静岡県西部地区

2024年4月14日 (日)

湖西の好左腕・佐々木が県大会に向けて上々の仕上がり!

 25年ぶりの春の県大会出場を決めた湖西。エースを務めるのが好左腕として注目される佐々木琉嘉(2年)です。県大会前、最後の登板となった今日の練習試合を見てきました。

04141  相手の富士宮東がバットをしっかりと振ってくる中で5回まで毎回奪三振。体全体を使った躍動感たっぷりのフォームから投げ込むストレートは高めで空振りが取れ、同じ腕の振りからのチェンジアップもキレていました。9回まで投げ切って2失点完投。昨日の浜松商との練習試合ではプロ注目の曽布川ザイレンに一発を浴びたものの9回2失点と、2日連続の好投で上々の仕上がりぶりをアピールしました。
 可美中時代は日大三島に進んだ東海林啓太との2本柱として活躍。湖西入学後、球速アップのトレーニングを積み、今は130キロ手前まで伸びてきているそうです。
 湖西はこれまで、秋春の県大会で勝利がありません。チームの命運を握る佐々木は「まずは1勝して歴史を作りたい」と気持ちが高ぶっていました。

 一方、富士宮東はHonda鈴鹿でプレーし、都市対抗3度出場経験を持つ杉本政紀氏が監督に就任。どんな新しい風を吹かせてくれるのか楽しみです!(編集部・栗山)

<写真/本格派左腕の佐々木琉嘉(湖西)>

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2024年4月13日 (土)

【浜松北浜松西定期戦】公式戦未登板の青島が完封勝利!

★4月13日 第44回浜松北浜松西定期戦 浜松球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
浜松西 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2
浜松北 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(西)青島-中村
(北)大石-田村
▽三塁打=鈴木真(西)
▽二塁打=宮澤夏(北)

 44回目を迎える浜松北と浜松西の定期戦が浜松球場で開催されました。
04131_20240413195301  先制したのは浜松西。初回、2死一塁から4番・鈴木真介(3年)がライト線へ三塁打を放ちます。さらに2回にはエラーで出塁した走者を3塁に置き、8番・齋藤悠成(2年)の二塁ゴロの間に走者が生還します。
 浜松西の先発は青島真那翔(3年)。前半は毎回走者を許したものの、粘り強い投球でピンチを切り抜けていきます。ストレートの球速は120キロ台も、テークバックが小さく、それでいてベース上での球の強さを感じるパワーピッチャー。ブレーキのきいたカーブも効果的に使って相手を苦しめていきます。中盤を乗り越えて無失点のまま終盤へ。9回、最後の打者をファーストにフライに打ち取ると、快心のガッツポーズで喜びを表現しました。
041302  これだけの快投を見せたのですが、実は公式戦での登板はこれまで一度もないそうです。昨年11月にヒジを故障し、冬の期間は外野でひたすら走り込み。「それで下半身が強くなりました」とまさにケガの功名で、土台が出来上がり、不安定だった制球がまとまるようになったとのこと。春の大会は登板機会がなく、「夏に向けて自分の力を試したかった」と臨んだ今日のマウンド。佐藤光監督は「ナイスピッチングだった」と褒め、本人も「まだボールの高さに納得はできませんが、自信にはなりました」と手ごたえを感じていました。

041303  一方、浜松北の先発・大石誠(2年)も3回以降は得点を許しませんでした。緩いボールを巧みに使い、要所を締めた投球。11年ぶりの出場する春の県大会(20日開幕)でも持ち味を発揮してほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/初回にタイムリー三塁打を放つ鈴木真介(浜松西)>
<写真中/最後の打者を喜ぶ青島真那翔(浜松西)>
<写真下/力投した大石誠(浜松北)>

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2023年12月27日 (水)

ヤクルト入団・鈴木叶の激励会が開催されました!


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 ヤクルトに入団する鈴木叶(常葉大菊川)。「浜松南シニア」主催による激励会が昨日、浜松市内で開催されました。
 冒頭で中学時代の恩師・鈴木彰宏監督の手で背番号65の入ったヤクルトのユニホームに袖を通した鈴木。少し照れながらも嬉しそうな表情を浮かべます。続いて、「浜松南シニア」で一緒に汗を流した女子選手の加藤遥喜(履正社)さんから花束を受け取りました。その後は貴重な中学時代の映像が流れ、藤田駿斗(静岡)、鈴木秀汰(浜松商)とともに「浜松南シニア」、「浜松南リトル」の現役団員からの質問に答えていきました。 

12271  会の最後には鈴木監督が「叶は叶らしさを出して頑張ってほしい」とエールを送ると、鈴木は「浜松南シニアの皆さんに活躍する姿を見せていきたい」と挨拶。参加した約180人から盛大な拍手が送られました。
 年が明ければ、すぐに合同自主トレが開始されます。まずはケガすることなくキャンプを乗り切ってほしいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/感謝の言葉と今後への抱負を話す鈴木叶>
<写真下/鈴木彰宏監督(左)の手でヤクルトのユニホームに袖を通す>

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2023年10月30日 (月)

【中遠大会】掛川東が3年ぶりの優勝!

 中遠大会の準決勝と決勝が29日に遠江総合のグランドで行われ、掛川東が3年ぶりに優勝しました。

★10月29日 中遠大会 決勝戦 遠江総合グランド

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
袋井 1 0 1 0 0 0 0 1 0 3
掛川東 1 0 0 0 0 1 1 0 4

(袋)藤井-渡辺、福田
(掛)橋爪-鈴木

▽二塁打=佐々木(袋)鈴木(掛)

<準決勝>
掛川東 12-2 掛川工(8回コールド)
袋井 5-4 掛川西

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10302_20231030103101  掛川東は決勝戦でエースの橋爪陽瑠が好投を見せます。不安を持っていた立ち上がりを1失点にしのぐと、2回から持ち味のテンポのいい投球でゲームメークしていきます。球速は120キロ台も、独特の変化を見せるカーブで翻弄。打っても2対2で迎えた7回の勝ち越しタイムリーに加え、9回にはセンターへのサヨナラ打で勝利に導きました。
 秋の県大会で東海大静岡翔洋に敗戦するも、橋爪は5回まで無失点に抑え、球速が出なくても抑えるコツを掴んだ様子。打てそうな打てない投手で、世古雄馬監督も「不思議と打たれないんです」と話します。本人はチーム目標である「決勝進出」を叶えるために、「冬の期間で球の伸びを高める意識を持っていきたい」と気持ちが入っていました。

10303  一方、準決勝で掛川西を破った袋井の健闘も光りました。決勝戦では4番・佐々木徠希が初回に右中間を破るタイムリー二塁打。まさに目の覚めるような弾丸ライナーでした。佐々木は1年生ながら今夏は5番打者に抜擢されて安打を放った強打者。打席での雰囲気があり、将来が楽しみです。また、秋の大会で1試合2本塁打を放った注目のスラッガー・藤井優宗は決勝戦のマウンドに上がると、球威のあるストレートを武器に粘りの投球。1番に入った打撃では2回に鋭いスイングからレフト前安打を放ちました。投げても打っても集中力を高さを感じました。(編集部・栗山)

<写真上/優勝を決めるサヨナラ打を放って喜ぶ橋爪陽瑠(掛川東)>
<写真下/力強いスイングを見せた佐々木徠希(袋井)>

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2023年5月22日 (月)

掛川市内交流戦が開催されました!

 第20回掛川市内高等学校野球交流戦が昨日、掛川球場で開催されました。

★第1試合 横須賀 5-1 掛川工
★第2試合 掛川西 8-5 掛川東

05221_20230522101501  第1試合は投打がかみ合った横須賀が昨夏県ベスト8の掛川工を撃破しました。初回に2番・大石颯がレフトスタンドに先制本塁打。投げては先発の左腕・赤堀隼斗が好投を見せます。5回を投げて許した安打は2本のみ。躍動感のあるフォームから昨秋、浜松球場のスピードガンで133キロをマークしたというイキのいいストレートとスライダーで相手打線を翻弄。6回からは右腕の永坂海心がマウンドに上がり、力強い球で9回まで1失点に抑えました。
 第2試合は掛川東対掛川西。昨年新チーム結成後から、練習試合を含めて今回で5度目の対戦となるそうです。手の内を知り尽くした同士。掛川球場のネット裏は多くの観客で埋まり、まるで夏の大会のような緊張感のある試合となりました。
05222_20230522101501  先制したのは掛川西でした。初回に3番・大房洸介がレフトスタンドに本塁打を放ちます。その後、掛川西は3回と4回に1点ずつ追加。投げては春にエースナンバーを背負ったサイド右腕の高橋郁真が持ち味を発揮し、走者を出しながらも巧みな投球術で4回まで無失点に抑えます。掛川東は5回に反撃。9番・齋木陸玖のタイムリーなどで2点を返します。その後、8回に両チームが3点ずつ取り合うと、9回に掛川西がダメ押しとなる2点を追加。最後は注目1年生の桑原拓海が締めました。

05223_20230522101501  なお、今回は初の試みとして、掛川西の選手たちが地元学童チームの「グッドフェローズ」の少年たちに向けて野球教室を行いました。約2時間、みっちりと汗を流していました。(編集部・栗山)

<写真上/初回に本塁打を放った大石颯(横須賀)>
<写真中/第2試合では大房洸介(掛川西)が先制本塁打>
<写真下/第1試合の最中にサブグランドで開催された野球教室の様子>

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2023年5月 5日 (金)

【定期戦】浜松北vs浜松西

 今日の浜松市内は浜松まつりで沸いていましたが、高校野球も熱かったです。第43回浜松北・浜松西の定期戦が浜松西グランドで開催されました。ブラスバンドの応援も入り、グランドは夏の大会のような熱気に包まれていました。
 
★浜松西 11-5 浜松北

05051_20230505203801  浜松西は初回に5番・松山啄巳のタイムリーで先制。5回までに5点を奪って試合を優位に進めます。一方の浜松北は6回に5番・村松奏汰に3ラン本塁打が飛び出して2点差に詰め寄ります。それでも、浜松西はその裏に一挙5点を追加。7回には途中出場の小林優士の本塁打で突き放しました。
 一昨日(3日)、センバツに出場した慶応義塾(神奈川)と練習試合を行ったという浜松西。2試合とも大敗も、小林は「打ち損じの少ない打撃が参考になった」と、この日は一球で仕留めて、三塁打と本塁打の活躍を見せました。試合前のアップの時点から身長182センチ79キロの体型が気になっていた選手で、佐藤光監督によると身体能力も高いとのこと。これまで肩の故障に苦しんできたそうですが、打っても投げても柔らかさを持っていました。夏の大会では投手として投げることも視野に入れているそうなので楽しみです!(編集部・栗山)

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2023年4月 1日 (土)

【春季高校野球西部大会】浜松学院の左腕・椿庵が1失点完投勝利!

 今日の春季高校野球。西部大会2回戦が5試合行われました。

<西部大会2回戦>

浜松開誠館 9-0 浜松湖北
浜松学院 4-1 浜松西
聖隷クリストファー 12-0 浜松商(5回コールド)
掛川西 6-4 袋井商
浜名 7-4 小笠

04011_20230401185001 浜松球場の第2試合は浜松学院の左腕・椿庵が1失点完投勝利を飾りました。2回に守備のミス絡みで1点を失いましたが、3回以降は丁寧な投球で強打の浜松西打線に的を絞らせませんでした。吉田道監督が「今日は立派だった」と絶賛するほど完ぺきな投球。冬から春にかけて球速を追い求め、少しフォームのバランスを崩すこともあったそうですが、大会にはきっちりと間に合わせてきました。
 この日の最速は浜松球場のスピードガンで128キロ。133から135キロまで出るそうですが、球速表示以上の速さを感じ、右打者の内角に投げ切れる度胸の良さも魅力です。181センチの身長があり、大学で一気に花が開く下地があるだけに、今後も注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/1失点完投の椿庵(浜松学院)>

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2023年3月29日 (水)

【春季高校野球西部大会】磐田東の剛腕・寺田光が8回パーフェクト達成!

03291_20230329194101  本日の高校野球春季大会。磐田東の新2年生右腕・寺田光が8回参考ながら完全試合を達成しました。浜松東相手に初回は三者連続三振でスタート。2回以降もストレート中心の投球で三振の山を築き、奪った三振は14個。一人の走者も許すことがなく、チームのコールド勝ちに貢献しました。6回くらいから完全試合を意識したという寺田。山本幸司監督は6回で代える予定も、本人が「投げたいです」と直訴。「真っすぐで抑えることができて自信になりました」と嬉しそうな表情を浮かべていました。

 身長184センチ体重103キロの剛腕型投手。今日の投球で驚いたのは制球力の良さでした。どうしても大型だと制球を乱すことがありますが、寺田の場合はストライク先行でさっと打者を追い込んでいきます。上半身と下半身が噛み合ったフォームのバランスの良さが秀逸で、常に一定の球を投げることができています。 
 それでも、まだまだ未完成の投手。山本幸司監督によると、体の大きさこそありますが、芯の強さが備わっていないとのこと。冬場のウエイトトレーニングでは、あえて他の選手よりも軽い負荷をかけて土台作りを行ってきたそうです。

03292_20230329195401  この日、寺田の背番号は16で、これはWBCでの大谷翔平(エンゼルス)の活躍にあやかって、山本監督が渡したとのこと。気になる球速ですが、計測する機会が少なく、昨年秋の135キロが最速の数字として残っています。「3年夏までに140キロ台後半を出してプロにいきたいです」と目標は明確。大谷のようにスケール感を持った大器の成長を今後も見守っていきたいです。(編集部・栗山)

<写真上/バランスのいいフォームから力強い球を投げ込む>
<写真下/参考ながら完全試合を達成して笑顔の寺田光>

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2023年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます!

 新年、明けましておめでとうございます。
 2023年も静岡の野球に密着していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 01011_20230101135701 今年最初の注目イベントは1月27日のセンバツ出場校の発表でしょう。
 出場が有力視される常葉大菊川は
プロ注目の鈴木叶が攻守の要。全国トップレベルと定評のある強肩に、4番に座る打撃でもチームを引っ張ります。昨年末に取材したところ、このオフは自分の課題と向き合いつつ、順調に調整が進んでいるとのこと。「チームが勝つことが一番なので、チームを勝たせるプレーをしたいです」。全国の高校野球ファンに鈴木の肩を早く見てもらいたいです。

01012_20230101135701  大学生では静岡大の佐藤啓介に期待したいです。中京大中京(愛知)時代は3年夏にブレークして県大会で2本塁打をマーク。大学入学後は1年秋からリーグ戦に出場し、昨春は主軸として全日本大学選手出場に貢献しました。
 こちらも昨年末にグランドに伺い、バッティング練習を見たのですが、とにかくスイングが強く、ライト奥の林に何度も打球が突き刺さっていました。まさにプロに行く選手の打球です。「全国で勝つためにはどうしたらいいのかを常に考えています。自分の実力も上げてプロを目指したいです」と意識の高さはさすがです。

 また、ヤマハの相羽寛太中田悠斗もドラフト候補に挙がりそうな選手で春先の試合から目が離せませんね。

 そんな今年の静岡の野球情報を網羅した「静岡高校野球2023春号」を来月発売予定です。年末年始も絶賛、編集作業中! 正式な発売日や内容が決まりましたら、またこのブログでお知らせします。(編集部・栗山)

<写真上/冬のトレーニングに励む鈴木叶(常葉大菊川)>
<写真下/迫力のある打撃を見せる佐藤啓介(静岡大)>

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2022年12月23日 (金)

掛川西の大器・山本柊太が大学での飛躍を誓う!

12231 今日は掛川西のグランドへ。この夏を沸かせた3年生の山本柊太投手に会うことができました。
 身長185センチの長身から最速140キロを投げ込む剛腕投手。夏はスリークオーターの腕の位置から静岡高や日大三島相手に力投した姿が印象に残っています。
 夏以降は走り込みやウエイトトレーニングで体作りに重点を置いて鍛えてきたとのこと。体重は2~3キロ増え、現在は88キロに。今のこの体で、どんな球を投げるのか、想像しただけでワクワクしてきました。
 進学先が岐阜聖徳学園大に決まり、山本は「大学で155キロを出してエースになり、4年後にはプロに行きます」と宣言。『静岡高校野球2022夏直前号』で一緒に紹介した捕手の河原﨑琉衣選手は明治大へ。学童時代から12年間に渡って一緒にプレーした相棒とは別々の道を歩むことに。「琉衣と別になるのは寂しいですが、キャッチャーに左右されないピッチャーになっていきたいです」と力強い言葉も聞けました。
 元中日の近藤真市監督のもとでどのように覚醒するのか、楽しみしかありません!(編集部・栗山)

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