【夏の静岡大会】2回戦の主役はこの男だ!①~大年洸也(下田)
夏の静岡大会は11日からシード校が登場します。そこで2回戦の注目選手を今日から3回に渡って紹介していきます。
第1回はスケール感満点の大年洸也(下田/3年)です。
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★初戦はセンターへ弾丸ライナー
身長184センチのスラッガーが、いよいよ本領を発揮し始めた。鋭いスイングで打球を弾き返し、50メートル走6秒1の俊足で塁間を一気に駆け抜ける。これだけのスケール感を備えた選手は、県内でもそう多くない。
4日の初戦(対池新田)は第1打席で四球を選んだものの、その後は二ゴロ、三振と快音は聞かれなかった。狙い球を絞るあまり、やや慎重な打席が続いた。
4点ビハインドで迎えた8回。下田は打者一巡の猛攻で7点を奪い、一気に試合をひっくり返す。さらに2死一、二塁の場面で大年に打席が回る。
「後輩たちがつないでくれたので、自分が打って決めようという気持ちで打席に入りました」
ここでは迷わず外角のストレートを鋭く振り抜くと、打球は弾丸ライナーでセンターの頭上を越える2点タイムリー二塁打。二塁ベース上で力強くガッツポーズをつくり、喜びを爆発させた。
★将来はプロを目指していく
高校入学後、1年夏から3番打者として出場。昨夏の初戦では4安打2打点と躍動した。しかし、2回戦で腰に痛みを覚え、その影響は秋まで続き、本来の力を発揮できない苦しい時期を過ごした。
「絶対に夏には間に合わせる」
その一心で、治療とリハビリに励んだ。
今春はチーム事情から捕手としてプレー。4月に「下田ボーイズ」の後輩捕手が入学したことで、本来のセンターへ戻った。打席に集中できるようになったことで本塁打を量産。高校通算11本塁打の約半数は今春以降に放っている。
魅力の一つが高い集中力だ。「ゾーンに入ると打てるという気持ちになり、芯で捉えてヒットにできる」と本人も話す。さらに腰の不安が解消されたことで、課題だった送球にも力強さが戻った。本塁へ低く伸びる送球を見せる。
2回戦の相手はシード校の浜松開誠館。「どんな相手でも勝ち切りたい」と意気込む。高校卒業後は大学で体を鍛え、プロ野球選手を目指していくという。覚醒の気配を漂わせる大器の一打から目が離せない。
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◆大年 洸也(おおとし・ひろや)
2008年5月26日生まれ、静岡県下田市出身。小学1年時に「南伊豆コンドルズ」で野球を始める。南伊豆東中時代は「下田ボーイズ」に所属。高校入学後、1年夏からレギュラー。高校通算11本塁打。184㎝76kg、右投左打。



















