社会人野球

2023年8月 8日 (火)

【静岡県知事杯】ヤマハが2年連続V!

 第5回静岡県知事杯社会人・大学野球対抗戦が5日、6日に開催されました。
 今夏の都市対抗準優勝のヤマハに加え、クラブチーム、大学生チームの計6チームで県知事杯をかけた戦いが繰り広げられました。

<1回戦>
静岡産業大 5-0 浜松ケイ・スポーツBC
山岸ロジスターズ 6-4 静岡大

<準決勝>
浜松ケイスポーツBC 3-0 東海大静岡キャンパス
ヤマハ  11-0 山岸ロジスターズ(5回コールド)

<決勝>
ヤマハ  11-0 浜松ケイ・スポーツBC(5回コールド)

08081  決勝戦は浜松ケイ・スポーツBCとヤマハのカードとなりました。ヤマハは初回に相手のミスの間に先制すると、3回に2番・永濱晃汰のタイムリーなどで一挙6点を追加。さらに4回には8番・相羽寛太の走者一掃のタイムリー二塁打などで4点を奪います。投げては先発の佐藤廉が5回を無失点に抑えてコールド勝ちを決めました。
 最優秀選手賞を獲得したのは相羽。準決勝では第1打席に右中間を破る三塁打。続く第2打席も右方向へ二塁打。2試合トータルで6打数5安打8打点を大活躍を見せました。都市対抗の予選は故障の影響で出場できず。本大会も先発出場は1試合のみで、チームは準優勝したものの「悔しい思いの方が強い」と話します。右方向に長打が出るのは好調の証。「日本選手権はスタメンで試合に出られるようにしたいです」と気持ちを切り替えていました。
08082  また、投手陣は新戦力が台頭してきています。準優勝では最速152キロを誇るルーキーの有本雄大が5回を被安打2で無失点。力強い球を投げていました。

 一方、浜松ケイ・スポーツBCは浜松城北工出身の佐野楓が2安打をマーク。柔らかいバットコントロールで右に左に打ち分けていました。高校卒1年目の選手。社会人の一線級から打ったことは自信になるはずです!(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した相羽寛太(ヤマハ)>
<写真下/準優勝で好投した有本雄大(ヤマハ)>

| | コメント (0)

2023年7月26日 (水)

【都市対抗】ヤマハが堂々の準優勝

07261_20230726111801

 昨日は草薙球場から都市対抗が行われている東京ドームへ。33年ぶりに決勝戦に進んだヤマハ対トヨタ自動車の一戦を取材しました。
 試合は2対4で敗れたものの、随所にヤマハらしさを発揮。大本拓海秋利雄佑が本塁打を放ち、内野席だけでなく外野席まで埋まったスタンドを盛り上げました。印象的だったのは、先発を任された辻本宙夢(東邦ガス)の試合後の涙。初回に先制2ランを浴びるなど3回で3失点を喫し、「信頼して起用してもらったので、結果で恩返ししかったです」と悔しさをにじませていました。磐田市出身の辻本。地元チームの快進撃に貢献してくれたことに間違いありません。
07262  また、「相手のピッチャー(嘉陽宗一郎)が一枚も二枚も上。力負けです」と話してくれたのが9回に意地の本塁打を放った秋利。「9回の打撃を(見逃し三振に終わった)初回にできていたら、チームを勢いづけることができたと思います」と悔やんでいました。
 残念ながら浜松市に黒獅子旗を持ち帰ることはできませんでしたが、33年ぶりの決勝進出で新たな歴史を作ってくれました。この経験を糧に秋の日本選手権ではぜひ頂点を獲ってほしいです。
 なお、ヤマハからは以下の選手が表彰を受けました。おめでとうございます。(編集部・栗山)

【久慈賞】網谷圭将
【優秀選手】フェリペ・ナテル、秋利雄佑、前野幹博、網谷圭将、矢幡勇人

<写真上/試合後、スタンドに挨拶するヤマハの選手たち>
<写真下/久慈賞を受賞した網谷圭将(ヤマハ)>

| | コメント (0)

2023年7月18日 (火)

【都市対抗】ヤマハが3年ぶりの勝利!

 都市対抗野球本大会。ヤマハが3年ぶりに東京ドームで勝利しました!
07181_20230718175501  先発は左腕の佐藤廉。順調な立ち上がりを見せるも、3回に2点の先制を許します。嫌な流れを断ち切ったのがコーチ兼任のフェリペ・ナテルでした。なおも無死一三塁のピンチの場面でマウンドに上がると、「1点もやれない場面。全力でいった」と気迫を前面に出した投球で後続をピシャリと抑えます。続く4回も三者凡退に。すると、5回にビッグイニングを作ります。5番・貞光広登(補強)、6番・大本拓海の連続二塁打でまず1点。8番・中田悠斗がライト前安打でつなぎ、9番・舟久保秀稔の犠飛で同点に追いつきます。
07182_20230718180001  ここから、まさかの展開が待っていました。2死一二塁から3番・吉田有輝(補強)のライト前タイムリーで二塁走者が生還。と誰もが思った瞬間、相手投手のピッククロック(投手は走者がいるときは20秒以内に投球動作を始めないといけない)の違反があり、走者が戻されて、投球がやり直しとなります。室田信正監督は主審に抗議しましたが、判定はそのまま。球場が異様な空気に包まれました。その中で吉田は、やり直しの1球を冷静に見逃して四球を選びます。満塁となり、打席には3番・矢幡勇人を迎えます。「吉田がフォアボールでつないでくれた。思いが伝わった」と初球を振り抜くと、打球はライト方向に伸び、フェンスに直撃。走者一掃の勝ち越し三塁打となりました。「やってきたことを、ここという場面で出せて、ホッとしました」。
07183  その後は、近藤卓也水野匡貴波多野陽介の継投。打線も7回、8回に追加点を挙げて7対3で快勝しました。2回戦はJR東日本東北と対戦(21日第3試合)します。(編集部・栗山)

<写真上/好リリーフを見せたフェリペ・ナテル(左)>
<写真中/タイムリーを含む2安打3打点の活躍を見せた矢幡勇人>
<写真下/3年ぶりの本大会勝利に導いた室田信正監督>

| | コメント (0)

2023年7月12日 (水)

【都市対抗】県内関連選手の活躍に期待!

07121_20230712101501  第94回都市対抗野球大会が東京ドームを舞台に14日に開幕します。5年連続44回目出場のヤマハにはもちろん、他チームにも活躍が楽しみな県内関連選手がたくさんいます。
 昨年の都市対抗優勝に貢献したENEOSの小豆澤誠は今年も健在。6月のJABA北海道大会では本塁打を放っています。また、予選6試合で6安打4打点をマークした三菱重工Westの佐藤悠輝、JFE東日本からHondaに補強される俊足巧打の中澤彰太のプレーも注目です!

<写真/小豆澤誠(ENEOS)>

__________________

◇今大会出場の県内関連選手

★ENEOS

・小豆澤誠(飛龍-上武大)
・篠原涼(敦賀気比-筑波大)※富士宮市出身
・安本竜二(静岡高-法政大)

★Honda

・中澤彰太(静岡高-早稲田大)※補強選手

★東京ガス

・井手駿(高蔵寺-静岡大)
・石川裕也(東海大相模-日大国際関係学部)

★ヤマハ

・水野匡貴(静岡高-明治大)
・村木文哉(静岡高-筑波大)
・沢山優介(掛川西)
・大本拓海(掛川西-立命館大)
・秋利雄佑(常葉菊川-カリフォルニア州立大ノースリッジ校)
・相羽寛太(静岡高)
・中田悠斗(藤枝明誠-中央大)
・辻本宙夢(静岡高-駒澤大)※補強選手

★三菱自動車岡崎

・鈴木翔也(静岡高-関西学院大)
・伊藤大地(浜松商)

★王子

・山梨智也(静岡東-立命館大)

★西濃運輸

・石田雄大(刈谷-静岡大)
・山下大輝(飛龍-常葉大浜松)
・落合竜杜(常葉菊川-法政大)

★東海理化

・続木悠登(横浜商科大高-日大国際関係学部)※補強選手
・平野英丸(静岡高-駒澤大)※補強選手

★NTT西日本

・夏目大(常葉橘-専修大)

★三菱重工West

・佐藤悠輝(飛龍-東北福祉大)

| | コメント (0)

2023年6月29日 (木)

ヤマハが黒獅子旗獲得に向けて好スタート!

 5年連続44度目の都市対抗本大会出場を決めたヤマハ。補強選手も合流し、昨日は予選後、初めてとなるオープン戦を行いました。
 同じく本大会に出場する東海理化相手に16対2で勝利。圧巻の打撃力でした。初回に1番・秋利雄佑、2回・前野幹博の連続本塁打でスタート。2回以降も毎回のように単打と長打を積み重ねていきました。本大会に出場する32チームの中で、破格力のある打線はトップクラスでしょう。

 なかでもこの日、光っていたのが舟久保秀稔。予選では全試合スタメン出場し、第2代表獲得に貢献したルーキーです。「8番ライト」で出場すると、第1打席はセンター前安打、第2打席はライト前安打、そして3打席目は東京国際大時代の先輩にあたる重川恵詩から左中間に本塁打を放ちました。逆方向に持っていった一発。舟久保の好調時はセンターからレフト方向にライナー性の強い打球が飛ぶのですが、まさにそんな一撃でした。
 ただ、本塁打が出ても全く笑顔はありません。「毎試合1本をイメージして、オープン戦で結果を残していくだけです」と話す舟久保。野球人生で初めての全国の舞台に向けて、必死さが伝わってきました。

06291_20230629173201

 また、プロ注目の相羽寛太は9回の1イニングのみ守備につきました。予選は故障で欠場して心配していましたが、十分に動ける感じ。華麗な守備を東京ドームで見たいです。

06292_20230629173101  一方、東海理化には、JR東海から補強で選ばれた平野英丸(静岡高出身)の姿がありました。まだ合流3日目。この日の自チームのユニホームで出場しました。3番打者を任されて、第3打席にセンター前安打を記録。前日のオープン戦では無安打に終わっていたそうで試合後は胸をなでおろしていました。「ドームでは楽しんでプレーしたい」と平野。持ち味の勝負強さを発揮してほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/ 本塁打を放ち長谷川雄一コーチとハイタッチする舟久保秀稔(ヤマハ)>
<写真下/東海理化の補強選手としてプレーする平野英丸(JR東海)>

| | コメント (0)

2023年6月 6日 (火)

【都市対抗予選】静高出身の梶山監督が率いる三菱自動車岡崎が本大会へ。浜商出身の伊藤大地が決勝打!

06061_20230606204701 都市対抗の東海地区2次予選は佳境に入ってきました。昨日はヤマハが5年連続44度目の本大会出場を決めました。おめでとうございます!
 そして、今日の第3代表決定戦では静岡高出身・梶山義彦監督が率いる三菱自動車岡崎が1対0で勝ちました。虎の子の1点を叩き出したのは浜松商出身の伊藤大地。梶山監督が「期待できる選手」という代打の切り札は8回2死三塁の場面で登場すると、3球目を三遊間に弾き返します。これが相手の失策を誘って、三塁走者が生還しました。
06062_20230606204701 三菱自動車岡崎は3年ぶりの本大会出場。2021年のシーズン終了後に就任した梶山監督は試合後、ホッとした表情を浮かべながら、「まだまだこれからのチーム。ドームでは相手に思い切りぶつかっていきたい」と意気込んでいました。
 なお、「静岡高校野球2023夏直前号」(6月21日発売予定)では梶山監督のインタビュー記事を掲載。「レジェンドインタビュー」と題し、静岡高時代のエピソードを中心に貴重な話をたっぷりと伺ってきました。

 今日は第6代表の2回戦も行われ、JR東海が東邦ガスに勝利。JR東海の牛場友哉がライトへの本塁打を含む3安打の大活躍を見せました。一方、6年連続で本大会に進んでいた東邦ガスは静岡高出身のエース・辻本宙夢が6回から登板するも予選敗退。都市対抗予選の厳しさをあらためて感じました。(編集部・栗山)

<写真上/本大会出場決定後、スタンドに感謝の言葉を伝える梶山義彦監督(三菱自動車岡崎)>
<写真下/相手の失策を誘う三遊間への打球を放った伊藤大地(三菱自動車岡崎)>

| | コメント (0)

2023年3月16日 (木)

【センバツ直前特別企画】Honda鈴鹿の常葉大菊川コンビが母校にエール!

 いよいよセンバツの開幕まで2日。県内からは10年ぶりに常葉大菊川が出場します。今回は直前企画ということで同校出身の栗原健と漢人友也(ともにHonda鈴鹿)に話を伺ってきました。

03191_20230316101901


★栗原が漢人に意識改革!?

03192_20230316102801社会人3年目を迎える栗原健

――まず、今の2人の状態から聞かせて下さい。
漢人 栗原さんはめちゃくちゃいいですよ。今回の沖縄キャンプではチームのMVPでした。
――それはすごい!
栗原 オープン戦を7試合やって、15打数8安打でした。
――栗原選手は社会人3年目となりますが、打撃面での変化はありますか?
栗原 体作りはもちろん、今年は技術的なところも0から見直しました。
――今日のオープン戦では逆方向への鋭いあたりが目立っていました。
栗原 そうですね。狙っているわけではないのですが、あっちにいっているのはいい状態の証拠だと思います。あとは、必ず状態が落ちるときが来ると思うので、それを引きずらないようにするのが今年のテーマです。

03193ルーキーの漢人友也

――ルーキーの漢人投手も順調に来ている感じですね。
漢人 そうですね。ここまでのオープン戦で4試合で投げてきました。
――今、意識的に取り組んでいることはありますか?
漢人 コントロールを間違えないことですかね。
――今日のオープン戦では腕が振れて、ストレートが走っている印象でした。球速的な目標は持っていますか?
漢人 大学で150キロだったので、153キロくらいは。
栗原 155キロって言っておけよ(笑)。コイツ、本当に欲がないんです。最初、社会人に来たときも、「社会人で1年でも長く続けていきたい」って言っているから、「やるからには2年、3年はプロを目指せ」って言ったんです。せっかく、いいものを持っているんですから。もちろん、チームに貢献することも大切ですけど、意識を高く持たないと絶対に野球って上手くならないので。今はコイツの意識改革からやっています(笑)。
――いい先輩ですね。
漢人 はい。本当に頼りになる先輩で。2年後のプロを目指して欲を持ってしっかりやっていきます。

★全国優勝を目指してほしい!

――母校の常葉大菊川が甲子園に帰ってきます。楽しみですね。
栗原 あのピンストライプのユニホームが甲子園で見られると思うと嬉しいですね。菊川らしく、楽しそうにプレーしている姿を全国のファンに見せてほしいです。やっぱり、強いチームに勝ってくれる期待があります。
――漢人選手はいかがでしょうか?
漢人 栗原さんと同じで。
栗原 しっかり話せよ(笑)。でも、お前は甲子園で完封しているんだよな。すごい。
漢人 はい。今回は10対0で勝ってほしいです。
――振り返って、甲子園のマウンドの印象はどうでしたか?
漢人 傾斜が他の球場とは違う感じでした。ピッチャーにもよると思うんですけど、いかに早く対応できるかが大事だと思います。
栗原 今年はセンバツで菊川に優勝してもらって。俺たちも日本一を目指して頑張ります。

◆栗原健[くりはら・けん]
1998年4月22日生まれ、愛知県あま市出身。小学1年時に野球を始め、中学時代は「愛知尾州ボーイズ」でプレー。常葉菊川(現常葉大菊川)では1年秋からレギュラーとなり、高校通算48本塁打を記録。3年夏に「1番センター」で甲子園出場を果たす。亜細亜大を経て、現在はHonda鈴鹿でプレーする。173cm80kg、左投左打。

◆漢人友也[かんど・ともや]
2000年5月3日生まれ、静岡県掛川市出身。桜木小2年から「桜木野球少年団」で野球を始め、桜が丘中では3年春に全国大会ベスト8。常葉大菊川では1年秋からエースとなり、3年夏の甲子園では完封勝利を挙げるなどベスト16入りに貢献した。中京大では最速150キロを計測し、通算7勝を記録。181cm75kg、右投左打。

※常葉大菊川の選手を紹介している「静岡高校野球2023春号」は現在、県内の各書店&Amazonで発売中です。
https://onl.la/SaJQAg5

| | コメント (0)

2023年3月14日 (火)

岐阜聖徳学園大で活躍する静岡勢を見てきました!

 今日はHonda鈴鹿と岐阜聖徳学園大のオープン戦へ。
 今年、静岡県から有望選手が進学している岐阜聖徳学園大。すでに何人かはオープン戦に出場しているという情報があったので楽しみでした。

03141  Honda鈴鹿のグランドに着き、スタメンのアナウンスを聞いてビックリしました。
 先発メンバーのうち、投手を含めて静岡出身選手がなんと5人。「5番指名打者」の矢岸淳(新4年/御殿場西出身)、「6番ライト」の勝亦優真(新2年/静岡学園出身)、「8番ショート」の横尾慎一郎(新3年/島田樟誠出身)、「8番キャッチャー」の大村和巳(新4年/清水桜が丘出身)、先発投手は伊藤貴人(新3年/浜松湖北出身)でした。
 今年は投手陣の中心的存在として期待される伊藤。2回に一発を浴びましたが、3回を投げて打たれた安打はその一本のみ。ストレートに力があり、曲がり幅の大きいスライダーとのコンビネーションが良かったです。ネット裏の目の肥えた社会人ファンから「これは十分に社会人でやっていけるピッチャーだぞ」という声も聞こえたほど。安定感が際立っていました。
 続く2番手で登板したのが、新1年生の丸山寛尽 (浜松開誠館出身)。2回3失点も、角度のあるストレートに将来性を感じました。
03142  そして3番手は同じく新1年生の孫俊郎 (島田樟誠出身)。最初の1イニング目は2三振を奪って三者凡退に。高校時代に比べ、フォーム全体に力強さが増した印象。ストレートで空振りを奪う場面もありました。2イニング目はさすが社会人。3連打を浴びて失点。それでも続く打者から併殺を奪って最少失点に切り抜けました。丸山や孫にとっては大きな経験になったと思います。
03143  その投手陣の良さを引き出していたのが捕手の大村です。丁寧なキャッチングで、投げやすい雰囲気を作っていました。今年はリーグ戦でも活躍を期待したいです!(編集部・栗山)

※今日のHonda鈴鹿は常葉大菊川出身の漢人友也が先発。栗原健も出場しました。センバツに出場する母校へのメッセージを伺ってきたので、後日、ブログで紹介したいと思います!  

<写真/上から伊藤貴人、孫俊郎、大村和巳(岐阜聖徳学園大)>

| | コメント (0)

2023年3月 8日 (水)

【オープン戦】NTT東日本vsヤマハ

★3月7日 オープン戦 NTT東日本グランド

  チーム 7 8 9
ヤマハ 0 0 2 0 0 0 0 3
NTT東日本 0 0 0 3 0 0 1 0 0 4

(ヤ)近藤、沢山、波多野-大本
(N)吉松、岸川、熊谷、多田、堀-大柿、佐久本

 現在、ヤマハは関東遠征の真っ最中。昨日は昨年の都市対抗で敗れたNTT東日本とオープン戦を行うとのことで、千葉県船橋市まで見に行ってきました。

03081_20230308090901  ヤマハは3回に1点を先制すると、4回に1番・矢幡勇人のセンター前タイムリー安打などで2点を追加します。近年は故障に苦しんできましたが、今季は絶好調というベテラン。バットが振れているのはもちろん、タイミングが上手く取ることができている印象。第1打席、第2打席、第5打席はセンターフライも、本塁打と紙一重の打球で、少しでも甘く入れば長打になる雰囲気がありました。

03082  先発の近藤卓也のあとを受け、6回から登板したのが2年目の沢山優介。立ち上がりに本塁打を浴びましたが、2回を投げて3奪三振。馬力を感じるフォームからパワフルな球を投げ込んでいました。特に左打者の外角に入る角度のあるストレートが良かったです。

 昨日の試合で目についたのが、ヤマハの走塁に対する意識の高さ。4つの盗塁を試み、うち2つはアウトになりましたが、「今年は打つだけでなく足も使っていくんだ」という積極的な姿勢を見ることができました。4月のJABA静岡大会、5月から始まる都市対抗予選に向けて、どうチームが仕上がってくるのか注目です!(編集部・栗山)

<写真上/打撃好調のベテラン・矢幡勇人(ヤマハ)>
<写真下/2年目のブレークに期待がかかる沢山優介>

| | コメント (0)

2023年2月 2日 (木)

ヤマハの新人会見が行われました!

 本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手の発表会見が本日行われました。
 まず投手は東北福祉大から2選手が加入。有本雄大は大学3年春の大学選手権で152キロを計測。変化球を交えながら、三振の山を築きます。佐藤大善は長身のサイド左腕。大学での登板数は少ないですが、独特の角度が魅力で先発はもちろん、中継ぎやワンポイントでも期待されます。宮崎竜成は強打の内野手。母の千佳さんはアトランタ五輪のソフトボール日本代表で、自身は高校時代に甲子園を2度経験。立命館大ではリーグ屈指のスラッガーとしてドラフト候補にも挙がっていました。舟久保秀稔は50m走5秒9で走るなど身体能力が抜群。スピードを生かした思い切ったプレーが持ち味です。
 4選手ともに特徴があって楽しみ。早く実戦でのプレーが見たいです!

02021_20230202192001

<写真/左から有本雄大、佐藤大善、宮崎竜成 、舟久保秀稔>

---------------------------------------------------

◆有本雄大(投手/176cm80kg/右投右打/おかやま山陽~東北福祉大)

本人のコメント
「思い切り腕を振って、1年目からチームの力になりたいです。持ち味は強い真っすぐです」

◆佐藤大善(投手/188cm83kg/左投左打/駒大苫小牧~東北福祉大)

本人のコメント
「1年目から即戦力として投げていきたいです。ヤマハを代表するスターを目指していきます」

◆宮崎竜成(内野手/173cm85kg/右投左打/創志学園~立命館大)

本人のコメント
「都市対抗優勝に貢献していきたいです。走攻守の全てを見てもらいたいです」

◆舟久保秀稔(内野手/173cm86kg/右投左打/甲府工~東京国際大)

本人のコメント
「チームの日本一に貢献していきたいです。1番センターを狙っていきます」

| | コメント (0)

より以前の記事一覧