中学野球

2019年7月 8日 (月)

中学軟式の注目投手をチェックしてきました!

 一昨日と昨日は「金の卵」を探そうと、中学軟式野球の試合を見て回りました。

 07081まず、一昨日は志太榛原地区の中体総体へ。目当ては青島中の鈴木脩(3年)。2月のしんきんカップ県中学選抜大会の初戦では、特別ルールの末に敗れたものの、7回1失点の好投を見せていた右腕です。
 噂通りの、まさに本格派らしい本格派でした。体全身を使うバランスのいいフォームで角度があります。この日は港中相手に5回に2点を失ったものの、それ以外はほぼ完ぺきな内容。「ここぞ」の場面では一段階ギアが上げると、指にかかったストレートが低めに決まりました。
 もう一人、青島中で目についたのはショートを守る近藤雅也(3年)。打っても守っても動きの形がきれいな選手でした。高校で体が大きくなったときが楽しみです。 

070802  そして、昨日はこの夏、どうしても見ておきかった左腕の下に向かいました。
 吉原三中の藁科優斗。これまで県大会に出場がなく、全くの無名ですが、地元の野球関係者から「モノが違う」、「県トップの左腕では…」という情報をもらっていました。
 本来は、中学総体の富士地区予選でチェックする予定でしたが、雨の影響で伸びていました。そこで急遽、練習試合が入ったとのことで、吉原三中と合同チームを組む須津中のグランドにお邪魔しました。相手は昨秋の県大会でベスト4に食い込んだ大淵中・吉原北中。どんな投球を見せてくれるのかワクワクしました。
 初回のフォームと球を見ただけで、「来て良かった」と思わせてくれました。伸びのあるストレートに加えて、縦に鋭く変化するスライダーでバッタバッタと三振を奪っていきます。髙橋遥人(現阪神)の中学時代とイメージをダブらせてしまったほど(特にフィニッシュ時の右足一本で立っている姿が似ていました!)。
 柔らかさとしなやかさを兼ね備えている逸材。現状はまだまだストライクとボールがはっきりし、ムラが大きいのですが、そんな荒削りなところも魅力でしょう。この夏は富士地区を勝ち上がってくるのか。次は県大会の舞台で投げる姿を見たいです!(編集部・栗山)

<写真/上から鈴木脩矢(青島中)、 藁科優斗(吉原三中)>

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2019年7月 1日 (月)

静岡裾野シニアがジャイアンツカップ出場に王手!

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★6月29日 静岡県知事杯第6回ジャイアンツカップ代表決定戦 雨 愛鷹球場 

  チーム
浜松シニア 0 2 0 0 0 1 0 3
静岡裾野シニア 2 0 0 0 0 1 4

(浜)榎谷-大石
(静)土屋、岩田-岸本

 県硬式ナンバーワンの座を決める静岡県知事杯の決勝戦。雨の中断を挟み、約3時間30分に及ぶ死闘を制したのは静岡裾野シニアでした。

 07011 静岡裾野シニアは6回に勝ち越しを許するも、その裏、2死三塁から3番・岩田悠聖のセンター前タイムリーで同点に。そして、長い中断後の7回、一死一二塁から2番・森部太智がライト前に弾き返し、サヨナラ勝ちを決めました。
 静岡裾野シニアは春の全国大会で準優勝。しかし、夏の関東大会は3回戦で敗退し、全国大会出場を逃していました。「チームとしてつなぐ意識が足りなかった」と北嶋優希哉主将。もう一度、練習から取り組みを変えて、この大会にかけてきたそうです。
 県硬式ナンバーワンに輝いたものの、その先のジャイアンツカップに出場するためには、今月7日に開催予定の東海連盟2位との試合に勝たなければいけません。北嶋主将はこう意気込みます。「東京ドームでプレーするために、もっとチームの精度を上げていきます」。目標はジャイアンツカップ決勝戦の舞台、東京ドーム。最速137キロ右腕の山口凱矢を故障で欠く苦しい状況ですが、底力に期待したいです!

 一方、浜松シニアで目についたのは「2番ライト」の龍野太優。シャープなスイングが印象的でした。今後も注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/サヨナラ安打を放った森部太智(静岡裾野シニア)>

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2019年6月17日 (月)

ジャイアンツカップ予選は掛川シニア&菊川ボーイズが本予選へ

 昨日はジャイアンツカップにつながる静岡県知事杯第6回静岡県中学生硬式野球選手権大会予備予選を見てきました。
 結果の以下のようになりました。

◆掛川シニア10-0浜松インフィニティ(4回コールド)
◆菊川ボーイズ5-1浜松インフィニティ
※掛川シニア、菊川ボーイズは6月22日から開催される本予選出場を決めました。組み合わせはこちら→https://www.netto.jp/boysleagueshizuoka/

06171  この日、気になったのは菊川ボーイズの「2番セカンド」の杉本皓聖。守備では二遊間の打球に対して素早く反応して打者走者をアウトに。打っては3回にレフトオーバーのタイムリーを放ちました。
 菊川ボーイズは先日のスポニチ杯日本少年野球大会選手権大会で初戦敗退。杉本は「悔しさしかなかった」と、もう一度、原点に戻り、持ち味の泥臭いプレーを前面に出し、この日の活躍につなげました。
 次戦の相手は強豪・静岡蒲原シニア。「ボーイズの意地を見せて全国に出たい」と、高らかに宣言してくれました。(編集部・栗山)

<写真/タイムリーを放って喜ぶ杉本皓聖(菊川ボーイズ)>

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2019年4月 5日 (金)

小笠地区で中学野球の注目大会が開催されます!

Photo  毎年、好選手が輩出される小笠地区の中学軟式野球。今年も4月、5月に2つの注目大会が開催されます!

 まず、「小笠地区中学野球ペナントレース」が今月7日に開幕します。小笠地区のレベルアップを目的に、2006年
から実施されて、今年で13回目。掛川、菊川、御前崎地区の計14チームが対決します。対戦カードは画像をご覧ください。

13  また、5月3日、4日には「第13回小笠選手権大会」も開催されます。今年は東京の強豪・駿台学園中や春の全国大会に出場した浜松開誠館中も参戦。小笠地区からは予選を勝ち抜いた8チームが出場します。また、中学野球としては珍しいDH制が導入されるそうです。

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2019年3月 5日 (火)

噂の「怪物中学生」はすごかった!

 2日は県中学選抜野球大会の準決勝も気になりましたが、大東北運動公園に向かいました。開催されていたのは全日本少年軟式野球大会の大東支部予選。どうしても自分の目で確かめたかった中学生がいたからです。
 大須賀中の小城佑太。「アイツは怪物だ」、「あれこそ逸材だ」。そんな噂が昨年末からあちらこちらから耳に入り始めていました。

03051_2 この日は大浜中、城東中、大須賀中の三つ巴での対決。第1試合は城東中と大須賀中が対戦しました。まず、初回、大須賀中の選手が守備位置に散ったときに驚きました。ファーストの守備についた小城はもちろんのこと、ピッチャー・佐野公亮、キャッチャー・鈴木涼太も体が大きいです。
 しかも、試合が始まると佐野が力のあるストレートをビュンビュンと投げ込み、鈴木も強肩。それだけではありません。ショートの太田善士のセンスも抜群(あとから聞いたらまだ1年生でした!)。素材だけなら県トップレベルでしょう。これだけのメンバーが集まっても県大会に出られない西部地区のレベルの高さを感じました。 

 度肝を抜かれたのは2点を追う4回でした。3番の小城が豪快にバットを振り抜くと、打球がライトの柵を越えて、奥に消えていきました。どれだけ飛んだのでしょう。いくら、軟式のボールが変更になり、飛ぶようになったといっても、こんな中学生の打球を見たのは、渡邉隆太郎(東海大翔洋中→帝京→富士重工)以来です。
 呆然としていると、続く佐野の打球もレフトの柵を越えていきます。なんと、3番、4番の連続本塁打。ランニング本塁打ならまだしも、柵越えの本塁打はすごいです。

 試合は大須賀中がタイブレイクの末に勝利。その後、僕は別の取材のために球場を後にしましたが、残って観戦した方の情報によると、2試合目は左腕の小城が先発して完投勝利。三振もたくさん奪ったそうです。次は投げる姿を見に行こうと思います。(編集部・栗山)

<写真/本塁打を放った小城佑太(大須賀中)>

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2019年2月26日 (火)

ボーイズ県大会はスルガボーイズが優勝&気になった選手たち

 23日はボーイズリーグの春季全国大会県支部予選の準決勝と決勝を見てきました。

 優勝を飾ったのはスルガボーイズ。3月26日から始まる全国大会への出場を決めました。今大会は初戦の磐田ボーイズ戦から、菊川ボーイズ、浜松ボーイズ、島田ボーイズと、すべて強豪を倒しての優勝。工藤隆監督は「子供たちに苦しいことをさせてきた分、なんとか勝たせてあげたかった」と、嬉しそうな表情を浮かべていました。

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 02261そのスルガボーイズで目についたのは準決勝で浜松ボーイズを完封した鈴木友。球速は目測で120キロ台中盤で、相手打者のバットを押し込む伸びと威力がありました。野手では8番打者ながら、ショートを守る湯原颯太が気になった存在。体の軸がブレることなく、きれいにセンター前に持っていく選手で、体ができてくれば面白いと思いました。

 02262準優勝の島田ボーイズは、1年生左腕の亀井海夏人をようやく見ることができました。学童時代はドラゴンズジュニアに選ばれた注目選手。中学に入ってどう成長したのか楽しみでした。決勝戦の先発を任された亀井は4回まで無失点に抑えます。バランスのいいフォームに加え、低めのコントロールが抜群。中学1年生ながらボールの出し入れで勝負できているところがすごいです。5回に逆転を許して全国出場は逃しましたが、間違いなくこの世代をリードする投手になると確信しました。

02263 実はこの日、一番衝撃的だったのは、浜松北ボーイズの村松太智でした。試合前、関係者から「浜松北ボーイズのピッチャーがいい」という情報を聞き、楽しみにしていた投手でした。しかし…、試合が進んでも一向にマウンドに上がる気配がなく、最初はショート、途中からセンターを守っていました。ただ、イニング間のキャッチボールでセンターからライトに投げる姿を見たときのフォームが良く、それだけでも来た甲斐があったなと思っていました。   
 試合は2対18となり、諦めかけた最後の1イニングでした。村松がマウンドに向かいます。2点を許しましたが、ヒジが柔らかく、投げっぷりもいい。素材の良さは十分に感じました。打者6人に対した中で、一球だけ腕を思い切り振ったように見えたのですが、そのときのストレートがえぐかったです!(編集部・栗山)

<写真/上から4年ぶり3度目の優勝を飾ったスルガボーイズナイン、鈴木友(スルガボーイズ)、亀井海夏人(島田ボーイズ)、村松太智(浜松北ボーイズ)>

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2019年2月24日 (日)

富士岡中の注目バッテリーを見てきました!

02241 今日は県中学選抜野球大会の取材で浜岡球場へ。最大のお目当ては第2試合に登場した富士岡中のエース・緑川大翔。学童時代から「地元では知らぬものはいない」という右腕が噂通りの投球を披露してくれました。

 相手はソツのない攻撃を見せる曳馬中。立ち上がりは球が少し散らばって2回に1点を失います。それでも、尻上がりに調子を上げて3回以降は無失点。少しずつ、指にかかるボールが増えていきました。フォームはオーソドックスの右オーバー。下半身をしっかりと使え、腕の振りの柔らかさが特徴です。右打者のアウトコース低めに決まる速球は魅力あり。まさにキャッチャーに向かって糸を引くようなボールでした。
 現在は身長が176センチくらいとのことですが、まだ伸びそうな雰囲気。2年後、3年後にどのような投手になるのか。これからも追いかけていきたいです。
 富士岡中は「4番キャッチャー」の苫米地隆良も楽しみな選手。第3打席でセンター前安打を放ったパンチ力のある打撃、強肩が光るのはもちろん、周囲を見渡して的確な指示を出せる捕手です。今日は惜しくもタイブレークの末に敗れましたが、攻守で存在感を発揮してくれました。(編集部・栗山)

<写真/タイブレークを除き、今大会21イニングを3失点の緑川大翔(富士岡中)>

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2019年2月18日 (月)

県中学選抜野球大会が開幕しました!

 17日、18日は県中学選抜野球大会を見てきました。今年はどんな中学生と出会えるのか。2日間で気になった選手を紹介したいと思います。

02181 まず、開幕戦では大浜中の酒井翔夢が小気味のいい投球を展開。5回を1失点に抑えました。酒井の武器は曲がり幅の大きいスライダ―。キレ味があり、中学生のこの時期だと、なかなか目がついていかないと思います。
 第2試合で登場した舞阪中のフロレス・ダイゴも気になった選手の一人。独特のいいムードを持っている選手です。二塁打2本に加え、3盗塁をマーク。気温が低く寒さを感じる中、半袖のアンダーシャツでプレーする姿にも惹かれました

 02182昨日の浜岡球場第1試合は常葉大橘中対三ヶ日中の好カード。三ヶ日中は「1番ショート」の山岸廉尊の評判をよく耳にするので注目しました。試合前、ベンチ前の素振りをチェックすると、スイングスピードが違います。フォロースルーまで振り切れているところも良かったです。試合では、第2打席にライト前安打。残りの2打席はアウトになりましたが、いずれもレフト方向へ鋭い打球を飛ばしていました。今年の三ヶ日中は山岸だけではありません。素材のいい選手が揃っています。なかでもエース・小野翔也は楽しみな存在。ゆったりとしたテークバックから腕がしなやかに振れ、本格派に育ちそうな匂いを感じました。
02183 常葉大橘中は1年生キャッチャーの望月大和が2本のタイムリーを放つ活躍。攻守ともにバランスがいいので、今後が楽しみです。
 第2試合は福田中の三浦光陽がナイスピッチング! 身長156センチと小柄ですが、ストレートと変化球を低めに集め、4安打完封を飾りました。
 第3試合はタイブレークの末に敗れましたが、島田一・島田二中の遊撃手・塚本陽向が目につきました。打っては3安打(三塁打1本)、守備では反応の良さが際立っていました。(編集部・栗山)

<写真/上から酒井翔夢(大浜中)、山岸廉尊(三ヶ日中)、塚本陽向(島田一・島田二中)>

★アットエス 静岡新聞SBSオフィシャルサイト
http://www.at-s.com/sports/article/data/baseball/588468.html
※勝ち上がり表はこちらからご覧になれます。

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2019年2月12日 (火)

ジャイアンツカップのシニア静岡予選が行われました!

 9日、11日の2日間、ジャイアンツカップのシニア静岡代表決定戦を見てきました。まだ寒い時期ですが、夏の本大会に向けての熱い戦いがもう始まっています。

 9日は富士シニアのグランドで、藤枝明誠シニア対富士シニア、沼津シニア対掛川シニアの2試合をチェックしました。

02121 富士シニアの先発は若松奏弥。県シニアナンバーワン左腕との呼び声が高い木村光志はレフトの守備からスタートします。若松は春の全国大会に出場する藤枝明誠シニアを5回まで無失点に抑える好投。終盤に少し疲れて失点しましたが、体全体を使うフォームで、球威がありました。
 お目当ての木村はまず、バットで見せます。4回に右中間へ本塁打(11日の静岡裾野シニアとの試合でも本塁打を放ったそうです!)。そして、7回にマウンドに上がり、試合を締めました。

 第2試合は掛川シニアがコールド勝ち。「3番ピッチャー」の村松洲が活躍しました。投手としては腕をしっかりと振って快投。強いボールが低めにコンスタントに決まっていました。打っては鋭いスイングで内野の間を抜ける打球を放ちました。将来が楽しみな選手です。

02122 そして、10日は浜松シニアのグランドへ。第2試合の浜松シニア対伊東シニアの試合を注目しました。
 浜松シニアの先発は榎谷礼央。評判が良く、どうしても見たかった投手でした。この日は抜群の安定感を見せて伊東シニア相手に5回を投げて1安打完封。ストレートに伸びがあり、スライダーもキレキレでした。右足一本で立ったときの姿が美しく、「ピッチャーらしいピッチャー」という印象を持ちました。
 もう一人、浜松シニアで気になったのは1年生の遊撃手・進藤天。投げても打っても形が素晴らしく、いかにも「浜松シニアの選手」といった感じです。二遊間のゴロに対し、スピードが落ちることなく捕球して一塁へ送球。一連の華麗な動作に惚れぼれしました。
 02123伊東シニアの1年生左腕・髙清水慧吾も楽しみな逸材です。ヒジのしなりが半端なく、柔らかさが魅力です。まだスピードもないし、高めに抜けることが多々ありますが、焦ることなく、このまま成長してほしいです。(編集部・栗山)

<写真/上から若松奏弥(富士シニア)、榎谷礼央(浜松シニア)、髙清水慧吾(伊東シニア)>

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2019年2月 1日 (金)

田方・三島地区で第2回中・高交流指導者研修会が開催されました!

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 昨年に続き、田方・三島地区の中・高交流指導者研修会が先月27日に函南東中で開催されました。今年は昨年の約倍となる中学生99名が参加。高校野球の指導者9名が、田方・三島地区のレベルアップを目的に技術指導を行いました。

 02011アップとキャッチボールから始まり、基礎練習では走塁、ハンドリング、牽制など細かな技術を身につけ、その後、投手、捕手、内野手、外野手に分かれて練習を行いました。

 そして、最後にU-18侍ジャパンでアシスタントコーチを務めた原史彦氏(知徳副部長)が中学生に向けてこんなアドバイスを送りました。
「全日本のメンバーも、ランニング、トスバッティングなどの基本を繰り返しやっていました。なぜなら、そこが一番大事だからです。ただ、同じことをやるにしても高い意識を持っている。その意識次第で、みなさんも上手くなれると思います」

 選手からは「バッティングで手の使い方を教わり、コツをつかんだ」、「高校野球の視点で教わることができて良かった」という声が挙がり、貴重な経験になったようです。

 ぜひ、来年以降も続けてほしいと思います。

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