社会人野球

2017年7月19日 (水)

都市対抗で新日鐵住金鹿島・大貫晋一が初登板!

 今日も東京ドームで都市対抗野球大会を見てきました。

07202 第3試合では新日鐵住金鹿島・大貫晋一(桐陽出身)が本大会で初登板を果たしました。
 マウンドに上がったのは5回から。新日鐵住金鹿島は4回までに5点を失う嫌な流れでしたが、まず5回はセカンドゴロ、センターフライ、サードライナーと3人できっちり抑えます。さらに、6回は見事なバント処理で併殺を完成。続く7回に2死からヒットを打たれた時点で降板するも、堂々とした投球で2回1/3を無失点に抑えました。スピード的には、この日の最速で141キロですが、腕がしなり、ボールが打者の手元で伸びているようでした。

07201 第2試合では日本新薬・板倉健人(静岡高出身)が「2番ショート」で先発出場。チームが東芝・岡野祐一郎の快速球とフォークに苦しめられる中、6回2死一塁の場面で板倉に打席が回っきます。ここでしぶとくボールに食らいつき、執念でライト線にタイムリー三塁打を放ちます。守っても、バウンドの合わせ方がうまく、抜群の安定感を発揮。そして、ベンチから守備位置、守備位置からベンチ間は、常に全力疾走。ここまで、元気がいいプレーヤーは、社会人球界全体を見渡しても少ないと思います。
 ただ、チームは強豪・東芝に2対4で惜敗。試合後、「チームとしても個人としても、もっとレベルアップして、秋は選手権で勝ちたい」と自らにいい聞かせるように話してくれました。
 社会人3年目となり、今季は副キャプテンを任されているという板倉。秋の日本選手権は日本一を目指して頑張って欲しいです。(編集部・栗山)

<写真上/2回1/3を無失点に抑えた大貫晋一>
<写真下/タイムリーを放ち、三塁ベースに滑り込む板倉健人>

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2017年7月18日 (火)

都市対抗で静岡勢が勝利に貢献!

 今日は東京ドームで開催されている都市対抗野球大会へ。静岡勢が活躍してくれました。

 第2試合、三菱重工名古屋は「2番ショート」で秋利雄佑(常葉菊川出身)、「4番セカンド」で佐藤二朗(ヤマハからの補強)が先発出場しました。
07181 まず初回、無死満塁から佐藤が魅せてくれました。3球目のスライダーをレフト線にもっていく2点先制タイムリー。佐藤らしい鋭く猛烈な打球でした。
 一方の秋利が輝きを放ったのは8回でした。第2打席、第3打席ともに三振で、「このままでは名古屋に帰れない」と、しぶとくセンター前に安打を放ちます。その後、佐藤のレフト前安打などで三塁まで進むと、中田亮二の浅いレフトフライでタッチアップ。迫力満点の走塁とスライディングでダメ押しとなる追加点をもぎとりました。まさにアメリカ仕込みのダイナミックさでした。
 実は常葉菊川時代、ヤマハの練習に参加し、そこで佐藤とは接点があったという秋利。「まさかここで一緒にできるとは思わなかった」と、刺激を受けている様子でした。

07182 第3試合でも、ヤマハからの補強選手が勝利に貢献しました。0対0の8回から新日鐵住金東海REXのマウンドに上がったのは九谷青孝。打者に的を絞らせない持ち味を存分に発揮し、8回と9回を無安打に抑えます。そして、10回に味方打線が2点を奪うと、その裏も3人でピシャリと抑えました。
 また、最速155キロ右腕・鈴木博志は、タイブレークに備えて肩を作っていたそうですが、マウンドに上がることはありませんでした。次のHonda戦での登板に期待です。

 第1試合では、三菱重工広島の杉山一樹(駿河総合出身)がベンチ入り。7回からブルペンで用意するも、残念ながら今回は登板がありませんでした。チームは惜しくも敗退。試合後、「来年はこの舞台で投げられるピッチャーになりたい」とコメントを残しくれました。(編集部・栗山)

<写真上/先制タイムリーを放った佐藤二朗>
<写真下/味方のタイムリーでガッツポーズを見せる九谷青孝>

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2017年5月30日 (火)

都市対抗東京予選を見てきました!

  『静岡高校野球2017夏直前号』の編集作業が佳境を迎えていますが、今日はどうしても都市対抗東京二次予選が見たくて、急遽、午後から新幹線に飛び乗り、神宮球場に向かいました。

05311 お目当てはJR東日本の國松歩(静岡商出身)です。今春まで内野手として活躍していましたが、なんと都市対抗予選前に投手に再転向。しかも、昨日の第一代表決定戦では3番手で登板し、NTT 東日本相手に3者連続三振を奪ったとのこと。果たして國松がどんな投手になっているのか、気になってたまりませんでした。

 今日のJR東日本は序盤から苦しい展開。3回あたりから、國松がブルペンで投げ始めます。全力投球している様子はなかったのですが、柔らかいフォームで、少し力を入れた時には右足が跳ね上がって迫力がありました。  
 結局、9回までブルペンで待機していたものの、登板機会はなく敗戦。まだ、予選は続きますので、引き続き、動向を見守っていきたいです。

053102_2 一方、東京ガスでは「6番ショート」で石川裕也(日大国際関係学部出身)がスタメン出場。第2打席でレフト前ヒット。さらに第3打席で四球を選ぶと、渾身のガッツポーズ。この試合に懸ける思いがヒシヒシと伝わってきました。
 守備もアウトにできませんでしたが、センターに抜けそうな二遊間の打球をさばくなど、社会人の一線級クラスの選手に近づきつつあります。そして、4月のJABA静岡大会の時と同様、誰よりも元気よく声を出し、チームの盛り上げ役にもなっています。  
 9回、JR東日本の最後の打者がアウトになると、嬉しそうな表情を浮かべて投手に駆け寄っていった姿が印象的でした。東京ドームでも石川らしいプレーでアピールして欲しいです。(編集部・栗山)

<写真上/ブルペンで待機する國松歩(JR東日本)>
<写真下/本大会出場を決めて喜ぶ石川裕也(東京ガス)>

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2017年4月 5日 (水)

JABA静岡大会で県勢が活躍!

 現在、浜松球場と清水庵原球場を舞台に、JABA静岡大会が開催されています。 優勝争いも気になるところですが、やはり全国に巣立った選手たちが静岡に戻ってくるので、久しぶりにプレーを見ることができるのが何より嬉しいです。
 昨日は浜松球場で、JR東日本東北・髙﨑健太(常葉菊川出身)、西濃運輸・深澤元気(静岡産業大出身)、東京ガス・石川裕也(日大国際関係学部出身)の3選手を見ることができました。

04051 まず、大学卒2年目の髙崎は「7番レフト」で出場。1打席目にライトへクリーンヒットを放ちました。さらに出塁すると「走るぞ、走るぞ」と見せかけて投手へプレッシャーをかけます。その後、盗塁を試みてアウトになりましたが、髙崎らしい攻撃的なスタイルは高校時代と変わっていませんでした。変化した点といえば、バッターボックスに入り、構える際に一度、膝を曲げて小さく構えるポーズをとること(写真参照)。「ノーステップで打つので、その意識をつけるため」と本人は説明。社会人に入ってから取り入れているという独特のルーティン。都市対抗や日本選手権で活躍すれば、きっと話題になるはずです。
04052 また、深澤は本来の捕手ではなく、打撃を買われて「8番ファースト」でスタメン出場し、第1打席にレフト前安打。期待に応えました。

 そして、何といっても注目はルーキーながら、春の東京スポニチ大会からショートのレギュラーで出場している石川。前日は入社式で出場できず、夜に浜松入り。早速、この日は「2番ショート」で登場しました。
 打撃面では5打数無安打(相手の失点で2度出塁)も、守備での存在感はピカイチでした。大学時代はどちらかというとスマートな選手のイメ04053ージを持っていたのですが、今はいい意味でガツガツした雰囲気に。どの選手よりも大きな声を張り上げて、1年目にして、すでに内野の司令塔になっているような感じでした。
 初回、1死一二塁の場面で、三塁間に抜けそうな打球をダイビングでキャッチして一塁走者をアウトにするなど、体も左右両方にキビキビと動けていました。昨日のプレーを見て、1年目から使ってもらえる理由が分かったような気がしました。
 チームは勝利して、これで2連勝。石川は試合後、「去年、東海選手権では浜松球場で負けているので、勝てて嬉しいです」と喜びながら「自分はまだまだです」と謙虚な姿勢も忘れていませんでした。
 
 相手の王子では横尾蓮太(静清出身)がベンチ入り。この日は登板がありませんでしたが、先日の春季大会では2試合に登板し、144キロをマークしたとのこと。昨夏よりも体がスリムになり、状態が良さそうで安心しました!(編集部・栗山)

<写真上/高校時代はパンチ力のある打撃と俊足で静岡を沸かせた髙﨑健太(JR東日本東北)>
<写真中/持ち味の打撃でアピールする深澤元気(西濃運輸)>
<写真下/「大学のときよりも、あえて声を出すようにしている」という石川裕也(東京ガス)>

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2017年3月20日 (月)

山岸ロジスターズが船出!

 本日、県内6番目の社会人クラブチームとして活動を開始した山岸ロジスターズ(島田市)が初の対外試合を行いました。苫小牧駒澤大相手に2対7で敗戦も、都市対抗出場を目指し、新たな一歩を踏み出しました。

03201_2
★3月20日 オープン戦 浜松球場 晴   

   チーム
山岸ロジスターズ 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2
苫小牧駒澤大 1 0 0 1 0 2 0 3 × 7

(山)則本、佃、山崎、坂下-小田、天野

▽二塁打=吉田、砂田(山)

※成績は山岸のみ

03202 山岸ロジスターズの先発投手は則本佳樹。エース格として期待される右腕です。
 則本は初回に1点を失うも、2~4回はテンポよく投げて無失点。兄・昂大(楽天)ほどのスピードはありませんが、体全身を使ったフォームから伸びのあるストレートを投げていました。
 野手陣では、6番の西勇大が目立っていました。大阪桐蔭出身で、2012年に春夏連覇した際にベンチに入っていた選手です。03203セカンドの守備はバウンドの合わせ方がうまく、打っては4回に一時勝ち越しとなるタイムリーをセンター前に放ちました。勝負強さを持ち、ここ一番で頼りになるタイプでしょう。
 また、4番の吉田翼は2塁打1本を含む3安打をマーク。城西国際大時代は3年春にレギュラーで全国を経験した強打者です。結成したばかりで、まだまだスピードについていけない選手が多い中、吉田の対応力はさすがでした。
 今日は惜しくも2対7で敗れた山岸ロジスターズ。ここからどうチームが成長するのか見守っていきたいと思います。
 
 一方、相手の苫小牧駒澤大のベンチには懐かしい顔が。昨秋より、浜松商OBの山下晃永氏がチームの指揮をとっています。山下氏は1988年夏の甲子園ベスト8のメンバー。その後、駒澤大、たくぎんでも活躍しました。昨年は春4位、秋3位と低迷しただけに、今年は山下氏の手腕でチームを立て直して、ぜひ全国に出てきてもらいたいです。(編集部・栗山)

<写真/上から則本佳樹、西勇大(ともに山岸ロジスターズ)>

■山岸先発メンバー

1番 中堅 板倉
2番 右翼 大城
3番 一塁 石田
4番 DH 吉田
5番 三塁 藤後
6番 二塁 西
7番 左翼 森下
8番 捕手 小田
9番 遊撃 中澤

※山岸ロジスターズオフィシャルサイト(メンバー紹介など)
 →http://yamagishi-logisters.com/member.html

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2017年3月12日 (日)

オープン戦 ヤマハvs青山学院大~常葉菊川コンビが静岡に凱旋!~

★3月11日 オープン戦 ヤマハ豊岡グランド 晴   

 チーム
青山学院大 0 0 0 1 2 0 0 0 0 3
ヤマハ 1 0 1 1 0 0 0 0 0 3

(青)河端、上野-山田
(ヤ)大野、上田、近藤-千葉

▽本塁打=西村(青)
▽二塁打=三浦(ヤ)

03121_2
 昨日は、ヤマハと青山学院大のオープン戦へ。
 青山学院大は常葉菊川出身の遠藤康平(新4年)が「3番ショート」、前川直哉が「9番ライト」で先発出場しました!
03122 遠藤は初回にヤマハ・大野雄介にバットを折られてショートフライに。その後の3打席も、レフトフライ、セカンドフライ、ライトフライと、残念ながら快音が聞かれず。試合後、本人は「少し力んで詰まってしまった」と悔しそうな表情を浮かべていました。それでも、守備では「さすが遠藤」というプレーも。合わせづらいバウンドの打球を軽くさばいて、6-4-3の併殺を完成。捕球から送球までの一連の動きが流れるようにスピーディーでした。
 1年春のリーグ戦で打率3割をマークして新人王を獲得するも、その後、打撃の状態を落とし、チームも2部に低迷。ようやく、3年秋のリーグ戦最終戦で1試合2本塁打を放ち、復調の兆しを見せました。
 「春の結果次第ですが、プロに行きたい」という遠藤。「守備はあ03123る程度、評価してもらっていると思うので、あとは打つ方です。3番を任されているので、打点にこだわっていきたいです」。まずは結果を出し続けることで、プロも見えてくると思います。
 また、前川も2打数無安打に終わりましたが、3回の出塁時に盗塁を決め、送球が逸れる間に一気に三塁へ。足の速さに加えて、常葉菊川仕込みの積極的な走塁でチャンスを作りました。大学入学後の2年間で体重が10キロほどアップ。打撃に力強さが加わり、「2月の沖縄キャンプではアピールできた」と自信を深めた様子でした。今春はレギュラーに定着して、1部昇格に貢献して欲しいです。

03124 一方のヤマハでは、大卒2年目の三浦拓馬が5打数4安打(二塁打1本)の大当たり。1年目に比べて、スイングが格段に速くなり、右方向への強い打球が増えています。投手陣では新人の近藤卓也(青山学院大出身)が後輩相手に2イニングを6人でピシャリと抑えました。独特のリズム感のあるフォームでストレートが伸びてきて、球速表示以上に速く見えるタイプ。制球面で崩れる不安もなく「この投手はすぐに使える」という印象を持ちました。先発・中継ぎと、1年目からフル回転で活躍して欲しいです!(編集部・栗山)

<写真/上から遠藤康平、前川直哉(ともに青山学院大)、近藤卓也(ヤマハ)>

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2017年3月 7日 (火)

オープン戦 日大国際関係学部vsきらやか銀行

★3月7日 オープン戦 清水庵原球場 晴   

  チーム
日大国際 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
きらやか銀行 3 0 0 0 0 1 2 0 × 6

<日大国際関係学部バッテリー>
続木、今村、平野、杉江、小澤、佐野-道場嵩、山田

03071_2 今日は日大国際関係学部ときらやか銀行のオープン戦が行われました。
 きらやか銀行は昨年、都市対抗初出場を果たし、初戦も突破。今週土曜日に開幕する東京スポニチ大会に出場する注目のチームです。一方の日大国際関係学部は静岡リーグ3連覇中。どこまで食い下がることができるのか楽しみでした。

 日大国際関係学部は初回に3点を失うも、2回からマウンドに上がった今村拓(170cm67Kg、右投右打)が好投を見せました。5回までの3イニングをパーフェクトに抑えただけでなく、4者連続三振を含む、計6奪三振。ストレートが手元でホップするように伸びて、変化球もキレキレ。時折、強風が吹き、決していいコンディションではありませんでしたが、そんな外的要素は全く関係ないかのように集中できていました。

03072 野手では、知徳出身の新2年生・吉川綾也(183cm77Kg、右投左打)が「3番DH」で先発出場。第1打席は高いバウンドのショートゴロが相手のエラーを誘い出塁するも、第2打席はセンターフライに終わりました。「積極的な打撃でレギュラーを獲りたい」という吉川。打席で強打者の雰囲気を醸し出し、いい形でミートできているのは確か。将来は静岡リーグを背負って立つ選手に成長して欲しいです。

 そして9回、日大国際関係学部は長身の投手が登板しました。誰なのか分からずに見ていたのですが、あとからマネージャーさんから名前を聞くと、三島南出身・佐野勇司(192cm80Kg、右投右打)でした。期待の大型右腕として高校時代に、このブログや雑誌『静岡高校野球』でも取り上げた選手でしたが、大学に入ってからは耳にする機会がなく、「どうしているんだろう」と凄く気になっていました。今日は2四球を許すも無失点。結果云々よりも、元気に投げる姿を見ることができて嬉しかったです!(編集部・栗山)

<写真/順調に仕上がっている今村拓(上)と、レギュラー獲得を目指す吉川綾也(下)。ともに日大国際関係学部>

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2017年2月27日 (月)

オープン戦 ヤマハvsJR東日本~ヤマハが連勝を飾る!~

★2月27日 オープン戦 草薙球場 晴   

 チーム
ヤマハ 0 0 1 1 1 0 0 0 0 3
JR東日本 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
 
 今日はヤマハとJR東日本のオープン戦の第2戦が行われました。
02281 JR東日本の先発・田嶋大樹に対し、ヤマハは5回までに3点を奪います。前日、4打数4安打の矢幡勇人はこの日も絶好調。3回に内角の厳しいストレートをレフト前へ、5回にはライト前にもっていきます。足と肩は十分にプロでも通用するのではないかと思うほどの2日間の活躍ぶりでした。
  田嶋と同様、ドラフト候補に名前の挙がる前野幹博はセンターフライ、三振のあと、第三打席にライト方向に鋭い打球を放ちました。また、1番で出場した2年目の三浦拓馬は初回にセンター前安打。レギュラー獲りに向けてアピールしました。  
 一方、JR東日本は静岡商出身の國松歩が、この日も「8番ショート」で先発出場。惜しくも2打席ともにセカンドゴロで快音が聞かれませんでした。それでも、第1打席にファウルになりましたが、ライナー性の鋭い打球がレフト方向に。少しの修正で、スタンドまでもっていけそうな雰囲気はありました。守備では7回に長谷川雄一のレフトとショートの間に落ちそうなギリギリの打球を体を伸ばしてキャッチ。昨日のHさんのレポートにもありましたが、内野手として洗練されてきた印象です。  
 試合後、本人に話を聞くと、打撃面を課題に挙げていました。  「バッティングに関しては納得していません。昨日のホームランや今日のファウルのような質のいい打球をもっと増やしていきたいです」  
 キャンプから志願して特打をこなし、今は試行錯誤しながらフォームを固めているという國松。本人的には手応えを感じつつあるようなので、3月の東京スポニチ大会では大暴れしてほしいです。  
 ヤマハの投手陣では先発の九谷青孝が緩いボールを巧みに使う持ち味を発揮し、5回を無失点に抑える快投。今年も、「ここ」という大事な場面で期待ができそうです。(編集部・栗山)
<写真/2日間で6安打を放った矢幡勇人(ヤマハ)>

■ヤマハ

■JR東日本

1番 遊撃 三浦
2番 左翼 鈴木光
3番 中堅 矢幡
4番 三塁 前野
5番 一塁 萩原圭
6番 DH 長谷川
7番 捕手 井上
8番 右翼 池田
9番 二塁 青柳
1番 二塁 長谷川
2番 中堅 山口雄
3番 DH 吉永
4番 左翼 松本
5番 一塁 丸子
6番 右翼 拝崎
7番 捕手 渡辺
8番 遊撃 國松
9番 三塁 小室
投手:九谷-栗林-ナテル 投手:田嶋-大澤
 

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2017年2月26日 (日)

オープン戦 ヤマハvsJR東日本~鈴木・國松の表紙コンビが活躍!~

★2月26日 オープン戦 草薙球場 晴   

 チーム
JR東日本 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
ヤマハ 1 0 1 0 1 0 0 1 × 4

 今日は午前に富士球場でボーイズを観戦した後、午後は草薙球場でヤマハvsJR東日本のオープン戦を観戦してきました。ヤマハにとってこの試合が今季最初の対外試合。今秋のドラフト候補である右腕・鈴木博志に注目が集まりますが、JR東日本には鈴木と共に「静岡高校野球2017早春号」の表紙を飾ってもらった國松歩がいます。各選手のコメント等は明日27日のスポーツ紙各紙に掲載されると思いますので、このブログではひたすら見てきた感想をレポートしたいと思います。

 試合はヤマハが伊藤直輝、JR東日本が平木隆世の先発で始まりました。國松は「8番サード」でスタメン出場。試合前のノックを見ていても、本当に内野手です。静岡の野球ファンにとって、國松がサードであったり、ショートを守っているのは違和感があるかもしれません。ただ、内野手・國松を初めて見た人は、一切違和感がないどころか、一つ一つのプレーを堅実にこなし、安定した送球を投げる國松をいい内野手だと思うレベルまで来ていると思います。試合終盤にはショートを守りましたが、飛んできたボールを淡々と、確実にさばき、一塁へストライク送球。派手さはありませんが、見るたびに上達していることを感じます。
02261 試合途中まで、守備面での成長が目につきましたが、國松のスター性を感じたのが3-0とヤマハリードで迎えた7回でした。くしくも6回からヤマハのマウンドには大野健介が上がっており、「静商対決」が実現。2死一塁の場面で、1-2と追い込まれますが、5球目をフルスイングし、打球はレフトスタンドへ。それまでの打席ではゲッツー、空振り三振といいところがなかった國松ですが、先輩を相手に2ランを放ち、故郷に錦を飾りました。

02262 そして、8回からヤマハのマウンドには鈴木博が登場。カメラマン席も、スタンドも急にざわめいた雰囲気になります。磐田東高時代から気負いまくった鈴木博を見てきたので、ドラフト解禁年・初対外試合というキーワードが重なれば、見るからに気負った状態で出てくるのではと心配していましたが、今回ほど力んでいない鈴木を見たのは初めてかもしれません。大きくなった体に動きが追いついたようで、体にキレもあり、持て余している様子もゼロ。伸びやかなフォームで、軽く投げているように見えて、ぐんとストレートが伸びてきます。今回、球場のスピードガン表示は出ていませんでしたが、試合後に新聞報道などを見ると152キロを記録したそう。
 8回から2イニングを投げて1安打無失点という結果でしたが、結果以上に、今年の鈴木がどうなるのか楽しみになりました。キャンプ開始当初は出遅れているという情報もあったので、むしろ、仕上がりが早すぎるのではと逆に心配になるほど。一冬越えて、急に大人びたようで、今年はまめにチェックを続けたいと思います。

 試合は4-2でヤマハが勝利しましたが、今日はとにかく矢幡勇人デーで、なんと4打数4安打。送球が逸れる間に三塁を陥れたり、打撃でも足でも魅せてくれました。シャープで力強いスイングには惚れ惚れします。昨年社会人ベストナインに輝きましたが、2年連続受賞を狙えるぐらい脂がのっています!(編集部H)

<写真上/7回に本塁打を放った國松歩(JR東日本)>
<写真下/順調な仕上がりをアピールした鈴木博志(ヤマハ)>

■JR東日本

■ヤマハ

1番 二塁 長谷川
2番 中堅 佐藤拓
3番 DH 吉永
4番 左翼 松本
5番 一塁 丸子
6番 右翼 影山
7番 捕手 渡辺
8番 三塁 國松
9番 遊撃 東條
1番 中堅 矢幡
2番 左翼 鈴木光
3番 二塁 河野
4番 三塁 前野
5番 DH 佐藤
6番 一塁 藤岡
7番 右翼 萩原英
8番 捕手
9番 遊撃 青柳
投手:平木-山口裕 投手:伊藤-大野-鈴木博

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2017年2月16日 (木)

静岡高出身・小川拓真(明治安田生命)、勝負の2年目へ!

 現在、伊豆市・志田スタジアムにて明治安田生命のキャンプが行なわれています。昨日はキャンプにお邪魔し、静岡高出身の小川拓真に話を伺ってきました。小川はパワフルな打撃を武器に、社会人1年目からレギュラーを獲得。現在、プロ数球団のスカウトが注目していると聞きます。この日のフリー打撃では、ライト方向へ柵越えを連発。一塁の守備も高校時代と変わらず、グラブにボールが吸い込まれるような柔らかいキャッチングが印象的でした。さらに、今年は2年目にして副キャプテンを任され、チームの中心的な選手になりつつあるようです。
 そんな小川に、社会人1年目を振り返ってもらい、さらにセンバツに出場する母校・静岡高に向けてエールをもらってきました!   

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02161――社会人1年目となった昨年は、小川選手にとってどんなシーズンでしたか?      
小川 チームとして結果が出なかったので悔しいシーズンでした。ただ、個人的には入社してから一度もレギュラーを譲ることなく出続けることができたので、そういう意味では充実した1年間でした。

――大学時代は足首の捻挫、太腿のケガなど、度重なる故障に泣かされました。昨年1年間は、万全な体調で臨めたのでしょうか?
小川 じつは入社してすぐ、自打球で骨折してしまって…。それでも、春のスポニチ大会は6番で使ってもらい、夏以降は3番を務めることができました。

――都市対抗予選はJR東日本戦、NTT東日本戦で、ともにサヨナラ負け。惜しくも全国切符を逃した。
小川 負けたあと、会社に行くと「負けちゃったの?」っていう形で言われてしまい、みなさんが残念がっていました。社会人野球は都市対抗に出ないと話にならないと、実感しました。

――実際に社会人野球でプレーして、大学野球とのレベルの違いは感じましたか?
小川 ピッチャーで言えば、大学生はスピードボールを投げるんですけど、社会人の方がコントロールがあって、いろいろなところを攻めてくるので、その分、野手も技術を上げないと打てないなっていうのは感じました。

――今年の目標は当然、都市対抗に出ることですね。
小川 はい。都市対抗出場はもちろん、個人としても今年は勝負の年だと思っています。プロに行くことは小さい頃からの夢なので、自分自身でもぎ取る気持ちで1年間戦いたいです。

02162――そこに向けての課題を教えて下さい。
小川 自分の場合は長打力が期待されています。ホームランであったり、二塁打、三塁打であったり、大事なところで長打を打てないと中軸に座っている意味がないと思います。ホームランの量で言えば、昨年は通算で3、4本だったので、今年は二けたを目指していきたいです。

――静岡高の1学年後輩の中澤彰太選手、平川真大選手(ともにJFE東日本)も社会人に入ってきました。
小川 やっぱり負けられないですね。

――最後に、センバツ大会に出場する母校の後輩に向けてエールをお願いします。
小川 僕たちは甲子園の1回戦で負けて悔しい思いしかありませんでした。全国制覇を狙ってほしいのですが、まずは日頃、きつい練習をしていると思うので、甲子園では思う存分、野球を楽しむことを考えて下さい。楽しんでやれば、自ずと結果は出てくると思います。頑張って下さい。

◆小川拓真(おがわ・たくま)
1993年4月27日、静岡県出身。熱海中では県大会出場。静岡高では1年秋から4番を務め、3年夏に甲子園出場を果たす。中央大入学後、1年春からリーグ戦に出場。4年春に打率・364をマークし、ベストナインを獲得した。明治安田生命に入社し、1年目からレギュラーとして活躍する。173cm86Kg、左投左打。

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