静岡県中部地区

2019年11月 3日 (日)

磐北のゴジラを見てきました!

「磐田北に面白いスラッガーがいる!」
 そんな噂を一カ月ほど前に耳にしました。調べると、身長180センチ体重100キロ。さらに調査を進めると「モノになったら、とてつもない可能性がある」という情報まで入ってきました。

11031  今日はどうしてもその真相を確かめたく、榛原と磐田北の練習試合へ。
 榛原のグランドに着くと、すぐに一人飛び抜けた体格の選手を発見。それがお目当ての川島流誓(2年)でした。
 
 エースで4番、主将も務める川島。まず初回、先発のマウンドに上がります。そこに立っているだけで威圧感が十分。 球速は120キロまで出ていないと思いますが、いかにも重そうな球質。変化球も器用に扱います。
 そして、お待ちかねの打席。第1打席はセカンドフライに終わりますが、ボールとバットの衝突音が凄まじく、滞空時間の長いフライに。続く、第2打席でした。鋭いスイングからライト方面に大飛球…。榛原のグランドはライト奥が崖になっているのですが、きれいに上がった打球がその壁にあたりました。わずかに切れてファウルとなったものの、相手の榛原・吉村敏博監督が「ここのグランドで練習試合をやって、あそこまで飛んだ打球は最近見たことがない」と証言するほどの一撃。この一打を見ることができただけで、見に来た価値があったと思いました!
  現在、通算本塁打は12本。そのパワーに目がいきがちですが、内角の球を巧みにさばく技術もあります。 冬の間のトレーニング次第では体がキレて、手がつけられない選手になってくるでしょう。まさに磐北のゴジラ。今後も追いかけていきます。

 一方の榛原にも楽しみな選手が。高い確率で、お目当のチームと対戦する相手チームにも気になる選手を発見するものですが、今回も見つけました。2番手で登板した玉田吏久斗(2年)です。身長165センチと小柄ですが、腕のしなりの良さに目がいきました。打撃ではバットがトップからスムーズに出て、痛烈なライナー性の打球を飛ばしていました。(編集部・栗山)

<写真/スケール満点の大型スラッガー・川島流誓(磐田北)>

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2019年10月27日 (日)

静岡市内大会で出会った逸材!

 秋季東海大会で藤枝明誠と加藤学園が準決勝進出を決めました。センバツ大会の東海枠は2校。今週末の準決勝が楽しみです!

 そんな東海大会の裏で、今年も静岡市高等学校野球大会が開催されています。
 昨日は西ヶ谷球場で楽しみな選手と出会うことができました。なかでも、第3試合に登場した静岡大成には体が大きく、「こんな選手いたのか」と驚くような素材型が何人もいました。
 まず、印象に残ったのは「4番レフト」の岩科龍之介(180cm74kg、右投右打)。メジャーリーガーのような迫力ある構えから、センター方向へ痛烈な打球を放ちます。パワーだけでなく、柔らさがあるのがいいです。走っても50mを6秒前半で駆け抜けるそうで、能力が抜けていました。
10271  先発投手の眞野翔太(178cm58kg、右投右打)の鋭い腕の振りにも惹かれました。序盤に浮いたストレートを打ち込まれましたが、スリークオーター気味の角度から、指にかかったときにはキレのあるストレートが低めに。体の線がまだ細いだけに、体重アップに比例して球威も上がりそうなタイプです。
   そして、8回からマウンドに上がったのが富士シニア出身の渡辺大己(175cm71kg、右投右打)。フォームのバランスがよく、これは間違いないと確信。本格派に成長しそうな雰囲気を持っていました。まだ1年生なだけに、将来が楽しみです。

 10272 さらに、科学技術にもキラリと光る逸材が。「3番ショート」の横山竣介(170cm62kg、右投右打)が攻守で目を引きました。初回の守備で三遊間の深い位置から一塁へライナーでストライク送球。投げれば130キロ以上の球を投げるという強肩をいかんなく発揮してくれました。打ってもシャープなスイングで魅了。体のバネと強さが何よりの魅力で、県トップクラスの遊撃手だと思いました。(編集部・栗山)

<写真上/渡辺大己(静岡大成)>
<写真下/横山竣介(科学技術)>

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2019年10月19日 (土)

交流試合 静岡市立vs西苑高級中

★10月19日 台湾スポーツ交流試合 静岡市立グランド 曇   

  チーム
西苑高級中 2 0 0 0 0 0 2 0 0 4
静岡市立 0 0 0 0 1 0 3 0 0 4
10191

 今日から始まった台湾との交流試合。静岡市立と西苑高級中の試合を見てきました。

10192  静岡市立は初回に2点を失いますが、エース・望月大星(2年)の多彩な変化球が冴え、2回以降は無失点に抑えます。さらに、5回からマウンドに上がった技巧派左腕・徳元聡(2年)も持ち味を発揮。豪快にバットを振る相手打線に対し、緩い変化球を有効的に使って次々と仕留めていきます。打線は、この日、最速145キロをマークした曾峻岳の快速球に苦しむものの、 5回に9番・高橋聖(1年)のタイムリーで1点を返すと、7回には2番手投手から一挙3点を奪いました。その後、8、9回は両チームとも無得点で、4対4の引き分けに終わりました。
 静岡市立は秋の県大会を逃しましたが、好守で安定感が出て、チーム力が上がっている印象を持ちました。安井信太郎監督も「ここにきてようやく試合になってきた」と、少しずつ手ごたえを掴んでいる様子。明日からの静岡市内大会、慶應義塾大と対戦する「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」(11月23日/草薙球場)でどんな戦いするのか注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/変化球を武器に好投した徳元聡(静岡市立)>

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2019年8月18日 (日)

静岡農・窪田千瑛が投打で活躍!

  今日は富士球場で2試合見たあとに、草薙球場へ。中部地区敗者復活1回戦の静岡北と静岡農の試合に間に合いました。

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 静岡農の先発は窪田千瑛。清水五中時代は、双子の兄・響(現駿河総合)とともに、3年夏の中体連で県優勝を果たしている選手です。当時のポジションはショートとキャッチャー。高校入学後も、主にショートでプレーしていましたが、この秋から本格的にピッチャーとしてマウンドに立っています。

 初戦の静岡商戦では敗れたものの、133キロをマークした窪田。この日の球速は128キロ止まりでしたが、7回を投げて4安打1失点に抑えました。バランスのいいフォームからストレートに加え、ここ一番で投げるスライダーはキレ味が十分。ランナーを出しても落ちついた投球が光りました。
 また、トップバッターとしても活躍。2塁打1本を含む3安打を放ち、コールド勝ちに貢献しました。

 「兄の活躍は刺激になっている」という窪田。中部大会では組み合わせ的に対戦は実現しませんが、お互いに県大会に出場すれば兄弟対決の可能性があります。「向こうが打席に立つことを考えると怖いですが、そこまで勝ち上がるように頑張っていきたい」と話してくれました。(編集部・栗山)

<写真/7回を1失点に抑えた窪田千瑛(静岡農)>

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2019年6月27日 (木)

駿河総合・紅林弘太郎、高校通算38本塁打目は特大弾!

 昨日は、西ケ谷球場で行われた清水西と駿河総合の練習試合を見てきました。

06271  スタンドでプロ数球団のスカウトが熱視線を送る中、ドラフト候補の紅林弘太郎(3年)が高校通算38本目となる本塁打を放ちました。
 3打数3安打で迎えた9回、走者満塁の場面で打席が回ってきます。その初球。力感のないフォームでしたが、打球はグングンと伸びて、左中間の場外へと消えていきました。「バットの先っぽでした…」と本人は納得していないようでしたが、一球で仕留める集中力はさすがでした。
 また守備でも、二遊間の打球をダイビングでキャッチしたり、強肩を披露したり、次々とポテンシャルの高さを発揮。ワクワクとさせるプレーの連発でした! 「夏までにもう少し状態を上げていきたい」という紅林。雑誌『静岡高校野球2019夏直前号』では、学童時代からの「紅林伝説」を記事にしましたが、この夏はそれを上回る伝説を作ってくれそうです。

06272  一方、清水西で目についたのは「2番ショート」で出場した古村尚暉(3年)。第1打席に、いい形でライト方面にフライを放つと、第3打席では右中間を破る三塁打。バットの軌道がスムーズで、シャープに振り抜けていけました。隠れた好選手を発見しました!(編集部・栗山)

<写真上/特大満塁本塁打を放った紅林弘太郎(駿河総合)>
<写真下/打席センスのある古村尚暉(清水西)>

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2019年6月20日 (木)

知徳・栗田和斗の進化を目撃しました!

06201  昨日は『静岡高校野球2019夏直前号』の表紙を飾ってくれた栗田和斗(知徳)を最終チェックしてきました。
   先日の練習試合では、自らの球速のマックスを更新する147キロをマーク。今年の静岡では県最速タイとなり、150キロも視界に捉えてきました。
 昨日もプロのスカウトがスタンドで見守る中、先発のマウンドへ。初回こそ2安打を浴びたものの、2回からエンジンがかかっていきます。
 当初、3回から5回を投げる予定でしたが、「何かを掴みかけた」と7回まで延長。ストレートと変化球が冴え渡り、2回から7回は1安打無失点。計7回で10三振を奪いました。
 スピード的には141キロ止まりも、僕がこれまで栗田を見てきた中で「ベスト投球」と断言できる内容でした。この春まではどうしても制球に不安があり、四球から崩れる場面を見てきました。それが、この日、与えた四球は初回の1つのみ。ボールスリーとなってからも、攻めながら粘れるようになったのは大きな成長だと思いました。
 「夏は圧倒するピッチングを見せて、甲子園に行きたい」という栗田。昨秋から今春にかけて少し体型が大きくなり過ぎていた感じがありましたが、ここにきて締まってきた印象も。その影響か、体にキレも出てきました。投げれば投げるほど進化する大器。この夏、やってくれそうな予感がしました!

 一方、島田樟誠では、2年生左腕の杉原陸太が7回から登板。ものすごく腕が振れて、気持ちのいい投球を見せてくれました。この日は3イニングを1安打無失点の好投。夏はもちろん、秋以降も注目していきたいです。

<写真/プロ注目の栗田和斗(知徳)>

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2019年6月19日 (水)

静岡市立・森田健介が完全復活!

  昨日は優勝候補の一角・静岡市立と清流館の練習試合へ。
06191  圧巻の投球を披露したのが静岡市立の右腕・森田健介(174cm75kg、右投右打)でした。7回から3イニングを投げて無安打。しかも、打者9人に対して7三振を奪いました! 昨秋から今一つ状態が上がらず、心配していた右腕。昨日は回転数の多いストレートが走りまくり、見ているこちらをゾクゾクとさせる気持ちのいいボールを投げてくれました。
 この1年間はフォーム固めと故障に苦しんだという森田。もうワンランク上にいくためにフォームを改良するも、思うような結果が出ず。さらに脇腹の故障もあり、「苦悩した」と振り返ります。夏の大会が迫った先月、森田は安井信太郎監督、鈴木康一コーチと相談し、思い切って1年時のフォームに戻すことを決断。すると、数週間でピタリとハマり、本来の腕の振りが甦ってきたそうです。
 ただ、元に戻しただけではなく、トレーニングで体が出来上がった分、球に力強さが加わっています。本人も「指にかかるようになった」と笑顔。静岡市立は渡邉幹樹、高橋孝輔と好投手を揃えていますが、ここにきての森田の復活はかなり大きいでしょう。(編集部・栗山)

<写真/森田健介(静岡市立)>

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2019年5月 4日 (土)

練習試合 磐田東vs静岡商

05042   今日は磐田東と静岡商の練習試合へ。静岡商は先日の県大会で16奪三振をマークした髙田琢登(2年)が先発。6回を投げて毎回の9奪三振。5回には143キロを計測しました。
 注目したのは髙田と同様に来年のドラフト候補になりそうな磐田東・二俣翔一(2年)の対決。第1打席、第2打席ともに髙田が内野ゴロに抑えると、第3打席では二俣が変化球をとらえて右中間への二塁打。見応えのある勝負でした。
 二俣は本来のショートから、今はチーム事情でキャッチャーとしてマスクをかぶっています。ピッチャーとしても140キロ前後を投げるという強肩で 二塁送球がグングンと伸びる軌道。ストッピングもこなせていました。ショートとキャッチャー、両方をこなせるのは大きなアピールポイントになるでしょう。

 05041今年も最速140キロ右腕・伊藤岳斗を中心に、タレント豊富な磐田東の投手陣。今日は2年生の川原愉人が8回途中まで投げると、アンダースローの佐藤教真(3年)が登板。佐藤は今年の静岡になかなか見かけない変則タイプの投手で、独特の球筋を持っていました。(編集部・栗山)

<写真上/毎回奪三振の髙田琢登(静岡商)>
<写真下/独特の球筋を持つ佐藤教真(磐田東)>

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2019年5月 1日 (水)

川根に入学した注目1年生を見てきました!

 令和初の取材は池新田と川根の練習試合へ。

05011  川根は1年生・池谷和樹が「2番サード」でスタメン出場しました。静岡蒲原シニア時代は主将を務め、全国ベスト8進出。県外の強豪高校からの誘いもあったそうですが、「あの環境が良かった」と川根に入学。雰囲気とスイング、明らかにモノが違います。今日はヒットこそ出ませんでしたが、右に左に強い打球を連発。入学早々、1か月間ですでに3本塁打を放ったという片鱗が伺えました。本来の守備はキャッチャーですが、今日はサードで出場。守っているときは常に声を出し、元気の良さも魅力です。
 今日の県大会では中学時代に一緒にプレーした加藤学園・佐野陸斗も本塁打。そのニュースを伝えると、「僕も負けていられない。通算50本塁打を目指します」と力強く語ってくれました。

 その他、川根には関東のシニアで活躍した選手など、楽しみな1年生が多く入学していました。夏はもちろん、秋以降も注目していきたいです!(編集部・栗山)

<写真/強いスイングが持ち味の池谷和樹(川根)>

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2019年4月13日 (土)

春季中部大会決勝&3位決定戦レポート!

  <草薙球場>
★決勝戦 静岡商 3-1 常葉大橘
★3位決定戦 東海大静岡翔洋 2-1 静岡学園

  04131 春季高校野球中部大会は静岡商が常葉大橘を下して優勝を飾りました。
 静岡商は1点を追う5回に相手のエラーで同点とすると、6回には4番・藤好悠(3年)がライトスタンドへ勝ち越しのソロ本塁打を放ちます。
 投げては先発の勝間田康生(3年)が5回まで1失点に抑える好投。さらに6回からは髙田琢登(2年)がマウンドへ。腕がビュンビュンと振れ、4イニングに完ぺきに抑えました。9回には最速タイとなる144キロをマーク。一冬、ほぼボールを使わずに体のケアに取り組んだことで、ようやく本来の姿に戻ってきたようです。県大会では、さらにすごい投球を見せてほしいです。

 3位決定戦は東海大静岡翔洋が勝利しました。なんと1年生の松下陽真が先発。5イニングを無失点に抑えました。試合後、本人は「決め球が甘くなってしまった」と納得がいかない表情でしたが、堂々とした投げっぷり。今後が楽しみになる投球でした。一方、静岡学園は2番手で登板した左腕・坂田智哉(2年)が存在感を発揮。キレのあるストレートと曲がり幅の大きい変化球を武器に、6イニングを無失点に抑えました。(編集部・栗山)

<写真/優勝に喜ぶ静岡商ナイン>
 

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