社会人野球

2026年8月27日 (木)

都市対抗開幕! 補強・相羽寛太が逆転勝利導く執念の安打

 第97回都市対抗野球大会が開幕しました。13人が補強選手に選ばれたヤマハ勢。各チームでどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!
 まずは佐藤廉、相羽寛太、舟久保秀稔が東邦ガスの一員として東京ドームでプレーしました。
08271_20260827180501  試合は9回裏、東邦ガスが代打・宮﨑海の劇的なサヨナラ満塁本塁打で勝利。チャンスメークしたのは「6番ショート」で出場した相羽でした。2点を追う苦しい展開の中、1死から打席に立つと、0-2と追い込まれてから粘り、7球目を鋭い打球でセンター前へ。逆転サヨナラの流れを呼び込みました。
 5回にも先頭打者でセンター前安打を放ち、その後の先制点につなげ、堅実な守りでも存在感を発揮しました。昨年の都市対抗では首位打者賞を獲得。「考え方の整理ができるようになり、心に余裕を持って打席に立てるようになっている」と堂々とプレーする姿が印象に残りました。初めての補強選手としての出場にも「やりやすい環境を作っていただいている」と感謝。「ベスト4以上に行けるように貢献していきたい」と試合後は笑顔も。2年連続で東京ドームで輝きを放ってほしいです。
08272  投げてはヤマハのエースを務める佐藤が8回から登板。走者を許しながらも2回を無失点に抑え、勝利に貢献しました。(編集部・栗山)

<写真上/2安打を放った相羽寛太(東邦ガス)>
<写真下/粘りの投球を見せた佐藤廉(東邦ガス)>

| | コメント (0)

2026年8月13日 (木)

赤いユニフォームでアピール! ヤマハ・沢山優介、都市対抗へ

 8月26日に東京ドームで開幕する都市対抗野球。ヤマハは出場を逃しましたが、13人が補強選手に選ばれ、各チームに合流しています。

★東邦ガス(名古屋市)=佐藤廉、相羽寛太、舟久保秀稔
★トヨタ自動車(豊田市)=沢山優介、永濱 晃汰、網谷圭将
★三菱自動車岡崎(岡崎市)=小林寛弥、矢幡勇人
★西濃運輸(大垣市)=水野匡貴、大本拓海、前野幹博
★Honda鈴鹿(鈴鹿市)=佐藤大善、土山翔生

08131_20260813154601  プロ注目の沢山優介はトヨタ自動車へ。今日は日本大とのオープン戦に先発しました。
 ネット裏には甲子園の視察を終えた多くのスカウトが集結。その中で、持ち味を発揮する投球でアピールしました。
 初回、2回を三者凡退のスムーズな立ち上がり。3回は先頭打者にセンター前安打を許したものの、続く打者のバント処理で二塁封殺。今年は安定した投球を続けていますが、投げるだけでないこういったフィールディングも進化している様子が見てとれました。
 5回まで投げて、許した安打は2本のみ。本大会での登板に期待が持てる投球でした。
 ヤマハのユニフォームに見慣れていますが、トヨタカラーの赤も似合っている沢山。次は東京ドームでどんな投球を見せてくれるのか注目です!(編集部・栗山)

| | コメント (0)

2026年7月 8日 (水)

【ヤマハ対中日2軍】沢山が3回無失点&芹澤が152キロをマーク!

 8年ぶりに都市対抗本大会出場を逃したヤマハが、再び動き出しました。予選敗退から半月。秋の日本選手権を見据え、今日はナゴヤ球場で中日2軍と対戦。新たな挑戦の第一歩を取材してきました。

07081_20260708211801  先発したのは秋のドラフト候補に挙がる沢山優介。まずは2軍で調整中の大島洋平から三振を奪い、好スタートを切ります。予定の3イニングを2安打無失点に抑え、「真っ直ぐの質と精度を確認したかった。まずまずだったと思います」と振り返りました。角度のあるストレートは150キロを計測。安定した投球に欠かせない変化球にもキレがありました。
 都市対抗予選については「粘り切ることができなかった。しっかりと受け入れて、切り替えていくしかないです」と前を向きます。悔しさを胸に、秋へ向けてスタートを切りました。
07082_20260708211801  2番手には注目のルーキー・芹澤大地が登板。入社後4試合目のマウンドでしたが、プロ相手にも堂々たる投球を披露しました。2イニングを無失点。両イニングとも先頭打者の出塁を許したものの、その後は伸びのあるストレートで押し切りました。球速は常時148~150キロをマークし、最速152キロを計測。ムチのようにしなる腕の振りは何度でも見たくなるほど。150キロ超のストレートが捕手のミットに突き刺さるたび、思わずぞくっとしました。地元・名古屋での登板を終え、「しっかりと腕を振って投げることができました。秋は戦力になりたいです」と力強く語りました。
 打線では、こちらもプロ注目の清水智裕が二塁打を含む3安打を放ち、持ち前のパンチ力をスタンドのスカウト陣にアピールしました。
 試合は1対1のまま延長戦へ。10回、相羽寛太が根尾昂から勝ち越しタイムリーを放ち、ヤマハが2対1で競り勝ちました。(編集部・栗山)

<写真上/安定感のある投球を見せた沢山優介(ヤマハ)>
<写真下/初めてプロ相手に登板した芹澤大地(ヤマハ)>

| | コメント (0)

2026年6月10日 (水)

【都市対抗予選】浜松開誠館出身・長屋竣大(ENEOS)が復活! 153キロをマークして2回無失点

06101_20260610080601 昨日は横浜スタジアムで都市対抗の西関東予選を取材しました。お目当てはENEOSの長屋竣大です。浜松開誠館では3年夏の代替大会でエースとして準優勝。その後、立命大時代にはドラフト候補に挙がるも、4年時にトミー・ジョン手術。プロ志望届を提出せずに社会人入りしていました。
 入社2年目の今年は4月のJABA京都大会から登板していたので、都市対抗予選での出番があるかもと期待していました。

 昨日の日産自動車戦。6回から上がります。いきなり153キロを計測。この回を三者凡退に抑えると、7回は2人のランナーを許しましたが、最後はショートゴロに抑えて無失点でベンチに戻りました。
 全身を使った躍動感のあるフォームから繰り出す伸びのあるストレート。制球が乱れない安定感と、どんな場面でも臆することなく攻め込める強気な姿勢も印象的でした。彼を生で見るのは6年ぶりでしたが、着実な成長の跡を感じました。夏から秋にかけてどう評価が高まっていくのか注目していきたいです。(編集部・栗山)

<写真/ピンチを切り抜け、ガッツポーズを作る長屋竣大(ENEOS)>

| | コメント (0)

2026年6月 7日 (日)

【都市対抗予選】ヤマハが快勝&常葉大菊川出身・漢人友也がサイドで進化!

 社会人野球の東海地区2次予選。第3代表決定戦に回っているヤマハは、昨日の2回戦でHonda鈴鹿を下しました(7対2)。

06071_20260607090101  この日は打線が目を覚ましました。昨年の日本選手権で完全試合を達成した井村勇介に対し、序盤から積極的にバットを振っていきます。 2回、8番・網谷圭将、9番・前野幹博のタイムリーで2点を先制。3回には3番・矢幡勇人、4番・大本拓海、5番・永浜晃汰の3者連続二塁打でリードを4点に広げました。
 その後、2点差まで追い上げられましたが、8回にダメ押しとなる3点を追加。試合を決定づけました。
 攻守で存在感を示したのが、今年13年目を迎えるベテランの前野です。「これが本当に9番か!」と思わせるような豪快なスイングで二塁打2本を放ってチームを勢いづける大砲。「打順は気にしていません。上位につなぐという気持ちで打席に立っています」と本人は話します。さらに右翼の守備で長打になりそうな後方に難しい打球を好捕し、投手陣を盛り立てました。

 投手陣はエースの佐藤廉が5回2失点と粘投。2番手の水野匡貴も2回を無失点に抑え、流れを渡しません。そして8回には沢山優介がマウンドへ。申原直樹監督が「自信を持って送り出すことができている」と信頼を寄せるドラフト候補です。この日の最速は球場のスピードガンで151キロ。角度と速さを兼ね備えたストレートを武器に、最後までHonda鈴鹿打線を封じ込みました。

 一方、Honda鈴鹿は常葉大菊川出身の漢人友也が2番手で登板し、3回無失点と好投しました。
「昨年の日本選手権でもヤマハさんを抑えることができていたので、そのいいイメージのまま投げることができました」
06072_20260607090401  そう試合を振り返った漢人は、昨年からサイドスローに転向。「自分が投げやすいフォームよりも、相手が打ちづらいフォームは何かを考えた結果、この形に辿り着きました」と明かします。オーバースロー時代と比べると、腕の振りの鋭さが増した印象。本人も「左打者を抑えやすくなった」と手応えを口にします。転向当初は制球面に課題を抱えていたものの、ここにきて安定感が増し、重要な場面を任されるケースも増えてきました。
 チームは第6代表決定戦に回ることになりましたが、ここから巻き返して東京ドームのマウンドに立つ姿を見たいです。(編集部・栗山)

<写真上/2回にライトオーバーのタイムリーを放ち、ガッツポーズを作る前野幹博(ヤマハ)>
<写真下/サイドに転向し、役割を果たす漢人友也(Honda鈴鹿)>

| | コメント (0)

2026年4月 8日 (水)

【JABA静岡大会】ヤマハは準決勝で惜敗 髙須が衝撃の三者連続三振!

 JABA静岡大会の決勝トーナメント。ヤマハは準決勝で東京ガスと対戦しました。

04081_20260408184701  初回、矢幡勇人のタイムリー二塁打で幸先よく先制します。しかし3回、エース・佐藤廉が2死から走者を2人背負うと、ドラフト候補・藤澤涼介に4球目をライトポール際へ運ばれ、痛恨の3ラン。「他のバッターならファウルになる打球。すごいバッターだった」と佐藤は脱帽しました。その後は立ち直ったものの、7回途中での降板に「途中交代は悔しい。もう一つレベルアップが必要」と課題を口にしました。
 8回にはルーキー・髙須大雅が登板。先頭の藤澤に対し、いきなり152キロを計測し、スタンドをどよめかせます。カウント2-2からの5球目、153キロのストレートで空振り三振。続く2人もねじ伏せ、3者連続三振。ベンチからは「髙須えぐい!」と驚嘆の声が上がる圧巻の投球でした。
 打線では、故障から復帰した3年目の小林寛弥が「6番・ファースト」で先発出場。6回にはレフト前へタイムリーを放ちました。4月23日に開幕するJABA長野大会へ向け、チームには確かな厚みが生まれつつあります。(編集部・栗山)

<写真/三者連続三振を奪い、小林寛弥と笑顔でタッチを交わす髙須大雅(ヤマハ)>

| | コメント (0)

2026年4月 7日 (火)

【JABA静岡大会】三菱自動車岡崎・近藤愛斗が凱旋登板!

 JABA静岡大会のリーグ戦最終日。三菱自動車岡崎は、浜松開誠館出身の近藤愛斗が地元・浜松球場で先発しました。高校3年夏以来となる浜松球場のマウンド。「投げやすかった」と振り返った近藤は、初回を3者凡退に抑えると、2回、3回も走者を許さない安定した投球を続けました。  
04071_20260407195601  しかし4回、先頭打者にセンターオーバーの二塁打を浴びると、1死後にセンター前へ運ばれ失点。その後、連続四球で満塁としたところで無念の降板となりました。「ランナーを出してからの場面で課題が残りました。もっとゾーンで勝負すべきでした」と悔しさを滲ませました。
 今シーズンはプロ解禁の年。春先は状態が上がらず、この日が公式戦初登板でしたが、球速は浜松球場のスピードガンで145キロを計測。ここからの上積みに期待がかかります。
 この日は東都大学リーグも開幕し、高校時代の相棒・中央大の新妻恭介がスタメン出場。2打点を挙げる活躍を見せました。「自分も負けていられない。もっともっと練習しないとダメです」と、近藤は悲壮感を漂わせながら球場を後にしました。
04072_20260407200001  一方、ジェイプロジェクトは9回に浜松商出身の澤口志堂が代打で登場。持ち味のパワーを発揮し、ライト前へ鋭い打球の安打を放ちました。(編集部・栗山)

<写真上/今季公式戦初登板となった近藤愛斗(三菱自動車岡崎)>
<写真下/代打で安打を放った澤口志堂(ジェイプロジェクト)>

| | コメント (0)

2026年4月 2日 (木)

JABA静岡大会開幕! ヤマハはドロー発進&エイジェック・片平吉信が意地の2点打

 社会人のJABA静岡大会が本日、開幕しました。地元のヤマハは日本製鉄かずさマジックと対戦し、1対1の引き分けで初戦を終えました。

04021_20260402202001

 先発の佐藤廉は初回に1点を失ったものの、回を追うごとに調子を上げ、終わってみれば11奪三振の力投。「ダメだったところを修正して、次に生かしていきたい」と前を向きました。
 打線は相手投手の好投に苦しみましたが、7回に矢幡勇人の犠飛で同点に追いつきました。申原直樹監督も「やろうとしていることはできている。次につながる引き分けだった」と収穫を口にしていました。

04022_20260402201901  今大会には県出身者も多く出場しています。エイジェックでは静岡高出身の片平吉信が途中出場。1点を追う9回、無死満塁の場面で打席が回ってきました。「何が何でも一本を出したかった」と、追い込まれながらも粘り、ライト前へ2点タイムリー。高校3年夏以来となる浜松球場で結果を残しました。
 社会人2年目の昨シーズンは春先に右の親指を骨折し、出場機会が減って悔しいシーズンに。それだけに今シーズンにかける思いは強く、「今回静岡に来て、打撃の状態が上がってきています。今年はチームの中心として、走攻守で引っ張っていきたい」と力強い言葉が聞けました。次戦以降も期待したいです!(編集部・栗山)

<写真上/初戦は引き分けに終わったヤマハの選手たち>
<写真下/逆転タイムリーを放ち、塁上で喜ぶ片平吉信(エイジェック)>

| | コメント (0)

2026年3月12日 (木)

【オープン戦】専修大・山本和輝が2安打!ラストシーズンへアピール

 昨日はヤマハと専修大のオープン戦がヤマハ豊岡球場で行われました。

03121 ヤマハは大エースの佐藤廉が先発。緩急自在の圧巻の投球を見せました。
 その佐藤廉から2安打を放ったのが、「8番セカンド」で出場した静岡高出身の山本和輝(新4年)。第1打席で二塁内野安打、続く第2打席では変化球をとらえてレフト前安打。レギュラー獲りへアピールしました。
 専修大は今年2月、町田公二郎監督が就任。打撃投手を務める町田監督のボールを打つ中で、山本は下半身の使い方をこれまで以上に意識するようになり、状態を上げてきているそうです。
 静岡高時代は2年夏の甲子園に出場。大学入学後は1年春からリーグ戦に出場したものの、昨年までは完全なるレギュラーと言い難い状況でした。大学ラストシーズンにかける思いは強く、試合後は「佐藤さんから打てたことを自信にして、春のリーグ戦では1部昇格に貢献できるように頑張りたい」と抱負を語ってくれました。
 また、専修大は常葉大菊川出身の橘木千空(新1年)が早くも「5番ファースト」で出場。この日は佐藤廉の前に2打数無安打に終わりましたが、チーム合流後のオープン戦では初打席で本塁打を放つなど、高いポテンシャルを感じさせています!(橘木についてはこちらでも紹介しています!→(http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2026/01/post-059f90.html)。
 一方のヤマハは専修大OBの矢幡勇人がスタメン出場し、2打数2安打(2塁打1本)をマーク。今年36歳になるベテランが健在ぶりを示しました。(編集部・栗山)

<写真/2安打を放った山本和輝(専修大)>

| | コメント (0)

2026年2月16日 (月)

【オープン戦】ヤマハ快勝、ハヤテ静岡勢が躍動

 2月とは思えない暖かさの中で行われた昨日のヤマハとハヤテのオープン戦。草薙球場には試合前から多くの観客が詰めかけていました。
02161_20260216135601  ヤマハはブラジル代表としてWBCを控える沢山優介が5回無失点。球場のスピードガンで148キロを計測したストレートの角度は圧巻でした。そして9回にマウンドへ上がったエース・佐藤廉も三者連続三振に仕留め、貫禄の完封リレーでした。打線では2年目の清水智裕が3安打2打点の活躍を見せるなど、計12得点を奪いました。
 一方のハヤテでは、静岡県勢が存在感を示してくれました。掛川西出身のルーキー・後藤響が6回に登板し、三者凡退の好投。3番・相羽寛太、4番・網谷圭将から連続三振を奪うとスタンドのハヤテファンから歓声が上がりました。「力以上のものが出せました。自信になります」と試合後に語っており、今後が楽しみです。また、東海大静岡キャンパスから入団した德山俊は7回に代打で出場し、ライト前安打。ミートの巧さを披露してくれました。
02162_20260216135801  静岡関連でもう一人。今季から野手コーチとして加入した森下宗氏が三塁コーチに立っていました。掛川工出身で愛知工業大を経て広島に3年間在籍。引退後は「掛川シニア」の監督として、2024年にチームを初の全国出場へ導いた実績を持ちます。広島仕込みの泥臭さをチームに注入してくれることに期待したいです!(編集部・栗山)

<写真上/タイムリーを放った清水智裕(ヤマハ)>
<写真下/今季加入した森下宗コーチ(ハヤテ)>

| | コメント (0)

より以前の記事一覧