社会人野球

2023年3月16日 (木)

【センバツ直前特別企画】Honda鈴鹿の常葉大菊川コンビが母校にエール!

 いよいよセンバツの開幕まで2日。県内からは10年ぶりに常葉大菊川が出場します。今回は直前企画ということで同校出身の栗原健と漢人友也(ともにHonda鈴鹿)に話を伺ってきました。

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★栗原が漢人に意識改革!?

03192_20230316102801社会人3年目を迎える栗原健

――まず、今の2人の状態から聞かせて下さい。
漢人 栗原さんはめちゃくちゃいいですよ。今回の沖縄キャンプではチームのMVPでした。
――それはすごい!
栗原 オープン戦を7試合やって、15打数8安打でした。
――栗原選手は社会人3年目となりますが、打撃面での変化はありますか?
栗原 体作りはもちろん、今年は技術的なところも0から見直しました。
――今日のオープン戦では逆方向への鋭いあたりが目立っていました。
栗原 そうですね。狙っているわけではないのですが、あっちにいっているのはいい状態の証拠だと思います。あとは、必ず状態が落ちるときが来ると思うので、それを引きずらないようにするのが今年のテーマです。

03193ルーキーの漢人友也

――ルーキーの漢人投手も順調に来ている感じですね。
漢人 そうですね。ここまでのオープン戦で4試合で投げてきました。
――今、意識的に取り組んでいることはありますか?
漢人 コントロールを間違えないことですかね。
――今日のオープン戦では腕が振れて、ストレートが走っている印象でした。球速的な目標は持っていますか?
漢人 大学で150キロだったので、153キロくらいは。
栗原 155キロって言っておけよ(笑)。コイツ、本当に欲がないんです。最初、社会人に来たときも、「社会人で1年でも長く続けていきたい」って言っているから、「やるからには2年、3年はプロを目指せ」って言ったんです。せっかく、いいものを持っているんですから。もちろん、チームに貢献することも大切ですけど、意識を高く持たないと絶対に野球って上手くならないので。今はコイツの意識改革からやっています(笑)。
――いい先輩ですね。
漢人 はい。本当に頼りになる先輩で。2年後のプロを目指して欲を持ってしっかりやっていきます。

★全国優勝を目指してほしい!

――母校の常葉大菊川が甲子園に帰ってきます。楽しみですね。
栗原 あのピンストライプのユニホームが甲子園で見られると思うと嬉しいですね。菊川らしく、楽しそうにプレーしている姿を全国のファンに見せてほしいです。やっぱり、強いチームに勝ってくれる期待があります。
――漢人選手はいかがでしょうか?
漢人 栗原さんと同じで。
栗原 しっかり話せよ(笑)。でも、お前は甲子園で完封しているんだよな。すごい。
漢人 はい。今回は10対0で勝ってほしいです。
――振り返って、甲子園のマウンドの印象はどうでしたか?
漢人 傾斜が他の球場とは違う感じでした。ピッチャーにもよると思うんですけど、いかに早く対応できるかが大事だと思います。
栗原 今年はセンバツで菊川に優勝してもらって。俺たちも日本一を目指して頑張ります。

◆栗原健[くりはら・けん]
1998年4月22日生まれ、愛知県あま市出身。小学1年時に野球を始め、中学時代は「愛知尾州ボーイズ」でプレー。常葉菊川(現常葉大菊川)では1年秋からレギュラーとなり、高校通算48本塁打を記録。3年夏に「1番センター」で甲子園出場を果たす。亜細亜大を経て、現在はHonda鈴鹿でプレーする。173cm80kg、左投左打。

◆漢人友也[かんど・ともや]
2000年5月3日生まれ、静岡県掛川市出身。桜木小2年から「桜木野球少年団」で野球を始め、桜が丘中では3年春に全国大会ベスト8。常葉大菊川では1年秋からエースとなり、3年夏の甲子園では完封勝利を挙げるなどベスト16入りに貢献した。中京大では最速150キロを計測し、通算7勝を記録。181cm75kg、右投左打。

※常葉大菊川の選手を紹介している「静岡高校野球2023春号」は現在、県内の各書店&Amazonで発売中です。
https://onl.la/SaJQAg5

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2023年3月14日 (火)

岐阜聖徳学園大で活躍する静岡勢を見てきました!

 今日はHonda鈴鹿と岐阜聖徳学園大のオープン戦へ。
 今年、静岡県から有望選手が進学している岐阜聖徳学園大。すでに何人かはオープン戦に出場しているという情報があったので楽しみでした。

03141  Honda鈴鹿のグランドに着き、スタメンのアナウンスを聞いてビックリしました。
 先発メンバーのうち、投手を含めて静岡出身選手がなんと5人。「5番指名打者」の矢岸淳(新4年/御殿場西出身)、「6番ライト」の勝亦優真(新2年/静岡学園出身)、「8番ショート」の横尾慎一郎(新3年/島田樟誠出身)、「8番キャッチャー」の大村和巳(新4年/清水桜が丘出身)、先発投手は伊藤貴人(新3年/浜松湖北出身)でした。
 今年は投手陣の中心的存在として期待される伊藤。2回に一発を浴びましたが、3回を投げて打たれた安打はその一本のみ。ストレートに力があり、曲がり幅の大きいスライダーとのコンビネーションが良かったです。ネット裏の目の肥えた社会人ファンから「これは十分に社会人でやっていけるピッチャーだぞ」という声も聞こえたほど。安定感が際立っていました。
 続く2番手で登板したのが、新1年生の丸山寛尽 (浜松開誠館出身)。2回3失点も、角度のあるストレートに将来性を感じました。
03142  そして3番手は同じく新1年生の孫俊郎 (島田樟誠出身)。最初の1イニング目は2三振を奪って三者凡退に。高校時代に比べ、フォーム全体に力強さが増した印象。ストレートで空振りを奪う場面もありました。2イニング目はさすが社会人。3連打を浴びて失点。それでも続く打者から併殺を奪って最少失点に切り抜けました。丸山や孫にとっては大きな経験になったと思います。
03143  その投手陣の良さを引き出していたのが捕手の大村です。丁寧なキャッチングで、投げやすい雰囲気を作っていました。今年はリーグ戦でも活躍を期待したいです!(編集部・栗山)

※今日のHonda鈴鹿は常葉大菊川出身の漢人友也が先発。栗原健も出場しました。センバツに出場する母校へのメッセージを伺ってきたので、後日、ブログで紹介したいと思います!  

<写真/上から伊藤貴人、孫俊郎、大村和巳(岐阜聖徳学園大)>

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2023年3月 8日 (水)

【オープン戦】NTT東日本vsヤマハ

★3月7日 オープン戦 NTT東日本グランド

  チーム 7 8 9
ヤマハ 0 0 2 0 0 0 0 3
NTT東日本 0 0 0 3 0 0 1 0 0 4

(ヤ)近藤、沢山、波多野-大本
(N)吉松、岸川、熊谷、多田、堀-大柿、佐久本

 現在、ヤマハは関東遠征の真っ最中。昨日は昨年の都市対抗で敗れたNTT東日本とオープン戦を行うとのことで、千葉県船橋市まで見に行ってきました。

03081_20230308090901  ヤマハは3回に1点を先制すると、4回に1番・矢幡勇人のセンター前タイムリー安打などで2点を追加します。近年は故障に苦しんできましたが、今季は絶好調というベテラン。バットが振れているのはもちろん、タイミングが上手く取ることができている印象。第1打席、第2打席、第5打席はセンターフライも、本塁打と紙一重の打球で、少しでも甘く入れば長打になる雰囲気がありました。

03082  先発の近藤卓也のあとを受け、6回から登板したのが2年目の沢山優介。立ち上がりに本塁打を浴びましたが、2回を投げて3奪三振。馬力を感じるフォームからパワフルな球を投げ込んでいました。特に左打者の外角に入る角度のあるストレートが良かったです。

 昨日の試合で目についたのが、ヤマハの走塁に対する意識の高さ。4つの盗塁を試み、うち2つはアウトになりましたが、「今年は打つだけでなく足も使っていくんだ」という積極的な姿勢を見ることができました。4月のJABA静岡大会、5月から始まる都市対抗予選に向けて、どうチームが仕上がってくるのか注目です!(編集部・栗山)

<写真上/打撃好調のベテラン・矢幡勇人(ヤマハ)>
<写真下/2年目のブレークに期待がかかる沢山優介>

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2023年2月 2日 (木)

ヤマハの新人会見が行われました!

 本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手の発表会見が本日行われました。
 まず投手は東北福祉大から2選手が加入。有本雄大は大学3年春の大学選手権で152キロを計測。変化球を交えながら、三振の山を築きます。佐藤大善は長身のサイド左腕。大学での登板数は少ないですが、独特の角度が魅力で先発はもちろん、中継ぎやワンポイントでも期待されます。宮崎竜成は強打の内野手。母の千佳さんはアトランタ五輪のソフトボール日本代表で、自身は高校時代に甲子園を2度経験。立命館大ではリーグ屈指のスラッガーとしてドラフト候補にも挙がっていました。舟久保秀稔は50m走5秒9で走るなど身体能力が抜群。スピードを生かした思い切ったプレーが持ち味です。
 4選手ともに特徴があって楽しみ。早く実戦でのプレーが見たいです!

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<写真/左から有本雄大、佐藤大善、宮崎竜成 、舟久保秀稔>

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◆有本雄大(投手/176cm80kg/右投右打/おかやま山陽~東北福祉大)

本人のコメント
「思い切り腕を振って、1年目からチームの力になりたいです。持ち味は強い真っすぐです」

◆佐藤大善(投手/188cm83kg/左投左打/駒大苫小牧~東北福祉大)

本人のコメント
「1年目から即戦力として投げていきたいです。ヤマハを代表するスターを目指していきます」

◆宮崎竜成(内野手/173cm85kg/右投左打/創志学園~立命館大)

本人のコメント
「都市対抗優勝に貢献していきたいです。走攻守の全てを見てもらいたいです」

◆舟久保秀稔(内野手/173cm86kg/右投左打/甲府工~東京国際大)

本人のコメント
「チームの日本一に貢献していきたいです。1番センターを狙っていきます」

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2023年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます!

 新年、明けましておめでとうございます。
 2023年も静岡の野球に密着していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 01011_20230101135701 今年最初の注目イベントは1月27日のセンバツ出場校の発表でしょう。
 出場が有力視される常葉大菊川は
プロ注目の鈴木叶が攻守の要。全国トップレベルと定評のある強肩に、4番に座る打撃でもチームを引っ張ります。昨年末に取材したところ、このオフは自分の課題と向き合いつつ、順調に調整が進んでいるとのこと。「チームが勝つことが一番なので、チームを勝たせるプレーをしたいです」。全国の高校野球ファンに鈴木の肩を早く見てもらいたいです。

01012_20230101135701  大学生では静岡大の佐藤啓介に期待したいです。中京大中京(愛知)時代は3年夏にブレークして県大会で2本塁打をマーク。大学入学後は1年秋からリーグ戦に出場し、昨春は主軸として全日本大学選手出場に貢献しました。
 こちらも昨年末にグランドに伺い、バッティング練習を見たのですが、とにかくスイングが強く、ライト奥の林に何度も打球が突き刺さっていました。まさにプロに行く選手の打球です。「全国で勝つためにはどうしたらいいのかを常に考えています。自分の実力も上げてプロを目指したいです」と意識の高さはさすがです。

 また、ヤマハの相羽寛太中田悠斗もドラフト候補に挙がりそうな選手で春先の試合から目が離せませんね。

 そんな今年の静岡の野球情報を網羅した「静岡高校野球2023春号」を来月発売予定です。年末年始も絶賛、編集作業中! 正式な発売日や内容が決まりましたら、またこのブログでお知らせします。(編集部・栗山)

<写真上/冬のトレーニングに励む鈴木叶(常葉大菊川)>
<写真下/迫力のある打撃を見せる佐藤啓介(静岡大)>

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2022年8月 7日 (日)

【県知事杯社会人・大学対抗戦】ヤマハが2大会ぶり優勝!

 第4回県知事杯社会人・大学対抗戦が昨日、ヤマハ豊岡球場で開催されました。社会人、クラブチーム、大学が一堂に会する県内唯一の大会。ヤマハが2大会ぶり3度目の優勝し、社会人の貫禄を示しました。

<1回戦>
浜松ケイ・スポーツBC 6-4 静岡大
ヤマハ 5-0 日大国際関係学部

<決勝>
ヤマハ 10-0 浜松ケイ・スポーツBC(5回コールド)

★最優秀選手賞…網谷圭将(ヤマハ)
★敢闘賞…原木大介(浜松ケイ・スポーツBC)

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08072_20220807061401  決勝戦はヤマハが圧勝しました。2回に打者10人を送る猛攻で5点を先制すると、3回にも5点を追加。投げてはが近藤卓が5回をわずか1安打に抑えました。若手の活躍も目立った今大会。決勝戦では新人・中田悠斗が1番打者として2安打、高校卒2年目の相羽寛太も「3番ショート」で溌剌としたプレーを見せてくれました。
 ヤマハは明日開幕のJABA高山市長旗・飛騨市長杯争奪高山大会に出場。来月の日本選手権の東海予選に向けて、弾みをつけてほしいです。
 また、大学勢では日大国際関係学部の播磨仙一(4年)が力強いストレートを武器に、ヤマハ相手に好投。秋のリーグ戦で注目したい選手の一人です。
(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した網谷圭将(ヤマハ)。1回戦で右中間に本塁打を放った>
<写真下/決勝戦でタイムリーを放った中田悠斗(左)。秋利雄佑(右)とグータッチする>

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2022年7月21日 (木)

【都市対抗】ヤマハ、無念の逆転負け

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★7月21日 都市対抗野球 1回戦 東京ドーム

  チーム 7 8 9
ヤマハ 0 0 0 0 0 0 0
NTT東日本 0 0 0 0 0 0 0 0

(ヤ)佐藤、水野-川邉
(N)沼田、三宮-保坂

▽二塁打=内山(N)
▽本塁打=川邉(ヤ)、保坂(N)

 ヤマハの佐藤廉が1球に泣きました。
 3回に8番・川邉健司のソロ本塁打で1点を先制。先発の佐藤はNTT東日本打線をキレのあるストレートと変化球で翻弄し、完封ペースで試合が進みます。
07213  しかし7回、2者連続三振を奪ったあとにライト前安打を打たれると、8番・保坂淳介に高めのストレートをレフトスタンドに持っていかれました。打線は川邉の一発がでたものの、東海予選での猛打が影を潜め、計4安打。2年連続の初戦敗退となりました。
 ゲームセットの瞬間、涙を流してうなだれ、チームメートに抱えられながらベンチ裏に戻った佐藤。7回10三振と、全国の舞台で力を存分に発揮しただけに、悔しい敗戦となりました。捕手の川邉は「佐藤らしく丁寧ないいピッチングだった」と労い、「また来年、東京に来ます。リベンジします」と宣言。佐藤は「来年はどんな内容であれ、チームを勝たせられるピッチングをします」と最後は前を向き、ドームを去りました。(編集部・栗山)

<写真/2連続初戦敗退となったヤマハ)
<写真下/力を発揮した佐藤廉(ヤマハ)>

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2022年3月17日 (木)

ほほえみ王子・大野健介が対戦して一番すごかった打者は!?

 「静岡高校野球2022春号」が昨日発売となりました。多くの方に手にとっていただけているようで本当に嬉しいです。ありがとうございます!

202203171  今号では昨年限りで現役を引退した大野健介さん(ヤマハ)のインタビューを掲載しました。高校、大学、社会人とトップレベルの打者と対峙してきた大野さん。じつは今回、ペースのスペースの都合で掲載できなかったのですが、これまで対戦した選手で一番凄かった打者も伺ってきました。
 「いや~、決めかねますね」と悩んだ末に、大野さんが挙げたのがヤマハでチームメートだった矢幡勇人。紅白戦で対戦したことがあるそうで、そのすごさをこう話します。「アイツの調子が良いときはどこに投げても抑えられないですね。しかもボール球でも普通に打つので。低めの変化球を拾われてセンターオーバーを打たれたこともありました」。
202203172  今年32歳となるベテランの矢幡。2016年には社会人ベストナインを獲得した強打者です。近年は故障があって満足なシーズンを過ごすことができていませんが、対応力、打球スピード、飛距離。打撃能力はプロレベルといっていいでしょう。今年もここ一番の大事な試合での活躍を期待したいです!(編集部・栗山)

<写真上/昨年限りで現役を引退した大野健介さん>
<写真下/今シーズンも活躍が期待される矢幡勇人>

★「静岡高校野球2022春号」の取り扱い書店についてのご案内
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2022/03/post-b1bcfa.html

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2022年3月 7日 (月)

【東京スポニチ大会開幕】ヤマハは村木が2番手で登板!

 球春到来を告げる社会人野球の東京スポニチ大会が昨日、開幕しました。
 7年ぶりに出場のヤマハは初戦で東芝と対戦。終盤に粘りを見せましたが、2対5で初戦を落としました。
03071  収穫は入社2年目の村木文哉でしょう。6回2死満塁の場面でマウンドへ。キレのあるフォークで相手の1番打者をレフトフライに打ち取ります。その後、7回は2三振を奪って三者凡退に。8回は2点を失ったものの、大学2年秋以来の明治神宮球場のマウンドでアピールを見せました。「去年、投げることができなかった中で、このスポニチ大会を目指してやってきた」と村木。期待されながらも、1年目は戦力になることができなかっただけに、今年にかける意気込みは強いようです。「今年は力感を大切にして、真っすぐで差し込めるピッチャーになっていきたい」と逞しい言葉が聞けて一安心しました。
  また、「5番キャッチャー」で出場した大本拓海は安打こそ出ませんでしたが、昨年までと比べ、明らかにスイングに迫力が増している印象。攻守で自信を持ってプレーしている姿が印象に残りました。

 03072 この日の明治神宮球場の第3試合、日本新薬は岩本喜照(常葉菊川出身)が先発しました。昨年までは主に抑えで登板する機会が多かっただけに、先発と知ったときは驚きました。 
 抜群の安定感を見せ、6回3分の1を1失点。伸びのある140キロ台前半から中盤のストレートに加え、変化球を低めに集める制球が見事で、まさに社会人トップレベルの投球でした。「後ろにいいピッチャーがいるので、初回から飛ばしていった」と岩本。長年、日本新薬の投手陣を支えてきた榎田宏樹が昨年限りで引退。「今年はチームの柱として、引っ張っていける存在になりたい」と力強く話してくれました。(編集部・栗山) 

<写真上/捕手の大本拓海とハイタッチする村木文哉(ともにヤマハ)>
<写真下/先発として試合を作った岩本喜照(日本新薬)>

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2022年2月 2日 (水)

ヤマハの新人会見が行われました!

 本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手の発表会見が昨日行われました。今年は全国で勝てるチームを作っていきたいという方針のもと、投手3名と外野手1名が加入。3月6日開幕の東京スポニチ大会から躍動してほしいです!

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<写真/左から河野颯太、金原祥太、中田悠斗 、沢山優介>

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◆河野颯太(投手/180cm78kg/右投右打/横浜商科大高~横浜商科大/背番号16)

即戦力の期待がかかる最速148キロ右腕。高校時代は2年秋に神奈川大会ベスト4。大学で球速がアップした。

本人のコメント
「気持ちの面で負けないように腕を振って投げていきたいです。勝てるピッチャーを目指します」

室田信正監督のコメント
「空振りがとれる強いストレートが持ち味の投手です」

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◆金原祥太(投手/180cm73kg/右投右打/倉敷商高~東北福祉大/背番号15)

高校時代は遊撃手で活躍。ストレートと変化球を低めに集め、安定感のある投手。4年時にブレークし、秋に初勝利を挙げた。

本人のコメント
「1年目から試合で結果を残し、チームの勝利に貢献したいです」

室田信正監督のコメント
「カットボールが得意で、打者にフルスイングさせない投手です」

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◆沢山優介(投手/185cm82kg/左投左打/掛川西/背番号34)

将来性十分の本格派右腕。しなやかな腕の振りから最速145キロをマーク。昨夏の静岡大会では16回3分の1を投げて失点を許さなかった。

本人のコメント
「この1年間で体を作り、チームに貢献していきたいです。年内に150キロを出し、3年後にドラ1でプロに行くことを目指します」

室田信正監督のコメント
「昨年夏の大会で見たとき、落ち着き
があり、堂々と投げている印象がありました」

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◆中田悠斗(投手/182cm80kg/右投左打/藤枝明誠~中央大/背番号24)

高校時代は主将で甲子園へ。大学では1年春からリーグ戦に出場し、4年春にベストナインを獲得した。走攻守が揃う外野手。

本人のコメント
「新人らしく元気溌剌としたプレーで、チームの日本一に貢献したいです。まずは外野のレギュラー争いに食い込みたいです」

室田信正監督のコメント
「広角に打てるのが長所です。足が
あるし、守備の判断力もいい選手です」

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