静岡県東部地区

2017年8月21日 (月)

秋季東部地区大会6日目(8月21日)~富士球場レポート

<富士球場・敗者復活2回戦>
星陵 1 - 0 富士市立
富士 9 - 2 吉原工(7回コールド)

 この日のお目当ては星陵の川島レオナルド(2年)。勝ち抜き1回戦の日大三島戦で敗れたはしたものの、愛鷹球場のスピードガンで137キロをマークしたという話を耳にしていました。

08211_3 川島は初回からビシビシと低めに決めて、6回までノーヒットに抑える快投。7回に2安打を浴びたものの、8回、9回も安打を許さず、完封勝利を飾りました。
 前の試合までは球が浮いてしまうことが多かったそうですが、この日はリリース時だけに力を入れることを意識。結果的に力が抜けて、キレのあるボールにつながったとのことです。
 イラン人の父と、ブラジル人の母を持つ川島。ほぼ上半身だけで140キロ近く投げてしまう馬力、そしてダイナミックなフォームに魅力を感じました。持っているエンジンの大きさが違います。
 実は星陵にはもう一人、楽しみな投手がいます。加藤秀明監督が「今日は川島とどちらを先発にしようか迷った」という左腕・斎藤アラン拓海(1年)です。この日はファーストで出場。次はぜひ、斎藤の投げる姿も見たいと思います。

 08212川島の快投が目を引いた試合ですが、影のヒーローは「1番センター」の鈴木海渡(2年)ではないでしょうか。守備での一歩目が速く、二塁ベース後方のフラフラっと上がった打球を2球もダイビングキャッチ。さらに9回、1死二三塁というピンチでセンターにフライが飛ぶと、タッチアップした三塁走者を刺しにいくのではなく、少し飛び出していた二塁走者を見て、セカンドに送球。併殺を完成させて試合終了となりました。視野が広く、状況判断が素晴らしかったです。もし、鈴木がいなかったら、この試合の勝負はどうなっていたのか…。富士ボーイズ時代は県選抜にも選ばれていた選手。野球センスを感じました。(編集部・栗山)

<写真上/富士市立相手に2安打完封を飾った川島レオナルド(星陵)>
<写真下/打撃面ではノーステップから鋭い打球を放つ鈴木海渡(星陵)>

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2017年8月13日 (日)

秋季東部地区大会2日目(8月13日)~愛鷹球場レポート

<愛鷹球場・勝ち抜き2回戦>
沼津商 11 - 0 誠恵(6回コールド)
沼津東 10 - 0 熱海(5回コールド)

※第3試合の富士宮東対飛龍は2回終了後(0対0)、雨のため中断。そのまま中止となり、明日に順延となりました。

08131 第1試合は沼津商の棹山廉(2年)が好投を見せました。体と腕を少し落とし、低い角度からそのまま低めにストレートを投げ込みます。テークバックで体の捻りを加えるので、打者はタイミングが取りづらいそう。球速は110キロ台でも、差し込んでいました。「秋は左が有利」とよく言われますが、同じ左でも棹山のようなタイプは少ないので、勝ち上がる可能性を秘めていると思います。
 野手では「3番セカンド」の島松琉人(2年)が気になりました。シートノックから打球への寄りが速く、足を使って捕球ができる選手。打ってはスイングに無駄がなく、チョコンと内野と外野の間に落とせるセンスを持っていました。ほかにも、沼津商は力強いスイングのトップバッター・河野晋侍(2年)、守備範囲の広い小澤海都(2年)など、楽しみな選手が多くいました。

 また、第3試合は2回終了後に雨のためノーゲームとなりましたが、富士宮東の先発・冨田陸駆(2年)は珍しい本格的なアンダースローでビックリ。もう一度、どこかでチェックに行きたいです!(編集部・栗山)

<写真/ストレートと変化球のコンビネーションがいい棹山廉(沼津商)>

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2017年6月30日 (金)

練習試合 城南静岡vs富士市立

 『静岡高校野球2017夏直前号』の「スーパー1年生は誰だ!」のページでも少し触れましたが、城南静岡に楽しみな1年生が多く入部したという噂を耳にしました。
 そこで一度チェックしたいと思っていたところ、28日に西ケ谷球場にて富士市立と練習試合を行うという情報が入り、取材してきました。

 この日、城南静岡はスタメンに1年生が6人も並びます。なかでも注目は中学時代(愛知北フィールドスターズ)に、全国大会に3度出場したという幸村一生今枝玲央のバッテリーです。今月10日の静岡高との練習試合では幸村が6回まで無失点に抑えると、打っては幸村、今枝ともに2安打の活躍。1年生ながら、すでにチームの中心選手になっているようでした。

06301_2 幸村は今春県ベスト16の富士市立相手にも好投を見せます。5回まで3安打1失点の好投。終盤にエラー絡みで得点を許し、最終的は9回3分の1を投げて8失点。それでも、1年生とは思えない堂々とした投球でした。身長は170センチとそれほど大きくはないのですが、躍動感があって、投げっぷりがいいです。制球で崩れることがなく、牽制、フィールディングも巧み。一言で言えば、マウンド慣れしているピッチャーです。
 「他の高校からも誘いがあったのですが、城南はスタッフに静高の方が多く、ここなら可能性があると思って入学した」という幸村。高校入学後、まだ3か月しか経っていませんが、船川誠監督から配球の大切さを教わり、「確実にレベルアップしている」と語っていました。
 また、今枝は4回にセンター前安打。イニング間の二塁送球では、投げる形が良かったです。
 幸村は「先輩たちには迷惑をかけてばかりなので、夏に恩返したい。ベスト16を一つの目標に頑張りたい」と、誓ってくれました。

 06302_2一方、富士市立では「9番キャッチャー」の鈴木魁途が7回にレフトスタンドに本塁打。中学時代(静岡JYBBC)の恩師・船川誠監督の前で成長した姿を見せました。(編集部・栗山)

<写真上/1年生ながら投球術に長ける幸村一生(城南静岡)>
<写真下/恩師の間で一発を放った鈴木魁途(富士市立)>

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2017年5月 6日 (土)

御殿場・小山定期大会で御殿場西が3年ぶりにV!

 昨日は小山球場で開催された第32回御殿場・小山高校野球定期大会を取材してきました。御殿場西が3年ぶり28回目の優勝。「森下野球」が少しずつ浸透してきたと感じた1日でした。

05061_3
<1回戦>
御殿場南 6-3 御殿場
御殿場西 9-1 小山(7回コールド)

<決勝>
御殿場西 5-0 御殿場南

★最優秀選手賞…松野隆成(御殿場西)
★優秀賞…夏賀貞伍(御殿場西)、小野隼輝(御殿場南)、勝又隆斗(御殿場)、石田泰輝(小山)

 過去2年、優勝を逃している御殿場西。試合前から「今大会は絶対に優勝する」という気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
05062 1回戦では前年優勝の小山相手に、初回から4回まで毎回得点。投げては1年生左腕の中村隆一が7回を1失点に抑える好投でコールド勝ちを決めます。
 御殿場南との決勝戦では4回に4番・佐藤光史の三塁打を足掛かりに先制。その後、1対0のまま試合が進みますが、7回に一挙4点の猛攻。リードを5点に広げます。森下知幸監督が決勝戦のマウンドに送ったのは、またも1年生。フォームのバランスがいい右腕の船田涼太が5回を無失点に抑えます。6回からは3年生の小澤蓮が3イニング、最後は工藤勇人が1イニングをピシャリと抑え、優勝を決めました。
 最優秀選手賞を獲得したのは「3番セカンド」の松野隆成。1回戦で高校初となる本塁打を右中間スタンドへ。決勝でも貴重なタイムリーを放つ活躍を見せました。試合後、「森下監督に打ち方を教わって、打球が上がるようになった」と嬉しそうな表情を浮かべていました。小柄ですが、50メートル6秒1の俊足に、しっかりバットを振り切れる選手。夏までの2か月で、まだ伸びそうな感じがします。
 
05063 準優勝の御殿場南では、エースの山﨑大輝がキレのいいストレートと落ちるボールを武器に、堂々の投球。終盤につかりましたが、持ち味は存分に発揮していました。(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した松野隆成(御殿場西)>
<写真下/高校入学後、本格的に投手になったという山﨑大輝(御殿場南)>

 

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2017年4月17日 (月)

沼津東・勝又健太監督が初陣を飾る!

 昨日は東部地区大会準決勝の様子をチェックしつつ、沼津東グランドで行われた沼津東、御殿場西、静岡高による練習試合を見てきました。

04171 沼津東は、4月に赴任した勝又健太監督が第1試合で初采配を振るい、御殿場西に快勝(11対3、7回コールド)。初陣を飾りました。勝又監督は沼津東から早稲田大に進学。3、4年時にはベンチ入りを果たしました。(大学時代のインタビュー記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2013/12/post-e671.html
 当時から「母校で甲子園に行きたい」と語っていましたが、まさか、ここまで早く母校に戻ってくるとは驚きでした。大学卒業後、沼津東で1年間コーチを経験し、昨年4月から今年3月まで市立沼津で副部長を務めました。春季大会では市立沼津の指揮をとり、沼津東と対戦したというのも何かの因縁でしょう。
 この日の第3試合ではセンバツ出場の静岡高と対戦。エース・佐竹陽希が低めに強いストレートとチェンジアップを武器に5回まで2失点の好投を見せると、6回に7番・髙木碧海の本塁打などで一挙4点を奪い、5対4とリード。8回にも3点を挙げたものの、最後はサヨナラ負けを喫しました。勝又監督は「静高さんの『ここ』という場面の集中力がすごい。あのあたりがウチとの差」と試合を振り返り、悔しそうな表情を浮かべていました。
 今後、伝統校でどのような野球を展開していくのか注目していきたいです。

 また静岡高では2試合目に先発した鈴木翔也が県大会に向けて期待を抱かせる安定した投球を披露。御殿場西は1年生が多数出場し、面白そうな選手も発見しました。(編集部・栗山)

<写真/母校の監督として初采配を振るった勝又健太監督>

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2017年4月15日 (土)

春季東部地区大会6日目(4月15日)~裾野球場レポート

 市立沼津、日大三島がベスト4進出を決めました。

<裾野球場>
市立沼津 3 - 0 桐陽
日大三島 9 - 2 富士宮北(7回コールド)

04151_2 第1試合は市立沼津の2年生エース・横山大知が完封を飾りました。ストレート、変化球ともに低めにコントロールされ、ランナーを出しても、その後をしっかりと抑える見事な安定感。崩れる要素が見当たりませんでした。
 桐陽で注目したのは長身左腕・近藤蒼大。昨年の春に見たときから、気になっていた投手です。初回はいい形で三者凡退に抑え、このままいくかなと思った4回でした。先頭の打者に死球を与えると、その後、連打を浴びて2失点。続く5回には四球とエラーが絡んで1失点。それでも、4、5回以外は無失点に抑え、9回まで投げ切ったのは県大会に向けて収穫だと思います。1年前よりも右手のグローブの使い方がうまくなり、バランスのいいフォームに変わりつつありました。
 
 04152_2第2試合は7回の1イニングのみ、プロ注目の日大三島・海野陽日が登板しました。打者4人に対して、1安打2三振。「今年初の公式戦で少し力んでしまった」と本人が言うように、ストレートが高めに抜けることもありましたが、最後の打者を三振にとった低めのストレートはキャッチャーミットに突き刺さる、まさに剛球でした!
 また、先発の土屋良介もキレのあるストレートを投げ込み、持ち味を発揮。リーチが長い分、打者から見た体感速度は速く感じるはずです。今日は打っても3回にレストスタンドへ本塁打。身長の割に、まだ体の線が細いだけに、大学で力がついてきた時にグッと伸びそうなタイプだと思います。(編集部・栗山)

<写真上/桐陽打線を完封した横山大知(市立沼津)>
<写真/投打で活躍の土屋良介(日大三島)>

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2017年3月23日 (木)

春季東部地区大会1日目(3月23日)~愛鷹球場レポート

 春季高校野球は中部大会に続き、今日から東部大会も始まりました。

<愛鷹球場>
吉原 8 - 7 沼津城北
富士市立 5 - 1 加藤学園

032301_2 愛鷹球場第2試合は富士市立対加藤学園という好カードでした。両チームは昨秋の東部大会でも対戦があり、その時は10対8で加藤学園が勝利。それだけに今日の富士市立はゲームの初っ端から気持ちが入っている印象を受けました。
 まず初回に、3番・鈴木皓晴(新2年)がライトスタンド上段まで飛んでいく、特大の2ラン本塁打を放ちます。(これまで多くの試合を愛鷹球場で見てきましたが、ここまでの大飛球を目撃したのは初めてです!)
 さらに3回に1点、4回には3連打で2点を加え、リードを広げていきます。投げてはエースの長谷川隼杜(新3年)がランナーを出しながらも要所を締める投球で完投。ストレートも変化球も、打者の手元でのキレがありました。次の相手は富士宮西。好投手・須藤翔太との投げ合いが楽しみです。
 一方の加藤学園は、3番・渡邊晶介(新3年)がテークバックで左足を大きく上げる独特のスイングから2安打(二塁打1本)。広角に鋭い打球を放ちました。

 第1試合は吉原が最大6点差を終盤に逆転して2回戦に駒を進めました。
 小柄ながら、イキのいいボールを投げ込むエース・三浦舜也(新3年)は登板することなく野手で出場。サード、センターを守ったのですが、体にバネがあって、一歩目のスタートが速かったです。打撃では1安打に終わるも、三塁ゴロで三塁手が一塁へ暴投すると躊躇することなく、二塁ベースを回って三塁へ。野球勘の良さが伺えました。(編集部・栗山)

<写真/最後まで安定した投球で完投した長谷川隼杜(富士市立)>

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2016年11月21日 (月)

練習試合 袋井vs御殿場西

★11月20日 練習試合 袋井グランド 晴   

 チーム
御殿場西 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
袋井 0 0 0 0 6 4 1 0 × 11

(御)小澤、加藤- 木須
(袋)久留島-長谷川

 御殿場西・森下知幸監督(前常葉菊川監督)、袋井・鈴木彰洋監督。この夏の県決勝で戦った監督同士が昨日、練習試合を行いました。
 今秋の西部地区の覇者・袋井は4回まで御殿場西のエース・小澤蓮の前に2安打に苦しめられますが、中盤に打線が爆発。5回に3本の二塁打を含む、打者一巡の猛攻を見せると、6回には4番・寺田凌大の本塁打などで一挙4点を奪いました。
 実は先日の練習試合で、主将の鈴木寛太が足を骨折。中心打者を欠く、苦しいチーム状況でしたが、上位から下位までムラがなく、層の厚さを感じました。
1121_2 2試合目、袋井は大型左腕・加藤稜梧がマウンドに上がります。そのフォームを見て驚きました。腕の位置が下がり、なんとサイドスローになっていたのです!
 身長は184センチ。これまで僕は未完の大器としてずっと期待してきました。現に夏の県大会準決勝で、エース・稲垣淳之介のあとを受けてマウンドにも上がりました。ところが、秋は他の投手の台頭もあり、なかなか登板機会がありませんでした。そこで、鈴木監督のアドバイスもあり、フォームを変則に変えたところ、見事にはまったそうです。
 この日も、上で投げている時以上に打者の手元でのキレ感じ、右打者の内角に対角線上に投げ込めているのも良かったです。肩・ヒジが柔らかく、この独特な腕の使い方は大いに武器になるでしょう。「静岡のランディ・ジョンソン」を目指してほしいと思います。
 
11212_2 一方の御殿場西は、森下知幸監督の野球が少しずつ浸透してきている様子。森下監督の「どんどん行け~」の声を受け、1番・木須デゾウザ・フェリペを筆頭に初球からフルスイング。塁に出れば、積極的に次の塁を狙っていきます。まだまだ「森下野球」の完成度は低いですが、一冬でさらにどこまでチームが変わるのか。楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/腕の位置を下げて、エースの座を狙う加藤稜梧(袋井)>
<写真下/ミーティングで選手に指示を出す森下知幸監督(御殿場西)>

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2016年11月 8日 (火)

三村杯が開幕しました!

 11月6日から第27回三村旗争奪野球大会が始まりました。今年は東部地区、中部地区から計23チームが参加。11月20日に決勝戦が行われる予定となっています。初日は、富士グランドと富士宮北グランドをまわってきました。

11081 富士グランドでは富士と下田が対戦しました。3点の先制を許した下田は8回に一挙5点を奪って逆転。5対4で勝利しました。
 下田の先発は184センチの長身右腕・露木省吾。伊東シニア時代は静岡高の竹内奎人と同期。エースは竹内でしたが、その頃から身長があって、将来が楽しみな投手でした。
 この日は5回まで1失点に抑える好投。6回に3点を失いましたが、最後まで投げ切って完投しました。上背がありますが、ボールが暴れることなく、ストレート、変化球ともにまとまっているのが特徴で、大崩れが少ないです。ストレートは角度十分。球速も130キロ台前半から中盤くらいまで伸びてきているそうです。終盤に入っても、指にかかった時は驚くようないいボールがきていました。
 一方の富士では「4番キャッチャー」の廣田尭大が気になりました。柔らかい腕の使い方ができるキャッチャーで捕ってから投げるのが速いです。正確なコントロールで二塁ベース上へ。地肩がついてくれば、上のレベルでもプレーできるでしょう。また、打っても第3打席にライトオーバーの三塁打。バットが内から出る、きれいなスイングでした。

 11082その後、富士宮北グランドへ移動。グランドに着くと、ちょうど第3試合の富士宮北と島田の試合が始まったところでした。試合は12対4(8回コールド)で富士宮北が勝利。富士宮北は8回に、3番・石崎歩の鮮やかなライト越えの本塁打で試合を決めました。
 投手陣は1年生の渡邉響介が7回途中まで投げると、エースの神橋欣太郎が好リリーフを見せました。齋藤孝之監督が、「ここにきて急激に良くなっている」という神崎。確かに秋の大会で見た時よりも、腕が振れて、ストレートにキレがありました。この日は打者4人に対して3奪三振。真っすぐで空振りがとっていたのがいいです。「来年は県で3本の指に入るピッチャーになりたい」と意気込む神崎。バランスのいいフォームと安定感があるだけに、その可能性は十分にあると思いました。(編集部・栗山)

<写真上/露木省吾(下田)>
<写真下/神崎欣太(富士宮北)>

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2016年11月 5日 (土)

練習試合 聖隷クリストファーvs知徳

★11月3日 練習試合 聖隷クリストファーグランド 晴   

 チーム
聖隷 3 0 0 1 0 0 0 1 0 5
知徳 0 0 1 8 0 0 3 0 × 12

(聖)小杉- 小野
(知)森伊-佐藤

11051 秋の県を制した聖隷クリストファー。大会中、ずっと気になっている一人の投手がいました。背番号10の小杉康介(1年生)です。試合前のノックでボール渡しをしている姿が、「鈴木翔太(現中日)に似ている」とスタンドで話題になっていた選手でした。身長180センチで体重が59キロ。とにかく、全体的に細いのですが、スラッとした体格で姿勢が良く、どんなボールを投げてくれるんだろうと、楽しみにしていました。
 この日、小杉は4回に一挙8点を奪われるなど計9失点。「しなやか」という点では、まだ鈴木翔太に及びませんが、角度があって抑えがきいたときには、オッというボールがきます。一冬で体が大きくなって、どう化けるのか注目していきたいです。

11052 一方、知徳も1年生右腕・佐藤翔が8回から登板。岩隈久志(現マリナーズ)を彷彿とさせる左足の上げ方で、そこから鋭く腕を振ってきます。肩周りが柔らかく、スピードが上がりそうな要素を持っている投手です。しかも、先輩・村中克晃(現道都大)を彷彿とさせる落ちる球もマスターしています。
 裾野シニア時代は内野手の控え。高校入学後、投げた方の良さを買われて投手に転向すると、メキメキと力を伸ばしてきました。この1年で身長も一気に伸びて175センチに。初鹿文彦監督も「まだ身長は伸びているし、将来はエースになってくれれば」と期待していました。(編集部・栗山)

<写真/上から小杉康介(聖隷クリストファー)、佐藤翔(知徳)>

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