中学野球

2026年3月 7日 (土)

【しんきんカップ】入野中が45年ぶり決勝進出&浜松開誠館中はタイブレーク制し初の決勝へ

 中学野球のしんきんカップ静岡県中学選抜野球大会。決勝戦は入野中と浜松開誠館中のカードとなりました。

<準決勝>
入野中 4-2 富士宮四・二・芝川中
浜松開誠館中 2-1 磐田東中 

03071_20260307175601  準決勝の第1試合。入野中はエース右腕・井口蒼大が6回まで無失点の好投を見せました。序盤こそ「ボールが高めに浮いてしまった」とピンチを作ったものの、持ち味の修正能力の高さを発揮。回を追うごとにキレのあるストレートとカーブのコンビネーションが冴え渡りました。
 打っても7回に右中間へのタイムリー二塁打を放つ活躍。コントロールの良さを買われ、昨年の新チームから本格的に投手となったばかりの井口が、入野中を45年ぶりの決勝進出へ導きました。

03072_20260307175901  準決勝の第2試合は、タイブレークの末に浜松開誠館中が初の決勝進出。試合を決めたのは扇の要・縣慶一郎の一打でした。延長8回裏、先頭打者で打席に立つと、外角のストレートをセンター方向へ。打球はぐんぐんと伸び、走者が生還。縣は喜びを爆発させました。全国大会に出場した前チームでも「1番・キャッチャー」として活躍。今日はエース右腕・山田雅仁のあとを受け、リリーフとしても好投を見せました。試合後は「これでホッとすることなく、明日も勝って最後に喜ぶことをイメージしている」と決勝へ気持ちを切り替えていた縣。キャッチング技術と肩の強さも光り、将来が楽しみな捕手です。(編集部・栗山)

<写真上/投打で活躍した井口蒼大(入野中)>
<写真下/サヨナラ打を放った縣慶一郎(浜松開誠館中)>

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2026年3月 5日 (木)

【オープン戦 静岡産業大vs中京学院大】山口が5回途中1失点&ルーキー・島田も堂々の投球

 今日は静岡産業大と中京学院大のオープン戦を取材しました。

03052_20260305180101  静岡産業大の先発・山口真弥は順調な仕上がりをアピールしました。昨年に比べて力強さを増したストレートがクロスファイヤーに決まり、曲がり幅の大きい変化球とのコンビネーションで、5回途中まで相手打線を1点に抑えました。ここまでのオープン戦では名城大、帝京大、神奈川工科大戦に登板。「1試合1試合テーマを持ちながら投げている」と語り、着実なステップアップを感じさせます。「今年はベストナインを獲りたい」という言葉からも、強い意気込みが伝わってきました。
 03051_20260305180201 5回2死二塁でマウンドに上がったのが、新1年生の島田航佑です。ピンチの場面に「点を取られてもいいので思い切り投げることを意識した」と角度のある球でいきなり三振を奪うと、6回以降も安定した投球を披露します。8回には相手の1番打者に本塁打を浴び、「甘いボールが失点につながってしまった」と反省しましたが、4回3分の1を1失点と上々の内容でした。
 山口と同じ加藤学園出身。高校時代は層の厚い投手陣の中で公式戦の登板機会が少なく、3年夏の背番号は19でした。決して派手さはありませんが、持ち味のコントロールの良さを武器に、どんな場面でも動じない安定感が光ります。
「チームの役に立って、山口さんのように新人王を狙っていきたいです」
 王座奪還を狙う静岡産業大に頼れる右腕が加わりました。(編集部・栗山)

<写真/好投を見せた山口真弥(上)、島田航佑(下)の加藤学園出身コンビ>

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2026年3月 3日 (火)

【シニア春季大会】掛川打線が11得点爆発!三島の好左腕・橋本は復調アピール

  3月1日はシニア春季大会の敗者復活戦へ。
 第1試合は掛川シニアが大量11点を奪い、コールド勝ち。準々決勝では浜松南シニアに敗れていただけに、価値ある1勝となりました。鈴木盛弘監督によると、ようやく打線の状態が上向いてきたとのことです。
03031_20260303090001  初回、主将で5番の高橋昴生が右中間へ2ラン本塁打を放って先制。さらに2回の好機では左中間へタイムリーを放ち、計3打点の活躍でした。この日4安打をマークした1番・杉村笑とともに打線をけん引。身長179センチのスケール感に加え、ミート力もあります。「広角に長打も単打も打てるところが自分の持ち味です」という言葉通りの好打者ぶりを発揮しました。
 掛川シニアは昨秋の関東大会に出場するも2回戦で敗退し、春の全国大会出場を逃しています。高橋は「春にもう一度関東まで行き、夏は全国に出ることが目標です」と力強く誓ってくれました。
03032_20260303090201  第2試合では三島シニアの左腕・橋本健吾に注目しました。序盤はストライクとボールがはっきりし、走者を背負う場面もありましたが、要所を締めて無失点。エンジンがかかってきた3回にはストレートが走り出し、三者連続三振を奪いました。「投げ急いでいる感じがあったので、しっかりと軸に乗せることを意識しました」と話し、修正能力の高さも披露しました。
 今大会の初戦はインフルエンザに罹患して欠場。前週に復帰登板し、「高めで空振りが取れるようになってきました」と、少しずつ手応えを感じている様子でした。カーブとチェンジアップのコンビネーションも光る、楽しみなサウスポーです。(編集部・栗山)

<写真上/2ラン本塁打を放って喜ぶ高橋昴生(掛川シニア)>
<写真下/3回を無失点に抑えた橋本健吾(三島シニア)>

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2026年2月28日 (土)

【しんきんカップ】富士宮四・二・芝川が優勝候補撃破&磐田東は接戦を制す!

 中学野球のしんきんカップは2回戦の8試合が本日行われました。

02281  焼津球場の第1試合では、富士宮四・二・芝川が昨秋西部王者の御前崎BBCを撃破しました。
 2点差を追いかける5回裏でした。1番・佐野康成、2番・佐野匠の連打で、まず1点を返します。さらに満塁の場面で長身選手(176センチ)・井出康太が打席に入りました。ツーストライクまで追い込まれたものの、高めに浮いてきたカーブを強振。打球はセンターの頭上を越え、走者一掃のタイムリーとなりました。「自分で決めようと打席に入りました。嬉しい気持ちでいっぱいでした」と、両手で大きなガッツポーズを作りました。
 同チームは学童の「富丘ベアーズ」出身者が8人在籍しています。「中学も一緒にやろう」と誘い合い、現在に至ったそうです。仲間意識が強く元気のいいチームが、見事な勝利を掴みました。
 一方、大会ナンバーワン投手の呼び声が高かった栗山陽心は勢いのあるストレートを投げ込んだものの、立ち上がりの失点を悔やんでいました。「課題をクリアして次の大会に向かっていきたいです」と視線を上げていました。

02282  島田球場の第3試合、磐田東対牧之原市・吉田も1点を争う好ゲームとなりました。磐田東は2対2で迎えた3回、チャンスで6番・佐藤壮一が内角低めのストレートをシャープに振り抜き、ライト前へ勝ち越しタイムリーを放ちます。さらに、5回からマウンドに上がった注目の1年生・梶川仁が3イニングをパーフェクトに抑える圧巻の投球を見せました。
 初戦で東海大静岡翔洋を破り、この日は難敵の牧之原市・吉田にも勝利した磐田東。悲願の初優勝まであと3勝。殊勲の一打を放った佐藤は「やることは変わりません。明日も集中していきたいです」と気を引き締めていました。(編集部・栗山)

<写真上/逆転タイムリーを放ち、塁上で喜ぶ井出康太 (富士宮四・二・芝川)>
<写真下/決勝打を放った佐藤壮一(磐田東)>

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2026年2月22日 (日)

【シニア春季大会】富士シニア・川島が復帰即マウンドで締める!

 中学野球ではシニアリーグの春季大会も開催されています。今日の敗者復活戦では富士シニアが8対7で静岡裾野シニアBCを下しました。

02221_20260222185401  富士シニアは初回、先頭・山口凌空の二塁打を皮切りに5連打の猛攻を見せ、4点を先制します。投げては急成長中のエース左腕・脇聖葵がテンポよくアウトを重ね、試合の主導権を握りました。
 その後、一時は6点差を詰め寄られる展開となりますが、終盤に身長177センチの長身右腕・川島優輝がセンターからマウンドへ。最終回には1点差まで迫られ、さらに満塁のピンチを背負います。それでも最後は見逃し三振で締め、大きくガッツポーズをつくりました。
 川島はインフルエンザに罹患し、復帰したばかり。まだ万全な状態ではなく、登板は想定外だったそうですが、「チームのために絶対に勝つという気持ちで投げました。最後は嬉しかったです」と安堵の表情を浮かべていました。3番打者としても初戦の3安打に続き、この日も2安打をマーク。体の線は細いものの、柔らかさを感じさせる素材です。スケール感があり、今後の伸びが楽しみです。
 一方、静岡裾野シニアBCで目を引いたのは「3番・ライト」の勝間田大聖。センター前、ライト前へと安打を放ちました。バットにボールを乗せる時間が長く、ミート力の高さが光ります。打撃センスを強く感じさせる選手で、こちらも名前を覚えておきたい選手です。(編集部・栗山)

<写真/投打で勝利に貢献した川島優輝(富士シニア)

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2026年2月21日 (土)

中学野球のしんきんカップが開幕しました!

 しんきんカップ第56回県中学選抜野球大会が本日、開幕しました。
 焼津球場の第1試合は地元の焼津ウェイブスが城東を9対5で下しました。1対1で迎えた2回、9番・望月穂のライトへの2点タイムリーなどで5点を勝ち越し。その後も4回、5回に加点し、試合を決めました。
02211_20260221182201  続く第2試合では三島北の1年生右腕・鈴木結彗が初回から存在感を示します。ショートアームから繰り出す力強いストレートで2者連続三振という立ち上がり。その後、得点を許して一度はマウンドを降りますが、7回のピンチで再び登板します。最後は暴投でサヨナラ負けを喫しましたが、出力の高さと、ピンチの場面でも果敢に攻め込む気持ちの強さが強く印象に残りました。
 学童時代は「長泉リトルヤンキース」に所属し、「くふうハヤテベンチャーズ静岡ジュニア」にも選出された経歴を持ちます。今後も注目していきたい逸材です。(編集部・栗山)

<写真/鈴木結彗(三島北)>

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2026年2月 9日 (月)

全国レベルを体感! 東海大静岡翔洋中、「富士山トーナメント」で収穫の3位

 2月7日から2日間にわたり、全国から強豪軟式中学チームが静岡県に集結し、「第2回富士山トーナメント」が開催されました。
県内チームで決勝トーナメントに進出したのが東海大静岡翔洋中です。準決勝は1対2で優勝した桐生大附中(群馬)に敗れたものの、3位に食い込みました。

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02092_20260209143301  3位決定戦は雪交じりの中、松本国際中(長野)と対戦し、4対3で勝利しました。エースの池ヶ谷誠がキレのあるストレートに加え、冬の間に精度を高めたという変化球とのコンビネーションで、4回1安打無失点に抑えます。
 打線は相手のミス絡みで4回に2点を先制。5回にはチャンスの場面で回ってきた1番・山田瑛佑がレフト前へタイムリーを放ちました。前日の予選トーナメントでは無安打に終わった山田ですが、試合後に開き気味だったフォームを素振りで修正。この日は準決勝での三塁打に続き、3位決定戦でも貴重な一本を記録しました。
「強いチームと対戦することで、今ある力を試すことができました。この経験を次のしんきんカップ、全国で生かしていきたいです」
 投げては5回にマウンドに上がった湯川新太に高い将来性を感じました。長身で手足も長く、スリークオーターの位置から強いストレートを投げ込んでいました。3月20日に開幕する全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメントでは2回戦からの登場が決まり、2回戦と3回戦が同日に行われます。3枚、4枚の投手が必要となる中で、大きな収穫のある大会になったのではないでしょうか。(編集部・栗山)

<写真上/雪の中での試合を制した東海大静岡翔洋中の選手たち>
<写真下/4回に貴重なタイムリーを放った山田瑛佑(東海大静岡翔洋中)>

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2026年2月 7日 (土)

【スプリングキャンプマッチ開幕】小笠浜岡シニア、収穫多き一戦

 シニアの「スプリングキャンプマッチIN静岡」が本日、開幕しました。浜岡球場では小笠浜岡シニアが世田谷西シニアと対戦。2対6で敗戦も、全国トップレベルを肌に感じ、収穫の多い試合となったようでした。

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 先発の左腕・増田陸斗が粘りの投球で4回を3失点にしのぐと、3番打者の戸塚惇士が3安打2打点(二塁打1本)の活躍で一矢を報いました。主将でもある戸塚は「力の差を感じました。バッティングでも守備でもガツガツ攻めてくるところは吸収していきたいです」と話していました。 
 チームの目標は夏の全国大会出場とのこと。1週間後から始まる「町田商店カップ2026南関東支部春季大会」に向けて、今回の経験が確かな糧になるはずです。ここからの成長が楽しみです!(編集部・栗山)

<写真/小笠浜岡シニアの選手たち>

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2025年11月30日 (日)

軟式は東海大静岡翔洋中、ボーイズは浜松北が春の全国切符獲得!

 中学軟式、ボーイズ、それぞれ春の全国大会出場チームが決定しました。昨日の決勝戦のレポートです!

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11302_20251130182501 まずは第27回県中学新人大会。決勝は東海大静岡翔洋中と駿河セントラルの顔合わせとなりました。準決勝で磐田東中相手にノーヒットノーランを達成した池ヶ谷誠(2年)が、この日も実力を発揮。体全体を使ったダイナミックなフォームから、伸びのあるストレートを低めいっぱいに投げ込みます。5回までわずか1安打の快投を見せ、6回に1点を失ったものの最後まで投げ切りました。
 東海大静岡翔洋中は5対1で勝利し、見事に連覇達成。ただ、今大会は故障者の影響もあり、万全なチーム状態ではなかったとのことです。寺﨑裕紀監督も「伸びしろしかないチーム」と語っており、春に向けての成長が楽しみです。

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11304 一方、ボーイズリーグは春季全国大会県支部予選の決勝戦が行われました。浜松北ボーイズは1対1で迎えた2回に1番・島村琉聖(2年)が左中間へタイムリー二塁打を放って勝ち越し。その後も小刻みに得点を重ねます。
 投げては2番手の杉本悠斗(2年)が力投。ストレートに力のあるパワーピッチャーで、登板早々の3回のピンチでは空振り三振。4回から6回まで無失点に抑え、チームを勢いづけました。最終回は5点リードから2点差まで迫られたものの、最後はライトゴロで試合終了。杉本を中心に歓喜の輪が広がりました。
 2年連続で春の全国を決めた浜松北ボーイズはタレント揃い。優勝候補のプレッシャーがあった中、それを跳ねのける強さを示しました。試合後、主将の島村は「全員が自分の長所を出してくれた」と安堵の表情。目標は昨春の全国ベスト16を上回る「全国制覇」です。「相手投手のレベルも上がってくる。実戦を意識したバッティング練習をしていきたい」と、すでに視線は来春へ向けられていました。(編集部・栗山)

 <写真/上から東海大静岡翔洋中の選手たち、今大会の全イニングを一人で投げ切った池ヶ谷誠(東海大静岡翔洋中)、浜松北ボーイズの選手たち、2本の長打を含む3安打を放った島村琉聖(浜松北ボーイズ)>

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2025年11月17日 (月)

【ボーイズリーグ】菊川ボーイズ、小澤が投打で躍動!

 ボーイズリーグの春季全国大会県支部予選が15日に開幕しました。4年ぶりの春全国出場を目指す菊川ボーイズは、初戦で駿東ボーイズに勝利しました。
11171  序盤に3点を先制すると、先発の岡本睦祥が安定した投球で4回まで無失点。5回に1点を返されますが、ここで流れを引き戻したのがリリーフの小澤啓希でした。身長175センチ体重84キロの堂々とした体格から、最速119キロの重いストレートを力強く投げ込みます。「絶対に抑える気持ちで投げた」と気迫を込め、ピンチを切り抜けるとガッツポーズを見せました。勢いそのままに、直後の6回には4番として勝負強さを発揮。チャンスの場面で左中間へタイムリーヒットを放ち、打っても存在感を示しました。
 次戦は優勝候補の浜松北ボーイズと対戦。小澤は「前に負けているので、リベンジしたい」と、雪辱に燃えていました。
 一方の駿東ボーイズは、二塁手の長澤幸希と遊撃手の大森朝陽が印象的でした。長澤は堅実な守備に加えて、マウンドに立ったときのフォームのバランスが良く、大森はスピード感のある守備で存在感を放っていました。(編集部・栗山)

<写真/投打で力強さを発揮する小澤啓希(菊川ボーイズ)>

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