静岡県中部地区

2018年8月16日 (木)

秋季中部地区大会4日目(8月16日)~草薙球場レポート

<草薙球場・勝ち抜き3回戦>
静岡商 5 - 4 相良(延長10回)
静岡東 14 - 4 金谷(コールド)

 今日の草薙球場第1試合は、延長にもつれ込む接戦となりました。
 08161_3先制したのは相良。2回に3番・山崎拓未のタイムリーなどで一挙4点を奪います。一方の静岡商は4回に1番・松浦凛の2点タイムリー三塁打で同点に追いつきます。その後、両チームともにリリーフ投手が好投。相良の望月龍翔がストレートと変化球のコンビネーションで粘りの投球を見せれば、静岡商のエース左腕・勝間田康生は130キロ台前半のストレートを生かして攻めの投球を展開します。延長10回裏に試合を決めたのはその勝間田。2死二塁からセンターオーバーのタイムリーを放ちました。
 苦しい試合をモノにした静岡商。髙田晋松監督は「静高さんに勝ってここで負けるわけにはいかなかった。とにかく勝ち切れたのが大きい」と安堵していました。次戦は強打の駿河総合が相手。県出場の切符をかけ、白熱した試合になりそうです。
 また、最後は力尽きましたが、今夏のメンバーが多く残る相良も好チームでした。強豪相手に一歩も引くことなく、しぶとく戦っていました。敗者復活戦からどう這い上がるのか注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/サヨナラ勝ちを飾った静岡商ナイン>

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2018年8月13日 (月)

秋季中部地区大会3日目(8月13日)~清水庵原球場レポート

<清水庵原球場・勝ち抜き2回戦>
清水東 11 - 4 藤枝東(8回コールド)
城南静岡 5 - 4 島田(7回降雨コールド)

 城南静岡は船川誠監督就任後、公式戦初勝利を挙げました。
 4回までに9安打を放ち4点のリード。中盤に追い上げられるも、7回表は無失点にしのぎます。すると、その裏の攻撃中に雷雨のため中断。天候が回復することなく、コールドゲームが成立しました。
 08131今日の城南静岡は打線が活発でしたが、守備で崩れなかったことが勝因ではないでしょうか。なかでも、ショートの小室明佐が難しいゴロを何度もさばいてピッチャーを助けていました。そして、もう一人目立っていたのは「3番セカンド」の1年生・鈴木税。第1打席からライト前安打、レフト前安打と続け、その後は2つの四球を選び、全打席で出塁しました。浜松ボーイズ時代は3番打者として3年夏に全国ベスト16入りを経験。この夏からスタメンで出場しています。船川監督が「アイツは本当に野球が大好き」というだけあって、ユニフォームを泥だらけにしてプレー。広角に打ち分けるだけでなく、打席での粘っこいスタイルが良いです。

 08132また、今日の第1試合では身長193センチの超大型右腕をチェックしました。藤枝東の堀田伊吹です。今日は先発として5回を投げて6失点。現状ストレートの球速は120キロ前後ですが、まだまだ伸びしろのある選手。本人の目標は来夏までに140キロを投げること。克服すべき課題は多いですが、この体型にどうしてもロマンを感じてしまいます。進学校に現れた大器を今後も見守っていきたいです。(編集部・栗山)

<写真上/広角に打ち分ける鈴木税(城南静岡)>
<写真下/成長が楽しみな堀田伊吹(藤枝東)>
 

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2018年8月12日 (日)

秋季東部地区大会2日目&中部地区大会2日目(8月12日)レポート

 今日の裾野球場第1試合は裾野の工藤涼が投打で知徳を苦しめました。
08121 まず初回、1死二塁のチャンスで打席が回ってくるとライトオーバーのタイムリー三塁打。相手を飲み込むオーラに加え、ボールをとらえる際の一瞬の間があります。スイングもシャープで「なんだこの選手は?」と驚きました。第3打席ではきれいにレフト前に弾き返し、第4打席は気迫のヘッドスライディングでセカンド内野安打をもぎとる泥臭さも見せてくれました。
 投げては先発投手としてマウンドに上がり、重いストレートと縦の鋭いスライダーを武器に、6回まで1失点に抑えます。疲れの見えた終盤に打ち込まれて3対5で敗れましたが、楽しみな選手をまた一人発見することができました。

 その後、雨の影響で2試合目と3試合目は中止になり、焼津球場に向かいました。
 焼津球場についてスコアボードを見て目を疑いました。第2試合の東海大静岡翔洋と藤枝明誠の試合は点の取り合いになり、序盤から中盤にかけてお互いに複数点がバンバンと入っているのです。試合は13対13で延長戦に突入します。
 08122_2迎えた10回表、藤枝明誠は途中出場の岡田海矢がレフトへ満塁本塁打。その裏は3番手の窪田洸大が無失点に抑えて、死闘を制しました。藤枝明誠にとっては大きな1勝となり、試合後、光岡孝監督は「あとになって振り返ったとき、この試合がポイントになったと言えるかもしれない試合。この1年間は苦しんだが、これで吹っ切れる」と、ほっと胸を撫で下ろしていました。
 それにしても両チーム合わせてなんと6本塁打が飛び交った試合。「秋は投手力」と言われますが、その言葉を覆すダイナミックな打撃戦でした。(編集部・栗山)

<写真上/投打で存在感を発揮した工藤涼(裾野)>
<写真下/勝利を喜ぶ窪田洸大(藤枝明誠)>

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2018年8月11日 (土)

秋季中部地区大会1日目(8月11日)~草薙球場レポート

 甲子園では常葉大菊川が初戦を突破しましたが、県内では来春のセンバツに向けて秋季高校野球の地区大会から本日から始まりました。
 中部大会は草薙球場で2試合が行われ、静清と島田樟誠がコールド勝ちを飾りました。(3試合目の焼津水産対川根は雷雨のため中止。明日12日の草薙球場第3試合に組み込まれています)

<草薙球場・勝ち抜き2回戦>
静清 10 - 0 静岡北(6回コールド)
島田樟誠 16 - 3 藤枝北(7回コールド)

 08111_2第1試合は静清と静岡北が対戦。静清は最速138キロの注目右腕・石田裕太郎が先発しました。夏前から「静清に素材のいいピッチャーがいる」と耳にして、もの凄く気になっていた投手。秋一発目に見ることができて良かったです。
 今日の石田は「9回を投げ切ることを意識していた」と、ストレートの球速は133キロ止まりも、低めギリギリのコースに制球できていました。ゆったりとしたテークバックから、しなやなに腕が振れる本格派らしい本格派。フォームのバランスの良さ、肩関節の柔らかさに釘付けになりました。
 6回を投げて2安打無失点。初戦ということで内容的にはまずまずも、これから涼しくなってくれば、もっと状態は上がってくるはずです。「来年の夏までに150キロを投げたい」という大きな目標08112を持っているだけに楽しみです。

 第2試合は島田樟誠の先発・松本大河が好投しました。力強いフォームから右打者の内角低めに130キロ台前半のストレートが決まるパワーピッチャー系です。港中時代はこの夏の静岡を沸かせた小林史弥(島田商)と一緒にプレー。小林の活躍を刺激にさらにレベルアップしてほしいです!(編集部・栗山)

<写真上/石田裕太郎(静清)>
<写真下/松本大河(島田樟誠)>

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2018年6月30日 (土)

練習試合 袋井商vs藤枝北

 今日は袋井商と藤枝北の練習試合へ。夏を前に、注目の好投手2人が登板するということで最終チェックをしてきました。

 06301袋井商のエース・山本航大は先発すると、抜群の安定感を発揮。ストレートがコーナーにビシビシと決まります。最後まで球威が落ちることなく、1失点完投。数日前から指のかかりが良くなってきたそうで、万全な状態をアピールしました。4番に入ったバッティング面も好調。「早く大会が来てほしい」という雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。
 06302_2一方の藤枝北の左腕・紅林将太は6回からマウンドへ。視察したプロスカウトの前で最速136キロのイキのいいストレートを投げ込みました。今日は4イニングを投げて2失点。それでも、4月に見たときよりも、明らかにフォームのバランスが良くなり、指にかかるボールが増えていました。これまでの最速は138キロだそうですが、140キロを出すのは時間の問題か。投手としてもの凄く成長している時期ですので楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/山本航大(袋井商)>
<写真下/紅林将太(藤枝北)>

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2018年5月13日 (日)

定期戦 静岡商vs静岡高

★5月13日 第60回定期戦 静岡草薙球場球場   

チーム
静岡高 1 2 0 0 3
静岡商 0 0 2 0 0

<雨天のため、ノーゲーム>

(高)鈴木翔-黒岩
(商)古屋、高田稔、高田琢-小沢

 第60回の静岡商と静岡高の定期戦は、雨のため、4回終了時点でノーゲームとなりました。
 静岡高は初回、1番・村松開人のレフトスタンドへの本塁打で1点を先制。さらに、2回には9番・山本貫太のタイムリーなどで2点を追加します。
 一方の静岡商は3回、代打・金原圭祐のタイムリーなどで2点を返すと、4回は注目の1年生左腕・高田琢登が登場。高田琢がマウンドに向かうと、一塁側の静岡商スタンドから大歓声が沸きます。
 05131昨日の練習試合では、139キロをマークしたという高田琢。今日は雨の影響からか、立ち上がりは130キロ台前半でしたが、ベンチから「腕を振っていけ」という檄が飛ぶと、一気に球速が上がり、138キロを連発します。1イニングを投げ、2つの四球があったものの無失点。上々の草薙デビューとなりました。
 試合後、父親でもある高田晋松監督は「この日を一つの目標にしてきた。いい経験になったと思います。これで夏に向けて戦力として考えなくてはいけないでしょう」とホッとした様子を見せていました。
 なお、高田琢については、『静岡高校野球2018夏直前号』(6月下旬発売予定)でも取り上げる予定です!(編集部・栗山)

<写真/背番号27をつけ、初めて草薙球場のマウンドに上がった高田琢登(静岡商)>
 

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2018年4月 7日 (土)

春季中部地区大会準々決勝(4月7日)~草薙球場レポート

<草薙球場>
常葉大橘 7 - 0 科学技術(8回コールド)
静清 9 - 0 藤枝明誠(7回コールド)

04071_5 第1試合は静岡市立を撃破した科学技術に注目。今日は常葉大橘相手に中盤まで互角の試合展開でした。チームの中心は「3番ピッチャー」の小栗宗也。縦のカーブを武器に、7回まで1失点に抑える好投を見せました。8回に6点を失いましたが、強豪相手でも通用するという大きな手応えをつかんだはずです。この試合からベンチで指揮をとる森田重成新監督も「可能性のあるチーム。今日の負けをプラスに考えたい」と前を向いていました。

 04072第2試合は静清がコールドで藤枝明誠を下しました。先発の田中優吾が6回まで投げて3安打無失点の好投。「守備のリズムを作ることを意識した」とテンポのいい投球を展開しました。最速138キロをマークしたストレートに加えて、スプリットなどの変化球のキレが良かったです。今年の静清は田中以外にも複数の好投手を揃え、誰が活躍しても不思議ではない状況。層が厚さは県トップクラスでしょう。
 打線も上位から下位までバットが振れています。その中で今日は昨秋までは控えだった3番・和田春輝に豪快な一発が飛び出しました。投打ともにスキがなく、バランスのいいチームに仕上がっている印象です。(編集部・栗山)

<写真上/7年ぶりに県大会に出場する科学技術ナイン>
<写真下/6回にレフトスタンドへ本塁打を放った和田春輝(静清)>

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2018年4月 2日 (月)

中部で県大会出場校が決定!

 昨日は、中部地区で県大会出場校が決まりました。

<中部地区>
常葉大橘(6年連続14度目)/科学技術(7年ぶり2度目)/東海大静岡翔洋(8年連続16度目)/島田(19年ぶり4度目)/島田工(初出場)/島田商(6年連続18度目)/静清(2年ぶり27度目)/藤枝明誠(4年連続7度目)※静岡高はセンバツ大会出場のため、地区大会免除

04021 清水庵原球場第2試合は、島田がサヨナラで静岡商を下し、19年ぶりの県大会出場を果たしました。エースの黒木健太郎は8回まで被安打2、失点0という抜群の安定感。「ボールを低めに集めることを意識した」と、1球1球、丁寧に投げ込みます。9回に3安打で1点を失ったものの、その裏の劇的なサヨナラ勝ちにつなげる力投でした。
 冬に患った腰痛の影響で大会前の練習試合での登板がほとんどなく、この日の背番号は11。スタミナ不足が心配されましたが、最後まで粘り強く投げました。「県大会で1番を背負うために、今日は何が何でも勝ちたかったんです」と、試合後は嬉しそうな表情を見せてくれました。
 この春は、島田地区のチームが元気です。第3試合では2年生右腕の・小林史也の好投で島田商が勝利。さらに、焼津球場では島田工が県大会初出場を決めました。(編集部・栗山)

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2018年1月26日 (金)

静高、2年連続17度目センバツ出場決定!

01261_2
 本日、静岡高の2年連続17度目センバツ出場が決定しました。おめでとうございます!
午後3時19分、出場決定の一報が入り、志村剛和校長がグランドへ。志村校長から選手に対して、「周りの期待の思いを背負って頑張ってほしい」と伝えられると、栗林俊輔監督、黒岩陽介主将が胴上げをされました。
 その後の取材では選手たちが口を揃え、「目標は戦後初のベスト4、その上で全国制覇」と宣言。東海大会で優勝したとはいえ、まだまだ伸びしろのあるチーム。大いに期待したいと思います。(編集部・栗山)

栗林俊輔監督
「嬉しく感じています。日頃からいろんな人に支えられて、感謝の気持ちでいっぱいです。今年は飛び抜けた選手こそいませんが、彩豊かな個性溢れる選手が揃っています。今までのペースを崩すことなく、コツコツと取り組んで大会に挑みたいです」

黒岩陽介主将
「(センバツが決定して)ホッとしたという思いが強いです。ただ、自分たちは、センバツで勝つことが目標なので、まだここは通過点だと思っています。センバツまでの期間でチームの完成度を高めていきたいです」

春翔一朗
「オフは順調にきています。センバツでは失点を減らすピッチングをしていきたいです」

※1月30日発売の『静岡高校野球2018早春号』では「静高選手名鑑」と題して、静岡高の各選手を紹介しています! 

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2017年10月21日 (土)

静岡市内大会 城南静岡vs東海大静岡翔洋

 雨天の影響で秋季東海大会は延期となりましたが、本日開幕の第14回静岡市高等学校野球大会は1試合のみ行われました。

★10月21日 静岡市内大会 西ヶ谷球場   

  チーム
東海大静岡翔洋 0 0 0 4 0 2 3 9
城南静岡 0 0 0 0 0 0 0 0

<7回コールド>

(東)山本、今村、足立、梁川-貞岡
(城)伊東-今枝
▽三塁打=森(東)
▽二塁打=畑中(東)、岸本(城)

10211_2 東海大静岡翔洋の先発は山本功大(2年)。東海大翔洋中時代はエースとして県優勝を経験している左腕ですが、高校入学後は名前を聞くことがなく、今秋の県大会もベンチから外れていました。
 久しぶりに見た山本は中学時代よりも、体が一回り、いや二回りほど大きくなっている印象。立ち上がりは球を置きにいっている感がありましたが、ラストの3イニング目になって腕が振れだすと、相手の2番打者、3番打者から連続三振を奪うなど貫禄を見せました。原俊介監督も「現状130キロ台前半のストレートが一冬を越して130キロ台後半まで出てくれば面白い」と期待している様子。東海大静岡翔洋はこの秋、1年生の片桐一真や久松一真が頑張りを見せましたが、やはり、実績のある山本が出てきて欲しいところでしょう。

102102_2 この日、最大の収穫は城南静岡の先発・伊東大地(1年)でした。181センチの長身で角度が武器の本格派タイプ。まだ下半身は使えていませんが、マウンドの傾斜を利用しながら、鋭く腕を振り抜きます。
 焼津大村中時代は3年夏に焼津選抜に選ばれていましたが、全くのノーマークの選手。高校入学後も夏、秋と全く公式戦で投げていません。それがこの日はなんと3回までパーフェクトに抑える好投。東海大静岡翔洋打線がストレートに差し込まれていました。4回は四球をきっかけに、バタバタと連打を浴びましたが、本人にとってはいい経験になったはずです。
 指にかかった時のストレートはスピンがきいて魅力たっぷり。この冬に体を大きくして、来年は大化けに期待したいです。(編集部・栗山)

<写真上/来春はエースを狙う山本功大(東海大静岡翔洋)>
<写真下/今後の成長を見守りたい伊東大地(城南静岡)>

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