母校の快進撃を刺激に! 掛川西出身・上村知哉(静岡硬式野球倶楽部)の挑戦
甲子園で初戦を突破した掛川西。明日15日、2回戦は岡山学芸館と対戦します。
そんな母校の頑張りに刺激を受けているOBの一人が静岡硬式野球倶楽部でプレーする上村知哉さんです。
「3番ライト」で活躍した高校3年の夏。初戦の藤枝明誠戦で2安打を放つと、その後もコンスタントに安打を重ねて決勝進出に貢献します。
しかし、決勝戦は静岡高に1点差で敗退。甲子園の土を踏むことは叶いませんでした。
「今年の甲子園出場は素直に嬉しい」と話す上村さん。県大会の決勝戦は草薙球場で応援して、歓喜の瞬間を味わったそうです。
自らは現在、静岡朝日テレビに勤務。その傍ら、入社2年目に大学の先輩に誘われたことがきっかけで静岡硬式野球倶楽部に入団しました。
5年目となる今年は初めて都市対抗2次予選を経験。王子戦では1安打を記録しました。「企業チームはレベルが違いました。でもそこを経験して来年、もう一度挑戦したいという気持ちが出てきました」。平日はスポーツジムで体を動かす程度。それでも、シャープで力強いスイングは高校時代と変わりません。「同級生で本格的に野球をやっているのは自分だけですかね…」と笑う上村さん。純粋に野球を楽しむ姿が眩しかったです。(編集部・栗山)
◆上村知哉(うえむら・ともや)
1997年3月26日生まれ、静岡県掛川市出身。城東中から掛川西へ。高校3年夏は県決勝進出。卒業後は立教大でプレーした。現在は静岡朝日テレビに勤務。176cm90kg、左投左打。