独立リーグ

2020年4月26日 (日)

球音を待つ静岡人③~工藤祐二朗 (神奈川フューチャードリームス)

 編集部が静岡の野球人を応援する企画。第3回は独立リーグでプレーする工藤祐二朗 (神奈川フューチャードリームス)です。

--------------------------------------------------- 

★昨年はチーム1位の打率と安打数
 4月23日の日刊スポーツに衝撃的に見出しが躍った。
「BCリーグ消滅危機」
 当初は4月11日開幕予定だったルートインBCリーグ。しかし、新型コロナウイルスの影響で、2度の延期。今後については開幕を模索している状況だ。韮山出身で、「福井ミラクルエレファンツ」から「神奈川フューチャードリームス」に移籍した工藤祐二朗が苦しい胸の内を吐露する。
「今は施設が全く使えないので、家の中でできるトレーニングをこなしているだけ。一度、静岡の実家に帰ることも考えましたが、踏みとどまって。苦しいことは苦しいですね…」04261
 専修大を卒業後、ルートインBCリーグの「福井ミラクルエレファンツ」に入団した工藤。昨年のルーキーイヤーは69試合に出場し、チームトップの打率.332、90安打をマークした。打順は主に2番で、ときには1番、3番もこなした。打撃に定評のある専修大で鍛えた技術を発揮し、「打つことに関しては、力負けすることはなかった」と振り返る。
「大学の3年、4年の頃はなかなか試合に出られなくて。でも、昨年はほぼ全試合フルで使っていただき、試合に出ることが楽しくて、そこで成長できた部分がありました」
 同じチームとなった大松尚逸(元ロッテ)との出会いも大きかった。
「大松さんはいろんなことを教えてくださって。技術面でも精神面でも本当にためになることばかりでした」
 一方で、NPB入りへの登竜門とされるルートインBCリーグの選抜チームにはあと一歩で選ばれなかった。
「福井の田中(雅彦)監督からも言われましたが、例えばライトへの打球が自分の場合はフェンスのギリギリでアウトになる。フェンスを越えるか、越えないか。わずかですが、NPBに行くにはその差を埋めないとダメだと思っています」

04262 ★今年は「欲」を出していく
 工藤は独立リーグで1年間過ごし、NPBへの思いがこれまで以上に強くなっている。
 オフにはさらなるレベルアップを目指して新球団の「神奈川フューチャードリームス」へ移籍。「わずかな差」を埋めるために、体を一回り大きくした。体重は75キロから82キロに増やし、シーズン開幕に備えていた。
「100安打を打って、打率は3割5分を目標にしていたのですが…」
 前述のように、今は限られた環境でトレーニングするのみ。開幕が見えない中で不安が募るばかりだ。それでも工藤は前を向いて進む。
「チューブを使って体を鍛えたり、今できる最大限のことをやっています。開幕が遅れるので、100安打は厳しいですが、1試合最低2安打を目標にしていきたいです。とにかく今年は欲を出していきます」
 苦境に立たされても、夢を絶対に諦めない――。

<写真/福井ミラクルエレファンツ時代の工藤>
 ---------------------------------------------------

■工藤祐二朗[くどう・ゆうじろう]
1996年7月5日生まれ、静岡県駿東郡出身。小学2年からソフトボールを始める。中学は「スルガボーイズ」に所属。韮山入学後、1年夏から出場し、3年夏はエース投手で活躍。専修大では1年春からベンチ入りした。卒業後、独立リーグのルートインBCリーグでプレーする。174cm82kg、右投左打。

| | コメント (0)

2019年3月20日 (水)

オープン戦 石川ミリオンスターズvs福井ミラクルエレファンツ

 昨日は石川県03201金沢市へ。BCリーグの石川ミリオンスターズと福井ミラクルエレファンツのオープン戦を見ていました。この両チームには静岡県関連選手が5名在籍。全員が出場してくれました。
 
 まず、福井ミラクルエレファンツはルーキーの工藤祐二朗(韮山出身)が「2番セカンド」でスタメン出場。フル出場し、内野安打2本、盗塁1の活躍でした。守備はセカンドだけでなく、7回からファーストへ。慣れないポジションでもソツなくこなしていました。大学時代は出場機会が少なかったのですが、ゲームの中で味を出す選手。試合に出られることに喜びを感じている様子で、溌剌とプレーしていました。
03202 また、2年目の寺田祐貴(磐田東出身)が途中出場。1打席目にレフト前安打を放つと、2打席目は大きなレフトフライ。そして、3打席目にはライト前に持っていきました。1年目は苦労したと聞きますが、打席でいい雰囲気が出てきました。今年は期待できます。
 
 一方の石川ミリオンスターズは、「8番ファースト」の荒川顕人(日大三島出身)が3安打をマーク。大学時代よりも体が一回り大きくなり、スイングが力強くなっていました。さらに、伊藤塁(飛龍出身)が3番手投手で登板。右サイドから139キロのストレートを投げ込んでいました。昨日は安打こそ出ませんでしたが、「3番ライト」で出場した荒谷勇己(静清出身)も楽しみです!(編集部・栗山)
<写真/上から工藤祐二朗、寺田祐貴(ともに福井ミラクルエレファンツ)>

| | コメント (0)

2018年1月31日 (水)

「静岡高校野球2018早春号」訂正のお知らせ~明星大・荒川(日大三島出身)が石川の練習生へ

 昨日、「静岡高校野球2018早春号」が発売となりました。すでに多くの方に手に取っていただけているようで、嬉しい限りです。ありがとうございます。
 その中で記述に誤りがございましたので、ここで訂正させていただきます。
 11ページの「静岡球児のネクストステージ」の中で明星大・荒川顕人(日大三島出身)の進路が「山岸ロジスターズ」となっていますが、正しくは「石川ミリオンスターズ」でした。
 関係者の皆様、読者の皆様にはご迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げます。

01311 荒川はBCリーグの「石川ミリオンスターズ」に練習生として入団が決定。このオフには大学の先輩・南要輔(楽天)、松原聖弥(巨人)と一緒にトレーニングを積み、レベルアップをはかったそうです。「一日でも早く支配化登録され、将来は企業チームでプレーしたい」とのこと。同じ「石川ミリオンスターズ」には常葉菊川出身の桒原凌が在籍。さらに、飛龍出身の伊藤塁も加入します。静岡県勢でチームをグイグイと引っ張って欲しいです。(編集部・栗山)

★過去の明星大・荒川の記事です→http://bit.ly/2yWeMi4

<写真/柔らかいグラブさばきが印象的な荒川顕人(明星大)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)