静岡県西部地区

2018年8月28日 (火)

秋季西部地区大会順位決定1回戦(8月28日)~浜松球場レポート

★8月28日 秋季大会西部地区大会順位決定1回戦 晴 浜松球場 

  チーム
常葉大菊川 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
浜松西 0 1 2 0 0 0 0 0 × 3

(常)伊藤、堀内、菊地-高橋
(浜)平野-西尾

▽二塁打=諏訪2、仲田、堀内(常)
▽三塁打=西尾(浜)

 08281_2浜松西のエース・平野駿が夏甲子園16強の常葉大菊川を1失点に抑え込みました。26日の磐田東戦で完投していましたが、「疲れはなく、最初から飛ばしていった」と130キロ前後の力強いストレートを生かして4回までわずか1安打。終盤になっても球威が落ちるどころか、むしろ投げれば投げるほど安定感が増していった感じ。そのタフなスタミナに驚きました。
 常葉大菊川には、甲子園で本塁打を放った伊藤勝仁など浜松南シニア時代の仲間が数人在籍。そんな相手にライバル心も燃やしていたようで、「絶対に打たれたくなかった」と気持ちのこもった投球を見せてくれました。
 打線は、2回に4番・西尾龍治のライト方向への三塁打、5番・平出景詩のレフト前安打で先制すると、3回には西尾のタイムリーなどで加点。投打が噛み合っての勝利でした。

 08282_2一方、公式戦初戦を落とした常葉大菊川の高橋利和監督は「やれることをやっていきたい」と前を見据えていました。県大会まで残り3週間。常葉大菊川らしいチームを作ってくれるでしょう。その中で2番手で登板した左腕・堀内恒輝の好投は収穫だったと思います。ストレートと変化球のコンビネーションが良く、3回を無安打に抑えました。(編集部・栗山)

<写真上/平野駿(浜松西)>
<写真下/堀内恒輝(常葉大菊川)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月27日 (月)

秋季西部地区大会準々決勝&敗者復活4回戦(8月26日)~浜岡球場レポート

<浜岡球場>
準々決勝 浜松商 7 - 1 聖隷クリストファー
敗者復活4回戦 掛川西 7 - 2 掛川東
敗者復活4回戦 浜松学院 8 - 1 浜松湖南(7回コールド)

 08271_2松商が2年連続49回目の県大会出場を決めました。1点を追う4回に逆転すると、5回に3番・藤本匠哉がレフトスタンドにソロ本塁打。終盤の7回、8回にも得点を重ねました。投げては1年生右腕の柴田龍弥が完投。ストレート、変化球ともにコントロールが良かったです。

 続く第2試合、第3試合の敗者復活戦は掛川西と浜松学院が勝利。県大会出場にあと1勝と迫りました。
 掛川西は先発の菅沼大平が連投ながら6回を無失点に抑えました。大石卓哉監督も「今日082702は菅沼の投球が印象に残った」と目を細める好投。前チームの川合勇気のような剛速球はないのですが、1球1球、丁寧にコーナーを突く投球を見せてくれました。また、捕手の飛弾野慎之介が好送球の連発で何度も盗塁を防止。イニング間の送球でも、常に二塁ベースの右角(ネット裏から見て)にコントロールされる高い精度でした。フットワークの良さと冷静さも魅力で、バランスのいいキャッチャーです。(編集部・栗山)

<写真上/リードを広げる一発を放った藤本匠哉(浜松商)>
<写真下/6回を無失点に抑えた菅沼大平(掛川西)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月24日 (金)

秋季西部地区大会敗者復活3回戦(8月24日)~浜岡球場レポート

<浜岡球場・敗者復活3回戦>
湖西 6 - 3 浜松城北工
掛川東 10 - 0 浜北西(7回コールド)
袋井 5 - 3 磐田農

 第1試合は、湖西が夏ベスト4の浜松城北工を下しました。先発の1年生右腕・鷲山蓮が5回まで無失点の好投。6回にピンチを招いた場面でリリーフ投手にマウンドを譲りましたが、大胆さと冷静さを併せ持った投球を見せてくれました。

 08241続く、第2試合は掛川東がコールド勝ち。「2番セカンド」の大木康誠の活躍が光りました。初回にセンター前出塁のあと、第3打席ではライトオーバーへの二塁打。シャープなスイングに加え、俊足と安定感のある守備も魅力でした。投げては先発の赤尾健志が重いストレートを生かして打たせてとる投球を展開。7回を無失点に抑えました。

 そして、第3試合は好ゲームになりました。3回に磐田農が2点を先制すると、その裏、袋井は4番・杉山玄の2点タイムリーですかさず同点08242に。さらに、杉山は6回と7回に立て続けにセンター前安打を放ち、勝利に貢献しました。
 一方、磐田農はセンターラインを中心に完成度が高く、「ここで姿を消すのはもったいない」と思わせる好チームでした。投手は左腕・相場蓮と右腕・伊藤丈留の2枚看板を擁し、淵上順監督が「フットワークがいい」という捕手の栗田雄大は盗塁を2つ刺しました。さらに左右両方向に3安打を放った「1番ショート」の都築慶真は勝負強い選手。秋、冬の成長次第では来夏、県上位にいく可能性もあると見ました。(編集部・栗山)

<写真上/7回を無失点の赤尾健志(掛川東)>
<写真下/磐田農を攻守で引っ張る栗田雄大。2安打(二塁打1本)を放った>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月17日 (金)

秋季西部地区大会4日目(8月17日)~掛川球場レポート

<掛川球場・敗者復活1回戦>
小笠 10 - 3 浜松東(7回コールド)
浜松湖南 8 - 7 磐田西

08171 今日は第1試合に登場した小笠の大型右腕・川村敦樹に注目。初回に4安打を浴びて3失点も、2回以降は無失点に抑えました。まだボールにバラつきがありますが、数球に一回、指にかかったときに低めにビシッときています。未完成な投手なだけに、来年の春までにどこまで成長するか楽しみです。
 第2試合は浜松湖南が4番・藤井創大の本塁打などで6回までに8点のリードを奪う展開。終盤に磐田西が1点差まで追い上げるも、浜松湖南の1年生右腕・宮崎颯太が踏ん張りました。(編集部・栗山)

<写真/最後まで投げ切った宮崎颯太(浜松湖南)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月14日 (火)

秋季西部地区大会3日目(8月14日)~磐田球場レポート

<磐田球場・勝ち抜き2回戦>
袋井 6 - 5 浜松湖北
浜名 10 - 0 掛川東(6回コールド)
浜松日体 8 - 6 横須賀

 08141_3 第1試合は袋井がサヨナラ勝ちを飾りました。2点を追う9回裏、相手のバッテリーミスで1点を返すと、なおも無死満塁のチャンス。ここで7番・戸塚愛斗が2点タイムリーを放ち、試合を決めました。
 惜しくも敗れた浜松湖北ですが、左腕・徳久遼は噂通りの好選手でした。伸びのあるストレートに加えて変化球もキレキレ。完成度が高かったです。さらに3番に入った打撃面でも能力の高さを発揮。第1打席でライトスタンドに先制の本塁打を放つと、その後は2本のレフト前安打も。リストが柔らかくシュアな打撃を見せてくれました。(編集部・栗山)

<写真/サヨナラ勝ちを飾った袋井の選手たち>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月30日 (土)

練習試合 袋井商vs藤枝北

 今日は袋井商と藤枝北の練習試合へ。夏を前に、注目の好投手2人が登板するということで最終チェックをしてきました。

 06301袋井商のエース・山本航大は先発すると、抜群の安定感を発揮。ストレートがコーナーにビシビシと決まります。最後まで球威が落ちることなく、1失点完投。数日前から指のかかりが良くなってきたそうで、万全な状態をアピールしました。4番に入ったバッティング面も好調。「早く大会が来てほしい」という雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。
 06302_2一方の藤枝北の左腕・紅林将太は6回からマウンドへ。視察したプロスカウトの前で最速136キロのイキのいいストレートを投げ込みました。今日は4イニングを投げて2失点。それでも、4月に見たときよりも、明らかにフォームのバランスが良くなり、指にかかるボールが増えていました。これまでの最速は138キロだそうですが、140キロを出すのは時間の問題か。投手としてもの凄く成長している時期ですので楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/山本航大(袋井商)>
<写真下/紅林将太(藤枝北)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月25日 (月)

練習試合 磐田東vs中央学院

  昨日は、ノーシードながら実力を持つ磐田東と、今春センバツ出場校の中央学院(千葉)の練習試合を志田スタジアムで見てきました。
 試合はノーガードの打ち合いとなり、10対10の引き分け(7回時間切れ)。磐田東は全国クラスの強豪相手に引けを取らない打撃力を見せました。

 06251_2印象に残ったのは「9番ショート」で先発出場した1年生の二俣翔一。『静岡高校野球2018夏直前号』の「スーパー1年生図鑑」でも紹介している小笠浜岡シニア出身の遊撃手です。まず、1打席にレフト後方に打球を飛ばします。グングンと伸び、フェンス直撃の二塁打。志田スタジアムは両翼100メートルと広いので、他の球場だったら本塁打の可能性があった大飛球でした。さらに、第2打席でレフト前安打、第3打席ではセンター前安打。1年生とは思えない落ち着きぶりで4打数3安打の活躍でした。打撃フォームだけを見ると、まだそこまで迫力は感じないのですが、リストの強さが際立っている印象。体の軸もしっかりしているので、変な崩され方をしません。守っても走者二三塁の場面で、抜けていれば2点というライナー性の強烈な打球をキャッチ。肩の強さも一級品です。今後、スピード感が出てくれば、3年時にはドラフト候補になってもいい逸材だと思います。
 もう一人、気になったのは「6番ファースト」の中村成那(2年)です。掛川東中時代、一度トップレベルの講習会で見たことがあり、その時から注目している選手です。183センチ80キロという堂々とした体格を持ち、パンチ力が十分。昨日は2塁打1本を含む、3安打を放ちました。昨秋、今春とベンチ入りしていませんが、ポテンシャルは高いです。磐田東はこの選手が打ち出すと、打線に厚みがでるでしょう。(編集部・栗山)

<写真/夏の公式戦デビューが楽しみな二俣翔一(磐田東)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 7日 (木)

定期戦 浜松工vs浜松商

★6月2日 第28回浜工浜商野球定期戦 浜松球場 晴   

 チーム
浜松商 0 0 0 2 0 0 5 0 2 9
浜松工 0 0 0 0 0 4 0 0 2 6

(商)佐野、小柳、後藤、宮野了-藤本、鈴木康
(工)伊藤、吉井、山中-掛井

<最優秀選手賞>佐野開陸(浜松商)
<優秀賞>山下蓮太朗(浜松商)
<敢闘賞>伊藤信智(浜松工)

 第28回浜松工浜松商定期戦が2日に開催され、浜松商が2年連続勝利を収めました。

06071 2点を追う浜松商は7回、相手のエラーに乗じて逆転。9回にはダメ押しの2点を追加し、試合を決めました。最優秀選手賞に輝いたのは先発の佐野開陸(3年)。5回を無失点に抑える好投でした。

 この試合、もっとも驚いたのは、浜松工の先発・伊藤信智(3年)。締め切りの関係で 『静岡高校野球2018早春号』の「注目選手名鑑100」には掲載できませんでしたが、今年の静岡県の左腕ではトップクラスかもと思いました。
06072 身長180センチの左腕というだけで魅力ですが、さらに柔らかい肩甲骨周りを生かして鋭く腕を振ります。指にかかった時にバチンと低めにくるストレートは威力十分。目測で130キロ台中盤くらいは出ていたでしょう。しかも、腕が少し遅れて出てくるので、バッターは振り遅れます。
 これまで全くノーマークの選手ですが、杉山正美監督によると、故障の影響で登板機会が少なかったようです。それが故障が少しずつ回復し、急激に状態を上げているとのこと。この日は6回5安打2失点。杉山監督も「このくらい投げてくれれば」と満足した様子でした。夏までに9回を投げ切る体力がつけば、一気にブレイクの可能性もありそうです。

 また、午前中に行われた新人戦は5対4で浜松工が勝利。気になったのは浜松商の「1番ショート」で出場した佐藤太洋。野球センスがあり、特にフィールディングが抜群。先輩・望月勇哉に近づき、2年後はさらに上をいく選手になってもらいたいです。浜松工では「3番サード」の酒井直人が3安打の活躍。シャープなスイングが目立っていました。(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した佐野開陸(浜松商)>
<写真下/伸びのあるストレートが持ち味の伊藤信智(浜松工)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月31日 (木)

また小笠から大型右腕が登場!

 26日は菊川市内大会へ。小笠と菊川南陵との試合を見てきました。

 05311小笠の先発投手は2年生の川村敦樹。身長185センチの大型右腕です。昨秋あたりから、「また小笠に面白いピッチャーがいる」という情報が耳に入り、どうしてもこの時期にチェックしておきたいと思っていました。

 昨年の佐々木健(現広島)はアスリート型の投手でしたが、それとはまたタイプが違い、川村はピッチャーらしいピッチャーです。角度がある上に、ヒジの柔らかさが魅力。佐々木同様、高校から本格的にピッチャーを始めたということですが、フィールディングなど、投げる以外の要素も備わっています。
 この日は9回まで投げ切って4失点。中盤から終盤にかけて、少し疲れてきた印象がありましたが、序盤は指にかかった質の高いボールがきていました。秋からの注目選手になってくるでしょう。

05312_2 菊川南陵では、遊撃手・小塩秀斗の守備力の高さに目が留まりました。「いかにも関西で鍛えられてきた」という感じの選手で、動きに迷いがないです。スピードがあるのはもちろん、印象に残ったのはカットプレー時の肩の強さ。大学生、いや社会人クラスのライナー性で伸びる送球に驚きました。また、打っては第1打席にセンター前、第2打席にレフトオーバーの二塁打。粗さはあるものの、形が良かったです。(編集部・栗山)

<写真上/川村敦樹(小笠)>
<写真下/小塩秀斗(菊川南陵)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月24日 (木)

隠し玉右腕・森口千聡(磐田東)をチェックしてきました!

05241 今日は磐田東のグランドへ。最速140キロ右腕・森口千聡をチェックしてきました。

 昨秋の県大会後、肩を痛めていた森口。その後、オフ期間に回復し、順調にきていたそうですが、春に今度は腰を故障。春の大会ではベンチを外れていました。ようやくブルペンに入ったのは3日前のこと。その投球を見た山内克之監督は「鈴木博志(現中日)の高校の時よりもいいんじゃないか」と大絶賛。「球が手元でグワーンときていたよ」と、その圧倒的な球威に驚いた様子でした。
 今日の練習では、投内連係のノックの際にマウンドに立ちましたが、風格が違います。山内監督は「夏にいきなり出てきて、140キロ台中盤から後半をドカーンと投げる可能だってあるよ」と言っていましたが、僕もそれだけのポテンシャルは持っていると感じました。
 05242すでに、プロ数球団が視察済み。今年の県内の高校生は川合勇気(掛川西)、水野喬日(湖西)がドラフト候補に挙がっていますが、夏次第では森口も一気に浮上する可能性があるでしょう。

 この夏、本人の目標はあくまでも甲子園です。「ピッチャー陣を引っ張って勝利に導き、磐田から甲子園に行きます」。甲子園、プロという2つの夢を実現するため、急ピッチで調整を進めます。(編集部・栗山)

◆森口千聡[もりぐち・ちさと]
2000年7月3日生まれ、奈良県出身。小学2年時に野球を始める。天理中では軟式野球部に所属し、2年時に近畿大会ベスト8進出。高校入学後、1年秋から公式戦で登板する。183cm80kg、右投右打。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧