年3月 5日 (金)

駿河総合の大型2投手をチェックしてきました!

 明日6日、いよいよ高校野球の対外試合が解禁となります。それに先立ち、駿河総合の2投手をチェックしてきました。

03051  駿河総合は近年、杉山一樹(福岡ソフトバンク)、紅林弘太郎(オリックス)と立て続けにプロ選手を輩出。今年も楽しみな投手がいるということで、ブルペンを拝見しました。
 まず、身長185センチの大型右腕・西島賢介(2年生)。昨秋まではコントロールのいいピッチャーという印象でしたが、一冬を越えて、球に力強さが加わっていました。本人に話を伺うと、冬の間にフォームを一から見直したとのこと。「体の回転の中で振るのではなく、勝手に振られるという意識で取り組んでいます」と教えてくれました。指にかかる球も増え、ボールを弾く感覚が分かってきたそうです。先輩の杉山は、3年春から夏にかけて球速が10キロアップ。本人にその話を伝えると、「自分も頑張ります!」と元気よく応えてくれました。

03052  もう一人は1年生のサウスポー・原崎翔陽。身長がグングンと伸び、今は184センチ(まだ伸びているそうです!)。それだけでもう魅力ですが、腕がビュンビュンと振れてきます。「静岡蒲原シニア」時代は故障があり、隠れていた存在。駿河総合入学後に急成長を遂げ、「3年夏までに145キロを出したい」と抱負を語ってくれました。実は双子の兄・雄陽も捕手から投手に転向。こちらも長身で期待大。原崎兄弟はまだまだ線が細いですが、伸びしろがある証拠。夏に向けてブレークしてほしいです。(編集部・栗山)

<写真/上から西島賢介、原崎翔陽(駿河総合)>

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2020年8月22日 (土)

秋季中部地区大会4日目(8月22日)~清水庵原球場レポート

<清水庵原球場・3回戦>
静清 6-4 島田商
常葉大橘 4-1 駿河総合

08221_20200822183101  第1試合は静清が逆転勝ちを飾りました。4点を追う8回に2点を返すと、9回に4番・茂木慎之助(2年)の本塁打などで同点に。そして延長10回、2死二三塁のチャンスを掴むと、途中出場の伊東洸佑(1年)が右中間を破る三塁打を放ち2点を勝ち越しました。長田仁志監督は「よく粘って試合をものにしてくれた。チームの成長につながる1勝になる」と、最後まで諦めなかったナインに目を細めていました。一方の島田商は、3番・太田拓夢(2年)が初回のレフトスタンドへの本塁打を含む、3安打3打点の活躍。捕手としても肩が強く、県大会では注目選手の一人になるでしょう。

08222_20200822183301  第2試合は1対1で迎えた6回、
常葉大橘が1点を勝ち越すと、7回には2番・勝又湧斗(2年)のタイムリーなどでリードを広げます。「今年は飛び抜けた選手がいないが、全員で戦っていくスタイル」と片平恭介監督。 計3安打ながら6盗塁をマークするなど機動力を駆使して計4得点を奪いました。投げては1年生の望月琉要が7回を1失点に抑える好投。1回戦、2回戦では緊張もあってあまり状態が良くかったそうですが、今日は左足の上げ方を工夫することでストレートが走ったとのことです。「県大会では今日以上のピッチングをしたい」という望月。中学時代、静岡蒲原シニアで一緒にプレーした加藤学園の太田圭哉の甲子園での活躍が刺激になっているようで、「自分も負けない」と意気込んでいました。(編集部・栗山)

<写真上/延長10回に勝ち越しタイムリー三塁打を放った伊東洸佑(静清)>
<写真下/駿河総合打線を7回1失点に抑えた望月琉要(常葉大橘)>

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2020年8月18日 (火)

秋季中部地区大会3日目(8月18日)~焼津球場レポート

<焼津球場・2回戦>
焼津中央 3-1 静岡大成
静岡商 6-3 焼津水産


08182

08183  焼津中央が1993年以来、27年ぶりの県大会出場を決めました。1対1で迎えた4回、2死一塁から6番・五十右匠登(2年)の左中間を破るタイムリーで勝ち越し。先発の曽根統威(2年)は「強い気持ちで投げることができた」と、キレのあるストレートで攻めの投球を展開。8回には自らレフト前タイムリーを放つと、その裏のピンチもしのぎます。久保敦広監督は勝利が決まると、快心のガッツポーズ。「粘り強く戦ってくれた」とチームを歴史を塗り替えた選手たちを褒めたたえていました。

 続く第2試合は静岡商が勝利。2対2の5回、4番・小西澄登(2年)のタイムリーで勝ち越すと、4回からリリーフ08181_20200818201401 した中澤大賀(2年)が好投します。中澤は「テンポよく投げて、攻撃に流れを作っていくことを意識した」と打たせて取る投球で6回を3安打1失点に抑えました。静岡商は
4年連続の県大会出場。夏の大会は3年生のみで戦ったため、選手は総入れ替えとなっていますが、新チームは往年の静岡商を彷彿とさせる守備からリズムを作り、機動力を生かしたスタイル。県大会に向けて、どう仕上がってくるのか楽しみです。一方の焼津水産は中盤まで互角の試合を展開。児玉駿太朗(2年)、佐藤涼平(2年)のバッテリーを中心に引き締まった好チームでした。(編集部・栗山)

<写真上/県大会出場を決めて喜ぶ久保敦広監督(左から2番目)>
<写真中/1失点完投した曽根統威(焼津中央)>
<写真下/リリーフで好投した中澤大賀(静岡商)

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2020年8月15日 (土)

秋季中部地区大会2日目(8月15日)~島田球場レポート

<島田球場・1回戦>
静岡市立  11-1 川根(6回コールド)
静岡東 7-4 相良

08151_20200815201501  第1試合は静岡市立が6回コールド勝ちを飾りました。3回、1死二塁から1番・高橋聖(2年)のタイムリー三塁打で先制。4回に3点、6回には6点を加えて試合を優位に進めます。最速140キロ右腕・丸山颯人(2年)は4回途中から登板。打者11人に対し、4奪三振。サイドから力強いストレートで圧倒しました。川根は注目の池谷和樹(2年)が「1番キャッチャー」で出場。第1打席はセンターへ大飛球を放つと、四球を挟み、第3打席でセンターオーバーの二塁打。捕手としても視野が広く、存在感を発揮しました。

 08152_20200815201101 続く第2試合は静岡東が粘る相良を振り切りました。初回に3番・佐藤昌吾(2年)がスクイズを決めて1点を先制すると、2回以降も小刻みに得点を重ねました。勝利に貢献したのは「1番ショート」の望月良章(2年)。4回にライナー性の打球をセンターオーバーに放つと、二塁、三塁を駆け抜けて一気にホームイン。ランニング本塁打となります。守備では8回、1死一三塁の場面でセンターに抜けそうな打球を好捕してダブルプレーを完成。体にバネがあり俊敏性に長けた好選手でした。静岡東は次戦、県大会出場をかけて常葉大橘と対戦。戸塚哲弥監督は「次も相手に向かっていく姿勢で勝ち切りたい」と力を込めていました。(編集部・栗山)

<写真上/タイムリー三塁打を放った高橋聖(静岡市立)>
<写真下/好守で活躍した望月良章(静岡東)>※写真右

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2020年7月 9日 (木)

練習試合 常葉大橘vs静岡大成

07091 昨日は清水庵原球場で行われた常葉大橘と静岡大成の練習試合を見てきました。常葉大橘は注目の長身サウスポー・脇水大翔(3年)が先発。4回を投げて1安打無失点、6奪三振で順調な仕上がりを見せました。
 脇水は中学以来という清水庵原球場での登板。マウンドの傾斜に慣れなかったのか、初回の1番打者と2番打者に四球を与えます。それでも、3番打者から3者連続三振。腕のしなりが半端なく、その分、球が伸びてきます。その後は小雨が降っている悪条件の中でも角度のあるストレートが低めに集まりました。6月21日の練習試合でも一度見ていましたが、そのときよりも明らかに安定感が増している印象。投げれば投げほど精度が上がってきています。初戦の静岡市立戦に向けて、「残りの数日で万全にもっていきたい」という脇水。「静商の髙田(琢登)君には球速では敵いませんが、『球質なら脇水』と言ってもらえるような投球を大会では見せたい」と、活躍を誓ってくれました。
 一方の静岡大成は5回に3番手で登板した左腕の竹本祐典(3年)が3者連続三振。力強いストレートを投げ込んでいました。大会での投球も楽しみです。(編集部・栗山)

<写真/大会前最後の練習試合で好投した脇水大翔(常葉大橘)>

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2020年7月 6日 (月)

練習試合 静岡商vs静岡高

★7月5日 練習試合 草薙球場

   チーム
静岡高 0 0 0 0 0 0 0 7 0 7
静岡商 0 0 0 2 0 0 0 1 3 6
(高)松本蓮、鈴木悠、髙須-関宮
(商)髙田、塚本礼-對馬、小林玲
▽二塁打=鈴木悠、関宮(高)、對馬、小西、塚本礼(商)

07061  プロ11球団のスカウトが集結した昨日の静岡商と静岡高の練習試合。ドラフト候補の髙田琢登(静岡商)が7回を投げ、静岡高打線を1安打無失点に抑えました。「今日は父(監督)から決勝戦のつもりでいくと言われ、気持ちが入っていた」という髙田。圧巻だったのは4回の満塁のピンチを切り抜けたあとの5回でした。8番打者から三者連続三振。「これぞプロ注」という投球を見せてくれました。
 この日の最速はプロのスピードガンで146キロをマーク。試合後は「大会までに、あと5キロから7キロくらい上がるように調整していきたい」と力強い言葉も聞けました。ストレートだけではありません。冬から習得に取り組んできたスプリットで三振を奪う場面も。勝てる投手へ、また一歩近づいているように感じました。

07062  一方の静岡高は7回からマウンドに上がった鈴木悠介に注目しました。静岡南中時代はエースを務め、チームを東海大会出場に導いた右腕。高校では少し腕を下げ、キレのいいボールを投げているとのことで気になっていました。130キロ台中盤のストレートに加え、変化球の曲がりが独特。打者の手元で、鋭く変化します。上のレベルに進み、球速がもう少し上がってくれば、手が出ないピッチャーになりそうです。
 また、3番手で登板したのは189センチの2年生右腕・髙須大雅。この日は草薙球場のスピードガンで139キロを計測しました。一冬で体が大きくなったといっても、まだまだ成長過程。スケールの大きな本格派に育ってほしいです!(編集部・栗山)

<写真上/久々の草薙球場で躍動した髙田琢登(静岡商)>
<写真/キレのいい球を投げ込む鈴木悠介(静岡高)>

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