【浜松西vs浜松北定期戦】注目右腕・柿澤が「由伸フォーム」で進化!
★4月12日 第45回浜松西vs浜松北定期戦 浜松球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
浜松北 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
浜松西 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 3 | 0 | × | 8 |
(北)大石、水谷、花井-間渕
(西)柿澤、松下、安間、田川-増田
▽二塁打=山上(西)
第45回を迎えた浜松西と浜松北との定期戦。昨年に続き浜松西が勝利しました。
浜松西の先発は注目の柿澤匡人(3年)。今日は初回から走者を背負いながらも、4回を投げて無失点に抑えました。試合後は「ボール先行になってしまい、自分で自分を追い込むピッチングになってしまいました。今日は40点です」と反省していた柿澤。それでも昨秋に比べ、ワンランクアップしている姿を見せてくれました。オフ期間に佐藤光監督と取り組んだのがフォームの矯正。並進運動のスピードを上げることで、球速が138キロまで達し、コントロールもまとまってきたそうです。本人は、「身長が近い山本由伸選手(ドジャース)を参考にしました」と言っていましたが、そのフォームはもちろん、ホームベース上での球の伸びが似ているなと感じました。
打線は初回に先頭・山上琉(3年)の二塁打を足掛かりに1点を先制。4回にも打線がつながって3点、6回と7回にも加点して、計8得点を挙げました。
春の大会は初戦で掛川東と対戦し、延長10回タイブレークの末に敗退したものの、投打のバランスが良いチーム。県の上位に食い込む力を秘めているだけに、夏のダークホースになる予感がありました。(編集部・栗山)
<写真/4回を無失点に抑えた柿澤匡人(浜松西)>