大学野球

2017年6月16日 (金)

大学野球のチャンピオンシップで注目!~静岡大・直井宏輔

 明日から「東海地区大学野球チャンピオンシップトーナメント2017」が始まります。東海地区に加盟する全19校が参加。部員数が多い大学は2チームに分かれて戦います。全国につながる大会ではありませんが、これまで出場機会が少なった選手にとっては大きなアピールの場となります。

06161 今大会、僕が注目しているのは静岡大Bチーム(3年生中心)で参加する静岡市立出身の直井宏輔(3年)。右のスラッガーとして1年秋のリーグ戦では日大国際関係部のエース・日下部啓太から二塁打を含む2安打の活躍。パワフルなスイングが持ち味の選手です。しかし、この春は打撃フォームを崩し、スタメンの機会が減っていただけに、心配になっていました。
 春のリーグ戦後、打ちにいく際、左足を大きく上げていたフォームからすり足にチェンジ。結果、フォームでのブレがなくなり、練習では長打を連発しているそうです。「あとは実戦でどこまで打てるか試してみたい」という直井。初戦を勝てば、リーグ4連覇中の日大国際関係学部と対戦する可能性もあるだけに、スイッチが入っている様子です。
「日大国際を破らないことには、全国には行けないと思っています。秋に向けて、このトーナメントで相手に嫌やイメージを植え付けたいです」
 秋は明治神宮大会を目指す静岡大。この直井がブレイクすれば、チャンスは広がってくるでしょう。(編集部・栗山)

◆直井宏輔(静岡大/内野手)
1997年3月18日生まれ、静岡県焼津市出身。小学生時代は「焼津アトムズ」に所属。焼津豊田中を経て、静岡市立へ。高校3年夏は6番打者として、県4回戦進出。静岡大では1年秋からリーグ戦に出場する。175cm88Kg、右投右打。

★「東海地区大学野球チャンピオンシップトーナメント2017」の日程表はこちらから→「championship2017.pdf」をダウンロード

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2017年6月 6日 (火)

上武大・小豆澤誠(飛龍出身)ミニインタビュー

 昨日から全日本大学野球選手権が始まりました。静岡県関連選手では、何と言っても、上武大・小豆澤誠(飛龍出身)に注目が集まります。この春のリーグ戦では、打率・438で首位打者となり、最高殊勲選手、ベストナインを獲得。今秋のドラフト候補にも名前が挙がっています。そんな小豆澤に先日、少し話を伺ってきました!

06061――まずは大学に入学した頃の話からお聞きしたいのですが、強豪の上武大で1年秋からいきなりベンチに入ったと聞き、驚きました。
小豆澤 上武大は、1軍から3軍に分かれているのですが、最初は私も3軍からのスタートでした。1年の秋にセカンドのレギュラーの方がケガをしたり、控えのセカンドの方がピッチャーに転向したりと、偶然が重なりました。とにかく、最初は声だけで、必死に頑張ってきました。監督さんからも「お前は声だけでベンチにいれた」って言ってもらいました。
――その後、2年の秋からショートになります。高校時代は「セカンドの小豆澤」という印象が強かったので、これにも驚きました。
小豆澤 ショートを守っていた選手が肩を痛めて投げられなくなって、その間、私がショートを守ったことがきっかけです。
――谷口英規監督によると、かなりの練習量をこなしたそうですね。
小豆澤 最初は送球面で少し、戸惑いました。一塁送球の時、セカンドよりも距離が離れているので、三遊間の送球が安定しなくて苦手でした。でも、何とか必死で練習して、今はセカンドよりも、ショートの方がしっくりきます。
06062_2――この3年間で一番成長した部分はどのあたりになりますか?
小豆澤 周りを見られるようになったことです。高校の時は自分のことで精一杯でしたが、大学生になって、心の余裕が出来たと思います。
――今季は副キャプテンという立場ですよね。
小豆澤 はい。監督さんからしたら、まだまだ足りない部分はあると思いますが、人間的に少しは成長できているのかなと感じています。
――では、大学選手権を期待しています。
小豆澤 チームの目標が日本一ですので、部員220人全員で成し遂げたいと思います。

 上武大は本日、神宮球場の第3試合で福井工大と対戦します。リーグ戦の好調を維持し、一気に全国区の選手になってもらいたいです!(編集部・栗山)

■小豆澤誠[あずきざわ・まこと]
1995年4月12日生まれ、大阪府出身。中学時代は「大阪福島シニア」でプレー。飛龍に進学後、2年秋からレギュラー。1番打者として19年ぶりの東海大会出場に貢献した。3年夏の県大会では、聖隷クリストファー・鈴木翔太(現中日)から先頭打者本塁打を放つ。大学では2年春からレギュラー。今春は首位打者となり、最高殊勲選手を獲得した。

★小豆澤誠の高校時代の記事はこちら→
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2014/01/2013-00e4.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2014/01/2013-775e.html

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2017年4月25日 (火)

愛知大学リーグ2部で静岡出身選手をチェック!

 23日は愛知大学リーグ2部の試合へ。静岡出身選手をチェックしてきました!

04251 第1試合は同朋大と名古屋学院大の対戦。同朋大の「4番セカンド」で出場したのが長嶋萌(静清出身)でした。長嶋は6回に右中間へタイムリー二塁打を放つと、8回にはセンター前安打。攻守でスピード感がありました。
 じつは、この日、楽しみにしていた選手の一人が名古屋学院大の高橋卓矢(掛川西出身)でした。身長188センチの長身右腕。高校3年間では未完成でしたが、大学3年となった今春、リーグ戦で投げたという情報を聞き、どう化けているのか気になっていました。この日はベンチ外でしたが、島田行雄監督に話を伺うと「オープン戦では好調だった。成長しているのは間違いない」と期待している様子。次はぜひ、投げる姿を見たいと思います。

042502 第2試合は愛知学泉大と愛知東邦大。愛知東邦大は、飛龍出身選手がスタメンにズラリと並びました。「2番レフト」の小久保瑞樹、「5番ファースト」の西川拓登、「9番セカンド」の菖蒲怜です。2点を追う8回、先頭の菖蒲が安打で出塁し、無死一二塁から小久保が一発で送りバントを成功。この飛龍勢の活躍が一挙4点につながり、愛知東邦大が逆転勝ちを飾りました。
 もう一人、愛知東邦大では、静岡蒲原シニア出身の川上和輝が途中出場。東海大甲府時代は3年春にセンバツに出場した経験を持つだけに、1年生とは思えない落ち着いたプレーが印象に残りました。(編集部・栗山)

04253
<写真上/4番を務める長嶋萌(同朋大)>
<写真中/1年生ながらスタメン出場する小久保瑞樹(愛知東邦大)>
<写真下/愛知東邦大の静岡出身選手。左から菖蒲怜(飛龍出身)、西川拓登(飛龍出身)、小久保瑞樹(飛龍出身)、川上和輝(静岡蒲原シニア出身)、友部誠(清水西出身)>

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2017年4月18日 (火)

髙橋遥人を見てきました!

04181 今日は朝から神宮球場に向かい、亜細亜大対東洋大の試合を見てきました。        

 もちろん、お目当ては常葉橘出身の髙橋遥人。4日の開幕戦では先発し、7回1失点の好投を見せた最速151キロ左腕がどんな進化を見せているのか、楽しみでたまりませんでした。
 しかし…、今日は苦しんでいる様子がスタンドからでも分かりました。試合前の投球練習から何か体が重そうな雰囲気。試合に入っても、腕の振りの鋭さに欠け、球速も140キロ前半そこそこ。変化球にもキレがありませんでした。
 3回に相手の2番打者にレフトスタンドへ3ラン本塁打を浴びると、イニング間にはブルペンに行き、感覚を戻しているようでしたが、5回、6回と大量失点。結局、6回を投げて、四死球8、被安打8、失点8という結果に終わりました。それでも、最後の6回には髙橋らしい、打者の膝元に決まる143キロのボールもありました。このイメージを大切に、次の登板機会に備えて欲しいと思います。(編集部・栗山)

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2017年4月 2日 (日)

激戦・静岡リーグが開幕しました!

 本日、静岡リーグが開幕しました。聖隷クリストファー大が加入し、今季から8チームで頂点を争います。
 聖隷クリストファー大が初試合を行った日大国際関係学部グランドの2試合は明日のスポーツ新聞県内版などで詳しく紹介されると思いますので、富士球場で高校野球の取材後、松前球場を少し覗いてきました。

04021 第2試合は常葉大浜松キャンパスの左腕・駒走匡紀が1失点完投勝利。サイド気味の腕の位置から、キレのあるストレートと巧みな変化球を武器に、静岡産業大打線を抑え込みました。
 開幕一週間前の中部大とのオープン戦では2安打完封したという駒走。中部大は強力打線がウリのチームだけに、自信になったはずです。試合後、永井浩二監督は「本来の力を出してくれた」と安心した様子。一昨年は岡田圭一が58イニング連続無失点でチームを優勝に導きましたが、今日の駒走の投球を見ていると、それに近い安定感がありそうだと感じました。

04022 そのほか、今日は静岡出身のルーキーたちが多数登場しました。
 静岡産業大では、昨夏の甲子園で豪快な本塁打を放った山本雄大(常葉菊川出身)が「7番ライト」でスタメン出場。3打数無安打も、常葉菊川仕込みの強いスイングから3打席目はセカンドの頭を越えそうな惜しい打球を放ちました。
 また、東海大海洋学部では加藤廉(島田工出身)が代打で起用され、アウトになったもののあわやフェンスオーバーの大飛球で驚かせ、捕手の枷場悠我(知徳出身)は1イニングを落ち着いてリード。静岡産業大の永井秀尭(静岡大成出身)、静岡理工大の岩本侑也(浜名出身)もリーグ戦を経験しました。各選手とも、4年間でどんな成長を見せてくれるのか楽しみです!

 なお、ドラフト候補の最速148キロ右腕・舘山毅一(東海大海洋学部)は2番手で2イニング登板。プロのスカウトのスピードガンで144キロをマークしたとのこと。今後もアピールを続けてほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/気持ちのこもった投球で完投した駒走匡紀(常葉大浜松キャンパス)>
<写真下/パワフルなスイングが持ち味の山本雄大(静岡産業大)>

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2017年3月14日 (火)

天竜高出身・松下有希(岐阜聖徳学園大)が浜松合宿で好投!

 岐阜聖徳学園大が今月12日から3日間、浜松合宿を行ないました。
 12日は静岡大とオープン戦。第2試合で先発したのが、天竜高出身の松下有希(新2年)でした。高校時代から130キロ台後半を投げ、将来性を感じていた大型投手。ただ、当時は投手としての完成度に欠け、3年夏は3分の2回を投げたのみ。主に野手で出場していました。大学4年間でどう化けるのかに期待していただけに、今回2年を前にして先発を任されていると知り、いい意味で驚きました。

03141_3 その日は午前中に他で高校野球の練習試合を見てきたため、僕が浜松球場についたのは4回。オープン戦ということもあり、交代してしまっているかもと心配していましたが、まだ松下がマウンドに立っていて安心しました。スコアボードに目を向けると、そこまで1失点のみ。いい感じで投げているようでした。
 そして5、6回はランナーを出しながらも無失点に。6回を投げて被安打5、失点1という好結果で投げ終えました。スピードガン表示では120キロ台後半がほとんどでしたが、ブレーキのきいたカーブとのコンビネーションが良かったです。

 試合後、本人に話を聞くと「大学になって、球速的には少し落ちていますが、コントールがまとまって、ピッチャーらしくなってきました」と、手応えを掴んでいる様子。この1年間でカーブを覚えて、投球の幅も広がっているようでした。
 小山貴本監督も「今年になって3試合目の登板だが、今日が一番いい投球だった。持っているものはいいので、このまま伸びていって戦力になってほしい」と期待。リーグ戦登板に向けて、大きなアピールになったと思います。
 松下は現在、身長181センチで体重75キロ。まだまだ体は華奢です。今後、しっかり体を大きくしながら経験を積み、4年時にはチームを引っ張るエースに成長してもらいたいです。

03142_2 そのほか、静岡から岐阜聖徳大に進んだ袋井出身・大石潤也(新4年)、飛龍出身・谷山蓮(新4年)、小泉翼(新3年)、静岡西出身・高橋駿(新2年)、浜松工出身・青池洸輝(新2年)、浜松ボーイズ出身・原嵩(新2年)、浜松商出身・長谷隆平(新1年)の元気が姿を確認できて嬉しかったです。(編集部・栗山)

<写真上/静岡大相手に6回1失点の好投を見せた松下有希(岐阜聖徳学園大)>
<写真下/14日の常葉大浜松との試合で犠牲フライを放った小泉翼(岐阜聖徳学園大)>

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2017年3月 7日 (火)

オープン戦 日大国際関係学部vsきらやか銀行

★3月7日 オープン戦 清水庵原球場 晴   

  チーム
日大国際 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
きらやか銀行 3 0 0 0 0 1 2 0 × 6

<日大国際関係学部バッテリー>
続木、今村、平野、杉江、小澤、佐野-道場嵩、山田

03071_2 今日は日大国際関係学部ときらやか銀行のオープン戦が行われました。
 きらやか銀行は昨年、都市対抗初出場を果たし、初戦も突破。今週土曜日に開幕する東京スポニチ大会に出場する注目のチームです。一方の日大国際関係学部は静岡リーグ3連覇中。どこまで食い下がることができるのか楽しみでした。

 日大国際関係学部は初回に3点を失うも、2回からマウンドに上がった今村拓(170cm67Kg、右投右打)が好投を見せました。5回までの3イニングをパーフェクトに抑えただけでなく、4者連続三振を含む、計6奪三振。ストレートが手元でホップするように伸びて、変化球もキレキレ。時折、強風が吹き、決していいコンディションではありませんでしたが、そんな外的要素は全く関係ないかのように集中できていました。

03072 野手では、知徳出身の新2年生・吉川綾也(183cm77Kg、右投左打)が「3番DH」で先発出場。第1打席は高いバウンドのショートゴロが相手のエラーを誘い出塁するも、第2打席はセンターフライに終わりました。「積極的な打撃でレギュラーを獲りたい」という吉川。打席で強打者の雰囲気を醸し出し、いい形でミートできているのは確か。将来は静岡リーグを背負って立つ選手に成長して欲しいです。

 そして9回、日大国際関係学部は長身の投手が登板しました。誰なのか分からずに見ていたのですが、あとからマネージャーさんから名前を聞くと、三島南出身・佐野勇司(192cm80Kg、右投右打)でした。期待の大型右腕として高校時代に、このブログや雑誌『静岡高校野球』でも取り上げた選手でしたが、大学に入ってからは耳にする機会がなく、「どうしているんだろう」と凄く気になっていました。今日は2四球を許すも無失点。結果云々よりも、元気に投げる姿を見ることができて嬉しかったです!(編集部・栗山)

<写真/順調に仕上がっている今村拓(上)と、レギュラー獲得を目指す吉川綾也(下)。ともに日大国際関係学部>

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2017年3月 6日 (月)

オープン戦 中日vs亜細亜大~常葉橘勢が活躍!~

03061 4日にナゴヤ球場で行われた中日vs亜細亜大のプロアマ交流戦を観戦してきました。亜細亜大の先発は今秋のドラフト候補と目される髙橋遥人。ご存知、常葉橘出身の左腕です。高校時代もしなやかな腕の振りから140キロを超える快速球を投げ込んでいましたが、亜細亜大に入学後、体も大きくなり、昨年は最速151キロをマーク。とんでもない投手に成長しました。
 その高橋、この日の最速は146キロでしたが、ほぼアベレージに近い状態。140キロ半ばのストレートを中心に攻めの投球を繰り広げ、6回を投げて2安打無失点1四球8奪三振と素晴らしい内容でした。大学に入学してからは力強さが出てきて、マウンドでの風格も感じられるように。キレのあるストレート、変化球で2回~4回にはプロから連続空振り三振を奪いました。
 ただ、少し気になったのは先頭打者を打ち取ることに苦労をしていたこと。今春は勝てる投手になることを目標として掲げる高橋には、リーグ戦開幕までの一か月の間に微調整をしてほしいところです。

030602_2 また、この日、7番ファーストでスタメン出場したのは小野寺拓海(新2年)。こちらも常葉橘出身です。1打席目、2打席目は内野ゴロでしたが、0-0で迎えた7回には2死一、二塁で打席に入ります。そして、相手投手の福敬登が投じた2球目を振りぬき、レフト前へ先制タイムリー。この1点を亜細亜大投手陣が守り抜き、亜細亜大が勝利を収めました。

 新1年の栗原健(常葉菊川出身)がすでに試合に出ているという情報も耳にしていましたが、この日の出番はありませんでした。ただ、春からどれだけ静岡勢が出てくるのか楽しみですね。

0306003 試合前のノックには浜名出身の藤本大輝の姿も。亜細亜大の寮長を務めているそうで、藤本の野球に対する姿勢や人柄が名門校でも信頼を得ているということが嬉しいですね。今春はリーグ戦出場を果たしてほしいです。(編集部H)

<写真/上から髙橋遥人、小野寺拓海、藤本大輝(亜細亜大)>

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2017年1月 7日 (土)

早稲田大・尾崎(韮山出身)がリーグ戦デビューを目指す!

01072 昨年末、早稲田大・尾崎資樹が母校・韮山で練習を行いました。
尾崎は高校時代、2年夏に「3番レフト」でチームの県ベスト4進出に貢献。思い切りのいいバッティングと走塁が魅力でした。
 早稲田大へは一浪の末に入学。3年春までは二軍でコツコツと練習を積み重ねました。そんな努力が報われ、昨年の夏は一軍に帯同。オープン戦では打撃力を買われて指名打者や代打で起用されました。しかし、秋のリーグ戦直前で調子を落とし、最終的にはメンバー漏れ。「手応えと同時に悔しさも味わったシーズンだった」と振り返ります。
 早稲田大・髙橋広監督が方針として掲げるのは1対0で守り勝つ野球。その中で課題は守備面だと言います。
「六大学は指名打者もありませんし、守れないと勝負になりません。同じ外野には、肩がメチャクチャ強い選手もいますが、自分の場合は正確なスローイングを心がけていきたいです」
01071_2 この日のハーフバッティングではスイングスピードとミート力が圧巻でした。グランド内に快音が響き渡り、正直、「これでもメンバーに入れないのか?」と驚きました。それだけ、早稲田大のレベルが高いということなのでしょう。
 将来は社会人でのプレーも視野に入れているという尾崎。最終学年となる今年は、春のキャンプでアピールし、まずリーグ戦デビューを飾ってもらいたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/高校時代の尾崎資樹(現早稲田大)>

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2017年1月 3日 (火)

編集部Hが栗山に聞く! 2017年静岡野球界<大学・社会人編>

 毎年恒例(?)の編集部対談企画、今年は編集部Hの知識不足により栗山へのインタビュー形式になりました。
 前回の高校生編(http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2017/01/2017-2a3c.html)に引き続き、今回は大学・社会人編をお届けします!

01031 大学生はどうですか? 日大国際関係学部の日下部啓太(新4年)には1年秋から注目してたのですが、いい投手になったようですね。1年ながらガンガン内を攻めて、ぶつけたって全然怖気付かない強気な投球をよく覚えています。
栗山 今、静岡リーグでは無敵状態じゃないですかね。珍しい腕の角度だし、ひょっとしたらプロもあるんじゃないかな~。 
 去年は常葉大浜松の藤井裕太(新3年・下田出身)がケガから復活したって聞いて、見に行こうとしたらやっぱり雨天中止だったんですよね。
栗山 …本当に静岡球児に呼ばれてるんですか? 藤井は、昨年、短いイニングでしたが、やっぱり球質はいいですよ。今年は長いイニングで見たいです。
 高校時代に一目惚れしたあのストレート、また見たくてたまらないです。その他の大学にも面白い選手いますよね。
栗山 静岡産業大の鈴木彩隼(浜北西出身)はビックリすると思います。
 そうそう、鈴木見たいんですよ!
栗山 打ちづらそうな球質で、高速スライダーがエグイです。あと、静岡大で期待しているのは、長身左腕の辻村亮介(新4年)です。
 辻村は掛川西出身の左ピッチャーですよね?
栗山 はい。高校時代から練習試合では凄いピッチングをしていて、佐藤光監督(現浜松西監督)もずっと期待していたピッチャーです。昨年は東海選手権でも先発を任されて、ようやく、一皮むけそうです。この辻村がエースで化ければ静岡大が一気に突っ走る可能性もあると思います。東海大海洋学部の館山毅一(新4年)もプロ注目の大型右腕です。
01034 新設の聖隷クリストファー大野球部も気になるな。県外だと亜細亜大の髙橋遥人(新4年・常葉橘出身)は昨秋見ましたが、本当に速かった。伸びもあるし。上手くいけば今秋の上位候補になってくるんじゃないですか。
栗山 あとは勝ち星ですね。本人も言っていましたが、簡単にフォアボールを出してしまうところが修正できれば、上位も十分にあると見ています。 
H 私の大好きな上武大の小豆澤誠(新4年・飛龍出身)も頑張ってる。ツイッターなんか見てると、彼のファンは多そうですね。攻守が魅力的だし、小柄なのに本当に目を引く選手。私は高2秋からファンなので、割と古参ファンだと思います。
栗山 ファン歴関係あるんですか?(笑) 同じ上武大に、春から飛龍の佐藤蓮が行きますよ。昨年の夏の大会が終わってから、140キロ台中盤が出たそうです。ピッチャーで勝負するようですが、4年後が楽しみです。
 体格ありますからね。そういえば、朝日大の原田瞬矢(新4年・遠江総合出身)が146キロ出したとか?
栗山 ブルペンでは147キロだと言っていましたね。春には150キロ出してしまいそうです。去年の夏に、名古屋経済大とオープン戦をやったそうで、その時、相手の中尾輝(東京ヤクルト)を見に来たプロのスカウトが原田を見て驚いたそうですよ。
H 高校時代に小柄だけど小気味いいストレート投げるなぁって感激してすぐにブログで紹介したけど、こんなに速くなるなんて。岐阜リーグは静岡関連選手多いし、今年は絶対行きますよ。
栗山 同じ朝日大では右サイドの松下周平(富士宮西出身)もいます。去年は故障もあって、厳しいシーズンでしたが、今年は復活してもらいたいです。
01032_2H 社会人は日本選手権優勝のヤマハ。とにかく鈴木博志(磐田東出身)。都市対抗で見たのですが、もう速かった。凄まじい球だった。今秋の上位候補ですね。最速は何キロですか?
栗山 154キロです。鈴木博に関しては、もう1年間ケガなく過ごして欲しい。それだけです。
 その他のヤマハ選手はどうですか?
栗山 社会人2年目だと、鈴木光の足はメチャクチャ速いです。鈴木光と同じ東北福祉大から今年入社する波多野陽介も楽しみ。最速152キロだと聞いています。鈴木博との150キロリレーは見たいですね!
 JR東日本の國松歩(静岡商出身)も野手として頑張ってますね。静岡県民にとっては思い入れが強い選手。
栗山 今年は勝負になってくると思います。まずは、しっかりレギュラーを確保してほしいです。  
H あと日本新薬に入る岩本喜照(常葉菊川→九州共立大)。京都なら九州よりは近くなるので見に行きやすいですよね。
01033栗山 僕は未だに、大学3年秋の明治神宮大会をかけた九州選手権の試合が忘れられません。ほぼ真っすぐ勝負で、低めにピタピタと決まって。高校、大学と全国に縁がなかっただけに、社会人ではまず都市対抗で投げたいですね。
 日本新薬といえば3年目を迎える板倉健人(静岡高→立正大)。走攻守で自分の持ち味を存分に活かしてるし、元気が良くてチームをすごく明るくしてくれます。日本選手権の初戦で活躍していましたが、二塁打を放った相手投手がホンダ熊本の菊江龍(下田南伊豆分校→朝日大)だったのはちょっと複雑な心境になりました…。
栗山 静岡関連選手がそういう舞台に立ってくれてるのは嬉しいですね。
 確かに。転職したてなので仕事優先ですが、今年は見まくりますよ! いい左腕にも出会いたいです。
栗山 その前に、『静岡高校野球2017早春号』の校正やら手伝って下さい。
 引っ越しで忙しいんですけどね…。でも今年は発売を例年より遅めにした分、ページ数増えて内容詰まってますよね! そのおかげで校正は大変ですが、頑張りましょう。
栗山 春からの静岡野球を楽しめる『静岡高校野球2017早春号』は1月31日発売予定です。そちらもよろしくお願いします!

<写真上から日下部啓太(日大国際関係学部)、髙橋遥人(亜細亜大)、鈴木光(ヤマハ)、岩本喜照(九州共立大)>

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