静岡県東部地区

2018年6月18日 (月)

招待試合 日大三島vs三浦学苑

 昨夏県準優勝の日大三島が昨日、三浦学苑(神奈川)を迎え、学園祭の招待試合を行いました。
 試合は序盤に4点のリードを許すも、5回から8回まで毎回得点を挙げ、7対4で逆転勝利を飾りました。
 06181_2もっとも気になったのは「6番レフト」の日髙皓雅(3年)です。第1打席にセンター前安打を放つと、第2打席にライト方向に高校初本塁打。さらに四球を挟み、第4打席には右中間を破る三塁打も。3打数3安打の猛打に加え、守備でも9回にファウルフライをダイビングキャッチし、ピッチャーを助けました。
 中学時代は「静岡裾野シニア」に所属。主将を務め、主にトップバッターとして存在感を発揮していた選手です。高校入学後は2年秋からレギュラーに。ここまではいい時期と悪い時期の好不調の波が激しかったそうですが、ここ数週間でグングンと状態を上げ、ポイントを掴んだ様子。トップからバットがスムーズに出てくるスイングの形が良く、どんなコースや球種にも対応できていました。「昨年の藤井将智さんのように、夏はいいところで一本を打ちたい」という日髙。平成元年以来の甲子園出場に向け、日大三島のキープレーヤーになりそうな予感がしました。
 投げては、1回途中からマウンドに上がった2年生右腕・東田翔が4回から9回まで無失点に抑える好投。体全体を使う力強いフォームから最速136キロをマークしました。(編集部・栗山)

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2018年5月20日 (日)

練習試合 沼津高専vs御殿場南

 現在、『静岡高校野球2018夏直前号』(6月下旬発売予定)に向けて急ピッチで作業を進めています。毎年恒例の「注目選手名鑑100」もそろそろ人選を固める時期となり、今は最終チェックのため、各地の定期戦や練習試合を回っています。

 05201今日は沼津高専、浜松北、御殿場南の3チームによる練習試合を見てきました。       
 御殿場南は、期待の本格派右腕・千葉隼也(2年)が故障の影響で春から登板がありませんが、その間に左サイドの飯塚裕成(3年)台頭しました。先日、日大三島との練習試合で好投したという情報もあり、どんなピッチャーか楽しみでした。
 第3試合の沼津高専戦に先発。今日は4失点も、腕が振れて投げっぷりが良かったです。変化球もスライダーを中心に安定し、大崩れしないピッチャーという印象を持ちました。

 05202その飯塚から初回にライトへホームランを放った沼津高専の井上太翔(3年)も気になった選手。パンチ力のある打撃に加えて、セカンドの守備ではどんな打球に対してもボールを弾きません。野球センスを感じた選手でした。(編集部・栗山)

<写真上/春から急成長の飯塚裕成(御殿場南)>
<写真下/ガッツ溢れるプレーを見せる井上太翔(沼津高専)>

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2018年4月21日 (土)

練習試合 掛川東vs韮山

 今日は掛川東と韮山の練習試合を見てきました。

 06211圧倒的な存在感を放ったのが韮山の3番打者、佐藤広陸でした。バッティングに関しては、一人別格と言ってもいいレベルでしょう。掛川東戦の前に、碧南(愛知)とも試合を行ったのですが、第1打席のライトオーバー三塁打から始まり、広角に長打と単打を連発。打席での落ち着きがあり、どんな球種でも対応してしまう懐の深さがありました。足も50メートルを6秒2で駆け抜け、二塁打や三塁打を量産できる好打者。韮山は今春の県大会に出場しますので注目していきたいです。

 04212掛川東では右腕の鈴木颯人が印象に残りました。韮山戦は4回から登板して5イニング3失点も、素材の良さに惹かれました。2日前まで39度を超える高熱があり、万全な体調ではなかったようですが、ぶっ飛んでしまうんじゃないかと心配するくらいの腕の振り。ストレートで空振りがとれます。どこに投げても打つ雰囲気のあった佐藤に対して三振を奪うシーンも。肩関節が柔らかく、「こういう投手が大学でブレイクするんだろうな」と想像できるタイプ。現在、球速は130キロ台前半だそうですが、体ができてくれば、すぐに140キロを超えてきそうです。
  桜が丘中時代はエースに漢人友也(現常葉大菊川)が君臨していたため、内野手で出場。高校入学後、「漢人に負けたくない」と本格的に投手となり、ここにきて急速に伸びています。今年の掛川東は、県トップクラスの左腕・野元優作を擁していますが、この鈴木も見逃せないです。(編集部・栗山)

<写真上/広角に安打を打つ佐藤広陸(韮山)>
<写真下/腕の振りが魅力の鈴木颯人(掛川東)>

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2018年3月31日 (土)

東部、西部で県大会出場校が決定!

春季高校野球は東部地区、西部地区で県大会出場校が決定しました。

<東部地区>
韮山(5年ぶり14度目)/飛龍(2年連続24度目)/知徳(6年連続18度目)/吉原(初出場)/市立沼津(2年連続19度目)/日大三島(2年ぶり26度目)/桐陽(2年連続9度目)/御殿場西(4年ぶり15度目)

<西部地区>
常葉大菊川(3年連続25度目)/袋井商(9年ぶり3度目)/聖隷クリストファー(2年ぶり7度目)/小笠(11年ぶり5度目)/菊川南陵(2年ぶり5度目)/掛川西(5年連続41度目)/磐田東(2年連続9度目)/浜名(3年ぶり18度目)

 03311東部地区では、吉原が県大会初出場を果たしました。背番号5の保田悠翔が伊東商打線をわずか2安打に抑えて完封。13三振を奪いました。特に、初回の先頭打者から4者連続三振は圧巻でした。
 中学時代に投手経験はあるものの、右ヒジの故障で野手希望で高校に入学したという保田。それでも影山貴司監督がその資質を見抜き、再び投手へ。腕の位置をスリークオーターにして、特徴のある右腕に変身しました。スピード感のあるフォームでタイミングを合わせづらく、球威も十分。初対戦では対応が難しい投手です。
 今年の吉原は本格派タイプの小林諒也、そして変則タイプの保田の2本柱に安定感があり、攻撃面もソツがありません。県大会でも台風の目になる可能性があるでしょう。
 
 03312また、桐陽がシードの加藤学園を下し、2年連続の県大会出場を決めました。チームを勝利に導いたのはエースの武藤大樹。パワー系の投手で、最速136キロの力強いストレートを武器に、攻めの投球を展開しました。柴田泰之監督によると、昨秋まではキャッチャーミット手前で垂れ気味だった球が、一冬を越えてグッと伸びるようになったそうです。実際、今日も低目のギリギリのコースを打者が見逃してストライクというケースがありました。ストレートが伸びている証でしょう。「夏までに140キロは出したいんです」という武藤。球速を上げて、ガンガンとアピールしてほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/13奪三振の保田悠翔(吉原)>
<写真下/県大会出場を決め、ガッツポーズを見せる武藤大樹(桐陽)>

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2018年3月28日 (水)

春季東部地区大会4日目(3月28日)~富士球場レポート

<富士球場>
吉原 6 - 5 富士宮北(延長14回)※13回よりタイブレーク採用
富士市立 2 - 1 三島南

03281_2 第1試合の吉原と富士宮北は新チームになってから3度目の対戦となりました。
 昨秋の東部大会では吉原が7対2で勝利して県大会出場を決めれば、11月の三村杯の決勝では富士宮北が13対2で圧勝。1勝1敗で今回の対決となりました。
 試合は、どちらも負けられない意地と意地のぶつかり合いに。吉原の1点リードで迎えた9回裏、富士宮北は土壇場で同点に追いつき、延長戦へ。そして10回以降も決着がつかず、13回からタイブレークに突入しました。無死一二塁、12回までの打順を引き継ぐ継続打順で行われるタイブレーク。今回の方式になってから、県内では初のケースとなりました。
 13回は両チームともに、無得点。14回は富士宮北が1点を挙げたのの、その裏、吉原が2点を挙げて試合を決めました。

03282 第2試合も、好ゲームとなりました。富士市立は5回に1番・福井航太朗のタイムリーで1点を先制。続く6回には6番・加藤佑希のタイムリーで追加点を挙げます。投げては瀧大和が丁寧に低めをつく投球で1失点完投しました。
 一方の三島南では、1年夏からレギュラーの4番・植松鳳太が目を引く存在でした。今日はライト前安打2本。スイングが速く、右中間に猛烈なライナー性の打球を飛ばしていました。まだ新2年生だけに、これからの成長が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/タイブレークを制し、喜ぶ吉原ナイン>
<写真下/春県ベスト16の三島南を1失点に抑えた瀧大和(富士市立)>
 

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2018年3月25日 (日)

春季東部地区大会2日目(3月24日)~裾野球場レポート

 昨日も裾野球場で東部地区大会を取材しました。

<裾野球場>
知徳 7 - 0 裾野(7回コールド)
飛龍 9 - 0 南伊豆(7回コールド)
三島北 14 - 0 沼津高専(5回コールド)

03251 第1試合の試合中、知徳のブルペンで投げている一人の投手に釘付けとなりました。新2年生右腕の栗田和斗です。185センチの長身で、腕の振りもしなやか。肩周りが柔らかく、フォームのバランスもいい。思わず、一塁側のブルペン近くまで見に行ってしまったほどで、「これは間違いないぞ」と、テンションが上がりました。
 マウンドに上がったのは7回でした。2つの四球を出しましたが、最後は併殺で無失点に抑えました。岳陽中時代は捕手。初鹿文彦監督によると、高校入学後、本格的に投手を始め、メキメキと伸びているそうです。現在の最速は135キロとのことですが、すぐでも140キロを超えていきそうなポテンシャルがあります。今年の知徳は、佐藤翔、小船歩の2本柱に加え、この日、好投を見せた播磨仙一も控えます。それだけに、この夏すぐの活躍はないかもしれませんが、秋以降は注目されること間違いないでしょう。
 2試合目は、昨秋東部王者の飛龍が登場。この日は、エース・岡田周人を温存しましたが、3番手で登板した長身左腕の佐伯楓斗が気になりました。こちらも新2年生。腕の振りが良かったので、これから体が出来上がるのを待ちたいです。(編集部・栗山)

<写真/栗田和斗(知徳)>

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2018年3月23日 (金)

春季東部地区大会1日目(3月23日)~裾野球場レポート

 センバツ大会が開幕した本日、県内では春季高校野球地区大会が始まりました。まずは裾野球場に向かい、東部地区の2試合を見てきました。

<裾野球場>
御殿場 6 - 5 小山
富士 4 - 2 伊東

 03231第1試合は、御殿場が逆転勝ちで初戦を突破しました。4点を追う6回、5番・田村亘のタイムリー三塁打などで同点に。1点ビハインドで迎えた9回は二死からチャンスを作り、内野安打と押し出し四球で2点を勝ち越しました。投げては先発・千葉遥翔の粘りの投球が光りました。
 一方の小山は19年間チームを指揮した富田稔監督が、4月1日より裾野への異動。敗退すると、この日がラスト采配となるゲーム03232でした。試合後、富田監督は「そのことが選手の頭にあって、9回はプレッシャーになったのかな…。夏はもっとプレッシャーがかかる。この経験を生かしてほしい」と、教え子の成長を期待しながら球場を後にしました。今年の小山は、全選手が下から上に振り上げる豪快なスイングを見せます。「打の小山」が夏までにどう進化するのか楽しみです。

03233  第2試合は富士の新2年生右腕・渡邉瑛介が終始、安定した投球で完投しました。大会前の練習試合では、富士学苑(山梨)相手にも好投していたとのこと。ストレートに伸びがあり、投げっぷりが良かったです。また、同じ新2年生では、「5番レフト」の井出椋太が7回にライト前タイムリーを放つ活躍。静岡裾野シニア時代は中核を担った選手で、あらためて能力の高さが印象に残りました。今後も注目していきます!(編集部・栗山)

<写真上/6回に右中間方向へタイムリー三塁打を放った田村亘(御殿場)>
<写真中/少人数ながら、毎年特徴のある好チームを作り上げた富田稔監督(小山)>
<写真下/2失点完投の渡邉瑛介(富士)>

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2018年1月22日 (月)

田方・三島地区で中・高交流指導者研修会が初開催されました!

01221_2
 昨日、函南町柏谷公園野球場にて、第1回田方・三島地区の中・高交流指導者研修会が開催されました。
 高校野球の指導者が中学生を対象に行う野球教室。田方・三島地区においては、初めての試みです。函南東中の山田大監督が中心となり、中学校側から「この地区のレベルアップのために」と声が挙がり、実施されることになったそうです。

 01222_2中学生側は2年生約50人が参加。講師は三島田方地区の高校野球指導者(9校10名)が務めました。
 アップ、キャッチボールに始まり、投手、捕手、内野手、外野手に分かれての守備練習。その後、打撃、走塁まで一通りこなしました。最後の質疑応答では「高めにボールが浮いてしまうけどどうしたらいいのか?」「強打者になるためにいい練習方法があるか?」など、普段から気になっていた疑問点が次から次へと飛び出し、意識の高さが伺えました。

01223 研修会後、参加した選手からは「捕手の構えなど専門的に教えてもらえて良かった」(函南中・近藤耀聖主将)、「貴重な体験だった。投手の様々な指導をしてもらえた」(函南東中・三枝大輝主将)といった感想が聞かれました。

 三島南・稲木恵介監督は「この地区では、今までこういう交流がなかったので、一歩を踏み出すことができて良かった。来年以降も継続していけたら」と話していました。

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2017年12月15日 (金)

注目右腕・川島レオナルド(星陵)の投球を見ていました!

 12151_3今日は星陵に伺い、川島レオナルドの投球を見ていました。オフに入ってから、すでにプロ数球団のスカウトが視察に訪れているという注目右腕です。
 身長182センチの長身から、豪快に腕を振り、ベース上で球が伸びていくのが特徴。秋の大会は137キロが最速だったそうですが、今日のブルペンでの投球を見る限り、もう少し、球速が出ている感じ。安定感も出てきて、10月、11月の練習試合では、川島が投げればどんな相手でもほぼ2点以内に抑えてきたそうです。
 実際、今夏の正捕手・齋藤ルーカス浩多は「この前、久しぶりにボールを受けたら、伸びが今まで全然違った」と、驚いていました。
 この体のエンジンの大きさは魅力。一方でまだまだ体が細いだけに、来春までにどれだけ伸びるんだろうとワクワクしました。夏まで追いかけていきます!(編集部・栗山)

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2017年12月 7日 (木)

日大三島・原賀凌を取材しました!

12071 昨日は日大三島にお邪魔し、投打両面で注目の原賀凌を取材してきました。先日のSリーグの御殿場西戦では、途中出場から4安打4安打をマークしたとのこと。しかも、内容がすごく、単打、二塁打、本塁打、二塁打と打ちまくったそうです。打撃には非凡なものがあります。
 また、ピッチャーとしても、先輩の海野陽日のような剛速球こそありませんが、緩急を使うなど、工夫しながら投げる好投手。実は、高校入学後から今夏までの約1年間、投手の練習をほとんどしてこなかったそうですが、中学時代は「静岡裾野シニア」の左のエース。打者を抑えるテクニックがあります。
 そのほか、日大三島は1年生が伸びてきているそうで、確実に秋よりも戦力アップしている様子。早くも来春が楽しみです。
 なお、原賀のインタビュー記事は「静岡高校野球」の次号で掲載予定です!(編集部・栗山)

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