中学野球

2017年8月 7日 (月)

伊豆少年野球団が報徳学園中クラブに勝利!

 昨日は第17回U‐15全国KWB野球選手権大会の取材で韮山球場へ。地元の伊豆少年野球団が強豪・報徳学園中クラブをタイブレークの末に下しました。

★8月6日 第17回U‐15全国KWB野球選手権大会 韮山球場 晴   

   チーム
報徳学園中 1 0 0 0 0 0 0 1
伊豆少年野球団 1 0 0 0 0 0 0 1

(タイブレーク 伊豆少年野球団1-0報徳学園中)

(報)藤原、村上、中島-高山
(伊)塩崎-赤間

08071 伊豆少年野球団は先発の左腕・塩崎竜舞(三島南中)が好投を見せました。初回に相手のホームスチールで1点を許すも、2回以降は無失点。タイブレーク(一死満塁からのスタート)に入った8回も、ショートゴロ、ファーストフライに抑え、勝利に貢献しました。
 腕に柔らかさがあり、タイミングが取りづらいフォーム。右打者へのクロスファイヤーと、スライダーのコンビネーションが良かったです。
 野手で気になったのは「6番ショート」の髙木元希(錦田中)。身長180センチと長身で雰囲気がありました。センター前安打とライト前安打で2打数2安打。大型ショートとして育って欲しいです。

 伊豆少年野球団は今日のMSクラブ(岩手)戦で敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出を逃しましたが、今後も大会が続くそうなので、そちらでも期待したいと思います。(編集部・栗山)

<写真/小中と同じ道を歩んだ海野陽日(日大三島)に憧れているという塩崎竜舞(伊豆少年野球団)>

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2017年8月 4日 (金)

県中学親善野球は浜松A選抜が優勝!

 静岡県中学親善野球大会は2、3日に開催され、浜松A選抜が優勝を果たしました。

★8月3日 静岡県中学親善野球大会決勝 草薙球場 晴   

  チーム
磐周選抜 0 1 0 0 0 0 0 1
浜松A選抜 0 1 0 0 2 0 × 3

(磐)後藤、伊藤丈-佐藤俊、磯部
(浜)渡部、鈴木丈-内山

08041
08042 今大会、浜松A選抜は投手陣が安定していました。準決勝で右サイド投手の山田千寛(入野中)が、静岡駿河区選抜相手に1安打完封勝利。ストライクゾーンの低めギリギリのコースをかすめるストレートが目を惹きました。
 さらに、決勝戦では渡部大洋(浜北北部中)、鈴木丈翔(光が丘中)の投手リレーで、強打の磐周選抜を1失点に抑えました。

 ここからは2日間で4球場を回り、8試合を見てきた中で、僕が気になった選手を紹介したいと思います。
 08043もっとも衝撃を受けたのは、焼津選抜のキャッチャー・櫻庭樹士(大井川中)。今年の中3世代は好捕手が目白押しですが、その中で櫻庭は一歩、飛び抜けた存在と言えるでしょう。とにかく二塁への送球が速いです。体の反動をつけなくても、コンパクトなフォームから矢のようなボールを投げ、初戦の富士選抜戦では盗塁を2つ刺しました。打撃も思い切りが良く、躊躇なく、スイングできるところが良かったです。
 今大会、軟式でスタンドまで入れた選手もいました。焼津球場の右中間に放り込んだのは浜松B選抜の水野航介(入野中)。力強いスイングが印象的でした。もう一人は、静岡葵区選抜の長島祥汰(服織中)。こちらは、なんと広い草薙球場のライトスタンドにライナーで持ってきました。
 08044投手では藤枝選抜の2投手に魅力を感じました。182センチの長身右腕の有ヶ谷毅人(大洲中)は角度があって、指にかかった時に低めにビシッときます。左腕の近藤景太(青島中)はフォームのバランスが良く、腕もしっかり振り抜けます。
 そのほか、雰囲気と元気抜群の浜松B選抜のショート・増谷匠馬(浜松開誠館中)、初戦の第1打席でいきなりランニング本塁打を放った富士選抜の齋藤啓人(富士南中)など、2年後や3年後が楽しみな選手と出会うとことができ、有意義な2日間でした。(編集部・栗山)

<写真/上から山田千寛(入野中)、櫻庭樹士(大井川中)、近藤景太(青島中)>

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2017年8月 1日 (火)

静岡県中学親善野球大会が2日から開催されます!

 今年で34回目を迎える静岡県中学親善野球大会が明日2日から開催されます。中体連の県大会が終わった中学3年生達が各地区ごとで選抜チームを組み、県優勝を目指す大会。2日に県内5会場で予選リーグ、3日に決勝トーナメント(草薙球場)、3位決定トーナメント(清水庵原球場)が行われます。

08011 3年前の第31回大会では、藤枝明誠の主将を務める中田悠斗も出場しています。また、昨年度は焼津選抜が優勝。中心選手として活躍した小林史弥は島田商に進学し、1年夏から登板を果たしています。未来の注目高校球児をいち早くチェックできる大会でもあるので、今年も楽しみです!

★今大会の組み合わせ、過去の大会結果はこちらから見ることができます。→http://shizushin.exblog.jp/23175406/

<写真/今夏、甲子園に出場する中田悠斗(藤枝明誠)も、かつてこの大会で活躍>

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2017年7月31日 (月)

清水四・五中、静岡南中が東海大会へ!

★県中学総体 準決勝&決勝

<準決勝>
静岡南中3-3曳馬中
(延長10回タイブレーク静岡南中2-1曳馬中)
清水四・五中2-0袋井南中

<決勝>
清水四・五中0-0静岡南中
(延長11回タイブレーク清水四・五中4-3静岡南中)

07311
 県中学総体は静岡南中と清水四・五中が決勝戦まで勝ち進み、東海大会出場を決めました。また、決勝戦は清水四・五中が延長11回タイブレークまでもつれ込んだ激闘を制し、合同チームとしては史上初の快挙を成し遂げました。

 07312まず、準決勝第1試合は静岡南中がタイブレークの末に曳馬中に勝利。目立っていたのは「3番センター」で2安打の活躍を見せた鈴木大翔です。バットが内から素直に出るスイングで足も速い。野球センスのある好選手でした。敗れはしましたが、曳馬中のエース・鷲山蓮も楽しみ。体全体を大きく使うフォームで腕の振りも鋭いです。バッティングも良く、二塁打、三塁打を各1本ずつ放ちました。
 
07313 準決勝第2試合では、清水四・五中の望月大星が完封を飾りました。打たれたヒットは1本のみ。ほぼ完ぺきな内容でした。特徴は肘の使い方。しっかりとしならせることができるので、低めに強く伸びる球がいきます。

 優勝した清水四五中は、15年秋に合同チームを結成。その後、土日のみ合同で練習を行ってきたとのことです。試合後、「優勝する戦力ではなかったけど、よくここまで頑張ったなという感じです」と、選手の成長ぶりに目を細めた野原賢久監督。決して前評判は高くありませんでしたが、バッテリーを中心に守備力が高く、一戦一戦、強くなっていった印象でした。

 東海大会は今月7日、8日に草薙球場で開催されます。清水四・五中、静岡南中にはぜひ勝ち上がってもらい、全国への切符を手に欲しいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/体にバネを感じる鷲山蓮(曳馬中)>
<写真下/決勝戦でも9回から3イニングを投げ切った望月大星(清水四五中)>

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2017年7月28日 (金)

中体連、桜が丘中が東海大静岡翔洋中を撃破!

 高校野球静岡大会決勝の余韻が残る中、今日は浜岡球場で県中学総体の2回戦4試合を見てきました。
 春の全国大会に出場した伊東南中、初倉中が初戦で敗退するという番狂わせが起きている今大会。今日の2回戦では、優勝候補筆頭の東海大静岡翔洋中が桜が丘中に1対3で敗れました。

07281 東海大静岡翔洋中は左肘の疲労骨折から復帰した鈴木瞳吾が先発。しかし、本来のストレートの力強さを欠き、桜が丘中打線につかまります。
 桜が丘中は初回、5番・渡邉一心のタイムリーで2点を先制。3回にも長短3安打でたたみ掛けて1点を追加します。投げては先発の甲賀大貴が好投を見せました。高めに浮くボールがほとんどなく、淡々と丁寧に低めをつく投球。変化球も同じ腕の振りで投げ、相手打線に的を絞らせませんでした。
 東海大静岡翔洋中で、最後に意地を見せたのはトップバッタ大石歩。6回の第3打席でバットをしっかりと振り抜き、ライトの頭上を越える痛烈なライナー性の三塁打を放ちました。また、鈴木は序盤に3点こそ失いましたが、4回以降は無失点に抑え、最後まで投げ抜きました。高校入学までの残り8か月でもう一度体をケアし、高校1年からデビューして欲しいと思います。

07282 第1試合では、昨秋から追いかけている静岡南中の鈴木悠介が完封しました。ストレートに伸びがあり、内外角や高低を投げ分ける制球力も持ち合わせる右腕です。今日は再三、ランナーを背負う苦しい投球でしたが、それでも大事な場面で抑える逞しい精神力にも惹かれました。今後、勝ち上がっていけば、さらに注目を浴びこと間違いないでしょう。
 
07283_3 袋井南中をベスト8に導いたエースの伊藤千寛も楽しみ。まだ下半身が使えていませんが、腕の振りがいいです。高校でブレイクしそうな予感がする本格派タイプです。
 そのほか、清水第四、五中ではキャッチャーらしいキャッチャーの窪田響、体全体を使うフォームの城山中・後藤維吹も目につきました。(編集部・栗山)

<写真/上から甲賀大貴(桜が丘中)、鈴木悠介(静岡南中)、伊藤千寛(袋井南中)>

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2017年7月 3日 (月)

シニア日刊スポーツ杯で見つけた金の卵

 前日、髙田琢登(静岡蒲原シニア)の139キロのボールを目撃して度肝を抜かれたのですが、まだまだこの世代に原石が眠っているはずと、昨日はシニアの日刊スポーツ杯県夏季大会に行ってきました。向かったのは富士シニアグランド。伊豆市シニア、富士シニア、掛川シニア、浜松南シニアBの4チームを見てきました。

070302 第1試合は伊豆市シニア対富士シニア。まず注目したのは富士シニアのエース左腕・天野甲大です。身長172センチと聞いていましたが、マウンドに立つと、それ以上に大きく見えるタイプでした。初回、2回は無失点に抑える上々の立ち上がり。バランスのいいフォームから低めにボールが伸び、安定感が際立っていました。しかし3回、突如、足がつってしまったようで、球威が落ちて失点。惜しくもマウンドを降りましたが、高校で伸びる要素をたくさん持っている楽しみな選手です。打撃フォームもきれいで3回にはセンターオーバーの二塁打を放ちました。

 07031試合は伊豆市シニアが6対4で勝利。流れを呼び込んだのは3回から7回を1失点に抑える好投を見せた滝口洋介でした。3点ビハインドの場面でマウンドに上がると、勢いのあるフォームと球威で勝負。時折、球が荒れる場面もありましたが、それでも打者が手を出してしまうほど、ボールに力強さがありました。縦に落ちるスライダーも良かったです。

 07033第2試合は掛川シニアが4対1で浜松南シニアBを下しました。
 掛川シニアは3年生が4人と少ないのですが、その中で目を引いたのは「4番キャッチャー」で出場した荻原大輝。バッターボックスでの構えの雰囲気が良く、スイングスピードが一人抜けています。この日は2打数2安打2四球。第3打席の右中間を破る二塁打は、火の出るようなライナー性の打球でした。緩いボールにも体が突っ込まず、自分の懐まで呼び込み、一球で仕留めるスラッガーとしての要素を持っています。また、6回と7回はマウンドへ。2イニングを無失点に抑えました。

 一方、浜松南シニアBでは先発した左腕・大村周雅の今後に期待したいです。長身の上に肩、ヒジが柔らかいです。中学から野球を始めたということで球速アップはこれからですが、大きい左腕は魅力です。(編集部・栗山)

<写真/上から天野甲大(富士シニア)、滝口洋介(伊豆市シニア)、荻原大輝(掛川シニア)>

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2017年7月 1日 (土)

静岡蒲原シニアがジャイアンツカップ代表決定戦へ

 今日は、静岡県知事杯第4回静岡県中学生硬式野球選手権(ジャイアンツカップ代表決定戦)の準決勝と決勝が行われました。静岡蒲原シニアが優勝し、8日に渚園野球場で開催されるジャイアンツカップの静岡・愛知出場決定戦に駒を進めました。

07014_2

<準決勝>

静岡蒲原シニア 3-2 浜松ボーイズ
御殿場ボーイズ 3-1 磐田ボーイズ

<決勝戦>

  チーム
御殿場ボーイズ 1 0 0 0 0 1
静岡蒲原シニア 0 0 0 8 × 8

※5回コールド
(御)勝亦、渡辺純、渡邊亘、勝亦-高辺
(静)菊池、髙田-谷岡
▼三塁打=河本(静)

07011

 静岡蒲原シニアは準決勝の浜松ボーイズ戦、1点リードの6回から注目左腕・髙田琢登がマウンドへ。そのボールが凄かったです。1イニング目から愛鷹球場のスピードガンで130キロ台中盤を連発すると、なんと5回には139キロを2度も表示。速いだけでなく、右打者の内角にズバッと制球されます。腕の振りが緩まない変化球も鋭く、衝撃の一言でした。
 昨秋、一度、髙田を見ているのですが、その時よりも力強さが増した印象。高校生でも、このクラスの左腕はなかなか見ない高いレベルでした。
 髙田は決勝戦もリリーフで登板。「少し疲れていた」と、準決勝ほどの球威はありませんでしたが、それでも3回からの3イニングを1安打無失点、6奪三振という圧倒的な投球を見せました。
 
07012_2 一方、打線は4回に一挙8点を奪いました。まず、先頭の4番・河本堅心はセンター前安打を放つと、相手のエラーの間に一挙にホームに突入して同点。さらに、6番・片山洋輝のタイムリーで勝ち越し。その後、再び河本に打席が回ってくると、今度はセンターオーバーのタイムリー三塁打。打者一巡の猛攻で畳み掛けました。

 静岡蒲原シニアはジャイアンツカップの出場権をかけ、8日に愛知2位チームと対戦します。昨年は静岡代表の浜松シニアが代表決定戦で敗れただけに、今年は本大会への出場権を獲得してもらいたいです。

07013  また、御殿場ボーイズは惜しくも準優勝に終わりましたが、健闘が光りました。準々決勝で浜松シニア、準決勝では磐田ボーイズと立て続けに強豪を撃破。決勝戦も勝亦赳太が緩いボールで翻弄し、3回まで無失点に抑える好投。「このままいくのか」という雰囲気もありました。堅い守備が4回に乱れてしまったのは残念でしたが、この悔しさを次につなげて欲しいです。(編集部・栗山)

<写真上/139キロをマークし、圧巻の投球を披露した髙田琢登(静岡蒲原シニア)>
<写真中/決勝戦で三塁打を含む2安打を放った主砲の河本堅心(静岡蒲原シニア)>
<写真下/長身右腕の勝亦赳太(御殿場ボーイズ)>

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2017年6月17日 (土)

東海大静岡翔洋中、全国出場ならず

★6月17日 全日本少年軟式野球東海大会 代表決定戦1回戦  熱田球場 晴   

  チーム
サンリッツ 0 0 0 0 0 2 1 3
東海大翔洋中 0 0 0 0 0 0 2 2

 今日は愛知・熱田球場へ。全日本少年軟式野球大会の東海大会に行ってきました。
06171 静岡代表の東海大静岡翔洋中は1回戦でサンリッツ(愛知)と対戦。エース左腕・鈴木瞳吾をヒジの故障で欠く中、先発の戸塚陽斗がランナーを出しながらも粘りの投球を見せ、5回まで無失点に抑えます。しかし、6回に2点、7回に1点を失って厳しい展開に。打線は土壇場の7回裏に相手投手の乱調に乗じて2点を返して反撃。さらに一死満塁のチャンスを作り、球場全体が逆転ムードに包まれましたが、最後はあと一本が出ず。惜しくも横浜スタジアムへの道は絶たれました。
 もう一つの夏の全国につながる大会、中体連はすでに来週から予選の試合が組まれているとのこと。この悔しさを生かし、全国で勝てるチームを目指して欲しいです。(編集部・栗山)

東海大静岡翔洋中・弓桁義雄監督
「最後は諦めない姿勢を見せてくれたが、まだ甘さがあった。細かいことができるようにならないと、このレベルでは勝てない。もう一度、中体連に向けてチームを作っていきたい」

東海大静岡翔洋中・戸塚陽斗投手
「緊張はあったけど、とにかく点を取られないピッチングがしたかった。悔しいです…。中体連は全国で優勝できるようにレベルを上げていきたい」 

<写真/戸塚陽斗(東海大静岡翔洋中)>

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2017年5月27日 (土)

今春の県優勝・吉田中を取材してきました!

 ここ数週間、『静岡高校野球2017夏直前号』の取材・編集作業でバタバタとしてしまい、ブログが更新できず、すみませんでした。現在、たくさんのチームの練習や試合を毎日のように回っていますので、少しずつ、このブログでもレポートしていきます。
 今年の『静岡高校野球』ですが、現在6月21日発売予定で進めています。詳細は来月の10日前後くらいから紹介できればと思っています。もう少々、お待ちください!

05271_4 それとは別に、先日、『中学野球太郎』(5月27日発売)の取材で吉田中に伺ってきました。以前から、澤入信也監督の「無安打で勝つ野球」に興味があり、今回、じっくりと練習を見ることができました。正直、「ここまでやるのか!」というほどの緻密さと徹底さで、トレーニング方法も、手作りで器具を作っていたりと面白かったです。
 吉田中は、今春の県選抜大会で優勝。4月の全日本の県大会では東海大静岡翔洋中に敗れ、準優勝に終わりましたが、毎年のように県上位で戦えるチームが出来上がります。その秘密が少し分かりました。今後も注目していきたいチームです。(編集部・栗山)

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2017年3月 4日 (土)

中学選抜大会<準決勝>~島田球場レポート

 本日、静岡県中学選抜野球大会は準決勝2試合が行われました。

吉田中1-0長泉中
東海大静岡翔洋中1-0菊川西中 

03041_2 第1試合は準々決勝で1イニングだけ見て一目惚れしてしまった吉田中・松本蓮(173cm53Kg、左投左打)に注目しました。バランスのとれたフォームから投げ込むストレートと変化球とのコンビネーションが抜群で、打たれたヒットは2本のみ。2試合連続の完封を飾りました。常葉橘出身・髙橋遥人(現亜細亜大)を彷彿とさせるしやなか系の左腕で、体が華奢なのも大きな魅力です。
 一方、話題の女子投手・土屋愉菜(160cm56Kg、右投右打)も3安打に抑える快投を見せました。「なぜ、打たれないんだろう」と観察していましたが、一番は左手の使い方の上手さだと感じました。テークバックで左手を使って体の開きを抑え、右手をグッと後ろに入れます。ボールの出所を少しだけ遅らせているので、打者も対応に苦しむのではないでしょうか。また、長泉中はバックの守備がとにかく堅いです。それがあるから、土屋も安心してストライクゾーンに投げ込めるのだと思います。

03042_2 2試合目も投手戦に。東海大静岡翔洋中はエース左腕・鈴木瞳吾(169cm68Kg、左投左打)が毎回の11奪三振の快投で3回に挙げた1点を守り抜きました。
 当然、ヒーローは鈴木ですが、野手では「2番ショート」の小林亮太(164cm56Kg、右投右打)の好守に渡る活躍が光りました。打撃はバットが内からきれいに出るスイングで2安打。3回には先制点につながるセンターオーバーの二塁打を放ちました。守備では一歩目の速さが特徴で、5回には三遊間に抜けそうなライナー性の打球を好捕。試合後、弓桁義雄監督に「あのプレーがこの試合を決めた」と言わしめたほどのビックプレーでした。

 明日の決勝戦は中部勢同士の対決になりました。吉田中・澤入信也監督、東海大静岡翔洋中・弓桁監督のベテラン監督の采配にも注目です!(編集部・栗山)

<写真上/2試合連続の完封を飾った松本蓮(吉田中)>
<写真下/思い切りのいいプレーが目立った小林亮太(東海大静岡翔洋中)>

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