静岡県中部地区

2022年10月29日 (土)

静岡市内大会が開幕しました!

 秋季東海大会準決勝の「静岡対決」は常葉大菊川が勝利。センバツ出場に大きく前進しました。
 その裏で2年ぶりの開催となる静岡市高等学校野球大会が開幕しました。今年は16チームが参加。来年を占う意味で貴重な大会になります。

<29日・清水庵原球場>
科学技術 12-10 清水東
静岡市立 4-0 静岡東
静岡商 6-4 静岡学園

10292  第1試合は科学技術が9回表に2死から逆転して、12対10で勝利しました。この試合で気になったのは科学技術の「6番ライト」で出場した髙橋琳太朗(2年)。左投げの外野手。イニング間のキャッチボールを見た瞬間、腕の使い方の柔らかさに一目惚れしました。今日はマウンドに上がる機会はありませんでしたが、森田重成監督によると、チームで一番速い球を投げるとのこと。打席でも軸がしっかりとしていて、きれいに弾き返します。身長も177センチとサイズもあり。楽しみな逸材を発見しました。
10291  第2試合は静岡市立の長坂洸輔(2年)が7回無失点の好投を見せました。序盤から何度もピンチを作りながら、要所でフォークを使って相手打線を抑えました。今秋は県大会の掛川西戦で先発するも3回3失点で降板。「悔しかった」と市内大会に照準を絞り、フォークを高さ・コースに投げ分けることができるまで精度を上げてきたそうです。
 祖父の長坂衛氏は同校OBで元プロ野球選手。その遺伝子を受け継ぐ右腕は「優勝を狙っています」と、次戦以降も思い切り腕を振って宝刀の魔球で勝負していきます。
 続く第3試合は静岡学園の注目選手・岡村シルバー魁斗(2年)が「4番ピッチャー」で出場。今日は安打こそ出ませんでしたが、第1打席で放ったもの凄い滞空時間の長いセンターフライにポテンシャルの高さを感じました!(編集部・栗山)

<写真上/投打で楽しみな髙橋琳太朗(科学技術)>
<写真下/宝刀・フォークを武器に好投した長坂洸輔(静岡市立)>

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2022年8月24日 (水)

静商の新エース・太田善士が1失点完投!

 秋季高校野球の中部大会。今日の草薙球場第3試合、県大会出場をかけた静岡商対藤枝東は緊張感のある好ゲームとなりました。
 藤枝東は初回に、2番・増田大輝(2年)の三塁打を足掛かりに先制すると、先発の村松奎汰(2年)が5回まで静岡商打線を無安打に抑えます。一方の静岡商は6回に同点とし、試合は1対1のまま終盤に突入します。迎えた9回、静岡商は1死二塁のチャンスを掴むと、5番・齋藤修生(1年)の左中間へのライナー性の安打で勝ち越しに成功。さらに、6番の小澤萊(2年)がタイムリーを放ち、3対1で静岡商が勝利しました。

08241_20220824225101  静岡商の先発・太田善士(2年)は右サイドからキレのあるストレートとスライダーを武器に6安打1失点完投。前半はリードを許す展開になったものの、「自分の力で流れを変えよう」と、1球1球、気持ちがこめて常に低め低めに投げ込んでいました。太田が目標とするのが夏のエース・大橋建仁。「大橋さんはすごいピッチャーでした。自分も大橋さんのようになりたいですし、超えていきたいと思っています」。
  その太田とバッテリーを組む藤田圭佑(2年)の強肩も光りました。地肩が強い上に捕ってから投げるまでが速い。スローイングの形が良く、キャッチャーらしいキャッチャーです。2回1死一三塁のピンチの場面では、盗塁を試みた一塁走者を封殺。結果的に試合を左右した大きなプレーになりました。県内の捕手といえば、常葉大菊川の鈴木叶がすでに来秋のドラフト候補として注目されていますが、藤田の肩も見ごたえが十分にあります。(編集部・栗山)

<写真/完投を飾ってガッツポーズを作る太田善士(静岡商) 

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2022年7月 2日 (土)

プロ注目左腕・原崎翔陽(駿河総合)の大会前、最終登板を取材!

 いよいよ明日、第104回全国高等学校野球選手権静岡大会が開幕します。
07021_20220702181201  今日はプロ注目左腕・原崎翔陽(駿河総合)の大会前、最終登板を取材しました。
 小笠相手に先発し、7回まで投げて4失点。球が指にかからず、一発を浴びるなど本調子ではなかったものの、「悪い部分は全部出ました。ここから上げていくだけです」と気持ちを切り替えていました。
 一方で春の大会後、スリークオーター気味だった腕の位置を少し上げ、「球が伸びるようになってきました」と成長も実感。今週の加藤学園との練習試合では3回を無失点に抑えたそうです。「甲子園に行きたいです。そのためにフォームを意識して、丁寧に投げていきます」。いよいよ迎えるラストサマー。双子の兄・雄陽とともに注目です。
 一方の小笠は2年生左腕の安達啓真が楽しみな存在でした。腕のしなりがあり、手元で伸びる球筋も良かったです。(編集部・栗山)

★「静岡高校野球2022夏直前号」では原崎雄陽&原崎翔陽(駿河総合)の2人を特集しています。→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2022/06/post-656035.html

<写真/原崎翔陽(駿河総合)>

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2022年6月29日 (水)

練習試合 静岡大vs静清

  昨日は焼津球場で行われた静清と静岡大の練習試合を見てきました。
06291 静清はエースの久保陸弥が順調な仕上がりをアピールしました。格上の静岡大打線相手に4回2安打無失点の好投。「後ろに信頼できる投手がいるので、とにかく自分は全力で飛ばして試合を作るを考えています」と、昨日も立ち上がりからエンジン全開。力強いストレートで静岡大の打者のバットを折る場面もありました。
  春の大会では、県ベスト4進出に貢献した久保。しかし、スイングした際に左股関節を負傷。準決勝と3位決定戦は欠場しました。その後、順調に回復し、5月下旬の復帰戦では自己最速の141キロをマークしていました。故障の治療中にフォームを微調整したとのこと。踏み出しをインステップ気味にし、腕の位置を変幻自在に変えることで、ストレートの走りが良くなり、武器のスライダーのキレが増している様子でした。
 「夏の目標は甲子園優勝です」と力強く話す久保。186センチの大型右腕がこの夏の主役となったとき、静清の2011年春以来の甲子園出場が見えてきそうです。

06292  野手で気になったのは途中出場の武井銀士。静岡裾野シニア出身の注目1年生です。入学後、すでに4本塁打をマーク。試合前、長田仁志監督は「久しぶりにああいう打球を見た」と驚いていました。この日の第1打席。初球を強振するとファウルになりましたが、その滞空時間が凄かったです。レフト方向に高々と上がり、なかなか球が落ちてきません。長田監督が「ああいう打球」といった意味がわかりました。このパワーと角度は、誰もが持っているものではありません。彼が3年生になったとき、どんなスラッガーになっているのか、楽しみです!
 
 06293一方の静岡大は、静岡高出身で昨夏の甲子園を経験した1年生・永島周が出場。「1番ショート」で溌剌とした動きを見せてくれました。来年はレギュラーを脅かす存在になってほしいと思います。(編集部・栗山)

<写真/上から久保陸弥、武井銀士(ともに静清)、永島周(静岡大)>

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2022年3月29日 (火)

焼津中央の巨漢スラッガーが豪快弾!

 昨日は焼津球場へ。目当ては焼津中央の巨漢スラッガー・池谷龍。『静岡高校野球2021夏直前号』の「覚醒間近ファイル」で紹介した選手です。
 身長189センチ体重100キロ。この春の練習試合、6試合で4本塁打を放っているという情報を耳にしていただけに、どうしても初戦でチェックしたい選手でした。
03291_20220329095501 昨日の試合では、なんとこの体格で2番打者として出場。久保敦広監督の「多く打席に立たせたい」という考えから、この打順になったそうです。その第1打席でした。初球の変化球をとらえると、打球はフラフラっと、左中間方向に高々と上がっていきます。そのままスタンドイン。決して芯でとらえた打球ではなく、どちらかというとこすった感じ。それでもホームランにしてしまう圧巻のパワーに度肝を抜きました。
 高校通算16本塁打も公式戦では初だそうです。2年秋までは期待されながらも結果が出ない日々が続いただけに、試合後は「冬に取り組んできたことが実って自信になりました」と安堵の表情を浮かべていました。次戦の相手は静岡高。県大会出場をかけた大一番となります。池谷は「今日のように初回に打って、チームに勢いをつけられるバッティングがしたいです」と意気込みを語ってくれました。
 右の大砲は全国的に見ても貴重。そのパワーとともに、柔らかく振ることができるのが池谷の魅力です。そして、この春は投手にも挑戦中だとか。まさに今、覚醒のときを迎えています!(編集部・栗山)

<写真/試合後、ホームランボールを手にする池谷龍(焼津中央)>

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2022年2月22日 (火)

島田商・太田拓夢が専修大へ!

02221  昨日は島田商の3年生・太田拓夢に会ってきました。卒業後は東都大学リーグの名門・専修大に進学。現在は3月5日の入寮に向けて、島田商でトレーニングを積んでいます。
 身長183センチの大型捕手。一番の持ち味は二塁送球タイム1.8台を誇る肩の強さで、専修大の齋藤正直監督から「まず肩をしっかりと作ってくるように」と期待の言葉をもらったそうです。また、パンチ力のある打撃も魅力。高校通算16本塁打は、コロナ禍の練習試合が少ない中で立派な数字だと思います。

 3年夏は県ベスト8に進出。初戦の沼津商戦でサヨナラ本塁打を放つなど存在感を発揮しました。ただ、準々決勝では掛川西戦にコールド負け。「守備で崩れて自分たちの野球ができませんでした」と悔やんでいます。自身も、中学時代からのライバル・榊原遼太郎から2三振を喫し、忘れられない夏になりました。
 その榊原は同じ東都大学リーグに所属する國學院大に進学。いずれ対戦するチャンスがあるだけに、太田は「そこは楽しみです」と一つのモチベーションになっている様子でした。
 夏の大会から、体重を5、6キロ増やし、現在は73キロ。ですが、まだまだ細い……。大学で、体が出来上がったとき、果たしてどんなプレーヤーになっているのか。夢のプロ野球に向かって突き進んでほしいと思います。(編集部・栗山)

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2022年1月13日 (木)

140キロ右腕・丸山颯人(静岡市立)が愛知工業大へ!

 今月9日は静岡市立の丸山颯人に会ってきました。
 右サイドから剛球を投げ込むパワーピッチャー。2年夏には140キロをマークし、注目を集めました。その後はヒジ痛の影響で球速が130キロ台前半に落ちたものの、投球術に磨きがかかり、昨夏の県大会初戦(対沼津東)では完封を飾りました。
01131  卒業後は愛知リーグ1部に所属する愛知工業大に進学します。「有名な高校から来る選手も多いですが、実力をつけて負けないように。全国で投げられるピッチャーになりたいです」と抱負を語る丸山。夏の大会後は毎日練習に参加し、主に下半身や背中周りのトレーニングに着手。その上で「1からでなく0から見直した」と、自分に合ったフォームを作り出す作業に没頭したそうです。
 取材日前日の8日には今年初めてブルペン入りし、安井信太郎監督は「夏よりもスピードが出ていた。まずはしっかりと体を作って3、4年時にブレイクしてほしい」と期待。本人も「明らかに夏よりは球速がアップしてきている」と手応えを感じている様子でした
 入学にあたり、背番号は18に決まったそうです。「たまたま空いていただけで」と本人は笑いますが、丸山のポテンシャルなら、それに恥じない活躍をしてくれるはず。大学での成長を見守っていきたいと思います。(編集部・栗山)

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2021年8月28日 (土)

秋季中部地区大会3日目(8月28日)~草薙球場レポート

<草薙球場・上位決定戦>
城南静岡 14-8 島田
清水東 14-1 焼津水産(5回コールド)
静岡大成  11- 1 榛原(8回コールド)

08281 第1試合は、城南静岡が乱打戦を制し、創部初の秋県大会出場を決めました。
 序盤に4点のリードを許しますが、5回に反撃。相手のミスに乗じて同点とすると、なおも満塁から代打・中村直斗のライトオーバーのタイムリー三塁打で3点を勝ち越しました。劣勢をひっくり返しての勝利に船川誠監督は「練習のたまものかな」とホッとした表情。ただ、投手陣が19安打を浴びて8失点。「県ではもっと自分たちの力を発揮してほしいよね」と手綱を締めていました。

08282  また、静岡大成も秋の県大会初出場です。2回から小刻みに得点を挙げると、4回途中からマウンドに上がった寺尾湧吾が好投。安定した制球力を武器に4回3分の1を無失点に抑えました。「力はないが、ひたむきに頑張ってくれた成果が出た」と横山力監督。そんなチームで一際目立っていたのが「3番キャッチャー」の大石莉樹。打ってはライト前に2安打、さらに視野の広いリードでチームに貢献しました。逞しい腕っぷしからの強肩強打。県大会でも注目していきます!(編集部・栗山)

<写真/中村直斗(城南静岡)、寺尾湧吾(静岡大成)>

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2021年6月24日 (木)

島田商・杉本冬弥が投打で活躍!

 島田商と静岡高が練習試合が昨日無観客で行われました。静岡高はプロ注目の髙須大雅が3回を投げ、許した安打は1本のみ。球速は最速となる145キロをマークしました!
06241_20210624094501  試合は島田商が4対3で勝利。活躍したのは「6番センター」で出場した杉本冬弥です。3試合連続本塁打中と絶好調で、この日は4回に左中間を破るタイムリー二塁打を放ちます。さらに、7回にピンチを迎えると、中堅からマウンドに走ります。先頭打者に四球を許したものの、三者連続三振。8回、9回も無失点に抑える見事な火消しぶりでした。130キロ台中盤のストレートに変化球もキレッキレ。かなり気持ちも入っていました。
 元々は投手として入学も、この春までは外野手として活躍した杉本。島田商はエースの新木柊が万全ですが、夏の大会を見据えて「柊を助ける働きがしたい」と自ら名乗り出たそうです。180センチと上背があり、身体能力に長ける好選手。夏に大暴れしそうな予感がしました。(編集部・栗山)

<写真/杉本冬弥(島田商)>

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2021年6月22日 (火)

注目右腕・丸山颯人(静岡市立)が順調な仕上がり!

 最速140キロ右腕の静岡市立・丸山颯人が今日の清流館との練習試合で登板し、順調な仕上がりをアピールしました。

06221_20210622235601  4回に2番手としてマウンドに上がった丸山。先頭打者に二塁打を浴びたものの、後続をきっちりと抑えます。3イニングを投げて無失点。サイド気味の角度から強いストレートを武器に4三振を奪いました。「今日は真っすぐで空振りがとることができて自信になった」と丸山。5月中旬から練習試合ができなくなりましたが、その間に走る量を増やしたことで体のキレが出てきた様子。腕がぶっ飛んでしまうかと思うほど、猛烈に振れていました。また投げるだけでなく、脚力にも驚きました。出塁した際、50m5秒9の俊足を生かして塁上を駆け抜けたのですが、躍動力がすごい。バネの塊のような感じでした。
 夏の大会に向けて「勝てるピッチングがしたい」と本人が話せば、安井信太郎監督は「あと2週間でまだまだ良くなる」と期待。パワフルな投球で静岡の夏を沸かせてほしいです。
 
 6月24日発売の「静岡高校野球2021夏直前号」では丸山のインタビューを掲載。そちらも読んで頂けると嬉しいです!(編集部・栗山)

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