静岡県東部地区

2018年4月21日 (土)

練習試合 掛川東vs韮山

 今日は掛川東と韮山の練習試合を見てきました。

 06211圧倒的な存在感を放ったのが韮山の3番打者、佐藤広陸でした。バッティングに関しては、一人別格と言ってもいいレベルでしょう。掛川東戦の前に、碧南(愛知)とも試合を行ったのですが、第1打席のライトオーバー三塁打から始まり、広角に長打と単打を連発。打席での落ち着きがあり、どんな球種でも対応してしまう懐の深さがありました。足も50メートルを6秒2で駆け抜け、二塁打や三塁打を量産できる好打者。韮山は今春の県大会に出場しますので注目していきたいです。

 04212掛川東では右腕の鈴木颯人が印象に残りました。韮山戦は4回から登板して5イニング3失点も、素材の良さに惹かれました。2日前まで39度を超える高熱があり、万全な体調ではなかったようですが、ぶっ飛んでしまうんじゃないかと心配するくらいの腕の振り。ストレートで空振りがとれます。どこに投げても打つ雰囲気のあった佐藤に対して三振を奪うシーンも。肩関節が柔らかく、「こういう投手が大学でブレイクするんだろうな」と想像できるタイプ。現在、球速は130キロ台前半だそうですが、体ができてくれば、すぐに140キロを超えてきそうです。
  桜が丘中時代はエースに漢人友也(現常葉大菊川)が君臨していたため、内野手で出場。高校入学後、「漢人に負けたくない」と本格的に投手となり、ここにきて急速に伸びています。今年の掛川東は、県トップクラスの左腕・野元優作を擁していますが、この鈴木も見逃せないです。(編集部・栗山)

<写真上/広角に安打を打つ佐藤広陸(韮山)>
<写真下/腕の振りが魅力の鈴木颯人(掛川東)>

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2018年3月31日 (土)

東部、西部で県大会出場校が決定!

春季高校野球は東部地区、西部地区で県大会出場校が決定しました。

<東部地区>
韮山(5年ぶり14度目)/飛龍(2年連続24度目)/知徳(6年連続18度目)/吉原(初出場)/市立沼津(2年連続19度目)/日大三島(2年ぶり26度目)/桐陽(2年連続9度目)/御殿場西(4年ぶり15度目)

<西部地区>
常葉大菊川(3年連続25度目)/袋井商(9年ぶり3度目)/聖隷クリストファー(2年ぶり7度目)/小笠(11年ぶり5度目)/菊川南陵(2年ぶり5度目)/掛川西(5年連続41度目)/磐田東(2年連続9度目)/浜名(3年ぶり18度目)

 03311東部地区では、吉原が県大会初出場を果たしました。背番号5の保田悠翔が伊東商打線をわずか2安打に抑えて完封。13三振を奪いました。特に、初回の先頭打者から4者連続三振は圧巻でした。
 中学時代に投手経験はあるものの、右ヒジの故障で野手希望で高校に入学したという保田。それでも影山貴司監督がその資質を見抜き、再び投手へ。腕の位置をスリークオーターにして、特徴のある右腕に変身しました。スピード感のあるフォームでタイミングを合わせづらく、球威も十分。初対戦では対応が難しい投手です。
 今年の吉原は本格派タイプの小林諒也、そして変則タイプの保田の2本柱に安定感があり、攻撃面もソツがありません。県大会でも台風の目になる可能性があるでしょう。
 
 03312また、桐陽がシードの加藤学園を下し、2年連続の県大会出場を決めました。チームを勝利に導いたのはエースの武藤大樹。パワー系の投手で、最速136キロの力強いストレートを武器に、攻めの投球を展開しました。柴田泰之監督によると、昨秋まではキャッチャーミット手前で垂れ気味だった球が、一冬を越えてグッと伸びるようになったそうです。実際、今日も低目のギリギリのコースを打者が見逃してストライクというケースがありました。ストレートが伸びている証でしょう。「夏までに140キロは出したいんです」という武藤。球速を上げて、ガンガンとアピールしてほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/13奪三振の保田悠翔(吉原)>
<写真下/県大会出場を決め、ガッツポーズを見せる武藤大樹(桐陽)>

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2018年3月28日 (水)

春季東部地区大会4日目(3月28日)~富士球場レポート

<富士球場>
吉原 6 - 5 富士宮北(延長14回)※13回よりタイブレーク採用
富士市立 2 - 1 三島南

03281_2 第1試合の吉原と富士宮北は新チームになってから3度目の対戦となりました。
 昨秋の東部大会では吉原が7対2で勝利して県大会出場を決めれば、11月の三村杯の決勝では富士宮北が13対2で圧勝。1勝1敗で今回の対決となりました。
 試合は、どちらも負けられない意地と意地のぶつかり合いに。吉原の1点リードで迎えた9回裏、富士宮北は土壇場で同点に追いつき、延長戦へ。そして10回以降も決着がつかず、13回からタイブレークに突入しました。無死一二塁、12回までの打順を引き継ぐ継続打順で行われるタイブレーク。今回の方式になってから、県内では初のケースとなりました。
 13回は両チームともに、無得点。14回は富士宮北が1点を挙げたのの、その裏、吉原が2点を挙げて試合を決めました。

03282 第2試合も、好ゲームとなりました。富士市立は5回に1番・福井航太朗のタイムリーで1点を先制。続く6回には6番・加藤佑希のタイムリーで追加点を挙げます。投げては瀧大和が丁寧に低めをつく投球で1失点完投しました。
 一方の三島南では、1年夏からレギュラーの4番・植松鳳太が目を引く存在でした。今日はライト前安打2本。スイングが速く、右中間に猛烈なライナー性の打球を飛ばしていました。まだ新2年生だけに、これからの成長が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/タイブレークを制し、喜ぶ吉原ナイン>
<写真下/春県ベスト16の三島南を1失点に抑えた瀧大和(富士市立)>
 

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2018年3月25日 (日)

春季東部地区大会2日目(3月24日)~裾野球場レポート

 昨日も裾野球場で東部地区大会を取材しました。

<裾野球場>
知徳 7 - 0 裾野(7回コールド)
飛龍 9 - 0 南伊豆(7回コールド)
三島北 14 - 0 沼津高専(5回コールド)

03251 第1試合の試合中、知徳のブルペンで投げている一人の投手に釘付けとなりました。新2年生右腕の栗田和斗です。185センチの長身で、腕の振りもしなやか。肩周りが柔らかく、フォームのバランスもいい。思わず、一塁側のブルペン近くまで見に行ってしまったほどで、「これは間違いないぞ」と、テンションが上がりました。
 マウンドに上がったのは7回でした。2つの四球を出しましたが、最後は併殺で無失点に抑えました。岳陽中時代は捕手。初鹿文彦監督によると、高校入学後、本格的に投手を始め、メキメキと伸びているそうです。現在の最速は135キロとのことですが、すぐでも140キロを超えていきそうなポテンシャルがあります。今年の知徳は、佐藤翔、小船歩の2本柱に加え、この日、好投を見せた播磨仙一も控えます。それだけに、この夏すぐの活躍はないかもしれませんが、秋以降は注目されること間違いないでしょう。
 2試合目は、昨秋東部王者の飛龍が登場。この日は、エース・岡田周人を温存しましたが、3番手で登板した長身左腕の佐伯楓斗が気になりました。こちらも新2年生。腕の振りが良かったので、これから体が出来上がるのを待ちたいです。(編集部・栗山)

<写真/栗田和斗(知徳)>

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2018年3月23日 (金)

春季東部地区大会1日目(3月23日)~裾野球場レポート

 センバツ大会が開幕した本日、県内では春季高校野球地区大会が始まりました。まずは裾野球場に向かい、東部地区の2試合を見てきました。

<裾野球場>
御殿場 6 - 5 小山
富士 4 - 2 伊東

 03231第1試合は、御殿場が逆転勝ちで初戦を突破しました。4点を追う6回、5番・田村亘のタイムリー三塁打などで同点に。1点ビハインドで迎えた9回は二死からチャンスを作り、内野安打と押し出し四球で2点を勝ち越しました。投げては先発・千葉遥翔の粘りの投球が光りました。
 一方の小山は19年間チームを指揮した富田稔監督が、4月1日より裾野への異動。敗退すると、この日がラスト采配となるゲーム03232でした。試合後、富田監督は「そのことが選手の頭にあって、9回はプレッシャーになったのかな…。夏はもっとプレッシャーがかかる。この経験を生かしてほしい」と、教え子の成長を期待しながら球場を後にしました。今年の小山は、全選手が下から上に振り上げる豪快なスイングを見せます。「打の小山」が夏までにどう進化するのか楽しみです。

03233  第2試合は富士の新2年生右腕・渡邉瑛介が終始、安定した投球で完投しました。大会前の練習試合では、富士学苑(山梨)相手にも好投していたとのこと。ストレートに伸びがあり、投げっぷりが良かったです。また、同じ新2年生では、「5番レフト」の井出椋太が7回にライト前タイムリーを放つ活躍。静岡裾野シニア時代は中核を担った選手で、あらためて能力の高さが印象に残りました。今後も注目していきます!(編集部・栗山)

<写真上/6回に右中間方向へタイムリー三塁打を放った田村亘(御殿場)>
<写真中/少人数ながら、毎年特徴のある好チームを作り上げた富田稔監督(小山)>
<写真下/2失点完投の渡邉瑛介(富士)>

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2018年1月22日 (月)

田方・三島地区で中・高交流指導者研修会が初開催されました!

01221_2
 昨日、函南町柏谷公園野球場にて、第1回田方・三島地区の中・高交流指導者研修会が開催されました。
 高校野球の指導者が中学生を対象に行う野球教室。田方・三島地区においては、初めての試みです。函南東中の山田大監督が中心となり、中学校側から「この地区のレベルアップのために」と声が挙がり、実施されることになったそうです。

 01222_2中学生側は2年生約50人が参加。講師は三島田方地区の高校野球指導者(9校10名)が務めました。
 アップ、キャッチボールに始まり、投手、捕手、内野手、外野手に分かれての守備練習。その後、打撃、走塁まで一通りこなしました。最後の質疑応答では「高めにボールが浮いてしまうけどどうしたらいいのか?」「強打者になるためにいい練習方法があるか?」など、普段から気になっていた疑問点が次から次へと飛び出し、意識の高さが伺えました。

01223 研修会後、参加した選手からは「捕手の構えなど専門的に教えてもらえて良かった」(函南中・近藤耀聖主将)、「貴重な体験だった。投手の様々な指導をしてもらえた」(函南東中・三枝大輝主将)といった感想が聞かれました。

 三島南・稲木恵介監督は「この地区では、今までこういう交流がなかったので、一歩を踏み出すことができて良かった。来年以降も継続していけたら」と話していました。

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2017年12月15日 (金)

注目右腕・川島レオナルド(星陵)の投球を見ていました!

 12151_3今日は星陵に伺い、川島レオナルドの投球を見ていました。オフに入ってから、すでにプロ数球団のスカウトが視察に訪れているという注目右腕です。
 身長182センチの長身から、豪快に腕を振り、ベース上で球が伸びていくのが特徴。秋の大会は137キロが最速だったそうですが、今日のブルペンでの投球を見る限り、もう少し、球速が出ている感じ。安定感も出てきて、10月、11月の練習試合では、川島が投げればどんな相手でもほぼ2点以内に抑えてきたそうです。
 実際、今夏の正捕手・齋藤ルーカス浩多は「この前、久しぶりにボールを受けたら、伸びが今まで全然違った」と、驚いていました。
 この体のエンジンの大きさは魅力。一方でまだまだ体が細いだけに、来春までにどれだけ伸びるんだろうとワクワクしました。夏まで追いかけていきます!(編集部・栗山)

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2017年12月 7日 (木)

日大三島・原賀凌を取材しました!

12071 昨日は日大三島にお邪魔し、投打両面で注目の原賀凌を取材してきました。先日のSリーグの御殿場西戦では、途中出場から4安打4安打をマークしたとのこと。しかも、内容がすごく、単打、二塁打、本塁打、二塁打と打ちまくったそうです。打撃には非凡なものがあります。
 また、ピッチャーとしても、先輩の海野陽日のような剛速球こそありませんが、緩急を使うなど、工夫しながら投げる好投手。実は、高校入学後から今夏までの約1年間、投手の練習をほとんどしてこなかったそうですが、中学時代は「静岡裾野シニア」の左のエース。打者を抑えるテクニックがあります。
 そのほか、日大三島は1年生が伸びてきているそうで、確実に秋よりも戦力アップしている様子。早くも来春が楽しみです。
 なお、原賀のインタビュー記事は「静岡高校野球」の次号で掲載予定です!(編集部・栗山)

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2017年9月 8日 (金)

秋の県大会、注目はこの選手①~小船歩(知徳)

 いよいよ秋季県大会が今月16日(土)に開幕します。そこで今日から3回に渡り、県大会で見て欲しい注目選手を紹介したいと思います!

09081 まず、第1回は知徳の小船歩(181cm85kg、右投右打)です。
 昨年、知徳へ取材に行った際、投手を担当する初鹿勇前監督から「中学時代はキャッチャーだったけど、コイツは絶対に良くなるから見ていて」と勧められていた投手。当時はまだ体が華奢で、自信なさげに投げているようでした。
 あれから約9か月経過した先日の東部地区3位決定戦。体が一回り以上大きくなり、堂々としたパワーピッチャーに変身していました。愛鷹球場のスピードガンで139キロをマークしたというのも頷けるスピードと勢いに圧倒されました。
 この日は初回に3四死球と崩れましたが、「テンポ良く投げことを意識した」と、2回から4回は3人ずつ抑えます。5、6回に再び得点を許したものの、腕を柔らかくしならせ、豪快に振り下ろす姿に将来性を感じました。
 知徳はエースナンバーを背負う佐藤翔に安定感が出てきただけに、この小船が覚醒すれば、上位進出が見えてくるでしょう。(編集部・栗山)

<写真/綾瀬ボーイズ時代は捕手を務めていたという小船歩(知徳)>

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2017年9月 4日 (月)

秋季大会、県大会出場の25校が決まる!

 秋の県大会出場校が以下のように決まりました。組み合わせ抽選会は今月11日に行われ、16日に開幕します。

<東部>
飛龍(3年連続24回目)/日大三島(7年連続30回目)/加藤学園(2年ぶり11回目)/知徳(3年ぶり13回目)/吉原(初出場)/三島南(2年連続15回目)/市立沼津(2年連続28回目)/韮山(2年連続19回目)

<中部>
静岡(23年連続50回目)/常葉大橘(19年連続22回目)/藤枝明誠(6年連続10回目)/焼津水産(7年ぶり6回目)/静岡商(2年ぶり46回目)/清水桜が丘(2年連続2回目)/東海大静岡翔洋(15年連続18回目)/静清(2年ぶり27回目)/静岡市立(2年ぶり14回目)

<西部>
常葉大菊川(8年連続24回目)/掛川東(2年連続4回目)/浜名(2年ぶり24回目)/浜松商(2年ぶり48回目)/磐田東(6年連続11回目)/袋井商(3年ぶり5回目)/掛川西(3年連続42回目)/袋井(2年連続12回目)

09041 昨日は東部大会の決勝戦、3位決定戦を取材してきました。決勝戦では飛龍が日大三島を下し、9年ぶりに東部優勝を果たしました。
 飛龍・濱野洋監督は「勝って自信をつけたかった」と、前日完投している岡田周人(2年)を先発のマウンドに送りだします。すると打線が3回に爆発。打者一巡の猛攻で一挙6点を奪いました。さらに、6回には岡田自らのタイムリーなどで3点を追加。7回コールド勝ちを決めました。
 一方の日大三島は「2番以降の投手に経験を積ませたかった」とエース左腕・原賀凌を温存。コールド負けを喫しましたが、控え選手を含めた選手の底上げができているようでした。(編集部・栗山)

<写真/決勝戦で好投を見せた岡田周人(飛龍)>

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