大学野球

2022年11月21日 (月)

オータムフレッシュリーグで見つけた光る原石

 昨日、閉幕した「第5回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」。昨日の草薙球場の最終戦、慶応義塾大対静岡大で楽しみな原石を発見しました。

11211_20221121200601  静岡大の4番手で6回から登板した崎浜智也(2年)。投球練習から身体能力の高さが伺える躍動感たっぷりのフォームに目が釘付けとなりました。
 慶応義塾大の3番打者、4番打者からいきなり空振り三振を奪うと、打者6人に対して3奪三振。2回を投げて一人の走者も許しませんでした。「高山(慎弘)監督から『バックネットにあてるくらい思い切って投げてこい』と言われ、それが実践できました」。テークバックで左足が大きく上がり、まさに長い腕がぶっ飛びそうなくらい強く振れていました。

 那覇国際(沖縄)時代は目立った成績はなく、ストレートの球速も130キロ程度。大学入学後、3学年上の石田雄大 (現西濃運輸)、井手駿 (現東京ガス)と出会って一緒にトレーニングを重ね、少しずつ球速がアップしてきたとのこと。昨日は自己最速の137キロを計測しました。「来年はリーグ戦で登板して140キロを出したいです」と話す崎浜。もう少し体が出来てくれば、140キロどころか、145キロ、150キロ…もっともっと速くなるイメージが沸きます。ストレートはホップするような球質。タテのカーブも秀逸です。オータムリーグで掴んだ自信を財産に、来年は覚醒してほしいです。(編集部・栗山)

<写真/慶応義塾大打線を2回無安打に抑えた崎浜智也(静岡大)>

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2022年11月20日 (日)

慶応義塾大・藤田大和(静岡高出身)、涙のラスト打席

11201_20221120205501  本日の「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」。慶応義塾大の藤田大和(2年/静岡高出身)が静岡大戦でスタメン出場しました。

 7回の第4打席でした。この試合を最後に、選手として一区切りつける決意で打席に向かいます。直前に学生監督から声をかけられると数回目頭を押さえた藤田。カウント2ストライク2ボールからの5打球をフルスイングします。バットが折れて、打球はサード前へ。アウトになりましたが、草薙球場の土を噛みしめるようにライトのポール近くまで全力疾走していきました。 
 試合後は「オータムで現役は最後にすることを決めていました。明日から学生コーチになります」と明かし、「最後は両親の前で草薙球場でプレーすることができました。僕にとってこんなに幸せなことはないです」と声を詰まらせながら取材に応えてくれました。

11202_20221120205701  高校時代は3年春のセンバツでベンチ入り。3回戦の東海大相模(神奈川)戦で代打として出場し、安打を放ちました。藤田が影響を受けた一人というのが故・小田義人氏(元ヤクルト他)。藤田が高校時代、小田氏はコーチを務めていました。最後の打席は、草薙球場の近くに眠る天国の小田氏に「打たせて下さい」とお願い。「小田さんの近く野球を終わることができたのは幸せでした」と涙のあとは清々しい表情もありました。
 今後は学生コーチとしてチームを支えながら、テレビのアナウンサーを志していくとのこと。プロ入りを果たした同級生の村松開人(明治大→中日)の試合を実況することが夢だそうです。(編集部・栗山)

<写真上/藤田大和の最後の打席はサードゴロに終わる>
<写真下/試合後に同じ静岡県出身の杉山勇征とともにガッツポーズを作る藤田大和>

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2022年11月11日 (金)

明治大・髙須大雅がフレッシュトーナメント決勝で勝ち投手に!

 昨日は東京六大学の秋季フレッシュトーナメントを見てきました。決勝は明治大と立教大のカード。明治大は7日の初戦、慶應義塾大戦で静岡高出身の髙須大雅がデビューしていました。

 決勝戦の髙須はベンチからのスタート。試合前のノックから他の選手より頭一つ抜けていて、どこにいても目立っていました。(現在の身長は192センチ!)
11112_20221111075101  試合の中盤からブルペン入り。キャッチボールやロングスローから状態の良さが伺えました。高校3年時は甲子園に出場しましたが、彼の実力からしたら「こんなもんじゃない」と思っていました。
 当時はフォームのバランスを崩していた印象ですが、今はテークバックからリリースにかけて腕の振りがスムーズになり、それにともなって体重移動かしっかりとできるようになっていました。
  「髙須」の名前が明治神宮球場にコールされたのは7回一死満塁の場面。最初の打者はいきなり得意のフォークで三振。その後、タイムリーなどで同点とされましたが、8回、9回は圧巻の投球を披露します。
11111_20221111075101   ストレートの球速はほぼ140キロ台。最速で146キロを計測します。しかも、球が前で離せるようになり、低めにビュンビュンと伸びています。
 2回2/3を投げて許した安打は1本のみ。打者9人に対して5三振を奪いました。白星をマークして、優勝投手に。1年間でこんなにも変わるのかと驚いたとともに、今後にかなり期待が持てる内容でした。

11113_20221111075901  また、3位4位決定戦では髙須と同じ、静岡高出身の臼井捷翔(東京大)が4回の守備から三塁に入りました。
 6回に回ってきた初打席。カウント2ボール1ストライクから、中堅前に弾き返しました。その後、三塁まで進み、バッテリーミスの間に本塁に生還。東京大にとって、この日の初得点に、臼井は吠えながら嬉しそうにベンチに戻っていきました。
 2浪の末にだどりついた明治神宮球場。野球ができる喜びに溢れている感じで、ハツラツとプレーが印象に残りました。

 高須、臼井ともに、今月18日からの「第5回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」に出場予定です。思い出の地で、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/勝ち投手となった髙須大雅(明治大)>
<写真中/最後の打者を打ち取り、明治大のナインとともに喜ぶ髙須>
<写真下/安打を放ち、本塁まで生還した臼井捷翔(東京大)>

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2022年11月 4日 (金)

「第5回大学野球オータムリーグin静岡」の記者会見が行われました!

  「第5回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」の開催概要発表記者会見が本日、静岡市役者で行われました。
 11月18日から3日間に渡り、草薙球場、清水庵原球場、富士球場の3会場で開催。11大学、7高校の参加が決定しました。

<大学>
慶応義塾大/東京大/明治大/立教大/早稲田大/筑波大/中京大/静岡大/静岡産業大/東海大静岡キャンパス/日大国際関係学部

<高校>
静岡高/静岡市立/静岡商/清水桜が丘/富士市立/加藤学園/掛川西

 記者会見には慶応義塾大・藤田大和(静岡高出身)、早稲田大・渋谷泰生(静岡高出身)、立教大・宮本兵馬(静岡高出身)、静岡大・福田清峻(韮山出身)が参加し、それぞれオータムフレッシュリーグに向けての抱負を語りました。

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<写真/左から企画チーム・東篠大河(静岡大)、藤田大和(慶応義塾大)、渋谷泰生(早稲田大)、宮本兵馬(立教大)、企画チーム・岩谷まりか(慶応義塾大)>

慶応義塾大・藤田大和(2年/外野手)
「高校時代から応援していただいている地元への感謝の思いでプレーします。静岡で野球を頑張っている子供たちの何かのきっかけになってもらえれば嬉しいです。昨年は打てなかったので、今年こそヒットを1本打ちたいです」

早稲田大・渋谷泰生(1年/内野手)
「地元の皆さまに成長した姿を見せたいです。早稲田大の野球部員としてプレーだけでなく、全ての面で高校球児のお手本になります」

立教大・宮本兵馬(1年/外野手)
「東京六大学を目指すきっかけが、高校のときに出場したこのオータムフレッシュリーグでした。お世話になった高校時代の監督、部長、両親に元気溢れるプレーで恩返ししたいです」

静岡大・福田清峻(2年・外野手)
「レベルの高い大学と対戦するこで、個人としてもチームとしても、貴重が経験ができると思います。力強いバッティングを見せたいです」

 また、参加大学が伊豆総合、清流館、遠江総合の3チームにオンライン野球教室を行うことが発表となりました。

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2022年10月22日 (土)

静岡産業大が三連盟王座決定戦出場へ!

 静岡リーグを39季ぶりに制した静岡産業大。その勢いのまま、今日の東海地区選手権1回戦で岐阜聖徳学園大を撃破。29日開幕の東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦兼明治神宮野球大会代表決定戦への出場を決めました。
 
★10月22日  東海地区大学野球秋季選手権大会 長良川球場

チーム 7 8 9
岐阜聖徳学園大 0 0 0 0 0 0 1 0
静岡産業大 1 1 0 0 4 0 0 0 0 6

(岐)橋本、田畑、有賀、林-反頭
(静)見目-大崎

▽二塁打=前田(岐)
▽三塁打=池田(静)
▽本塁打=渡邉(静)

10221_20221022213601  リーグ戦に続き、1年生が大活躍を見せてくれました。初回、2番・池田翔(1年/浜松江之島)のライトフェンス直撃の三塁打から先制点を挙げると、2回には5番・渡邉笑生(1年/知徳)が続きます。左投手の内角に入ってくる4球目のスライダーをジャストミート。「感触が良くて。今までの人生で一番の打球でした」という一撃は、レフトフェンスを軽々と越えていき、なんと場外まで飛んでいきました。秋のリーグ戦で3本塁打を放ってブレークしたスラッガー。大会関係者が、「この球場で、しかも木製であそこまで飛んだ打球は今まで見たことがない」と目を丸くするほどの大飛球でした。
10222_20221022214401  さらに5回には4安打に相手のミスも絡んで一挙4点を追加します。投げては先発の見目大弥(1年/掛川東)が快投。「緊張感はなかった」と、前半から持ち味のカットボールなどの変化球を自在にコントロールし、相手打者のバットを微妙にずらしていきます。6回までわずか2安打。終盤は疲れもあったそうですが、最後まで投げ切って1失点完投を飾りました。
 来週は明治神宮大会出場への最終関門。東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦には名城大、金沢学院大、皇學館大も出場を決めています。明治神宮大会への切符は1枚のみ。強豪揃いですが、見目は「レベルは高くなりますが、自分の力がどこまで通用するのか試してみたい」と気負いは全くなく、いい表情を浮かべていました。(編集部・栗山)

<写真上/場外弾を放ってガッツポーズを作る渡邉笑生(静岡産業大)>
<写真下/完投勝利を飾った見目大弥(静岡産業大)>

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2022年10月17日 (月)

漢人vs徳久の「静岡対決」を見てきました!

  15日は愛知大学野球リーグへ。中京大・漢人友也(常葉大菊川出身/4年)がドラフト前、最後の登板になる可能性があり、パロマ瑞穂野球場に行ってきました。
10171  先発した漢人は2回に1点を失うと、4回には3失点。常に走者を置きながら苦しい投球で、5回を投げて4失点という結果でした。「粘り切ることができなかった」と反省。それでも、5回2死の場面ではキャッチャーミットに向かって糸を引くような漢人独特の球筋の快速球で空振り三振を奪ってピンチを切り抜けました。
 今秋は開幕から連勝をマーク。現在、奪三振37はリーグトップの数字です。最後の最後で本領を発揮し、プロ志望届も提出。複数の球団から調査書が届いています。4年間指導してきた中京大の菊地啓太コーチも、「まだまだ漢人はこれからです」と、その伸びしろに太鼓判を押す逸材。20日に迫るドラフト会議は指名を信じて待ちます。
 
10172  この試合、中京大打線を封じたのが愛知東邦大の徳久遼(浜松湖北出身/3年)。高校時代から注目してきたサウスポーです。5回までパーフェクトに抑える完ぺきな投球。大学で140キロに到達したという勢いのあるストレートがコーナーに決まり、緩いカーブなどの多彩な変化球も織り交ぜて打者を翻弄。6回に1点を失いましたが、集中力を切らすことなく最後まで投げ切って完投勝利を飾りました。
 ドラフト上位候補の澤井廉に対しても真っ向勝負を挑み、4打数1安打に。フライアウト3つは立派です。試合後は「1勝をとれてよかったです。優勝を争っているチーム相手に、いい経験になりました」と清々しい表情を浮かべていました。(編集部・栗山)

<写真上/ドラフト指名を待つ漢人友也(中京大)>
<写真下/中京大相手に完投勝利を飾った徳久遼(愛知東邦大)>

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2022年10月12日 (水)

立正大・奈良間大己が見せ場を作る!

 20日のドラフト会議まで残りわずか。昨日は、埼玉県のUDトラック上尾スタジアムで、東都大学リーグ2部の試合を見てきました。
 プロ志望届を出した奈良間大己(常葉大菊川出身/4年)は国士舘大戦で「3番ショート」で出場。2安打を放つ一方で、「これぞ奈良間」という守備でもスタンドを沸かせてました。

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 1対0とリードした6回、2死二三塁の場面。高校時代のチームメートの榛村大吾(常葉大菊川出身/4年)が放った飛球はショートとレフトの間へ。落ちれば逆転という打球を奈良間は背走しながらドンピシャのタイミングで飛び込んでキャッチ。奈良間でなければ捕れないスーパープレーでピンチを救いました。吠えながらベンチに帰ってくる奈良間の姿に震えが止まりませんでした。
 試合後の取材。迫るドラフトに向けて本人はこう話します。「緊張感はありますが、ここまで来たら、自分がどうこうできるわけではないので。リーグ戦に勝つことが一番です」。勝負にこだわる、まさに奈良間らしい発言でした!

10122  国士舘大で主将を務める榛村も奈良間に負けじと守備で見せてくれました。右中間のフェンス際、深い打球まで追いかけていきダイビングキャッチ。こちらも身体能力の高い榛村でなければ捕れなかった打球だと思います。相手ベンチからも「榛村の守備はエグイ」と称賛の声が聞かれました。
 また、国士舘大は先発でマウンドに上がった中村隆一(御殿場西出身/3年)が3回を投げて4奪三振。左腕から繰り出す変化球のキレが良かったです。拓殖大の齊藤龍幸(藤枝明誠出身/2年)は代打で登場し、右中間に安打。高校時代から持ち味のパンチ力を発揮していました。県勢の活躍は嬉しいです!(編集部・栗山)

<写真上/ファインプレーでピンチを救い、ナインから迎えられる奈良間大己(立正大)>
<写真下/主将として意地を見せた榛村大吾(国士舘大)>

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2022年10月 9日 (日)

静岡産業大、期待の1年生選手が登場!

 大学野球の静岡リーグは静岡産業大が39季ぶり3度目の優勝を飾りました。今月22日開幕の東海地区大学野球秋季選手権大会に出場します。

10091_20221009165201  1年生の活躍が目立った今季の静岡産業大。見目大弥(掛川東出身)が静岡大相手に1失点完投し、最終週ではスラッガーの渡邉笑生(知徳出身)が連日の本塁打を放って優勝に貢献しました。
 もう一人、僕が気になったのは池田翔。浜松江之島時代は高校通算39本塁打を放った強打者です。
 「2番センター」で出場した昨日の東海大静岡キャンパス戦。初回の第1打席でレフト前安打を放つと、2打席目でショート内野安打で出塁。さらに7回の4打席目はレフトオーバーの二塁打と大当たり。スイングスピードがあるのはもちろん、バットが内からきれいに出てくるスイング。大学入学直後は木製バットへの対応に苦労したそうですが、夏場に仲間から助言を参考に「ボールを乗せて打つイメージ」と掴んだとのこと。力に頼るだけではないバットさばきの技術が魅力です。
 50メートルを6秒0で走る脚力も武器。打って走れる選手として今後、どんな選手に成長していくのか楽しみです。将来は社会人野球のチームでプレーしたいという目標を持っているそうで、ぜひ叶えてほしいと思います!(編集部・栗山)

<写真/池田駿(静岡産業大)>

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2022年8月 7日 (日)

【県知事杯社会人・大学対抗戦】ヤマハが2大会ぶり優勝!

 第4回県知事杯社会人・大学対抗戦が昨日、ヤマハ豊岡球場で開催されました。社会人、クラブチーム、大学が一堂に会する県内唯一の大会。ヤマハが2大会ぶり3度目の優勝し、社会人の貫禄を示しました。

<1回戦>
浜松ケイ・スポーツBC 6-4 静岡大
ヤマハ 5-0 日大国際関係学部

<決勝>
ヤマハ 10-0 浜松ケイ・スポーツBC(5回コールド)

★最優秀選手賞…網谷圭将(ヤマハ)
★敢闘賞…原木大介(浜松ケイ・スポーツBC)

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08072_20220807061401  決勝戦はヤマハが圧勝しました。2回に打者10人を送る猛攻で5点を先制すると、3回にも5点を追加。投げてはが近藤卓が5回をわずか1安打に抑えました。若手の活躍も目立った今大会。決勝戦では新人・中田悠斗が1番打者として2安打、高校卒2年目の相羽寛太も「3番ショート」で溌剌としたプレーを見せてくれました。
 ヤマハは明日開幕のJABA高山市長旗・飛騨市長杯争奪高山大会に出場。来月の日本選手権の東海予選に向けて、弾みをつけてほしいです。
 また、大学勢では日大国際関係学部の播磨仙一(4年)が力強いストレートを武器に、ヤマハ相手に好投。秋のリーグ戦で注目したい選手の一人です。
(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した網谷圭将(ヤマハ)。1回戦で右中間に本塁打を放った>
<写真下/決勝戦でタイムリーを放った中田悠斗(左)。秋利雄佑(右)とグータッチする>

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2022年6月29日 (水)

練習試合 静岡大vs静清

  昨日は焼津球場で行われた静清と静岡大の練習試合を見てきました。
06291 静清はエースの久保陸弥が順調な仕上がりをアピールしました。格上の静岡大打線相手に4回2安打無失点の好投。「後ろに信頼できる投手がいるので、とにかく自分は全力で飛ばして試合を作るを考えています」と、昨日も立ち上がりからエンジン全開。力強いストレートで静岡大の打者のバットを折る場面もありました。
  春の大会では、県ベスト4進出に貢献した久保。しかし、スイングした際に左股関節を負傷。準決勝と3位決定戦は欠場しました。その後、順調に回復し、5月下旬の復帰戦では自己最速の141キロをマークしていました。故障の治療中にフォームを微調整したとのこと。踏み出しをインステップ気味にし、腕の位置を変幻自在に変えることで、ストレートの走りが良くなり、武器のスライダーのキレが増している様子でした。
 「夏の目標は甲子園優勝です」と力強く話す久保。186センチの大型右腕がこの夏の主役となったとき、静清の2011年春以来の甲子園出場が見えてきそうです。

06292  野手で気になったのは途中出場の武井銀士。静岡裾野シニア出身の注目1年生です。入学後、すでに4本塁打をマーク。試合前、長田仁志監督は「久しぶりにああいう打球を見た」と驚いていました。この日の第1打席。初球を強振するとファウルになりましたが、その滞空時間が凄かったです。レフト方向に高々と上がり、なかなか球が落ちてきません。長田監督が「ああいう打球」といった意味がわかりました。このパワーと角度は、誰もが持っているものではありません。彼が3年生になったとき、どんなスラッガーになっているのか、楽しみです!
 
 06293一方の静岡大は、静岡高出身で昨夏の甲子園を経験した1年生・永島周が出場。「1番ショート」で溌剌とした動きを見せてくれました。来年はレギュラーを脅かす存在になってほしいと思います。(編集部・栗山)

<写真/上から久保陸弥、武井銀士(ともに静清)、永島周(静岡大)>

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